ここでは実際に映画「ガーディアン」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ガーディアンの評価・・・3つ星
原 題: SCHUTZENGEL/THE GUARDIANS
製作年: 2012年
製作国: ドイツ
出演者: ティル・シュヴァイガー ルナ・シュヴァイガー モーリッツ・ブライプトロイ
: アレキサンドリア・ネルデル ハイナー・ラウターバッハ ヘルベルト・クナウプ
: ライナー・ボック コスティア・ウルマン アクセル・シュタイン ハンナー・ヘルツシュプルング
監 督: ティル・シュヴァイガー
製 作: ポール・モーリス ティル・シュヴァイガ トーマス・ツィックラー
脚 本: ティル・シュヴァイガー スティーヴン・ブッチャード
巨大権力に追われる少女と、彼女を守る男の戦いを描くガンアクション。ベルリンの高級ホテルで、ルームサービスを届けに来た父親トニーと娘のニーナは、実業家の客バッカーのPCに悪戯しようとするが、逆上したバッカーに撃ち殺されてしまう。隠れて一部始終を見ていたニーナは、真実を伝えようと決心するのだが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
予告がおもしろそうだったので気になってみてみました。
率直な感想は悪くなかったという感じです。
たまにはアメリカが作ったものじゃない映画を見てみるのもいいかもしれませんね。
かなり新鮮な感じがしました。
面白い場面もたくさんあったので見てみるのはいいと思いますよ。
出演者にはイングロリアル・バスターズやブラック&ホワイトなどに出演しているティル・シュヴァイガー、ティルの娘であり耳のないウサギなどに出演しているルナ・シュヴァイガー、esやワールド・ウォー・Zなどに出演しているモーリッツ・ブライプトロイ、ヘンゼル&グレーテルなどに出演しているライナー・ボック、ルートヴィヒなどに出演しているハンナー・ヘルツシュプルングらが起用されていました。
ドイツ出身の俳優ばかりなので、こっちでは知名度があまりない方が多いですね。
おそらくドイツでは有名な俳優なんでしょう。
ガーディアン予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は証人保護プログラムを適用された少女を元軍人の警察官が命がけで守るというもの。
ベルリンの高級ホテル―ルームサービスとして武器売買の実業家バッカー(ハイナー・ラウターバッハ)の部屋に夕食を届けに来たトニーとそれについてきた恋人の二ナ(ルナ・シュヴァイガー)。
ニナは冗談のつもりで部屋にあった極秘資料入りのパソコンを盗み出そうとしてしまう。
だがトニーとふざけ合っているうちにバッカーが戻ってきてしまう。
バッカーはパソコンがないことに気が付き急いで部下を呼んだ。
別の部屋に隠れていたトニーとニナは事の重大さに気が付き始めていた。
トニーはバッカーが見ていないスキにパソコンを戻そうとする。
だがバッカーに見つかり無抵抗のところを射殺されてしまい、バッカーは正当防衛を主張するためにトニーに銃を握らせた。
もともと黒いうわさの絶えなかったバッカーはこの機会にマスコミから袋叩きにあってしまうが、本人はあくまで正当防衛を主張した。
弁護士とも強いつながりがあるバッカー。
このままでは無罪で釈放されるのは明らかだった。
そこでニナは証人保護プログラムを使い、裁判で証言をすることに。
ニナの警護を任されたのは警察のマックス(ティル・シュヴァイガー)ら3人だった。
ニナは3人とともに隠れ家に身をひそめていたが、漏れるはずのない情報が漏れてしまい隠れ家がバッカーの手下に襲撃されてしまう。
マックスの仲間2人は殺されてしまい、残ったのはマックスだけだった。
マックスは上司に連絡を取り内部にスパイがいることを伝えたが、上司はニナを別のチームに任せると言いだす。
誰も信用できないマックスは上司の命令を無視し、自分の力だけでニナを守ることに。
マックスはまず自宅に戻り武器をそろえた。
当然警察はマックスの住むアパートまでやってくるが、マックスはぬかりなく偽の情報を登録していたため難なくこの場を切り抜ける。
2人はひとまず休憩するために近くのカフェへと向かう。
のんびり話をしながら過ごしていた二人だったが、途中で巡回中の警察がやってくる。
しかもその警察はちょうどニナとマックスの情報を本部から受け取っているところだった。
警察は当然2人を捕らえようとするが、ニナの説得もあり話は穏便に済んだ。
マックスはかつての仲間であるルディ(モーリッツ・ブライブトロイ)に連絡を取りかくまってもらうことに。
車でルディの家に向かう途中、警察に止められてしまうがルディの機転によりなんとか怪しまれずに済む。
家につくとルディはニナといろいろな話をして、ニナ不安を取り除いてあげた。
翌日、マックスは糖尿病を患っているニナのために病院にインスリンを取りに向かう。
だが病院はどこも警察のマークがきつく、インスリンを手に入れることはできなかった。
更にマックスが家を空けている時、バッカーの手下が居場所を嗅ぎつけやってきた。
ルディはニナを隠すとなんとか穏便にすむよう話し合いを求めた。
だがそんなことが通用する相手ではなかった。
ルディは銃で応戦するが多勢に無勢で殺されてしまう。
ここでルディから連絡を受けていたマックスが帰ってくるが、ルディを救うことはできなかった。
だがニナだけは守り抜くことができた。
しかしながらニナはインスリンを打つことができずこん睡状態に陥っていた。
他に手がないマックスはニナを連れて病院へ向かうことに。
マックスも先の襲撃で銃弾を浴びていたが、自分のけがはそっちのけでニナの看病をした。
ただ病院側はそんなマックスとニナを普通ではないと考え、警察に通報してしまう。
それを見たマックスは点滴中のニナを連れてすぐに病院から出ようとする。
しかし警察に加えてバッカーの手下もすぐにやってきたため、病院内は激しい銃撃戦い見舞われることとなる。
マックスはニナを連れて脚が付きにくいホテルに宿泊することに。
だがマックスの傷は思ったよりも深いもので、このままではマックスが死んでしまうのは明らかだった。
それでもニナのため病院に行くことを拒否するマックス。
マックスはニナにある住所をみせてそこへ向かうように指示した。
そこはマックスのかつての恋人であるリリー(アレキサンドリア・ネルデル)の家であった。
ニナが車を運転したため途中あやしく思った警察に止められるも、ニナが銃で警察を脅すことによってなんとかその場を切り抜けることに成功する。
リリーの家についたマックスは彼女の手当てにより無事に回復していった。
ただいつまでもその家にいてはいずれ居場所がばれてしまう。
そこで3人は殺されたルディの家へと向かい身を隠すことに。
ルディの亡骸を弔い、悲しみにくれる3人。
だがそこにもすぐにバッカーの追手がさし向けられてしまう。
マックスはリリーとニナを裏から逃がすと自分は残って敵の部隊を抗戦することに。
何十人もの敵がいて激しい銃弾が飛び交う中、マックスは必死の抵抗を見せる。
そしてついに死ぬことなくその戦いを切り抜ける。
生き延びたマックスはかつての恋人であるリリーとニナと共にイギリスに移住。
新たに3人の家族として幸せに生きていくのであった。
・・・という感じです。
かなりわかりやすいストーリーでした。
アクション映画はこのぐらい単純な方がいいかもしれませんね。
ガンアクションとしては非常に見ごたえがあったと思いますので、興味のある方は見てみてはいかがでしょうか。
以上がガーディアンの感想とレビューでした。