ここでは実際に映画「マン・オブ・スティール」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
マン・オブ・スティールの評価・・・3つ星
原 題: MAN OF STEEL
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: ヘンリー・カヴィル エイミー・アダムス マイケル・シャノン ケビン・コスナー
: ダイアン・レイン ローレンス・フィッシュバーン アンチュ・トラウェ
: アイェレット・ゾラー クリストファー・メローニ ラッセル・クロウ
監 督: ザック・スナイダー
製 作: クリストファー・ノーラン エマ・トーマス チャールズ・ローヴェン デボラ・スナイダー
脚 本: デヴィッド・S・ゴイヤー
クリストファー・ノーラン脚本・製作、すべてのヒーローの原点であるスーパーマンの誕生を描いたアクション・エンターテイメント。自分に特別な力が宿っていることを知った少年を巡る熱いドラマ、超高速のアクション・シーンは見もの。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
最近続編が出ましたし、フラッシュなどとのつながりもできつつあるので念のため見ておきました。
率直な感想は可もなく不可もなくと言った感じです。
戦闘シーンにはいろいろツッコミどころがあるし、そもそもスーパーマンにあまり興味がなかったのであまり面白いとは感じませんでした。
続編ではバットマンと対決するようですが、正直バットマンにもあまり興味はないのでそこまで期待してはいませんが、まあそのうち見ておこうかなと言ったところです。
出演者にはコードネーム U.N.C.L.E.などに出演しているヘンリー・カヴィル、アメリカン・ハッスルなどに出演しているエイミー・アダムス、ワールド・トレード・センターなどに出演しているマイケル・シャノン、ラスト・ミッションなどに出演しているケビン・コスナー、パーフェクトストームなどに出演しているダイアン・レイン、マトリックスなどに出演しているローレンス・フィッシュバーン、パンドラムなどに出演しているアンチュ・トラウェ、天使と悪魔などに出演しているアイェレット・ゾラー、海外ドラマLAW & ORDER:性犯罪特捜班などに出演しているクリストファー・メローニ、ロビン・フッドなどに出演しているラッセル・クロウらが起用されていました。
こうしてみると主演級が何人も出していてかなり豪華なキャスティングとなっていますね。
マン・オブ・スティール予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
地球から遠く離れた惑星クリプトンでは資源が枯渇しゾッド将軍(マイケル・シャノン)がクーデターを起こしていた。
科学者であるジョー=エル(ラッセル・クロウ)とその妻ララ・ロー=ヴァン(アイェレット・ゾラー)の間にはクリプトンでは数百年ぶりに自然出産によって子供が生まれていた。
クリプトンでは子供が生まれる前に役職ごとに適したDNA配列にすることで無駄なく育てることができる人工生育の技術が発達していたのだが、子供に自由な選択権がないことに疑問を持ったジョーたちは自然出産の道を選んだのである。
資源枯渇により滅びゆくクリプトンを見限ったジョーは子供のDNA配列の元となっているコデックスを盗み出すとそれを子供のカル=エル(ヘンリー・カヴィル)に与え地球へ送り出した。
その後ジョーはゾット将軍に裏切り者として殺されてしまい、ゾット将軍は殺人と反乱の疑いでファントム・ゾーンに追放された。
クーデターは鎮圧されたが、もはやクリプトンの崩壊は免れないところまできており、クリプトン人もろとも惑星は吹き飛んでしまう。
33年後、カル=エルはカンザスのジョナサン・ケント(ケビン・コスナー)とマーサ・ケント(ダイアン・レイン)に拾われクラーク・ケントとして生活していた。
クラークは幼少期から他の人間と違うことに悩んでいたが、ジョナサンたちはクラークは近い将来世界を変える人間になるといい正しい方向に行くようにクラークを導いていた。
だがクラークはその力を隠し通すことができないこともあり、小学生のころスクールバスが川に転落してしまい力を使ってバスを助けたことで周りに力を知られたこともあった。
大人になったクラークは力がばれそうになるたびに仕事を変えて各地を転々としていた。
あると漁船に乗っていたクラークは石油採掘所からのSOSを聞き一人で現場へ向かい救助隊に目撃されてしまう。
そんなクラークだったがある時バーで仕事をしている時に軍人が地球外の物を発見したと話しているのを耳にする。
