ここでは実際に映画「ボーン・レガシー」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ボーン・レガシーの評価・・・3つ星
原 題: THE BOURNE LEGACY
製作年: 2012年
製作国: アメリカ
出演者: ジェレミー・レナー エドワード・ノートン スコット・グレン
: オスカー・アイザック アルバート・フィニー デヴィッド・ストラザーン
: レイチェル・ワイズ ジョーン・アレン ステイシー・キーチ コーリイ・ジョンソン
監 督: トニー・ギルロイ
製 作: フランク・マーシャル パトリック・クローリー ジェフリー・M・ワイナー
脚 本: トニー・ギルロイ
世界中で大ヒットした“ボーン”シリーズ3部作の続編にして、ジェイソン・ボーンの死闘の裏で動いていたもう一つの国家的陰謀を同時進行で描くサスペンス・アクション。主演は「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー、共演にレイチェル・ワイズ、エドワード・ノートン。監督は「フィクサー」のトニー・ギルロイ。記憶を失った最強暗殺者ジェイソン・ボーンの存在によってCIAの極秘プログラム“トレッドストーン計画”が暴かれようとしていた。それはさらなる極秘計画“アウトカム計画”にも波及し、国家調査研究所のリック・バイヤーは、すべてのプログラムを闇に葬り去るべく動き出す。関係者が次々と抹殺されていく中、アウトカム計画の“最高傑作”アーロン・クロスは間一髪で逃げ延びるが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
大人気ヒット作ボーンシリーズの第4作目になります。
続編という形ではなくスピンオフという形になっているようです。
時間軸的にはボーン・スプレマシーからボーン・アルティメイタムの間になっているようです。
率直な感想はと言えば、残念ながら期待外れでした。
こてこてのアクション系の映画かと思っていたのですが、あまりアクションする場面はなかったですね。
ジェレミー・レナー好きなだけにこの作品は残念でなりませんでしたね。
出演者にはヘンゼル&グレーテルやアベンジャーズなどに出演しているジェレミー・レナー、ラウンダーズやファイト・クラブなどに出演しているエドワード・ノートン、羊たちの沈黙などに出演しているスコット・グレン、ロビン・フッドやドライヴなどに出演しているオスカー・アイザック、ボーン・アルティメイタムにも出演していたアルバート・フィニー、デヴィッド・ストラザーン、ジョーン・アレン、コーリイ・ジョンソン、ハムナプトラシリーズなどに出演しているレイチェル・ワイズなどが起用されていました。
つい最近ラウンダーズでエドワード・ノートンを見た後だったので、変わりように驚きました。
ボーン・レガシー予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は組織のために働いてきた男が組織により消されるのに抗うというもの。
CIAの極秘プログラムであるアウトカム計画の最高傑作アーロン・クロス(ジェレミー・レナー)は組織の命のもと任務を忠実にこなしていた。
工作員であるアーロンには緑と青の錠剤が渡されており、毎日飲むように決められていた。
しかし長期で任務に行っていたアーロンの薬は尽きかけていた。
そこで仲間の工作員と合流するために雪山を越えて期限より早く向かうことに。
雪山を越えると仲間が待っており、アーロンの持っていた血液サンプルなどを無人輸送機で送った。
また仲間に初めて会ったアーロンはその男にいろいろ質問するが何も答えてはもらえなかった。
薬がほしいアーロンは男に薬を持ってい中聞くが、男も薬を持っていなかった。
翌日、アーロンと男は共に雪山を降りて組織に向かおうとするが、大雪のためでるに出られなかった。
だがここでアーロンは外から飛行機の男が聞こえるのに気が付く。
誰が何の目的でやってくるのかわからなかったため、アーロンは小屋の外で、男は小屋の中で待ち構えることに。
飛行機が近づいてくると、その飛行機はなんと組織の飛行機だった。
組織はジェイソン・ボーンによりトレッドストーン計画が公にされてしまい、情報を隠蔽するために組織の工作員を抹殺していたのである。
他の工作員には毒が混ぜてあり薬が渡され、多くの国で工作員が死んでいるのが発見されていた。
組織はアーロンがあった男を始末するために小屋目がけてミサイルを撃ってきたのである。
小屋の中にいた男は即死してしまう。
組織は工作員にカプセルを埋め込んでいたため、どこにだれがいるのか把握していた。
男は確かに死んだものの、組織のモニターにはもう一つカプセルの反応があった。
そこにはアーロンがいたからである。
アーロンは自分に発信機があることを知っており、電波が出ないようにすぐにアルミなどでカプセルの周辺を隠した。
信号を見失った組織の飛行機はあたりを旋回している間にアーロンによって撃ち落とされてしまう。
組織はすぐに別の飛行機を手配した。
次の追手が来る間、アーロンは自らに埋められているカプセルを取りだしていた。
そして周辺にいた狼をとらえて、その狼にカプセルを飲ませて逃がしてやった。
組織はカプセルの反応だけを見ているため、狼を追っているとは知らずミサイルを発射してしまう。
反応は消失しコレでアーロンは死んだかに思われていた。
