3つ星 SF

映画ゴースト・イン・ザ・シェルのあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

ゴースト・イン・ザ・シェルの評価・・・3つ星

原 題: Ghost in the Shell
製作年: 2017年
製作国: アメリカ
出演者: スカーレット・ヨハンソン ビートたけし マイケル・ピット
    : ピルー・アスベック チン・ハン ジュリエット・ビノシュ ラザラス・ラトゥーリー
    : ダヌーシャ・サマル 泉原豊 タワンダ・マニーモ 桃井かおり
監 督: ルパート・サンダース
製 作: アヴィ・アラッド アリ・アラッド スティーヴン・ポール マイケル・コスティガン
脚 本: ジェイミー・モス ウィリアム・ウィーラー アーレン・クルーガー

あらすじ

押井守監督による「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」をはじめとするアニメ・シリーズでも世界的に知られる士郎正宗の傑作マンガ『攻殻機動隊』を、主演にスカーレット・ヨハンソンを迎えてハリウッドで実写映画化したSFアクション大作。共演はビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック。監督は「スノーホワイト」のルパート・サンダース。電脳ネットワークと肉体の義体化が高度に発達した近未来。世界最強の捜査官、少佐。悲惨な事故から生還した彼女の体は、脳の一部を除いて全身が義体化されていた。少佐は公安9課を率いて、凶悪なサイバーテロ犯罪に立ち向かっていた。ある時、ハンカ・ロボティックス社の関係者が何者かに襲われる事件が発生。捜査を進める少佐の前に、クゼという凄腕のハッカーの存在が浮かび上がってくるが…。(TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

日本では超メジャーな作品なので気になってレンタルしてみました。

漫画もちょっと読んだことあるのですがこれは別物でしたね。

普通にSFものとしては見れなくはなかったですけど、内容的にはいまいちでした。

なんかいろいろ中途半端でしたね。

もっとSFに寄せるかブレイド・ランナーのようなアンドロイドものに寄せるのかはっきりした方が良かったですね。

出演者にはアベンジャーズシリーズなどに出演しているスカーレット・ヨハンソン、ドリーマーズなどに出演しているマイケル・ピット、LUCY/ルーシーなどに出演しているピルー・アスベック、インデペンデンス・デイ・リサージェンスなどに出演しているチン・ハン、GODZILLAなどに出演しているジュリエット・ビノシュ、ブレイキング・ゴッドなどに出演しているラザラス・ラトゥーリー、そして日本からビートたけし泉原豊桃井かおりらが起用されていました。

正直配役もいまいちですしそこまで見る価値があったとは思えませんね。

ゴースト・イン・ザ・シェル予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

近未来、電脳技術が発達し人は機械を体に取りつける義体化を推奨し7割以上の人間がそれを受け入れていた。

ミラ・キリアン(スカーレット・ヨハンソン)はテロによって親子ともども瀕死の重傷を負ったが、ハンカ・ロボティックス社の技術によりミラだけは脳をサルベージされて全身サイボーグとなって甦った。

1年後、ミラは公安9課に配属され少佐として悪人を取り締まっていた。

その日、大統領が招かれた席でハンカ社の社員が自社の技術を売り込んでいたのだがそこへ何者かがハッキングをしかけてくる。

ハッキングを感知したミラは上司の命令を無視して単独で乗り込み敵を片づけていく。

ハッカーの狙いはハンカ社の社員であり、芸子ロボット操って脳にハッキングを行いデータを奪い取っていった。

ミラは死にたくないという芸子ロボットに同情しながらも冷徹に仕事をこなした。

ミラには過去の記憶がほとんどなかったがここ最近はバグのようなものが発生し幻覚が見えるようになっていた。

ミラは同僚のバトー(ピルー・アスベック)と共にハッキングされたロボットの記録を調べにハンカ社に向かい、ダーリン博士(アナマリア・マリンカ)の警告を無視して芸子ロボットにアクセスしてしまう。