それを聞いたクラークはすぐに南極へと足を運んだ。
南極にはデイリー・プラネット新聞の記者であるロイス・レイン(エイミー・アダムス)もやってきていた。
レインは未確認物体をひた隠しにしようとする政府に反発してなんとか情報を入手しようとしていたのである。
夜中、レインは一人で現場へ行こうとしているクラークを発見する。
クラークはそこで発見された船のような物の中に入り、ジョーから渡されていたコマンドキーをかざすと船が起動した。
そして父親のホログラムが出現し自分が何者でなぜ地球へ送られたのかを教えられる。
クラークの後を追ってレインも船に乗り込んでいたのだが、防衛システムに捕まり殺されそうになる。
異変に気がついたクラークが彼女を助けたのだがその代償として存在を知られることになる。
船を起動したクラークはレインを下して船を北極へ向けて出発させた。
そこで再度コマンドキーを差し込み父親のホログラムから故郷の話などを聞き、自分が地球で何をなすべきなのかを聞かされる。
スーツを渡されたクラークは自分の力の限界がどこにあるのかを確かめるように飛び回るのだった。
その後レインは新聞社に戻り今回のことを記事にしたが編集長のペリー・ホワイト(ローレンス・フィッシュバーン)にボツにされてしまう。
頭にきたレインはそのボツを食らった記事を知り合いに頼んでネットにあげてしまう。
その記事の内容は宇宙人が地球に来ているという内容の物だった。
レインはクラークに再び会うために彼の足取りを追い始めた。
そしてとうとうジョナサンの墓にまでやってきてしまう。
ジョナサンはクラークとマーサを車に乗せていた時に超巨大なサイクロンに遭遇してしまい、命を落としていた。
当然クラークはジョナサンを助けようとしたが、ジョナサンはまだその時ではないといいクラークを止めたのである。
クラークの話を聞いたレインは彼の気持ちをくみ取って存在を公表することをやめた。
家に戻ったクラークは母親に自分が何者なのか分かったと報告したが、数時間後突然テレビ画面が変わり宇宙人が襲来したことが知らされる。
宇宙船は肉眼で見えるところまできており、乗っていたのはゾット将軍率いる軍隊だった。
ファントム・ゾーンに追放されていたゾット将軍だったがクリプトンが滅んだことにより拘束が解けたのである。
ゾット将軍の要求は地球にいる同胞を24時間以内に引き渡せというもので、拒否する場合は地球を破壊すると脅してきたのである。
もちろんその同胞というのはクラークのことだった。
クラークは自分が出ていくべきなのかどうか悩み教会まで足を運んでいた。
そこで神父にゾットは信じられないが人間も信じられないと話すと、自分が信じることから始めるのだといわれる。
またこの騒動でレインがネットにあげた記事の信ぴょう性が増し、彼女は政府から身柄を拘束されることになってしまう。
決意を固めたクラークは自ら軍の前に姿を現しレインを解放すれば大人しく従うと口にする。
政府は要求通りレインのを解放し、クラークに手錠をかけてゾットに引き渡すことに。
ゾットは部下を迎えに行かせたのだが、レインも連れて行くといいだす。
政府はそれを拒否したがレインは何が起こっているのかを確かめるために自ら捕らえられることを選ぶ。
船に入れられたクラークは念のためレインにコマンドキーを渡した。
クラークが内部に入れられると地球とは大気の組成が違うクリプトン仕様の大気であったため突然苦しみ始める。
レインにはそうならないようにマスクが装着されていた。
クラークはそのまま意識を失ってしまい目が覚めた時には拘束されていた。
クラークの力は地球の環境上でのみ発揮できるものであったため、船の中ではその力を発揮できず血液を採られてしまう。
一方、別の部屋に閉じ込められたレインはコマンドキーがさせる場所があることをに気が付きキーを差し込んだ。
するとジョーのホログラムが出現し、支配権がジョーに移ったと聞かされる。
ジョーは大気の組成を地球に変換するとゾットを倒すためには再びファントム・ゾーンに追放する必要があると語る。
ジョーはそのための方法をレインに教えクラークの助けになってほしいと話した。
そのころ、拘束されていたクラークは大気の組成が地球に変わったことで力を発揮できるようになりその場から脱出することに成功する。
クラークはここで再びジョーのホログラムに会い、お前なら地球を救うことができるといわれる。
またこの時レインは脱出ポッドで逃げていたのだが、ポッドが故障し墜落しそうになっていた。
クラークは急いでポッドまで飛んでいきレインを助けたのだった。
