ここでは実際に映画「レフト・ビハインド」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
レフト・ビハインドの評価・・・3つ星
原 題: Left Behind
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: ニコラス・ケイジ チャド・マイケル・マーレイ キャシー・トムソン
: ニッキー・ウィーラン ジョーダン・スパークス リー・トンプソン
監 督: ヴィク・アームストロング
製 作: ポール・ラロンド マイケル・ウォーカー
脚 本: ポール・ラロンド ジョン・ペイタス
原 作: ティム・ラヘイ ジェリー・B・ジェンキンス
その日突然、数百万を超す人間が姿を消した。世界中でライフラインが機能を停止、地上は未曾有の混乱状態に陥り暴動が勃発する。一方、高度30,000フィートの上空でも同様に、ジャンボジェットの機内から大量の乗客が、着ていた衣服と荷物を残して忽然と姿を消してしまう。管制塔との連絡は途絶え、乗客たちがパニックを起こす中、彼らの命を預かるパイロットのレイは、地上で危機的状況に残された愛娘の身を案じつつ、自らも命を懸けた決断を迫られる!(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
たまたま目にとまったので取りあえず見てみました。
率直な感想は思っていたよりも・・・と言った感じです。
テーマが聖書に関係のある内容で正直う~んと言った感じでした。
聖書にかけらほどの興味もない私にとっては理解不能な内容でしたね。
出演者にはコンタンダーなどに出演しているニコラス・ケイジ、海外ドラマエージェント・カーターなどに出演しているチャド・マイケル・マーレイ、これが出世作となるキャシー・トムソン、7500に出演しているニッキー・ウィーラン、歌手のジョーダン・スパークス、バック・トゥ・ザ・フューチャーなどに出演しているリー・トンプソンらが起用されていました。
キャシー・トムソンなど注目の若手が出ていましたね。
レフト・ビハインド予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は聖書になぞらえた不可解な現象に巻き込まれるというもの。
大学生のクローイ(キャシー・トムソン)は父親の誕生日のため久しぶりに実家に里帰りしていた。
だが母親からの電話で父親のレイ(ニコラス・ケイジ)は急な仕事が入ったため家に帰れなくなったのだという。
どうしても父親と会いたいクローイはパイロットとして働くレイを空港で待つことに。
空港ではジャーナリストのキャメロン・・ウィリアムズ(チャド・マイケル・マーレイ)こと通称バックが多数の人間に囲まれサインを書いていた。
バックはジャーナリストとしてテレビにも多数出演するほどの人気だったのだ。
ただバックにサインを求める人間の中に聖書に詳しい人物がいて、災害に関するレポートが多いバックに対してそれらが紙の行いによるものではないかなどの意見を述べていた。
これを聞いたクローイは本当に神がいるならなぜ何もしないのか、神は時に不可解なことを行うというが自分にとっては神がいること自体が不可解だと女性を黙らせた。
ついつい熱くなったクローイはその場で謝り父親を待つために椅子に腰をかけた。
そこへクローイに興味を持ったバックがやってくる。
バックは厄介な人間を追い払ってくれてありがとうと礼を言うとクローイのことについていろいろ尋ねてきた。
クローイは神というものを全く信じておらず、その手の話に詳しくなったのは母親が1年前からキリスト教にのめり込んでしまったからである。
クローイは母親が自分にもキリスト教を押しつけているような感じがして正直なところ家では居心地がよくなかった。
そんな話をしていると空港にレイがやってくる。
だがレイは若いCAといちゃついており、それを見たクローイは少なからず失望した。
バックは気を聞かせて席をはずし、レイとクローイは再会を喜びいろいろな話をした。
クローイはレイが結婚指輪をはずしていることにすぐに気が付き、さっきのCAとはどんな関係なのかと尋ねるが、レイは名前も知らない仕事仲間だと嘘をついた。
またせっかくの誕生日で帰ってきたのに仕事が入ったことに対して文句を言うと、レイは仕事だから仕方ないとクローイを諭した。
また母親の話になるとクローイはレイが母親から逃げていると非難するがレイはそんなことはないと否定した。
レイは自分たち2人で母親を支えていかなければならないと心にもないことを口にし仕事に戻って行った。
そんな父親を見てため息をつくクローイだったがそこへ再びバックがやってくる。
クローイはバックに不満を打ち明けるとバックは優しく対応してくれた。
飛行機の時間になりバックはレイの運転する飛行機に搭乗しなければならなくなった。
見送るクローイの元へ父親の同僚がやってきて入手困難なU2のコンサートのチケットが手に入ったといい渡していった。
クローイはそのチケットを見てさっきのCAと不倫をするためのものだと瞬時に悟った。
クローイはそのチケットにあるメッセージを書き例に渡してほしいとバックにお願いした。
クローイのことが気になっているバックは飛行機のに乗る間際に彼女の電話番号をゲットする。
バックは飛行機に乗り、クローイは車に乗って家に帰って行った。
