ここでは実際に映画「ジュピター」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ジュピターの評価・・・3つ星
原 題: Jupiter Ascending
製作年: 2015年
製作国: アメリカ
出演者: チャニング・テイタム ミラ・クニス ショーン・ビーン エディ・レッドメイン
: ダグラス・ブース タペンス・ミドルトン ペ・ドゥナ
: ジェームズ・ダーシー ティム・ピゴット=スミス
監 督: ラリー・ウォシャウスキー アンディー・ウォシャウスキー
製 作: グラント・ヒル ラナ・ウォシャウスキー アンディ・ウォシャウスキー
脚 本: ラリー・ウォシャウスキー アンディー・ウォシャウスキー
「マトリックス」のラナ&アンディ・ウォシャウスキー監督が、宇宙を舞台に壮大なスケールで贈るSF大作。近未来の地球で貧しい暮らしを送るヒロインが、ある日突然、宇宙最大の王族を巡る王位継承の争いに巻き込まれ、彼女を護るために遣わされた究極戦士とともに、人類の命運も左右する壮絶な戦いに身を投じていくさまを描く。主演はチャニング・テイタムとミラ・クニス。地球に暮らす貧しい女性ジュピター。ある日、謎の戦士ケインが現われ、彼女が宇宙最大の王族の末裔だと告げる。その王族は現在、一族を統べる女王が亡くなり、王位継承を巡る争いが勃発していた。ジュピターは、亡き女王と同じ遺伝子配列を持つ“生まれ変わり”として、その争いの渦中に巻き込まれていくのだが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
予告がおもしろそうだったので気になってみてみました。
率直な感想は思っていたよりも・・・でした。
なんというかもうあと一歩と言った感じが否めませんでした。
なんかおしいんですよね。。
やっていることは単純なんですけど設定のせいでわかりにくくなっていますし。
個人的にはチャニング・テイタムが出演している映画で一番面白くなかったですね。
好きな俳優なんですけどね~。。
出演者には21ジャンプストリートやホワイトハウス・ダウンなどに出演しているチャニング・テイタム、テッドやマックス・ペインなどに出演しているミラ・クニス、ナショナル・トレジャーやロード・オブ・ザ・リングシリーズなどに出演しているショーン・ビーン、レ・ミゼラブルなどに出演しているエディ・レッドメイン、ノア 約束の船などに出演しているダグラス・ブース、イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密などに出演しているタペンス・ミドルトン、クラウド・アトラスなどに出演しているペ・ドゥナとジェームズ・ダーシー、007慰めの報酬などに出演しているティム・ピゴット=スミスらが起用されていました。
わかる人にはわかる豪華俳優陣ですね。
とはいっても設定が壮大すぎてなんだかキャラがあまりたっていませんでしたけどね。
ジュピター予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
ジュピター(ミラ・クニス)は母と共にシカゴで清掃員として働いていた。
決して豊かな生活とは言えず親戚の家に世話になっているジュピターは人生に嫌気がさしていた。
そんな時、友人がデートにきていく服を選んでいる最中、友人が目に見えない何かに襲われる。
ジュピターはその様子を写真に撮ると透明だったものが姿を現す。
それはどう見ても地球外生命体だった。
写真を撮ったジュピターはその後何事もなかったかのように家で目覚める。
あんな目に合ったのにその時のことを覚えてないようだった。
ジュピターは貧乏だったが、かつて殺された父親が使っていたような望遠鏡が欲しいと思っていた。
そんなジュピターに従兄が卵子の売買で金を稼げばいいと持ちかけてくる。
どうしてもお金がほしいジュピターはその誘いに乗ってしまう。
後日病院に行ったジュピターは卵子を取るだけのはずなのに手足を拘束され殺されそうになってしまう。
医者たちは先日見た地球外生命体が姿を変えたものだったのである。
奴らの狙いは友人ではなく自分だったのだ。
なすすべなく殺されそうになってしまうジュピターだったが、そこへ見ず知らずの男が助けにやってくる。
男の名はケイン・ワイズ(チャニング・テイタム)といい、明らかに地球の文明では作れないような武器を持っていた。
ジュピターを助けたケインは自分が宇宙人であることを明かしたが、ジュピターの反応は夢を見ているだというような感じだった。
だがそれは夢でも幻でもない、まぎれもなく現実だった。
ケインは全宇宙を支配するアブラサクス一族の長兄バレム(エディ・レッドメイン)がジュピターの命を狙っていると説明し、守るために来たのだと言った。
ケインはジュピターを連れて迎えの宇宙船に乗り込もうとする。
だがそこへバレムの手先が現れ宇宙船は大破してしまう。
ケインはジュピターを守りながらなんとか敵を始末することに成功した。
とはいえ変える手段を失ったケインは地球にいるかつての仲間に頼ることに。
ケインが頼ったのはスティンガー(ショーン・ビーン)という男で、かつてケインと一緒に戦ったことがある男だった。
スティンガーの家に行くとケインは懐かしむ暇もなく殴り倒される。
以前にいろいろあったようだがスティンガーの娘の一声でその争いは収まった。
スティンガーの家の周りはハチだらけだったが、なぜかそのハチはジュピターの思い通りに操れた。
それを見たスティンガーはジュピターのことを女王陛下と呼んだ。
