ここでは実際に映画「フレディVSジェイソン」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
フレディVSジェイソンの評価・・・3つ星
原 題: Freddy vs. Jason
製作年: 2003年
製作国: アメリカ
出演者: ロバート・イングランド ケン・カージンガー ジェイソン・リッター
: モニカ・キーナ ケリー・ローランド ロックリン・マンロー
: キャサリン・イザベル ブレンダン・フレッチャー クリス・マークエット トム・バトラー
監 督: ロニー・ユー
製 作: ショーン・S・カニンガム
脚 本: デヴィッド・S・ゴイヤー ダミアン・シャノン マーク・スウィフト
フレディが人々の夢に侵入し殺戮を繰り返した惨劇からすでに10年。現在、エルム街にあるフレディの古い屋敷に住む家族は、フレディの復活を怖れて夢を見ないよう細心の注意をしていた。もう若者たちの中にフレディの存在を知る者はほとんどいなかった。こんな状況はフレディにとってとても耐えられるものではない。そんな時、フレディはもう一人の殺人鬼ジェイソンの存在を知る。彼を利用することで再び地獄から這い出てエルム街に恐怖をもたらすことができると思いついたフレディは、さっそくジェイソンの夢に忍び込むのだったが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
理由はなかったんですけどなんとなく見てみました。
率直な感想は可もなく不可もなくと言った感じです。
想像通りというか思っていた通りの内容でした。
元祖ジェイソンやフレディのような恐怖感はなかったですね。
出演者にはエルム街の悪夢シリーズにも出演しているロバート・イングランド、クライモリ デッド・エンドなどに出演しているケン・カージンガー、ザ・イーストなどに出演しているジェイソン・リッター、あなたが寝ている間に...などに出演しているモニカ・キーナ、魔法の恋愛書などに出演しているケリー・ローランド、ウォールストリート・ダウンなどに出演しているロックリン・マンロー、インクレディブルなどに出演しているキャサリン・イザベルとブレンダン・フレッチャー、顔のないスパイなどに出演しているクリス・マークエットらが起用されていました。
この後飛びぬけて有名になった俳優はいませんでしたね。
フレディVSジェイソン告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はホラー映画の金字塔ジェイソンとフレディが争うというもの。
フレディ(ロバート・イングランド)がエルム街で起こした惨劇から10年。
被害者の親たちに焼き殺されたフレディに関することにはかん口令がしかれ、その存在を知るのは大人世代ばかりだった。
忘れられては力を発揮できないフレディはこの状況に危機感を抱いた。
そこでフレディはジェイソン・ボーヒーズ(ケン・カージンガー)に目をつけた。
ジェイソンに母親の姿で呼び掛けることにより復活させたのである。
よみがえったジェイソンはかつてフレディが惨劇を起こしたエルム街に姿を現す。
ジェイソンがやってきたのはエルム街の1428。
その家には現在ローリー(モニカ・キーナ)とその父親(トム・バトラー)が住んでいた。
その日、父親は外出しており家にはローリーとその友達が来ていた。
そこへジェイソンが現れたのである。
ジェイソンは家に侵入するとローリーの友達の彼氏を殺害し姿を消した。
翌日、警察は事件について慎重に調べを進めた。
理由は簡単で、今回の事件を起こしたのがフレディだと思っていたからである。
警察は現場にいた4人の子供たちを別々に事情聴取した。
フレディの恐怖が拡散するのを防ぐためである。
その中でローリーだけは警察のフレディという名前を言っているのを耳にしてしまっていた。
これによりフレディの悪夢がローリーに襲い掛かる。
署内でうっかり寝てしまったローリーはフレディに襲われてしまうのである。
だがフレディは復活したばかりでまだパワーが十分でないようで殺されるまでには至らなかった。
しかしこれを機にフレディのうわさは一気に広まってしまうのである。
その夜、ローリーの家に遊びに来ていた別の友達の家で再びジェイソンが現れる。
そして父親ともども殺されてしまう。
恐怖におびえる住民たち。
一方、エルム街には極秘に運営されている病院があった。
そこに入院している患者はかつてフレディの悪夢に関わった人間ばかりだった。
その中にローリーの恋人であるウィル(ジェイソン・リッター)とその友達のマーク(ブレンダン・フレッチャー)もいた。
彼らは実に4年間もの間病院に閉じ込められ、外部との接触を断たれていたのである。
そんな生活に嫌気がさしていたマークは看守の隙をついて鍵をうがい病院から脱走する。
その足で向かったのはローリーたちがいる学校だった。
学校ではローリーが他の生徒にフレディのことを話していた。