だがこの時ゾット将軍はコデックスを手に入れるためにクラークが育った家に向かっていた。
マーサはゾット将軍の要求をはねつけたが結局クラークが乗ってきた宇宙船は見つかってしまう。
しかしその中にコデックスは見つからなかった。
ここでクラークがやってきてゾット将軍たちと激しい戦いになり街を大きく破壊されながらも撤退させることに成功する。
その後ゾット将軍は血液検査から探していたコデックスがクラークの細胞に刻み込まれていることを知る。
ゾット将軍はクラークととらえるために兵を送りこんだのである。
政府はクラークが味方かどうかまだ判断ができないため敵もろとも攻撃するように指示を出した。
軍の戦闘機による攻撃が開始されたが、そんなものは意にも介さずクラークと敵との激しい戦いが始まる。
あたりの建物を巻き込みながら敵と戦うクラークだったが、戦いに慣れていないクラークは徐々に押されて行ってしまう。
だがクラークの攻撃により敵のマスクが故障し形勢は逆転する。
攻勢に転じたクラークだったが決定的なダメージを与えることができず結局逃げられてしまう。
ここでクラークが軍の人間を助けたことからクラークが人間の味方であると信用されることになる。
ゾット将軍を倒すためにはファントム・ゾーンに追放する必要があるとレインから聞かされたクラークは軍と協力してある作戦を立てる。
一方、ゾット将軍は地球を第2のクリプトンにするべく2つのワールド・エンジンを使い地球のテラフォーミングを開始する。
クラークと軍は二手に分かれてワールド・エンジンを破壊することに。
クラークの手によって南インド洋に設置されたワールド・エンジンが破壊され、メトロポリスに設置されたワールド・エンジンは軍がクラークの乗ってきた宇宙船をぶつけて破壊しようとする。
クラークの乗ってきた宇宙船をぶつけるのは2つのエンジンを衝突させることでファントム・ゾーンを開くためだった。
輸送機にはレインも乗っていたのだが、ここでゾットの部下がやってきて仲間の輸送機が次々に撃墜されてしまう。
レインは輸送機から振り落とされてしまうが、作戦通り軍が命を賭して宇宙船をぶつけることに成功する。
これによりファントム・ゾーンが開きクリプトンから来た者たちは引きずりこまれていった。
落下するレインはクラークによって助けられこれにて一件落着かと思われたが、ゾット将軍だけは生き延びていた。
クラークによって悲願が打ち砕かれたゾット将軍は人間に復讐しようと襲い掛かってくる。
多くの建物を破壊しながらクラークとゾット将軍の戦いが繰り広げられ、2人は博物館のような場所へと降り立つ。
ゾット将軍がクラークの目の前で人間を殺そうとし、クラークは人間を取るか同胞を取るかの選択を迫られる。
結局クラークは人間を選び、ゾット将軍の首をへし折って息の根を止めた。
人間を救うためとはいえ苦渋の決断をしたクラークを慰めるレイン。
その後クラークには監視のために無人偵察機が飛ばされていたのだが、クラークはそれを破壊しもっと信用してほしいと軍の上層部に口添えするのだった。
クラークは正体が知られないよう人間社会に溶け込むためにレインの働くデイリー・プラネット新聞の記者になるのだった。
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地球を救うためとはいえ建物を破壊し過ぎなような気がしますね。
あれじゃあ万単位で人が死んでいてもおかしくないでしょう。
あとゾット将軍あんなにあっさり殺せるならもっと前の段階で死んでいてもおかしくなかったような気がしますね。
レインも敵船に乗った時に何の警戒もなくコマンドキー使いますかね?
・・・とまあいろいろとツッコミたいところはありますがこの辺にしておきましょう。
総じてまあまあといった感じですね。
そこまで興味はありませんが、取りあえず続編はそのうち見ることにしておきましょう。
どうでもいいですが建物の中には続編へのオマージュを含めてバットマンの中の人の会社がたびたび出てきているようですね。
最後に続編のバットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生の予告を載せておきますね。
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生予告編動画
予告を見るとバットマンのほかにワンダーウーマンも参戦していますね。
ワンダーウーマンは個別に映画化もされていますし、最近DCコミックのヒーローがかなりやばいですね。
自分はアローとフラッシュしか見ていませんがそのうち見ておきたいと思います。
以上がマン・オブ・スティールの感想とレビューでした。