ここでは実際に映画「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
インデペンデンス・デイ:リサージェンスの評価・・・3つ星
原 題: Independence Day: Resurgence
製作年: 2016年
製作国: アメリカ
出演者: ジェフ・ゴールドブラム リアム・ヘムズワース ビル・プルマン
: マイカ・モンロー トラヴィス・トープ ウィリアム・フィクトナー
: シャルロット・ゲンズブール シャド・ハーシュ ジェシー・T・ユーシャー ブレント・スピナー
監 督: ローランド・エメリッヒ
製 作: ディーン・デヴリン ローランド・エメリッヒ ハラルド・クローサー
脚 本: ニコラス・ライト ジェームズ・A・ウッズ ディーン・デヴリン
: ローランド・エメリッヒ ジェームズ・ヴァンダービルト
1996年の大ヒットSF超大作「インデペンデンス・デイ」の続編。人類が侵略者を撃退してから20年後の地球を舞台に、再び現われた宇宙からの侵略者と人類との激闘の行方を壮大なスケールで描き出す。主演は「ハンガー・ゲーム」シリーズのリアム・ヘムズワース。監督は引き続きローランド・エメリッヒ。20年前、エイリアンとの戦いに辛うじて勝利した人類は、再び迎えるであろうその時に備え、強固な地球防衛システムを築き上げてきた。しかし、ついに再び地球に襲来したエイリアンは、人類の想像を遥かに超える進化を遂げていた。元合衆国大統領ホイットモアの愛娘パトリシアの恋人で、20年前の戦いで両親を失った戦闘機パイロットのジェイクは、人類の存亡を懸けた過酷な戦いに身を投じていくのだが…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
1996年に公開されたインデペンデンス・デイの続編になります。
インデペンデンス・デイの知識は宇宙人が攻めてきてウィル・スミスが敵船に突っ込んだ・・・ぐらいの知識しかありませんが、気になってしまったので取りあえず見てみました。
率直な感想はまあこんなもんかといった感じです。
主演はリアム・ヘムズワースとなっていましたがあまり出番がないので笑えました。
何が悪かったというわけでもないのですがなんだかもの足りない感じ。
取りあえず見るなら1作目を見てからの方がいいでしょう。
出演者には前作からジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、ジャド・ハーシュ、ブレント・スパイナー、ヴィヴィカ・A・フォックス、ロバート・ロッジアらが引き続きでており、新たにハンガー・ゲームなどに出演しているリアム・ヘムズワース、フィフス・ウェイブなどに出演しているマイカ・モンロー、ヴァイラルなどに出演しているトラヴィス・トープ、アルマゲドンなどに出演しているウィリアム・フィクトナー、メランコリアなどに出演しているシャルロット・ゲンズブール、ヒット作は今回が初となるジェシー・T・ユーシャーなどが起用されていました。
前作をしっかり見ていないのでいまいち最初の流れがつかめませんでしたね。
インデペンデンス・デイ:リサージェンス予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
宇宙人の侵略を受けてから20年、地球は平和となり宇宙人の残した技術により目覚ましい進歩を遂げていた。
その技術は軍事産業にも大きな影響をもたらし、月には新たな兵器の配備も行われていた。
独立記念日である7月4日が近付く中、かつてエイリアンと戦い命を落としたスティーヴン・ヒラーの義理の息子であるディラン(ジェシー・T・ユーシャー)はレガシー飛行部隊の隊長となり、式典に向けて大統領(セーラ・ウォード)にあいさつに訪れていた。
そこにはかつて一緒に戦闘機パイロットを目指していたパトリシア(マイカ・モンロー)の姿もあった。
パトリシアはディランに月に行ったらジェイク(リアム・ヘムズワース)と喧嘩しないようにと忠告するがディランはそれは無理だという顔をした。
そのころジェイクは相棒のチャーリー・ミラー(トラヴィス・トープ)と共に月面で新兵器の設置を行っていた。
