ここでは実際に映画「トゥームレイダー2」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
トゥームレイダー2の評価・・・3つ星
原 題: Lara Croft Tomb Raider: The Cradle of Life
製作年: 2003年
製作国: アメリカ
出演者: アンジェリーナ・ジョリー ジェラルド・バトラー クリス・バリー
: ノア・テイラー シアラン・ハインズ ジャイモン・フンスー
: ティル・シュヴァイガー サイモン・ヤム テレンス・イン ダニエル・カルタジローン
監 督: ヤン・デ・ボン
製 作: ローレンス・ゴードン ロイド・レヴィン
脚 本: ディーン・ジョーガリス
ある日、ギリシャのサントリーニ島で発生した大規模な地震の影響で、地中海海底に埋没していた“月の神殿”が2300年ぶりに姿を現わした。トレジャー・ハンター、ララ・クロフトもこの情報を聞きつけて現場に急行。神殿に入った彼女は、アレクサンダー大王像の胸に埋め込まれたメダリオンと鉄の檻に収められた黄金の珠を発見する。だが彼女がそれらを取り出そうとした時、突然現われた一味に襲われてメダリオンと珠を奪取されてしまう。その盗まれた珠には<パンドラの箱>の所在が示されていた。彼らの正体とその陰謀を知ったララは珠の追跡に乗り出すが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
かなり前の作品になりますがきちんと見たことがなかったこともあって、ちょうどTVで放送していたので見てみました。
率直な感想はまあこんなもんかといった感じです。
1作目もきちんと見た記憶はないのですが、あっちの方がまだおもろかったような気がします。
トゥームレイダーはアクションが売りだったような気もしていましたけど、今作にはそこまで派手なアクションは盛り込まれていませんでしたね。
出演者には前作から引き続いてアンジェリーナ・ジョリー、クリス・バリー、ノア・テイラーが出演しており、新たに300<スリーハンドレッド>などに出演しているジェラルド・バトラー、ハリーポッターシリーズなどに出演しているシアラン・ハインズ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなどに出演しているジャイモン・フンスー、ガーディアンなどに出演しているティル・シュヴァイガー、エレクションなどに出演しているサイモン・ヤム、香港国際警察/NEW POLICE STORYなどに出演しているテレンス・イン、戦場のピアニストなどに出演しているダニエル・カルタジローンなどが起用されていました。
アンジーやジェラルド・バトラーの若いころの演技はなかなか見ごたえがあったと思います。
トゥームレイダー2予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
ギリシャのサントリーニ島で大規模な地震が発生した。
その翌日から数々のトゥームレイダーが地中海の捜索を開始し始めたのである。
同じくトゥームレイダーであるララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)も捜索に乗り出した。
ララによるとアレクサンダー大王が作ったとされる月の神殿が海に沈んだという伝説があり、神殿には大量のお宝が隠されているんだとか。
他のトゥームレイダーは潮の流れに沿って海を探索していたが、ララは地震によって潮の流れが変わったことに気が付いておりそこに何かがあると考えていた。
ララはガス(ジョニー・コイン)親子と協力して海底を探索し、ついに月の神殿を発見する。
大量のお宝が見つかる中、ララは一際輝きを放つ球状の物体を見つける。
ここで余震が発生したためララは球状の物体を持って避難しようとするが、そこへチェン・ロー(サイモン・ヤム)率いる部隊が現れガスの2人の息子は殺されてしまう。
チェン・ローはララから球体を盗むと、その下にはめ込まれていたメダルのようなものを手に取り神殿を後にした。
なんとか神殿から脱出できたララだったが浮上するためには息が続かないと悟り、わざと血を流してサメを引き寄せ、背びれにつかまって海面まで浮上したのである。
救難信号を出してから3日後、ララは仲間のヒラリー(クリス・バリー)達に救出される。
屋敷に戻ったララはお宝を盗まれた腹いせにヒラリーと殴り稽古をしたり、馬に乗って銃をぶっ放したりした。
するとそこへMI6がやってきて仕事を依頼したいと言ってくる。
断ろうとしたララだったが、チェン・ローの写真を見せられ盗まれた球体はパンドラの箱に続く地図だということが分かる。
パンドラの箱は表向きは伝説上の物として扱われていたが、実際に存在しており開けると疫病がはなたれるとララは話した。
またチェン・ローに仕事を依頼したのは闇で生物兵器を売りさばいているジョナサン・ライス博士(キーラン・ハインズ)だった。
MI6は女王陛下から奴らよりも先にパンドラの箱を見つけ封印しろという指令が出たとララに伝え、ララもその依頼を引き受けた。
ララはかつてチェン・ローの組織に所属していて誰よりも内情を知っているテリー・シェリダン(ジェラルド・バトラー)を釈放するように求めた。
ララは自らテリーを迎えに行き、協力してチェン・ローの元へ向かうことに。
テリーによるとチェン・ローは中国に潜んでいるとのことだったため、ララはレーダーに引っ掛からないように戦闘機を使って中国へ入国した。
