ここでは実際に映画「ローン・レンジャー」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ローン・レンジャーの評価・・・3つ星
原 題: THE LONE RANGER
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: ジョニー・デップ アーミー・ハマー トム・ウィルキンソン バリー・ペッパー
: ウィリアム・フィクトナー ヘレナ・ボナム・カーター メイソン・クック
: ジェームズ・バッジ・デール ルース・ウィルソン ブライアント・プリンス
監 督: ゴア・ヴァービンスキー
製 作: ジェリー・ブラッカイマー ゴア・ヴァービンスキー
脚 本: ジャスティン・ヘイス テッド・エリオット テリー・ロッシオ
原 作: ジョージ・W・トレンドル フラン・ストライカー
日本でも人気を博した往年のTVシリーズを「ランゴ」のゴア・ヴァービンスキー監督&ジョニー・デップ主演コンビで映画化した西部劇アクション大作。復讐に燃える悪霊ハンター“トント”と彼によって瀕死の状態から甦った正義のヒーロー“ローン・レンジャー”の凸凹コンビが、巨悪への鉄槌を下すべく珍道中を繰り広げるさまをユーモアと迫力のアクションを織り交ぜ描き出す。共演はアーミー・ハマー、ヘレナ・ボナム=カーター。無法者一味に兄を殺され、自らも瀕死の重傷を負った郡検事のジョン・リード。そんな彼の前に悪霊ハンター、トントが現われ、その聖なる力でジョンを甦らせる。共通の敵を持つ2人は、それぞれが求める復讐と正義のため手を組むのだったが…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
CMが非常におもしろそうだったので取りあえず見てみました。
率直な感想は最後の方は楽しめたけど、それまでの話は結構退屈なものだったというところです。
思っていたよりは・・・という感じです。
まあでも最後に盛り返してくれたので一応3つ星評価です。
細かいことを言えば3.5つ星ぐらいの評価ですかね。
まあまあでした。
出演者にはパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズのジョニーデップ、ソーシャル・ネットワークなどに出演しているアーミー・ハマー、バッドマンビギンズなどに出演しているトム・ウィルキンソン、オーバードライヴやプライベート・ライアンなどに出演しているバリー・ペッパー、エリジウムやダークナイトなどに出演しているウィリアム・フィクトナー、ダーク・シャドウやアリス・イン・ワンダーランドなどジョニー・デップとの共演が多いヘレナ・ボナム・カーター、ワールド・ウォーZやアイアンマン3などに出演しているジェームズ・バッジ・デール、アンナ・カレーニナなどに出演しているルース・ウィルソンなどが起用されていました。
新鋭、中堅、ベテランがいい感じに出ていましたね。
ローン・レンジャー予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は西部を舞台に、はびこる悪に立ち向かうヒーローの話です。
1933年、アメリカ西部では無法者がはびこり、唯一の正義はレンジャーと呼ばれる部隊であった。
犯罪者の中でも特に凶悪なのがブッチ・キャヴェンディッシュ(ウィリアム・フィクナー)と呼ばれる男だった。
レンジャー部隊はこの男を捕まえて、法の裁きを受けさせるために列車で輸送していたところ、列車内部に仲間が潜んでおり、キャヴェンディッシュにまんまと逃げられてしまう。
この時、なぜか一緒に先住民のトント(ジョニー・デップ)も一緒につかまっていた。
トントの目的はキャヴェンディッシュを殺すことだったのだが、ちょうど一緒に乗り合わせていた検事のジョン・リード(アーミー・ハマー)に邪魔をされて、まんまと逃げられてしまったのである。
それどころか逆にトントとジョンは手錠でつながれつかまってしまった。
キャヴェンディッシュは逃げる際に列車のアクセルを全開にし、暴走させていたため助かるには列車から飛び降りるしかなった。
トントはいち早く飛び降りようとしたものの、ジョンは乗客を助けると言いだし、仕方なくトントも協力することに。
客が乗っている車両を切り離したものの、列車は線路ができていない地域まできており、列車は横転。