だがチャーリーのアーム操縦ミスのせいで大型兵器は倒れそうになってしまう。
ジャン・ラオ司令官(チン・ハン)は全作業員に撤退するよう指示したが兵器は月面基地に向けて倒れていたためジェイクは命令を無視して一人で倒れる兵器を持ち上げなんとかことなきを得る。
しかしジェイクは命令を無視したことで謹慎処分となってしまう。
その後ディラン率いるレガシー部隊が月に到着し、ディランはジェイクと顔を合わせると突然殴りかかってしまう。
どうやら2人の間には過去に何かがあったようだ。
そこへジャン司令官がやってくるがジェイクはこけただけだと言いディランのことを全くとがめなかった。
一方、地球ではある部族から調査の依頼を受けたデイヴィッド・レヴィンソン(ジェフ・ゴールドブラム)がアフリカに来ていた。
そこにはかつて地球に唯一着陸していた宇宙船であるシティ・デストロイヤーがあるからである。
デイヴィッドは部族長であるディケンベ・ウンブトゥにつれられシティ・デストロイヤーの中へ足を運ぶと、なんと宇宙船が起動していたのである。
ディケンベは2日前に突然起動したと言い、その宇宙船からは何か信号のようなものが送られていたのである。
またこの時、土星付近に設営されていた基地からの交信が途絶えていたことが明らかとなる。
それと当時に月に渦のようなものが発生し、謎の球体が姿を現す。
月面基地ではどう対応するかを大統領の指示を仰ぎ、大統領は各国の首相とどうするかを話し合った。
デイヴィッドも意見を求められるが、デイヴィッドは以前きた宇宙人ではないと言い攻撃を待つよう提案した。
だが各国の代表たちは攻撃されてからでは手遅れになると言い攻撃を容認し、大統領も攻撃の合図を出してしまう。
これにより月面基地は謎の球体に攻撃してしまい抵抗されることもなく撃退することに成功した。
この時、前大統領でトーマス・ホイットモア(ビル・プルマン)は20年前の宇宙人の襲来でテレパシーの影響を受けており、今回現れた宇宙船が以前の物と違うことを事前に察知していたが、それを伝える前に宇宙船は撃墜されていた。
デイヴィッドは撃退した宇宙船を調べるために自分を月に連れて行ってほしいと懇願するが、独立記念日が近いためそちらを優先しろと言われてしまう。
この時の会話を月面基地の司令室から聞いていたジェイクは謹慎処分となっているのを無視してチャーリーとともに宇宙船へ乗り込んでしまう。
ジェイクが向かったのは地球にいるデイヴィッドのもとだった。
ジェイクはデイヴィッドとその他もろもろを乗せ撃墜された宇宙船の調査へ向かった。
地球では独立記念日を祝う式典が行われていた。
そこへ前大統領のトーマスがやってきて再び宇宙人が攻めてくると警告を発したのである。
この時、月ではデイヴィッドたちが撃墜した宇宙船から謎の球体を発見していたのだが、ここで突然巨大な宇宙船が姿を現す。
それはかつて地球に侵略してきた宇宙船と同じタイプの物だったが以前よりはるかに巨大で直径は4800kmにも及んでいた。
デイヴィッドは急いで宇宙船を回収し、ジェイクの操縦する宇宙船で脱出を図るが敵船の発する引力に捕まり身動きが取れなくなってしまう。
巨大な敵船は大気圏を越えて地球に再び降り立ってきたのである。
ボートでのんびり釣りを楽しんでいたデイヴィッドの父親であるジュリアス・レヴィンソン(ジャド・ハーシュ)は宇宙船を見てすぐにデイヴィッドに電話をかけるが津波に巻き込まれてしまう。
宇宙船からは強力な反重力波がでており、太平洋周辺の主要都市は次々と宇宙船に引き寄せられてしまう。
同じように引力に囚われているデイヴィッドはその光景を見ながら引き揚げて落とす気だと気が付く。
案の定反重力波は解除され空高く巻き上げられた建物は次々と地上に降り注いだ。
このとき反重力波が解除されたことによりジェイクの宇宙船も操縦可能となり、急いで敵船から離れたのであった。
やがて敵船は大西洋上に着陸を終え、すぐにプラズマドリルで地表の掘削を開始する。
以前アフリカに着陸した敵船も同じことをしており、エイリアンの狙いは地球の核にあると考えられていた。
宇宙船のスキャンにより敵船はハチと同じように女王が統率していることが明らかとなる。
また敵船が来たことにより捕らえていたエイリアンたちは何やら奇声をあげていた。