ミラはロボットの記憶の中でメモリをいじられている記憶を見つけるが再びハッキングを受け敵に頭をのぞかれてしまう。

なんとかギリギリのところで引き戻すことができ、ハッキングをしてきた相手がクゼ(マイケル・ピット)という人物で居場所も特定することができた。

ミラとバトーとラドリヤ(ダヌーシャ・サマル)は電脳通信をONにして敵地に潜入しクゼを探すがその前に敵に見つかり分断されてしまう。

ミラは手錠をかけられ攻撃されるが自力で反撃し、バトーと共に敵を制圧したが肝心のクゼは見つからなかった。

またミラとバトーが足を踏み入れた先には爆弾が仕掛けられておりミラがギリギリで気がついたものの2人は重傷を負ってしまう。

ミラは全身修復するはめになり、バトーは義眼を入れることになった。

ミラは生みの親であるオウレイ博士(ジュリエット・ビノシュ)にバクのことを話しデータを消去してもらった。

一方、ハンカ社の人間を殺したクゼはほかの社員も殺しており、今度はダーリン博士が狙われた。

ダーリン博士はプロジェクト2571のファイルを見ている時にクゼに襲われ殺されてしまう。

通報を受けたミラとバトーはすぐに現場に向かい、殺されたダーリン博士が持っていたデータからクゼがプロジェクト2571に関係している人間を殺していることが判明する。

そのプロジェクトに関わった人間にはミラを作ったオウレイ博士も含まれていた。

そのころ、クゼは一般人をハッキングして操りオウレイ博士の乗る車を襲撃していた。

なんとか彼女が殺される前に現場に到着したミラ達は犯人を捕らえることに成功する。

だが犯人を尋問しても誤認逮捕というだけで全く有益な情報が得られない。

犯人は操られていただけでこれ以上情報は得られないと思ったミラだったが、しばらくすると犯人の様子が変わりクゼがハッキングしていることが分かる。

嘘発見機を通してハッキングしてきたことがわかりすぐに逆探知を開始する。

クゼはミラの頭にハッキングしたことで彼女に興味を持ったと話す。

またクゼはハンカ社は危険な会社で世界を滅ぼすと考えていることもわかる。

逆探知により居場所を特定すると公安9課はすぐに敵地に乗り込んでいった。

そこでミラはクゼを発見するが囚われの身になってしまう。

クゼは自分がプロジェクト2571の被検体でありミラの前に実験体にさせられたと話す。

クゼはハンカ社は命を与えているのではなく奪っているのだといい記憶はすべてハンカ社に奪われていると話す。

ハンカ社に不信感を持ったミラはクゼを見逃してしまい単独で行動を開始する。

まずミラが向かったのは生みの親であるオウレイ博士のもとだった。

そこでミラは自分の前に98人の犠牲があったこと、更に自分の記憶は都合よく埋め込まれたものだとわかる。

裏切られたと感じたミラはそのまま姿を消してしまった。

公安9課のトップである荒巻大輔(ビートたけし)はミラの身柄を確保するように命じバトーが心当たりがあるといってミラの元へ向かった。

この時ミラは海に繰り出しておりなにも届かない深海で考え事をしていた。

ミラはバトーに自分をハンカ社に連れて行くように頼んだ。

ミラは拘束されオウレイ博士とハンカ社のトップであるカッター(ピーター・フェルディナンド)の元へ連れて行かれた。

カッターは真実を知られては兵士として利用できないといいオウレイ博士にミラを処分するように命じ薬品を渡した。

オウレイ博士はミラの体にカッターの指示とは違う薬品をうち、ここにミラの過去があるといってあるマンションの鍵を渡した。

オウレイ博士にとってミラは娘同然で殺すことなどできなかったのである。

カッターは自分の命令に逆らったオウレイ博士を殺し、荒巻に電話してミラがオウレイ博士を殺して逃走したと報告した。

逃げたミラはオウレイ博士から渡された鍵のマンションへ行きそこでハイリ(桃井かおり)と出会う。

ハイリは自分にはモトコという娘がいたがある時家出をして機械化は世界を滅ぼすと言った反政府運動を行っていたと聞かされる。

しかしある時政府の人間がやってきて娘は死んだといい遺灰を渡されたというのである。

彼女の話を聞いて徐々に記憶が戻り始めたミラは彼女が母親であるかも知れないと感じ始める。

ミラは荒巻に通信を入れて自分はハンカ社に騙されていたと報告し、そのことはオウレイ博士証明できると話すが、オウレイ博士はミラに殺されたことになっているといわれる。

この通信はカッターにより傍受されており、カッターは公安9課を抹殺するように指示を出した。

荒巻は帰りに車に乗った際にカッターにより抹殺命令が出されていることに気が付き電脳通信は危険で自分たちははめられたと9課の人間に報告した。

その直後カッターのはなった刺客に銃撃されるが荒巻は難なく敵を撃退した。

ほかの隊員も同じように襲撃されるがみな敵を返り討ちにしていた。

ミラは記憶を頼りにバクで見る幻覚と同じ建物にたどり着いていた。

そこへクゼもやってきて自分はここで反政府運動をしていたと聞かされる。

ミラも自分が一員だったことを思い出しモトコという名前だったことを思い出す。

そしてクゼはヒデオという恋人だったことを思い出すが、ここでカッターの操る歩行型戦車に襲撃されてしまう。

ミラは必死に抵抗しなんとか戦車は撃退するが、今度はカッターの部下がヘリで襲撃してくる。

カッターの襲撃により重傷を負っていたミラとクゼはなすすべなく倒れ込み、真実を知ったクゼは自らのゴースト(心のようなもの)をミラに移植しその直後に頭を撃ち抜かれてしまう。

ミラも同じように狙われるが公安9課に助けられてなんとか無事に生き延びた。

その後カッターのもとに荒巻がやってきて国家反逆罪でカッターを処刑するのだった。

ミラはハイリに自分がモトコであることを明かし関係を取り戻した。

そして今日も公安9課として犯罪を取り締まるのだった。

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あんまりおもしろくなかったのでかなり適当に書いていますがあしからず。

原作を知っている人にとってはかなりひどい内容になっていたようですね。

まあ主演がスカーレット・ヨハンソンで役名がミラ(後にモトコとわかるが)だった時点でアウトですけどね。

ぶっちゃけSF映画としても微妙な完成度になってしまっていたのであまりおすすめはできません。

どうしても気になる場合は止めませんが、あまり期待しないで下さいね。

以上がゴースト・イン・ザ・シェルの感想とレビューでした。

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