家では弟のレイミー(メジャー・ドッドソン)がクローイを出迎えてくれた。
母親とも久しぶりで大学などの話になるが会話はすぐにキリスト教のことになる。
その手の話をうんざりするほど聞いているクローイは話を中断し家を後にする。
それを見ていた弟が自分も連れて行ってと言ったため2人は一緒に車でモールに行くことに。
道中、レイミーは両親の不仲をクローイに相談するが、弟のことを安心させるために両親のことは大丈夫だと嘘をつく。
モールにつくと2人は一緒に買い物を行うが途中でレイミーがどこにいるかわからなくなってしまう。
慌てて探すクローイはすぐに見つけることができ安心するが、レイミーを抱き寄せた瞬間服などを残してレイミーが消えてしまう。
あまりに突然の出来事で何が起こったのかわからないクローイ。
消えたのはレイミーだけではなくモールにいる子供全員と一部の大人たちだった。
同様の変化は世界各地で起こっていた。
レイの運転する飛行機も例外ではなく乗客が突然荷物を残して消えてしまったのである。
レイはこの時操縦席を離れCAのハティー(ニッキー・ウィーラン)といちゃいちゃしていた。
この時レイはハティーにチケットのことを話すが、同時にクローイが書いたメッセージにも気が付く。
操縦は副機長に任せていたが、謎の現象により副機長も消えていたため飛行機はやや不安定になっていた。
だが乗客のパニックはそれ以上であり、機長に説明を求めて押し寄せてきたのである。
レイは乗客を席に座らせるためにわざと気圧を落とし酸素マスクを着用するよう促した。
そして落ち着いたところで気圧を元に戻し何が起こったのかは不明だが全力を挙げて答えを見つけると説明する。
地上では人々が混乱する中クローイも弟を探してさまよっていた。
だが近くに飛行機が墜落したり車が突っ込んできたりと、あたりは混乱を極めていた。
クローイは弟がどこかの救急施設に運ばれたのではないかと思い手当たり次第に病院を当たった。
だが弟は見つかることはなく、逆に全ての子供がいなくなっているという事実をつきつけられる。
クローイは聖書の内容を詳しく知っていたためあることが頭をよぎるが信じたくなかった。
それを確かめるために母親が通っている教会へ足を運ぶ。
そこにいたのはバーンズ神父(ランス・E・ニコルズ)たった一人だけだった。
バーンズ神父は今回の出来事を神の仕業だと説明するが、クローイはそれならなぜ神父だけ残っているのかと反論した。
神父は神を信じる人間しか連れて行ってもらえないのだといい、自分が本心では神を信じていなかったことを打ち明ける。
そんな神父を見てクローイは神などいるはずがないと神父の考えを否定する。
一方、例の操縦する飛行機では依然として乗客がパニックを起こし人数確認などがはかどらない。
レイは無線で何度も地上と交信しようとするが全くつながらない。
レイは同じようにクローイに何度も電話をかけるがそれもつながらない。
レイはこのままではまずいと思いニューヨークに引き返す決意をする。
その後家の電話にはつながったため留守番電話を残すことに。
だがその直後、レイの操縦する飛行機の航路に別の飛行機が侵入してくる。
レイは何度も警告を出すが相手には通じない。
それもそのはずでその飛行機の操縦席には誰もいなかったからである。
レイは緊急回避を行うが間に合わず右の翼をかすめてしまう。
衝突してきた旅客機はそのまま墜落してしまった。
右の翼からは燃料が漏れており火もついていた。
火はやがて消えたが燃料が漏れているため空港までたどり着けるがギリギリのところだった。
地上のクローイは最後の望みを託して家に帰った。
だが家にもレイミーの姿はなく母親も身につけていたものを残して消えていた。
更に追い打ちをかけるように留守番電話にレイからのメッセージが入っており、そのメッセージを聞いたクローイはレイの操縦する飛行機が墜落してしまったのだと思った。
全てに絶望してしまったクローイは死を決意しつり橋の鉄塔を登って飛び降りようとしていた。
するとそこでバックからの電話が入りレイがまだ生きていることを知る。
だが燃料がなく空港までいけないかもしれないと聞かされ、あることを思いつき再びショッピングモールの方へ向かった。
クローイが向かったのは通行止めとなっている建設中の高速道路だった。
クローイは道路になる障害物を取り除き道を確保する。
レイの操縦する飛行機はすぐそこまで迫っていた。
レイはクローイに目印となるものがないと侵入できないといい、クローイは周りにあったガソリンに火をつけ場所を教える。
飛行機からもその合図は確認できてたため、レイは一か八かそこへ着陸を試みる。
クローイの賢明な判断によりなんとか無事に着陸することに成功したレイ。
急いで緊急脱出口からでてなんとか乗客を守り抜くことに成功した。
クローイはレイとバックとの再会を喜ぶが、これは終わりではなく始まりなのだとこれからの決意を固めるのであった。
・・・という感じです。
人が突然消えるというあり得ない設定ですが、そのわりには頑張っていたと思います。
ただクローイの感情にはスゴイ共感できるものがありましたね。
クローイ役のキャシー・トムソンは今後注目の女優さんなのでチェックしていきたいと思います。
あんまりおすすめの映画ではありませんが、時間が余っているなら見てもいいと思います。
ただすっきりする内容ではないということは頭に入れておきましょう。
以上がレフト・ビハインドの感想とレビューでした。