20年間眠り続けていたブラキッシュ・オーキン博士(ブレント・スパイナー)はその様子を見て歓喜の声をあげているのだと話した。
彼もまた20年前にエイリアンのテレパシーの影響を強く受けた一人だったのである。
エリア51にやってきたトーマスは自らの判断により隔離室へと入り以前とらえていたエイリアンから情報を聞き出すために人柱になったのである。
これにより予想通り敵船には女王がいることが確定し、そのエイリアンによれば女王はすべてだということだった。
ききたいことはまだあったがトーマスの体が限界だったためエイリアンは撃ち殺され、トーマスも気を失っていたが命は取り留めていた。
先ほどの証言と20年前の経験により、デイヴィッドは女王を殺せば侵略を止められると考えすぐに作戦が開始されることとなる。
ただ宇宙船の襲来によりディランの実の母は命を落としており、ディランは目の前にいながら救えなかったことを後悔していた。
そんなディランを気遣ったジェイクは励ましの言葉を投げかけた。
以前、ジェイクとディランは同じ舞台に所属しておりチームのリーダーを決めるゲームでジェイクが無理をし過ぎてディランの戦闘機は壁に激突したことがあったのである。
ディランはなんとか脱出することに成功したが、これ以来2人の中は険悪だった。
一方、地上では多くの人間が避難を開始しており、未成年のサム(ジョーイ・キング)が数人の子供を乗せた車を運転しながら安全な場所を探していた。
すると途中でボートで気絶していたジュリアスを発見し助けてくれたのである。
ジュリアスは20年前の宇宙人の襲撃のことを本にしていたが、全く売れておらず本を見た子供たちもほとんど内容を信じようとしなかった。
ジュリアスはすぐに安全な場所に避難しようと提案し、サムが安全な場所なんてあるのかとという問いに息子のデイヴィッドのところが一番安全だろうと答えエリア51を目指すことになる。
エリア51ではジェイクやディランら飛行部隊が編成され女王を仕留めるための作戦が開始された。
だが敵船の圧倒的な戦力前に見方は次々と倒されて行く。
ジェイクは女王を仕留めるには敵船の内部に侵入するしかないといい、生き残っていた数基で内部へ侵入する。
この時目を覚ましたトーマスは女王の罠にかかっているといい、パトリシアに作戦を中止するよう警告しに行けと指示する。
だがそれも手遅れで、作戦はトーマスの言った通り女王には見透かされており、核爆弾はエネルギーシールドによって無効化されてしまう。
ジェイクらの戦闘機も制御不能となりエリア51との通信も途切れてしまう。
エリア51に戻ってきたのは出撃したわずか7%だった。
またエイリアンの攻撃は遂にアメリカ政府シェルターにまで及び、現大統領をはじめとする政府の主要閣僚も全員殺害されてしまい、新たな大統領にジョシュア・T・アダムズ将軍(ウィリアム・フィクナー)が任命された。
一方、オーキン博士はエリア51に運び込まれていた月で回収した宇宙船の残骸をこじ開けていた。
すると中から別の球体が出現し、現在の科学力では解析不能だった。
どうしようか扱いに困るオーキン博士たちだったがデイヴィッドの会計士が球体を触ったことで起動したのである。
球体は自分のことをかつては肉体を持っていたが、意識を球体型のマシンにアップロードし種族全体がバーチャルな存在に進化したと語った。
エイリアンの襲撃を受け母星を失い、この個体だけが生き延び次の標的が地球になったことを知ったため警告にやってきたが攻撃されたと話す。
更に自分たちはエイリアンの襲撃を受けた種族たちを秘密裏に集めたレジスタンスを結成しており、エイリアン達からは存在を危険視されていると語ると、起動したことで女王に位置がばれてしまったため身を隠すと言い停止してしまった。
だが時すでに遅しで球体の位置を察知した女王は小型船と戦闘機を引き連れてエリア51を目指していた。
ただデイヴィッドは球体の擬似信号を利用することで女王をおびき寄せることができると考えた。
デイヴィッドは女王をなにもない平原におびき寄せ核爆弾で殺すという作戦を立てるが、衛星がすべて破壊されているため、誰かが宇宙船に乗り込み女王を誘導しなければならなかった。