それを聞いたマークはされに情報を付け加えてしまう。
もはやフレディの情報を止めることはできなかった。
放課後、学校の生徒たちは気分を紛らわすためにパーティーの企画していた。
ローリーたちもこれに参加し気分を晴らすことに。
だがこのパーティーでも恐怖が襲いかかってくる。
なんとジェイソンがパーティー会場に現れ無差別に生徒を殺し始めたのである。
その中で酒に酔っていたローリーの友達のギブ(キャサリン・イザベル)はフレディの悪夢の中にいた。
力を取り戻したフレディは夢の中でギブをもてあそんでいた。
そしていよいよとどめを刺そうとした時、夢の中からギブが消えてしまうのである。
なぜなら現実でギブはジェイソンによって殺されてしまうからである。
獲物を横取りされたフレディは夢の中で激怒。
自分で目覚めさせたジェイソンが邪魔になってきたため自らの手で排除することに。
一方、パーティー会場から急いで逃げたローリーとウィルはフレディの情報を集めるためマークの家へと向かった。
マークは自身が何度もフレディの夢を見た経験があり、兄もフレディによって殺されていたためフレディに関する知識は豊富だった。
だがウィルたちがマークの家に着いた時、すでにマークはフレディによって苦しめられていた。
そしてフレディに「フレディが戻った」という焼印を押されて絶命してしまう。
ひとまず友達の家に集まったローリーたちは、現状にどのように対処するかを考えた。
そしてフレディに対してはウィルが監禁されていた病院で使用されていた薬で夢を阻害することで対処することに。
若いせいで真実を教えてもらえないウィリアムズ保安官(ゲイリー・チョーク)もメンバーに加わり一行は早速病院へ。
だが病院にもジェイソンが付いてきてしまう。
更に悪いことに、友達の一人がフレディによって体を乗っ取られてしまう。
フレディの目的は薬の排除とジェイソンの抹殺だった。
フレディは両手に精神安定剤を持つと、それをジェイソンに注射した。
だがジェイソンによって乗っ取られていた友達の体も真っ二つにされてしまう。
とはいえうまくジェイソンを夢の中へ連れて行くことに成功したフレディ。
ついにフレディとジェイソンの第一幕が幕を開けたのである。
夢の中はなんでもフレディの思い通りになるため、さしものジェイソンも大苦戦。
だが不死身の肉体を持つジェイソンにフレディの攻撃など効かなかった。
逆に夢の中でフレディを追い詰めるジェイソン。
だがギリギリのところでジェイソンの動きが止まってしまう。
ジェイソンは11歳の時におぼれて死んでしまっている過去があった。
そのため水に弱かったのである。
そのころローリーたちはジェイソンを連れてクリスタルレイクに向かっていた。
ローリーたちはジェイソンとフレディを戦わせてフレディを倒そうと考えていたのである。
ローリーはフレディを夢の中からおびき寄せるために自分からフレディのいる夢の中へと向かって行った。
一行がクリスタルレイクに着いたと同時に安定剤によって眠らせていたジェイソンも目を覚ましてしまう。
だがローリーは目を覚まさない。
ローリーを連れて安全な場所へ避難するウィルだったが、意識を取り戻したジェイソンに追い詰められてしまう。
しかしギリギリのところでローリーがフレディを夢から連れ出すことに成功する。
ついに現実世界でフレディとジェイソンが対峙したのである。
圧倒的なパワーのジェイソンにスピードで対抗するフレディ。
フレディは周りにあるもので執拗にジェイソンを痛めつける。
だがどんな傷を負ってもジェイソンは倒れない。
フレディとジェイソンが橋で戦っている時、ローリーはあたりにガソリンをまき火をつけた。
ダメージは負ったもののいまだ死なない2人。
しかしようやく決着の時が迫っていた。
フレディがジェイソンの指を切り落とし武器を持たせないようにして湖に落としたのである。
ジェイソンを倒したフレディはそのままローリーたちの元へ向かってくる。
しかしローリーはジェイソンの武器を拾って応戦した。
だがフレディの方が一枚上手で殺されかけたその時、湖に沈んでいたジェイソンが後ろからフレディの爪(切られていた)を突き立てたのである。
ようやく動きが止まったフレディ。
そのすきにローリーはジェイソンの武器を使ってフレディの首をはねたのである。
こうしてフレディを倒すことに成功したローリー。
最後に助けてくれたジェイソンもそのまま湖に沈んでいった。
ようやくエルム街を震撼させた悪夢が取り除かれたのである。
・・・だがジェイソンの恐怖はまだ終わっていなかった?
最後、ジェイソンがフレディの首を携えて颯爽と復活するのであった。
・・・という感じです。
ホラー映画というよりスプラッター映画でしたね。
シチュエーションより音で驚かそうという魂胆が見え見えで、その点が残念でした。
まあ悪くはなかったので、興味のある方は見てみてはいかがでしょうか。
以上がフレディVSジェイソンの感想とレビューでした。