ここでは実際に映画「ハプニング」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ハプニングの評価・・・3つ星
原 題: The Happening
製作年: 2008年
製作国: アメリカ
出演者: マーク・ウォールバーグ ズーイー・デシャネル ジョン・レグイザモ
: アシュリン・サンチェス スペンサー・ブレスリン ベティ・バックリー
: ヴィクトリア・クラーク フランク・コリソン ロバート・ベイリー・Jr
: ジェレミー・ストロング
監 督: M.ナイト・シャマラン
製 作: M.ナイト・シャマラン バリー・メンデル サム・マーサー
脚 本: M.ナイト・シャマラン
「シックス・センス」「サイン」の異才M・ナイト・シャマラン監督が贈る驚愕のミステリー・サスペンス。大勢の人間が次々と自ら命を絶つという異常現象が発生、原因が分からないまま逃げまどう人々がパニックに陥っていくさまを生々しくかつ衝撃的に描く。主演は「ザ・シューター/極大射程」のマーク・ウォールバーグ。ある日、ニューヨークのセントラルパークで人々が突然時が止まったかのように立ちつくし、中には唐突に自らの命を絶つという事態が発生。また、とある工事現場では作業員たちが次々とビルの屋上から身投げする不可解な惨事が起きていた。この異常現象はアメリカ全土へ拡がりをみせ、多数の犠牲者を生んでいくが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
マーク・ウォールバーグは好きな俳優の一人だし、監督もよかったので見てみました。
ところがふたを開けてみてがっかり。。
期待していたほどの面白さはありませんでした。
ミステリーに分類される作品だと思いますが、そのミステリーの部分が解明されないものほど面白くないものはありませんね。
すっきりとしない終わり方でした。
出演者にはテッドやペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金などに出演し、今かなり勢いに乗っているマーク・ウォールバーグ、(500)日のサマーやロード・オブ・クエスト ドラゴンとユニコーンの剣などに出演しているズーイー・デシャネル、ダイ・ハード2やコラテラル・ダメージなどに出演しているジョン・レグイザモ、クラッシュに出演しているアシュリン・サンチェス、キッドなどに出演しているスペンサー・ブレスリンなどが起用されていました。
あまり見たことのない俳優が多かったですね。
ハプニング予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はアメリカのある地域が何らかの影響を受けて、人々が次々に死んでいくというもの。
エリオット(マーク・ウォールバーグ)は教師として、学校で科学を教えていた。
アメリカではミツバチがいなくなるという不思議なことが起こっており、授業でもそのことを題材に扱っていた。
そんな時、授業中に全教師が集められた。
内容は原因不明の集団死が起こっているというもので、生徒及び教師は自宅待機を命じられた。
原因不明の集団死は人口が多い都市からだんだん広がっているとのことだった。
症状には3段階あり、第1段階では言語の消失、第2段階では方向感覚の消失、そして第3段階では自殺するということが分かっていた。
エリオットは友人のジュリアン(ジョン・レグイザモ)と共に避難することに。
ジュリアンは娘のジェス(アシュリー・サンチェス)を、エリオットは妻のアルマ(ズーイー・デシャネル)を連れて一緒に避難することに。
電車で避難しようとした一行だったが、なぜか途中で電車が止まってしまう。
理由ははっきりとはわからなかったが、駅員の話ではどことも連絡が取れなくなっているとのことだった。
近くの飲食店に避難した一行は、テレビニュースを見て原因不明の現象が起こっているのはごく一部の地域だけだということを知る。
その放送を見たその他大勢は、一斉に店を出て車で避難を始めた。
車を持っていないエリオットたちは車に乗せてもられるように説得し、なんとか親切な老夫婦の車に乗ることができた。
