ここでは実際に映画「フェイシズ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
フェイシズの評価・・・3つ星
原 題: FACES IN THE CROWD
製作年: 2011年
製作国: アメリカ/フランス/カナダ
出演者: ミラ・ジョヴォヴィッチ ジュリアン・マクマホン デヴィッド・アトラクチ
: サラ・ウェイン・キャリーズ マリアンヌ・フェイスフル マイケル・シャンクス
監 督: ジュリアン・マニャ
製 作: ジーン=チャールズ・レヴィ ケヴィン・デウォルト クレマン・ミゼレ
脚 本: ジュリアン・マニャ
人の顔や表情を識別できない“相貌失認”という障害に陥ったヒロインを主人公に描くサスペンス・スリラー。主演は「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ。監督は「ブラッディ・マロリー」のジュリアン・マニャ。恋人のブライスとの結婚を控え、順風満帆な日々を送っていた女性教師、アンナ。ある日、ニューヨーク中を震撼させていた殺人鬼“涙のジャック”による殺人現場を目撃してしまう。犯人に気付かれ、襲われるも一命を取り留める。しかし昏睡から目覚めたとき、彼女は相貌失認となってしまい、恋人や親友どころか、鏡に映る自分の顔さえも認識できなくなってしまっていた。それでも唯一の目撃者として捜査に協力するアンナだったが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
ミラ・ジョヴォヴィッチは好きな女優の一人なので気になってみてみました。
率直な感想は可もなく不可もなくと言ったところですね。
作中で何度も顔が変わるんですけど、正直いろんな顔がでてきすぎで、変わっているのか変わっていないのかよくわからないところが多々ありました。
悪くはなかったですけど、すごく面白いというものでもなかったです。
出演者にはバイオハザードシリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ、ファンタスティック・フォーシリーズなどに出演しているジュリアン・マクマホン、マリー・アントワネットなどに出演しているマリアンヌ・フェイスフル、赤ずきんなどに出演しているマイケル・シャンクスなどが起用されていました。
よく知られているのはミラ・ジョヴォヴィッチとギリギリでジュリアン・マクマホンぐらいでしたね。
フェイシズ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は連続殺人犯に襲われ顔の認識ができなくなった唯一の目撃者の苦悩を描いたもの。
小学校で教師をしているアンナ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)はいつものように友人たちとクラブでお酒を飲んでいた。
その帰り道、アンナは一人で暗い道を歩いていると、世間を騒がせていた連続殺人鬼の殺害現場を偶然見かけてしまう。
顔を見られたと思った殺人鬼はアンナを追いかけ、橋の上から突き落とす。
この時アンナは頭を強く打って気を失ってしまう。
アンナが目覚めた時そこは病院のベッドの上だった。
一命は取り留めたものの、目の前の友人と恋人の顔が判断できなくなっていた。
医者の診断では相貌失認という記憶障害に陥っているとのことで、その病気では人の顔を見るたびに初対面に感じてしまう病気だった。
事実、恋人や友人、更には自分の顔さえも知らない顔に見えてしまうほどであった。
相貌失認になったアンナは今まで通り小学校で教師を勤めようとするも、子供たちの顔の見分けがつかず休暇を命じられてしまう。
その帰りの電車で、アンナは襲われた際になくしたカバンが自分のすぐ横に置かれているのに気が付く。
それは連続殺人犯が持っていったものであった。
混乱するあんなに一人の男が近づいてくる。
顔のわからないその男はアンナが会う約束をしていた実の父親だった。
アンナは通常の生活を取り戻すために精神神経科医ランゲンカンプ医師(マリアンヌ・フェイスフル)の治療を受けることに。
彼女のアドバイスでアンナは人を顔ではなくその他の特徴で判断する特訓を始める。
その家庭で彼氏はネクタイで判断するようにしていたアンナだったが、彼氏には病気が治ったと嘘をついてしまう。
また捜査に協力するためになども刑事のケレスト(ジュリアン・マクマホン)に会っていたアンナは、その刑事だけは顔が変わらないことを発見する。
アンナは唯一顔が分かるケレストにだんだん心を開き始める。
アンナは犯人の背丈によく似た容疑者を見て犯人を探す協力をしたり、催眠術で過去に戻り夢の中で犯人の顔を認識しようとしたりするがなかなかいい結果はでない。
そんな時、唯一の心のよろどころであった彼氏に顔を判別がまだできていないことがばれてしまい、彼との仲は壊れてしまう。
そんなアンナを不憫に思ったケレストは自らの生まれ故郷にアンナを連れていき息抜きをさせようとする。
一夜を共にした後、ケレストは特徴的な髭をそることに。
しかしこれによってアンナは唯一顔が判別できたケレストの顔が認識できなくなってしまう。
特徴的な髭が彼を判別する唯一のものだったようだ。
人の顔が認識できないことにだんだん慣れてきたアンナは友人たちと再びクラブへ飲みに行くことに。
楽しんだのもつかの間、なくしていた自身の携帯から電話がかかってくる。
相手はまぎれもなく連続殺人犯であった。
なんと殺人犯はクラブの中から電話をかけてきているのであった。
混乱するアンナをよそに、犯人はアンナの友人の一人を殺害してしまう。
数日後、元彼氏に呼び出されたアンナは指定された場所まで行ったが、それは犯人が仕組んだものだった。
トイレに行った彼氏はそのすきに犯人に殺されてしまい、アンナにも近づいてくるが必死に抵抗しなんとかケレストに連絡することに成功する。
ケレストが到着すると、なとその連続殺人犯は同僚の刑事だった。
ケレストは銃を持った犯人ともみ合いになり、不幸にも命を落としてしまう。
こうして一連の事件は解決し、アンナはケレストとの間に授かった子供と共に、ケレストの生まれ故郷に移住し幸せに暮らすのであった。
という感じです。
展開は悪くなかったように思います。
ただいろんな顔が出過ぎて、誰が誰やら分からなくなってしまいましたね。
最後はちょっと悲しい終わり方でしたが、まあ時間があるなら見てみてはいかがでしょうか?
以上がフェイシズの感想とレビューでした。