恋人であるジェイクを失ったと思っているパトリシアはこの作戦に立候補するが、父親であるトーマスがそれは自分の役目だと言い自ら犠牲になるこの作戦に名乗り出たのである。
パトリシアは当然止めたがトーマスは全く聞こうともしなかった。
そのころエリア51を目指すジュリアンたちは途中で乗り捨てられたスクールバスと大勢の子どもたちを発見する。
ジュリアンは車を乗り捨てて子供たちを全員スクールバスに乗せるとエリア51を目指した。
一方、敵船に乗り込んだジェイク達はなんとか一命を取り留めていたが敵兵の襲撃を受けていた。
ディランの協力もありなんとか敵兵をかいくぐったジェイクは敵船を盗んで脱出する作戦を提案する。
ジェイクは自ら囮となり敵の視線をくぎ付けにするとそのすきにチャーリーやディランが宇宙船を奪取することに成功した。
ディランたちは敵の追撃をかわしながらなんとか敵船から脱出することに成功したのである。
そのころ、女王がエリア51を襲撃し、デイヴィッドの作戦が実行されていた。
デイヴィッドの読み通り女王は擬似信号を追いかけ、平原におびきだされる。
平原ではエネルギーシールドを準備したデイヴィッドが待ち構えていたがそこへスクールバスがやってくる。
デイヴィッドはどこのバカがやってきたのかと思うが、運転していたのは自分の父親だった。
デイヴィッドはスクールバスを自分たちのところへ誘導し、すぐに作戦の準備に取り掛かる。
トーマスの操縦する宇宙船と女王がシールド圏内に入るとエネルギーシールドを作動させ核爆発の被害を最小限にとどめたのである。
作戦はうまくいったかに見えたが、女王はエネルギーシールドを持っており核爆弾で殺すことができなかった。
また襲撃を受けているエリア51では収容していたエイリアンがすべて逃げ出してしまい、球体がエリア51にあることばれてしまっていた。
女王もそれを受診したためエリア51に引き返してしまう。
戦闘機に乗り込んでいたパトリシアは必死に女王を止めようとするがエネルギーシールドを破壊するだけで精いっぱいだった。
パトリシアの戦闘機は破壊されてしまいなんとか緊急脱出に成功するが、女王の標的はパトリシアになってしまう。
そこへタイミングよく敵船から脱出したジェイク達がやってきて女王に追い打ちをかける。
だが宇宙船のコントロールは女王に支配されてしまい操縦できなくなってしまう。
女王はそのままエリア51へと向かい基地を破壊すると球体を奪ってしまう。
ジェイク達はコントロールを取り戻すために核融合エンジンを起動させて宇宙船を暴走させた。
狙い通りコントロールは元に戻ったがエンジンが故障し後は墜落するだけだった。
ジェイクとディランの乗る宇宙船とチャーリーとレイン・ラオ中尉(アンジェラベイビー)が乗る宇宙船はこの最後のチャンスにかけ、砲撃を開始する。
ジェイクはエイリアンの弱点である背中の職種に照準を合わせ女王を撃退することに成功したのである。
これにより敵船はすべて停止し、地球のコアを目指していたプラズマドリルもギリギリのところで停止したのであった。
戦争が終わり、ジュリアンは残された子供たちに自分の家に来るよう提案し、サムもこれに喜んだ。
球体は技術が劣っている人類がかったのは驚くべきことであり、是非レジスタンスのリーダーを任せたいと言ってくる。
人類の次なるステージは時空間移動による宇宙旅行のようだ。
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最後の終わり方的には続くような感じでしたけど正直続いても微妙な感じでしょうね。
ジョーイ・キングを見たのはホワイトハウス・ダウン以来2度目でしたが17歳には見えませんでしたね(笑)
今後どのように活躍していくのか非常に楽しみな女優さんでもあります。
他にも若手が多数出演していましたので今後見る機会が増えるかもしれませんね。
ちなみに今作はアメリカでもあまり評判がよくなかったようですね。
ウィル・スミスが出てこなかったのも大きな要因となっているのではないでしょうか?
正直そこまで面白くはありませんでしたが、1作目が好きだという方は見てみてもいいのではないでしょうか?
ただし1作目ほど評判はよくないので覚悟してみた方がいいでしょう。
以上がインデペンデンス・デイ:リサージェンスの感想とレビューでした。