現地に着くとララの協力者により銃とバイクが用意されており、2人は万里の長城を渡ってチェン・ローの組織の元へ向かった。
ただララはテリーのことを信用しておらず、ある程度進んだところで彼に騙されているのではないかと考え銃を向けた。
するとそこへチェン・ローの一味が現れ2人は捕らえられてしまうが、テリーいわくチェン・ローの組織と接触するには捕虜になるしかないのだという。
チェン・ローは依頼主であるライス博士との取引を渋っており、まだ地図を渡してはいなかった。
ララは交渉により地図を手に入れようとするがチェン・ローはライス博士の依頼によりララを殺そうとしてくる。
ララは逆にチェン・ローを追い詰めると地図がどこにあるかを聞き出し、命だけは助けようとしたが、チェン・ローが最後まで抵抗したためやむなく殺した。
ライス博士と地図を取引する場所が分かったためララとテリーは急いでアジトから脱出した。
またララはチェン・ローから神殿にあったメダルを奪っており、それを仲間のブライス(ノア・テイラー)に見せたところ、地図は音によって見ることができるとわかる。
だがララが持っていたのは地図の半球だけだったため残りを解読するためにはライス博士から奪い取らなければならなかった。
取引現場に来たララとテリーは地図を奪おうとするが結局奪えなかった。
ただしララは地図に発信機をつけておりどこに運ばれるかを追跡していたのである。
これにより香港に運ばれたことが分かると急いで現地へと向かった。
発信機によると市街地のど真ん中で反応がキャッチできたのだがそこには建物もなにもない。
地下に施設があると気がついたララは怪しい出入り口からライス博士の研究所を発見した。
ライス博士はすでに地図の解析を90%以上進めており、急いで奪い取る必要があった。
ララはテリーと協力して敵を制圧し地図を手に入れるとすぐにブライスに残りのデータを送信した。
だがここでライス博士がやってきてララは取り押さえられてしまう。
この時、見張りを行っていたはずのテリーはなぜかララに警告することも発砲することもしなかったのである。
追い詰められたララだったがここでようやくテリーが反撃を始め、ララはなんとか地図を奪って逃げることに成功した。
その夜、テリーはララに言いより、ララもその気になったと思いきや、テリーのすきをついて手錠をかけたのである。
ララは自分がライス博士に襲われた際にテリーが何の行動も起こさなかったことを不審に思っていたのである。
テリーに別れを告げたララはブライスから解析してもらったデータを受け取り、メダルにあるように地図に音を聞かせてみた。
すると球体からヴィジョンが見えて、パンドラの箱はアフリカにあることが分かる。
ララはブライスにすぐにコーサ(ジャイモン・ハンスゥ)に連絡を入れるように指示したが、この時ブライスはライス博士に銃を突きつけられており、パンドラの箱がどこにあるかもきかれていたのである。
現地に着いたララはすぐに案内役のコーサと合流しパンドラの箱があると思われる場所まで連れて行ってもらった。
そこにはある部族が住んでおり、ララは事情を話して敵より先に箱を見つけるための協力を仰いだ。
事情を察した族長はララに協力してくれたのだが、そこへライス博士が現れヒラリーとブライスを人質にパンドラの箱のもとまで案内しろと言ってくる。
2人の命を守るため、ララはコーサの機転を利かせた助言を頼りにある谷を目指して進んでいった。
するとその谷に差し掛かったところで次々とライス博士の部下が襲われていったのである。
パンドラの箱があると言われている命のゆりかごを守るために人ならざる者たちがその地を守っていたのである。
これにより全滅寸前まで追い込まれたララ達だったが、ララが命のゆりかごへの入口へたどり着く方法に気が付き、岩場にあったくぼみに地図を投げ入れると命のゆりかごへの入口が姿を現したのである。
ライス博士はララに銃を突きつけパンドラの箱まで案内させ、箱を発見するとララにとらせようとした。
一方、ララと別れたテリーは独断でアフリカまでやってきていた。
テリーは捕らえられたヒラリーとブライスを助けると一人で命のゆりかごへとはいって行った。
中ではララが抵抗し、ライス博士と争いになっていたが、ギリギリのところでテリーが現れララは命を救われる。
ララは箱には手をつけずそのまま去ろうとしたが、テリーは箱を持ち帰ろうとしたのである。
止めようとするララにテリーは銃を突きつけ、ララに愛した男を撃つことはできないと言って引き金を引こうとするが、先にララが引き金を引いてテリーはその場で息を引き取ったのである。
愛する男を殺したララはテリーの言っていたようにパンドラの箱に興味があり、中を見ようと蓋を少しずらしたが思いとどまり箱を湖に沈めたのである。
ゆりかごから出てきたララを族長たちが歓迎し、パンドラの箱をめぐる争いは終わったのだった。
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話の流れ的には非常に単純で、見やすかったですがそこまで深い内容でもないので評価的にはこんなもんですかね。
テリーとの関係がもうちょっと深い部分までわかっているともう少し感情移入できたんですけどね。
ゆりかごに行く前に出てきたクリーチャー的なのも謎のままでしたし。
まあアンジーが活躍する映画として気分転換には良いかもしれませんね。
どうせ見るなら1作目から通してみておいた方が仲間との関係などがわかっていいと思いますよ。
以上がトゥームレイダー2の感想とレビューでした。