ここでは実際に映画「ドリームハウス」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ドリームハウス・・・3つ星
原 題: DREAM HOUSE
製作年: 2011年
製作国: アメリカ
出演者: ダニエル・クレイグ ナオミ・ワッツ レイチェル・ワイズ マートン・ソーカス
: イライアス・コティーズ ジェーン・アレクサンダー テイラー・ギア
: クレア・アスティン・ギア レイチェル・フォックス サラ・ガドン
監 督: ジム・シェリダン
製 作: ジェームズ・G・ロビンソン デヴィッド・ロビンソン
脚 本: デヴィッド・ルーカ
ダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズ、ナオミ・ワッツの豪華共演で贈るサスペンス・ミステリー。妻子とともに越してきた新居が、一家惨殺事件の舞台だったことから主人公にふりかかる戦慄の恐怖と驚愕の真相をサスペンスフルに描く。監督は「父の祈りを」「マイ・ブラザー」のジム・シェリダン。有能な編集者だったウィルは、小説家として第二の人生を歩むべく長年勤めた会社を辞め、妻リビーと2人の娘たちとともに郊外の新居へと引っ越してくる。しかし、引っ越して早々に不審な出来事が続き、娘たちが怯えてしまう事態に。やがてこの家で、5年前に一家惨殺事件が起きていたことが判明する。一連の不気味な出来事との関連を探るため、5年前の事件について調べ始めるウィルだったが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
ホラー映画だと思って見てみた作品になります。
ところが全くホラーではなく、ミステリーとかそっち系の映画でしたね。
内容は・・・まあ可もなく不可もなくといったところでした。
良い話ではありましたけどね。
理解するのに少し時間がかかりますね。
出演者には007シリーズのダニエル・クレイグ、ザ・リングシリーズやインポッシブルなどに出演しているナオミ・ワッツ、ハムナプトラシリーズやオズ始まりの戦いなどに出演しているレイチェル・ワイズ、ベンジャミン・バトン数奇な人生などに出演しているイライアス・コティーズ、ザ・リングやターミネーター4などに出演しているジェーン・アレクサンダーなどが起用されていました。
出演者は少なかったですが、かなり豪華な俳優陣でしたね。
ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズは今作がきっかけで結婚したそうですよ。
ドリームハウス予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は新たな環境で第2の人生を歩もうとする一家に襲い掛かる不可解な現象を解決していくというもの。
有能な編集者だったウィル(ダニエル・クレイグ)は、小説家として第二の人生を歩むべく長年勤めた会社を辞め、妻リビー(レイチェル・ワイズ)と2人の娘たちとともに郊外の新居に引越しました。
幸せに暮らしている一家でしたが、娘が家の外に不審者の姿を見たといいおびえてしまいます。
翌朝外を確認したウィルは足跡が残っているのを発見します。
不審者が家の様子をうかがっているのは間違いないようです。
ある日いつものようにベットで寝ていると物音がしているのに気が付きます。
地下室に行くと近所の悪ガキが集まって何やら怪しげな集会を開いていました。
悪ガキどもは空き家だとおもい入ってしまったのだと言います。
ウィルは不審者のことを尋ねると少年が「あいつ」が帰ってきたといい残し逃げ帰ってしまいます。
気になったウィルが調べてみるとなんとその家は5年前に一家惨殺事件が起きており、容疑者は夫のピーター・ウォードという男だったようです。
しかし心神喪失状態であると判断されたピーター・ウォードは不起訴処分となり精神病院に入院していました。
ウィルはピーター・ウォードが犯人だと思い、彼が入院していた病院に行きます。
しかしそこにピーター・ウォードはおらず、彼の過ごしていた部屋には自分の家族の写真がありました。
その夜自宅に車で何者かが押し寄せきて、警察に通報しましたが、なぜか警察は真剣に取り合ってくれません。
自ら警察に出向いたウィルは本腰を入れて操作をするように依頼しますが、そこで知らされたのは衝撃の事実でした。
以下からかなりのネタばれなので閲覧には注意してください。
ウィルはそこで5年前の一家惨殺の容疑者の映像を見せてもらいました。
なんとそこに映っていたのは自分の姿でした。
一家惨殺の容疑者とは自分自身のことだったのです。
警察官の話ではウィルは5年間施設で入院しており、その間に自分がピーター・ウォードであることを認めなくなったのだといいます。
そして腕に付いていた認証の「Wi11-8-10-10」という文字から自分のことをウィル・エイテンテンであると言い始めたといいます。
ウィル自身も銃で頭を撃たれていたために記憶が錯乱してしまったのだといいます。
そして5年たってなにもなかったように自宅に戻り、いないはずの家族の幻と暮らしていたのです。
5年前に家族を殺したのは本当に自分なのか?
ここからウィルは記憶をたどることになります。
そしてついに全てを思い出します。
家族を殺害したのは自分ではなかったのです。
犯人は向かいに住むジャック・パターソン(マートン・チョーカシュ)とボイス(イライアス・コティーズ)という男でした。
ジャックは妻のアン(ナオミ・ワッツ)と離婚の協議をしており、今のままでは親権を得ることができませんでした。
そこでボイスという男を雇い、妻を殺させることにしました。
しかしボイスは家を間違えてしまい、アンではなくウィルの妻であるリビーとこどもたち2人を殺すことになったのです。
そしてそこへ帰ってきたウィルは犯人と争いになり、打たれながらもかろうじて息のあったリビーがボイスを打とうとします。
しかし不運にも銃弾はウィルの頭部に命中してしまいます。
こうして一家惨殺の現場が作られてしまったのです。
ジャックは記憶の戻ったウィルに真実を明かされることを恐れて真実を知った妻のアンともども殺そうとします。
もう駄目だと思った時、自分にしか見えないリビーの幻がウィルを助けてくれます。
そして全てを理解したウィルは燃え行く家を見ながら家の中には「誰もいない」と言い残し、事件は解決するのでした。
文章で説明するのは非常に難しい作品ですね。
気になるなら見てみてください。
それなりに面白いと思います。
ただホラーではないので気をつけてください(笑)。
以上がドリームハウスのあらすじと感想のレビューでした。