ここでは実際に映画「エラゴン/遺志を継ぐ者」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
エラゴン/遺志を継ぐ者・・・3つ星
原 題: eragon
製作年: 2006年
製作国: アメリカ
出演者: エド・スペリーアス ジェレミー・アイアンズ シエンナ・ギロリー
: ロバート・カーライル ジャイモン・フンスー ジョン・マルコビッチ
: ギャレット・ヘドランド ゲイリー・ルイス ジョス・ストーン
監 督: シュテフェン・ファンマイアー
製 作: ジョン・デイヴィス ウィック・ゴッドフレイ
脚 本: ピーター・バックマン ローレンス・M・コナー
原 作: クリストファー・パオリーニ
クリストファー・パオリーニの世界的ベストセラーを空前のスケールで映画化したファンタジー・アドベンチャー超大作。邪悪な力に支配された世界を舞台に、世界の命運を握るドラゴンと出会った少年が、自らの大きな使命を悟り数々の困難に立ち向かい成長していく姿を描く。遥か彼方の帝国アラゲイシア。かつて平和だったこの土地は、今では邪悪なガルバトリックス王に支配されていた。辺境の村で叔父と暮らしていた少年エラゴンは、ある日森の中で青く光るドラゴンの卵を見つける。やがて卵からかえったメスのドラゴン、サフィラを秘かに育て始めるエラゴンだったが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
かなり前の映画ですが、当時CMを見た時おもしろそうだったのとちょうどTVで放送するようになっていたので見てみました。
率直な感想は思っていたよりは・・・でした。
まあ王道のSF映画という感じはしましたね。
最後の方なんかはおもしろかったと思います。
ただ原作が3部作なだけあってここで終わるのか~という感じでもありました。
しかもヒットしなかったため続編は制作されないとか・・・。
残念すぎますね。
出演者にはクライムダウンなどに出演したエド・スペリーアス、ビューティフルクリ―チャーズ 光と闇に選ばれし者などに出演しているジェレミー・アイアンズ、バイオハザードシリーズのシエンナ・ギロリー、28週間後・・・などに出演しているロバート・カーライル、グラディエーターなどに出演しているジャイモン・フンスー、REDシリーズに出演しているジョン・マルコビッチ、トロン:レガシーなどに出演しているギャレット・ヘドランドなどが起用されていました。
そこまで有名な俳優は起用されていませんでしたね。
自分に分かったのはバイオシリーズに出てくるシエンナ・ギロリーぐらいでしたね。
エラゴン/遺志を継ぐ者予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は一人の青年が偶然手にしたドラゴンの卵により運命が大きく変わるというもの。
エラゴン(エド・スペリーアス)は父を知らず母親も自分を産んですぐになくなってしまったため、伯父のギャロウ(アラン・アームストロング)とその息子のローラン(クリストファー・イーガン)と共に貧しいながらも幸せに暮らしていた。
しかし国では戦争が起こっており、ローランは徴兵される歳になっていた。
そのため自ら家を出て一人旅立つこととなる。
ある日、狩りをしていたエラゴンは突然謎の光に包まれ、目の前には石のようなものが転がっていた。
それを持ち帰ったエラゴンは後日驚くこととなる。
なんと石だと思っていたものからドラゴンが生まれたのである。
その卵はエルフ族の王女であるアーリア(シエンナ・ギロリー)が国を支配するガルバトリックス(ジョン・マルコヴィッチ)から盗み出したドラゴンの卵を運んでいる途中で、なんとか敵の手に渡ることなく転送されたものだった。
エラゴンはドラゴンを育てている中で、村に住むブロム(ジェレミー・アイアンズ)という男がかつての国について語っているのに興味を引かれた。
それはかつてドラゴンにまたがり王国を支配していたドラゴンライダーの話だった。
どうしても話の全てが知りたいエラゴンは夜中にブロムの家に忍び込むがあっけなく見つかってしまい、追い返されてしまう。
ドラゴンは瞬く間に成長し、エラゴンと心の中で会話できるようになっていた。
そのころ、卵の行方を突き止めたガルバトリックスが兵をエラゴンの元へ送っていた。
それを察知したドラゴンのサフィラはエラゴンを家から遠ざけたが、エラゴンの気迫に負け、仕方なく家まで送り届けた。
そこにはボロボロになった家と、無残に殺された伯父のギャロウの姿があった。
泣き崩れるエラゴンだったが、そこへブロムがやってきてエラゴンを反乱軍であるヴァーデン軍の元へ連れて行こうとする。
なんとブロムもかつてはドラゴンライダーであり、エラゴンは世界中が待っていた希望の光なのだという。
これは作中では明らかにされていなかったが、実はブロムはエラゴンの実の父親であり、ガルバトリックスから卵を盗み出した一人であった。
ブロムはエラゴンをヴァーデン軍に連れていく道中でドラゴンのことや魔法のことなどいろいろなことをエラゴンに教える。
ヴァーデン軍の本拠地へ向かう途中、エラゴンは敵の魔法使いによりアーリアが危機に陥っていることを伝えられ、罠とも知らずアーリアを助けに行ってしまう。
エラゴンはアーリアがつかまっているところまで難なく忍び込むが、魔法使いであるダーザにより危機的状況に陥ってしまう。
しかしここでブロムが駆け付けエラゴンをかばって死んでしまう。
ブロムと謎の青年の助けによりその場から逃げることができたエラゴンとアーリアは再びヴァーデン軍の本拠地へ向かうことに。
その途中、サフィラがあやしい人物がいたと言って、先ほど敵地で助けてくれた青年をつきだしてくる。
青年は自分は敵ではなく、自分もガルバトリックスに恨みがあるという。
さらに、自分はヴァーデン軍へ行く道を知っていると言い、エラゴンは仕方なく彼に道案内を頼むことに。
無事にヴァーデン軍の元へ着くものの、的に後をつけられており、そこで大きな戦闘になってしまう。
エラゴンは成長したサフィラとともにガルバトリックスの軍と戦い、見事に勝利を収める。
こうしてガルバトリックス軍とのさらなる戦いの幕が上がるのであった。
という感じです。
内容はもう少し濃いですが、ちょっと面倒なのであっさり書かせてもらいました。
まあやっぱりエラゴンの続編が出ないのが残念ですね。
どうしても気になる方は原作の3部作を読んでみてはいかがでしょうか?
以上がエラゴン/遺志を継ぐ者のあらすじと感想のレビューでした。