しかしアーロンは死んでおらず、飛行機を調達するとある場所目指して飛んで行ってしまう。
そのころ、CIAの工作員の健康管理をしていたステリシン・モルランタ社の研究所で銃の乱射事件が発生していた。
トレッドストーンに関わった全ての人間は組織によって皆殺しにされる予定だったのである。
その研究所では健康管理だけでなく、工作員が飲んでいた緑と青の錠剤の効果がどのくらい出ているかも調べていた。
つまり研究員もグレーゾーンの研究をしていたのである。
コレが公に漏れるとCIAは窮地に追い込まれるため、送りこんでいた工作員に全ての研究員を消すよう指示したのである。
そんな中で女性の研究員であるシェアリング博士(レイチェル・ワイズ)だけ生き残ってしまう。
シェアリング博士は今回の出来事にショックを受けて妹の暮らしているところまで避難しようとしていた。
しかし組織はすでに次の手を打っていた。
4人のエージェントを博士抹殺に送っていたのである。
シェアリング博士は単なる研究員で研究結果以外の情報は何も知らなかったが、組織は念には念を押して彼女を殺すことに決めていたのである。
だがここで突然アーロンが現れる。
アーロンが飛行機で向かっていたのはシェアリング博士の家だったのである。
アーロンは瞬く間に4人のエージェントを返り討ちにし、証拠隠滅のため家を燃やしてシェアリング博士と共に車で逃げた。
アーロンがシェアリング博士の元へ来たのには理由があった。
それは健康管理のために面識があったこと、更に緑と青の薬はあの研究室で渡されていたためである。
アーロンはシェアリング博士が薬を持っていると思っていたのだ。
しかしシェアリング博士は薬を持ってもいないし、ある場所も知らないと言った。
それどころか、それらの薬はずいぶん前に投与中止となっている薬だったのである。
緑の薬は細胞のミトコンドリアの量を増やすことで身体能力をあげることが目的の薬だった。
緑の薬はすでに被験者の体に定着しており、それ以上摂取する必要がなかったのである。
青の薬は一時的にIQを高めることができる薬だった。
こちらはまだ定着しておらず、薬が切れると効果がなくなってしまうものだった。
博士は薬がすでに製造中止になっていることをアーロンに説明し、手に入れることは不可能だと言った。
だがマニラにある工場に行けば薬のもととなるウィルスが手に入り、それを直接注射すれば今後薬を飲む必要はないとのことだった。
アーロンはすぐにマニラに向かうことに。
アーロンがそこまでして薬を欲しがるのには理由があった。
それは入隊時のテストで上官にIQを水増ししてもらっていたからである。
そのためアーロンは薬がないとすぐにIQが低下し、組織の追ってから逃げられないと考えていたのである。
アーロンはすぐにシェアリング博士の偽造パスポートを作り、マニラへと向かった。
夜中に工場に付くと、突然の訪問に困惑する警備員を説得し、二人は中へとはいって行った。
薬を見つけたシェアリング博士はすぐにアーロンに薬を投与した。
この時CIAも二人の足取りをつかんでいた。
CIAはすぐに向上に連絡し、二人を捕まえるよう指示するが、まんまと逃げられてしまう。
CIAは超極秘に進めていたラークス3という計画の最強の暗殺者をアーロン抹殺に向かわせることに。
工場から逃げたアーロンはウイルスの副作用に襲われていた。
まともに動けないアーロンはシェアリング博士に連れられて近くのホテルで休むことに。
アーロンはシェアリング博士に協力を感謝し、すぐに金を持って逃げるように言ったが、シェアリング博士はアーロンを見捨てるようなまねはしなかった。
翌日、眠りから覚めたアーロンは副作用もなくなり、自由に動けるようになっていた。
シェアリング博士は近くの薬局に行っていていなかった。
しかしシェアリング博士がホテルに戻るよりも早く、CIAから通報を受けた地元警察はアーロン達の居場所を包囲していた。
このままではアーロンが警察に殺されると思ったシェアリング博士は外から大声でアーロンに危機を知らせた。
当然シェアリング博士は警察に見つかり追われることに。
すでに警察に囲まれていることを知ったアーロンは屋上から逃げることに。
この時CIAの工作員もアーロン達を追ってきていた。
アーロンは屋上から警察の声のする方へと向かいシェアリング博士を救出すると、盗んだバイクで逃げることに。
当然警察と工作員もアーロン達を追いかけてくる。
警察はうまくまけたものの、工作員は一筋縄ではいかなかった。
アーロンも足を撃たれて追いつめられるが、なんとか工作員を倒すことができた。
ただアーロンも重傷を負ってしまい、シェアリング博士も足をけがして動けなくなってしまう。
遠くの方で警察のサイレンの男がしていたため、すぐに逃げなければつかまってしまうのは明らかだった。
だがこの時偶然にも漁師の男が二人の前を通りかかる。
シェアリング博士は泣きながら助けて頼みこんだ。
気持ちは伝わり、アーロンとシェアリング博士は無事に逃げ延びることができたのであった。
・・・という感じです。
結局話をまとめると、組織の不都合で消されそうになるのを逃げ延びたってだけの話でした。
これまでのシリーズともっと関連があるのかと思っていたのでその部分は残念でしたね。
アクションもあまりなかったので、面白さとしてはいまいちでしたし。
ジェレミー・レナー好きなんですけどね・・・・。
以上がボーン・レガシーの感想とレビューでした。