しかしこの時、ジュリアンだけは連絡が取れなくなった妻の行方を探しに別行動をとることに。
ジェスをエリオットたちに託し、別の車でプリンストンに向かうことに。
しかしそのころプリンストンでも同じように影響が出始めていた。
ジュリアンの乗った車も外気を吸わないように車の通気口をふさいでいたが、天井に小さな穴が開いており、影響が出始めてしまう。
ジュリアンの乗った車は猛スピードで木に衝突し、ジュリアンもガラスの破片で自ら命を絶ってしまう。
そのころ、ハイウェイに乗ろうとしていたエリオットたちだったが、道路に多数の死体が転がっているのを発見する。
すぐに引き返し別の道路を行こうとするが、他に道からも多くの車が引き返してきた。
行き場を失ったエリオットたちはしばらくその場にとどまった。
ある夫人がプリンストンにいる娘に連絡をとっているのを知ったエリオットはプリンストンの様子を聞くが、状況は絶望的だった。
その場にいても危険が迫るだけだと判断した一行は、歩いてひと気のないところに移動することに。
第1班と第2班に分かれ行動したのだったが、人数の多い第2班でついに異変が起こってしまう。
後ろの方で銃声が聞こえたエリオットは、この現象には植物が関係しており、人数が多いほど標的にされやすいという仮説を立てる。
そこでエリオットたちは少ないメンバーを更に3つに分けて行動することに。
エリオットたちには3人のほかに若い青年2人が付いてきた。
しばらく歩くとモデルハウスがあり、そこで休息をとることに。
しかしそこにもすぐに別のグループがやってくる。
人数が多くなると標的になるという仮説を立てていたエリオットたちはすぐにその場から避難することに。
モデルハウスには2つのグループが同時にやってきたため、案の定植物の標的にされてしまう。
5人は再び避難することに。
途中でさびれた家を発見する。
全てのカギはしまっていたため誰も住んでいないのかと思ったその時、中に人の気配を感じた。
しかし住民は断固として協力してくれず、エリオットたちにすぐにこの場を立ち去るように指示する。
コレに怒った青年2人は住民を激しく罵倒した。
するとあろうことか、中から銃口が向けられた。
2人の青年は撃ち殺されてしまったのである。
すぐにその場から避難したエリオットたち。
しばらく歩くと、再び誰も住んでいないような家を見つける。
しかしそこには一人の老婆が住んでいた。
老婆の名前はジョーンズ(ベティ・バックリー)といい、3人に食事をくれたものの、どこか考え方が変わっていた。
エリオットたちのことも強盗ぐらいにしか思っていなかった。
その家で一晩過ごしたエリオットたち。
エリオットが目を覚ますとアルマとジェスの姿が無かった。
不安にかられたエリオットはジョーンズさんを探し、寝室に向かった。
しかしそこに寝ていたのはジョーンズさんではなく人形だった。
そして振り返ると、ジョーンズさんは恐ろしい形相でエリオットに出て行けと叫んだ。
その直後、外に出たジョーンズさんにも異変が起こってしまう。
とうとうこの場所にまで被害が出たのである。
ジョーンズさんは自分の頭を家に打ちつけ死んでしまった。
エリオットはすぐに2人を探した。
すると声だけがどこからともなく聞こえてきた。
ジョーンズさんの家は離れと会話ができるように、地下に鉄管が通っていた。
アルマとジェスは離れにおり、その声が鉄管を通ってエリオットに聞こえていたのである。
エリオットはすぐに異変を知らせ、アルマに窓を全てふさぐように指示する。
しばらくはそのままじっとしていた3人だったが、どうせ死ぬなら一緒に死にたいと思うようになり、危険な外へ出てしまう。
しかし3人には何の影響も無かった。
しばらく3人で過ごした後、今回の騒ぎは収束しているという情報を耳にする。
地獄のような1日はこうして終わるのであった。
3ヶ月後・・・
ジェスを引き取ったエリオットたちは幸せに暮らしていた。
そんな中、再びあの恐ろしい現象が起ころうとしていた・・・。
という感じです。
結局はっきりとした原因がわからなかったため、すっきりとしない映画でしたね。
謎が解明されればもっと評価も高かったんですけど。
まあ相当時間を持て余していない限り見なくてもいいのではないでしょうか。
以上がハプニングの感想とレビューでした。