ここでは実際に映画「顔のないスパイ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
顔のないスパイ・・・3つ星
原 題: THE DOUBLE
製作年: 2011年
製作国: アメリカ
出演者: リチャード・ギア マーティン・シーン オデット・アナブル
: スタナ・カティック トファー・グレイス スティーヴン・モイヤー
: テイマー・ハッサン
監 督: マイケル・ブラント
製 作: エドワード・ボーガーディン モハメッド・カラフ・アル=マズルーイ
脚 本: デレク・ハース マイケル・ブラント
「3時10分、決断のとき」「ウォンテッド」の脚本家マイケル・ブラントが監督デビューを飾ったスパイ・サスペンス。若きFBI捜査官と元CIAエージェントが手を組み、死んだはずの旧ソ連伝説のスパイを追うさまを捻りを利かせた展開で描く。主演はリチャード・ギアとトファー・グレイス。ある日、ワシントンで上院議員が何者かに殺され、その手口から、すでに死んだとされていたソ連の伝説のスパイ“カシウス”の名前が浮上してくる。そこでCIA長官ハイランドは、かつてカシウスの追跡に実績を残した元CIAエージェントのポール・シェファーソンを呼び戻し、大学でカシウスの研究をしていたFBIの新人捜査官ベン・ギアリーと組ませて捜査に当たらせるが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
この作品はなんとなく手にとってなんとなく見てみた映画になります。
たぶん久しぶりにリチャード・ギアが見たくなったんだと思います。
出演はおそらくほとんどの方が知っているリチャード・ギア、スパイダーマン3のトファー・グレイス、地獄の黙示録など数多くの作品に出演しているマーティン・シーン、クローバーフィールド/HAKAISHAに出演したオデット・アナブルなどが出演しています。
リチャード・ギア以外は知らないという人の方が多いかもしれませんね。
私はそうでしたので・・・。
顔のないスパイ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は20年前に消えた暗殺者カシウスと同じ手口で殺人が起こったところから始まります。
ここでCIA長官ハイランド(マーティン・シーン)はカシウスをリーダーとする暗殺集団“カシウス7”の追跡にキャリアを捧げ、今は引退した元エージェントのポール・シェファーソン(リチャード・ギア)を呼び戻し捜査に加わるように指示します。
カシウスは死んでこれは模倣犯だと言いきるポールにFBI捜査官のベン・ギアリー(トファー・グレイス)がこれは100%アシウスの仕業だと断言し2人は一緒に捜査することに。
2人は手掛かりを求めてカシウス7の1人でありかつてポールが射殺したと思っていたブルータス(スティーヴン・モイヤー)が刑務所にいることを知り面会に行きます。
ここでブルータスからカシウスは掟を破ったために罰を受けたと知らされます。
情報を受け取った2人はブルータスにラジオを渡しその場を後に。
ここでブルータスはラジオの電池を飲み込み急病のふりをして刑務所から脱獄します。
しかしここで待ちかまえていたのは面会に来たポール。
ブルータスはここでポールに殺されてしまいます。
しかもカシウスと同様の手口で。
そう実はポールがカシウスだったんですね。
かなり衝撃の事実なのに結構あっさりとわかってしまいます。
だから最初ポールはカシウスの仕業ではなく彼は死んだと言い張ったんですね。
そりゃ自分がカシウスで自分の仕業でないんだったらそういいますわね。
ある時、最初の殺人で元特殊部隊(スペツナズ)でKGBのボズロスキー(テイマー・ハッサン)がかかわっていたことが判明します。
捜査部は消えたタイミングとまたこうして現れたタイミングからボズロスキーがカシウスだとして捜査を進めていきます。
当然ポールもボズロスキーがカシウスとして捜査していくのですが、これには過去にボズロスキーに家族を殺された恨みがあったからなんですね。
ちなみにこれはブルータスがいっていたカシウスが受けた罰に相当します。
つまりカシウスが破った掟は家族を持つということだったんですね。
さて独自の捜査でカシウスをおっていたギアリーはポールがカシウスであることを突き止めます。
ボズロスキーを殺しに行ったポールを追ってギアリーもボズロスキーのもとへ。
ボズロスキーとの壮絶な戦いの末ポールは殺されそうになります。
そこへギアリーがきてポールを助けますが最終的にはポールもボズロスキーも死ぬことに。
しかしここで新たな事実が判明!
実はギアリーはアメリカ人のFBI捜査官ではなく、ロシア生まれのロシア人でアメリカでのロシア側スパイを手引きするスパイだったんですね。
つまりロシア人の殺し屋であるカシウスを助けようとしていたんですね。
最後にギアリーはポールがカシウスであることをふせ、ポールのしていた腕時計をボズロスキーに付けてカシウスはボズロスキーだったと報告。
これにてカシウス事件終了といったところですね。
個人的にはカシウスがポールだったことを明かしたのが早すぎたような気がしますね。
つまりオチとしてこれ以上の衝撃があるということだったのでしょう。
それがギアリーがスパイだったということだったんですが、正直この場面はいまいちわかりにくかったし、それほど衝撃でもなかったような感じでした。
なので面白いか面白くないかと言えば普通だったという感想です。
ストーリー的にはスムーズに進むので見やすい映画ではありましたけどね。
以上が顔のないスパイのあらすじと感想のレビューでした。