突然そんなことを言われてもジュピターには理解できなかった。
ジュピターはスティンガーから話を聞くことに。
スティンガーによるとジュピターは全宇宙を支配しているアブラサクス家の母親、つまり女王の生まれ変わりだという。
また人類が生まれたのは1億年以上も前であり、それは地球ではなかったという。
アブラサクス家にとって地球はただの栽培場だという。
ジュピターはまだまだ聞きたいことが山ほどあったがここで敵が攻め込んでくる。
応戦したケインとスティンガーだったが、敵の数が多すぎたためジュピターは敵に捕らえられてしまう。
ケインはなんとか敵の宇宙船にしがみつき敵地にもぐりこんだ。
そこはアブラサクス家の長女であるカリーク・アブラサクス(タペンス・ミドルトン)の居城だった。
カリークはジュピターに母親の話しをしてジュピターがどういった人物なのか話した。
更にカリークはジュピターに永遠に生きる方法を教えたが、それはジュピターにとってありがたいものではなかった。
カリークは女王陛下になれば地球などあらゆる星の所有権が与えられることを教えた。
他にもいろいろ話をしていたが、ここでケインがジュピターを助けにやってくる。
とはいってもジュピターはカリークは自分の味方だと言いケインを諌めた。
その後、ジュピターは女王になるべくかつてケインやスティンガーが所属していたイージスという組織に連れられ継承の手続きをすることに。
いろいろな部署をたらいまわしにされたジュピターだったがなんとか女王となる手続きを終えることができた。
またジュピターは自分の命を助けてくれたケインに恋心を抱くようになっていたが、ケインは身分が違うことを理由にジュピターを遠ざけた。
やきもきするジュピターだったが、そこへイージスの船に乗っていたスティンガーがやってくる。
そしてジュピターを連れ出してしまう。
ジュピターが連れて行かれたのは二男のタイタス・アブラサクス(ダグラス・ブース)のもとだった。
タイタスは兄のバレムが所有している地球やその他の星を手中に収めたかった。
そこで目をつけたのはジュピターだった。
ジュピターは女王を継承したことによりバレムから地球などの所有権を奪っていた。
タイタスやバレムがそこまで地球にこだわる理由、それは人間にあった。
アブラサクス家ら宇宙人は体の細胞を入れ替え若返りを果たす技術を持っていた。
そのための原料となるのは人間そのものだったのである。
つまりアブラサクス家にとって人間はただの資源だったのである。
タイタスはジュピターに自分が地球の所有権を手に入れて、バレムが地球人を収穫するのを防ぎたいとジュピターに語った。
そのためにタイタスはジュピターに結婚を申し込んできたのである。
一度は反対したジュピターだったが、タイタスは自分が所有者になったら地球には一切手出しをしないと言いジュピターを説得。
ジュピターも地球を救うために仕方がなく同意した。
そしてすぐさま結婚式が執り行われた。
少しさかのぼり、スティンガーの裏切りによりタイタスにつかまり牢屋に入れられてしまったケイン。
タイタスはケインを牢から出すと自分はジュピターと結婚して地球を手に入れた後ジュピターを始末すると言い、ケインを宇宙空間に放り出した。
放り出される直前、ケインは緊急用の宇宙服を持ち出したが30分程度しか酸素が持たなかった。
酸素が尽きたころ、ようやくイージスが到着しケインは一命を取り留める。
目を覚ましたケインはすぐさまジュピターを助けに行こうとするが戦力が足りない。
そこで裏切り者としてイージスにつかまっていたスティンガーを解放し協力させることに。
ケインはスティンガーと共にタイタスの宇宙船へと向かった。
そのころ、タイタスの宇宙船では結婚式が行われており、後は指輪をはめるだけだった。
だがジュピターが指輪をはめる前にケイン達が助けにやってくる。
ケインによりタイタスの本性を知らされたジュピターはそのままケイン達とイージス艦に戻っていく。
ジュピターはケインに家族がいる地球へ帰りたいと言い一緒に家に戻ることに。
だが家に戻ると中は荒らされており、バレムの手下が待っていた。
バレムはジュピターから継承権を取り戻すために家族を人質に取っていたのである。
ジュピターは家族を取り戻すためにバレムの元へ向かうことに。
宇宙船の移動にはワープゲートが使われていたが、ジュピターを乗せたバレムの手下たちはそれをうまく利用し後から追ってきていたケイン達イージスの船を置き去りにして行ってしまう。
一人バレムの元へ連れてこられたジュピター。
バレムは家族の命と引き換えに女王の地位を放棄することを要求してきた。
家族を守るために従うしかないジュピター。
だがここで三度ケインが助けにやってくる。
またケインは無理やりバレムの城までやってきたため星を覆っていたガスが入り込んできてバレムの星は壊滅的被害を受ける。
ケインの襲撃によりなんとか逃げ延びることができたジュピター。
だが最後の最後で宇宙空間へと投げ出されてしまいそうになる。
しかしタイミング良くケインがやってきてジュピターを救出。
イージスの船で滅びゆく星からも脱出でき、アブラサクス家との争いはようやく終わりを告げた。
地球に戻ったジュピターはこれまでと同じように家族と平和に暮らすのであった。
・・・という感じです。
SF映画を分章に直すって難しいですね。
正直見ていても訳わかんない部分が多々あったのに文章だとさらにですよね。
まああんまりおもしろ部類の映画ではなかったので、無理に見る必要はないと思いますよ。
以上がジュピターの感想とレビューでした。