2人はギリギリのところで助かった。
ジョンはつかまっていたトントを再び逮捕し、牢屋に入れることにに。
そして自身はレンジャーに所属している兄のダン(ジェームズ・バッジ・デール)らと共にキャヴェンディッシュの捜索に当たることに。
しかし仲間の一人が裏切り、レンジャー部隊は全滅してしまう。
牢屋から抜け出したトントはレンジャー部隊を見つけると、その地に埋葬してあげることに。
その時伝説の白馬がジョンの元へ行き、なんと先住民の伝説通りにジョンは息を吹き返す。
トントは生き返ったジョンに一緒に悪霊を退治しようと持ちかける。
悪霊とはキャヴェンディッシュ達のことを指している。
ジョンは仕方なくこれを承諾し、正体を隠すためにマスクをつけることに。
後に彼はローン・レンジャーと呼ばれることになる。
キャヴェンディッシュ達はコマンチ族と呼ばれる先住民に変装し、ダンの妻であるレベッカ(ルース・ウィルソン)達を襲撃します。
コマンチ族に変装した理由は、列車の開通で白人とコマンチ族との間で不可侵条約が結ばれており、それを邪魔に思った白人がコマンチ族を排除する理由を得るためであった。
レベッカの家に付いたトントとジョンはここでキャヴェンディッシュの一味と交戦することに。
一味の1人からレベッカ達がさらわれたことを知る。
情報を得るために2人は村へ行き、レッド(ヘレナ・ボナム=カーター)という女性に話を聞くことに。
そこでキャヴェンディッシュ達はコマンチ族の方へ逃げたことが判明し、2人はコマンチ族のすむ地域へと足を踏み入れる。
しかしここで2人はあっさりとコマンチ族につかまってしまい、生き埋めにされてしまう。
なんとか抜け出したジョンはトントを助けることも無く、コマンチ族の族長の元へ行き、白人と争わないように説得する。
しかしコマンチ族はこの話を全く聞き入れようとしない。
またここでジョンはトントが昔1つの懐中時計と引き換えにコマンチ族を売ったという話を聞き、一族を殺されたトントは頭がおかしくなり復讐にかられるようになったと話します。
その時一族を殺したのが他でもないキャヴェンディッシュだったのです。
またキャヴェンディッシュ達の狙いはコマンチ族の暮らす場所にある銀鉱脈であることが判明する。
ジョンはさらわれたレベッカを助けるためにキャヴェンディッシュ達を追うことに。
しかし銀鉱脈の場所が分からなかったため、仕方なくトントに協力を仰ぐことに。
銀鉱脈に付いた2人は賢い作戦でキャヴェンディッシュをとらえることに成功する。
トントはキャヴェンディッシュを殺そうとするが、ジョンはそれを許さず、またもや2人はここで別れることに。
キャヴェンディッシュを捕まえたジョンは法の裁きを受けさせるために、奴を上の人間へ引き渡すことに。
信頼していたレイサム・コール(トム・ウィルキンソン)にキャヴェンディッシュを引き渡すものの、なんとコールはキャヴェンディッシュの実の兄であった。
実は昔トントに懐中時計を渡したのはキャヴェンディッシュとコールの兄弟であったのだ。
見事にだまされたジョンはキャヴェンディッシュの手によって処刑されることに。
しかしそこへトントが駆け付け、ジョンは一命を取り留める。
そこへ白人への復讐に燃えるコマンチ族もやってくるが、近代兵器の前になすすべなく惨殺されてしまう。
現状を目の当たりにしたジョンは法など関係無く、キャヴェンディッシュ達をさばくことを決意する。
キャヴェンディッシュ達の狙いは銀を列車によって運び巨万の富を得ることだった。
トントとジョンはまず列車が通る橋を破壊するための爆薬を手に入れるために銀行の金庫を襲った。
そこにはキャヴェンディッシュ達が隠したダイナマイトなどが山のようにあったからだ。
橋を爆破した2人は銀の積まれた列車を奪うことに。
ここで列車をめぐって壮絶なバトルが繰り広げられる。
*ここは文章では面白さが伝わらないため、省略します。
そして見事キャヴェンディッシュ達をさばくことに成功する。
こうしてジョンはたった一人のレンジャー「ローン・レンジャー」として正義を執行し続けるのであった。
という感じで終了です。
最後のアクションはまあまあ見ごたえありましたが、それまでは結構退屈な流れでしたね。
もう少しコンパクトにまとまっていればよかったのですが・・・。
アメリカでも評判はよくないようですし、まあジョニー・デップの次回作に期待ですね。
以上がローン・レンジャーの感想とレビューでした。