ここでは実際に映画「エイリアン」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
エイリアンの評価・・・3つ星
原 題: Alien
製作年: 1979年
製作国: アメリカ
出演者: シガニー・ウィーバー トム・スケリット ジョン・ハート ヤフェット・コットー
: ハリー・ディーン・スタントン ヴェロニカ・カートライト イアン・ホルム
監 督: リドリー・スコット
製 作: ゴードン・キャロル デヴィッド・ガイラー ウォルター・ヒル
脚 本: ダン・オバノン
地球への帰途についていた宇宙貨物船ノストロモ号は、謎の救難信号を受けて未知の惑星に降り立つ。そこには異星人の船があり、船内には無数の奇怪な卵が存在していた。卵から飛び出した奇妙な生物が顔に貼り付いた航宙士ケインを回収し、ノストロモ号は再び航海につくが、彼の体内にはすでに異星生物の幼体が産みつけられていたのだ。ケインの腹を突き破り姿を現したエイリアンは脱皮を繰り返し巨大に成長、一人また一人と乗組員を血祭りにあげていく……。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
現在に至るまでシリーズ化されている大人気ヒット作の第1作目になります。
率直な感想はまあ時代を考えたらこんなもんか・・・と言った感じです。
宇宙船やエイリアンの作りがしょぼいですし、派手な動きをさせることができないためエイリアンがあまり姿を現しませんでした。
昔は苦労したんだなぁ~というのが良くわかる作品でしたね。
登場人物が少なくストーリーも単純だったため非常にわかりやすかったと思います。
ただいくつか謎は残りましたよね。
あの超巨大な宇宙船は一体何だったのか?
エイリアンが人間に寄生するメカニズムなど気になるところがいろいろ出てきています。
こういった部分の謎が少し前に公開された「プロメテウス」やつい最近公開された「エイリアン:コヴェナント」などで明らかになっているようですね。
出演者にはその後のシリーズで主演を任されるシガニー・ウィーバー、トップガンなどに出演しているトム・スケリット、ハリーポッターシリーズなどに出演しているジョン・ハート、バトルランナーなどに出演しているヤフェット・コットー、グリーンマイルなどに出演しているハリー・ディーン・スタントン、ナビゲイターなどに出演しているヴェロニカ・カートライト、ロード・オブ・ザ・リングシリーズなどに出演しているイアン・ホルムらが起用されていました。
シガニー・ウィーバーしかわかりませんでしたが実は他にも大物が出ていたんですね。
エイリアン予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
西暦2122年、搭乗員7名を乗せた宇宙貨物船ノストロモ号は仕事を終えて地球へ帰ろうとしていた。
だが途中で謎の信号をキャッチし、冬眠カプセルで眠っていた乗組員たちがAIの判断で起こされてしまう。
乗組員たちはてっきり地球に近づいたから起こされたのだと思っていたのだが船長のダラス(トム・スケリット)が確認したところどうやら違うことが分かる。
マニュアルには知的生命体が発信したと思われるシグナルをキャッチした際は調査するようにと指示がしてあった。
気が乗らないクルーたちだったがマニュアルに従い信号をキャッチした惑星へ向かうことに。
惑星には着陸できたものの一部機体が損傷してしまったため、船長ダラス、副長ケイン(ジョン・ハート)、航海士ランバート(ヴェロニカ・カートライト)の3人が信号のあった場所を調べに行き他のクルーたちは船の修理をすることに。
3人が信号のあった場所までやってくるとそこにはドーナツ型の超巨大な宇宙船のようなものがあった。
中に入ってみるとそこには巨大な生命体の死体が見つかる。
更に奥に進んでいくとケインが卵のようなものを発見し中に生命体がいることが分かる。
するとここで突然たまごが開き、中から出てきた生物にケインが取りつかれてしまう。
ダラスとランバートはすぐに船に戻ったが、リプリー(シガニー・ウィーバー)は汚染の危険があるとして3人を中に入れるのを拒否した。
だが科学主任のアッシュ(イアン・ホルム)が独断でハッチを開けてしまい謎の生物を船の中に入れることになってしまう。
ケインのヘルメットを恐る恐る外すと顔に謎の生物が張り付いており、MRIで調べてみるとケインに寄生し生かさず殺さずの状態を保っていることが分かる。
その生物を引きはがそうとアッシュがナイフで足のようなものを切ろうとすると中から床に穴があくほどの強力な酸の体液が噴き出してくる。
結局その生物をはがすことができなかったのだが、時間がたつと勝手にケインの顔からはがれており、どこに行ったのかがわからなくなる。
リプリー達は部屋の中をくまなく探し、リプリーの背後から忍び寄ってきたのだがその時にはすでに死骸となっていた。
リプリーはすぐに捨てるように提案したがアッシュは持ち帰るべきだと主張しダラスもそれに賛同してしまう。
その後惑星を離陸しステーションに戻るとケインがなにもなかったかのように目を覚ます。
地球へ戻るにはまだ10カ月以上かかるためクルーたちは再び冬眠カプセルで眠ることに。
その前に腹ごしらえをしようということになったのだが、その食事中に突然ケインが苦しみ出す。
ダラスらが体を抑えるとなんとケインのお腹からエイリアンが飛び出してきたのである。
呆然するクルーはなにもすることができず、エイリアンは姿を消してしまう。
ケインも助からなかったため死体を宇宙空間に破棄し、二手に分かれてエイリアンを探すことに。
ランバートとブレット(ハリー・ディーン・スタントン)とパーカー(ヤフェット・コットー)が探していると探知器に反応がある。
恐る恐る近づいてみるとそれはリプリーが連れてきていたジョーンズという名の猫だった。
ジョーンズには逃げられてしまい、今後も探知器に反応すると面倒であるためブレットは捕まえてくるように言われ一人で探索を始める。
すると途中で何かが脱皮したようなものを発見し、ブレットはエイリアンが成長したものだと気がつく。
だがその時にはすでに手遅れであり、ブレットは背後から忍び寄るエイリアンに殺されてしまう。
クルーたちは一旦集まるとエイリアンが通気口を移動していることに気がつく。
そこで通気口のハッチを閉じてエアロックに追い込み宇宙空間に放り出す作戦を立てて実行することに。
ダラスは火炎放射気を手に持ち自ら通気口に入ってエイリアンを誘導することに。
最初はうまくいっていたもののエイリアンの方が一枚上手でダラスはなすすべなくエイリアンに殺されてしまう。
ランバートは船を棄てて脱出艇で逃げることを提案するがシャトルには生き残った4人が乗るスペースはなかった。
エイリアンを殺すか逃げるかの議論が巻き起こるかこの中でアッシュだけはわれ関せずの態度だった。
そもそもエイリアンを中に入れたのもアッシュであり、不信感を抱いたリプリーはAIを使ってアッシュのことを調べようとするが閲覧制限がかかっており調べられない。
するとそこへアッシュがやってきてリプリーは襲われてしまう。
パーカーたちも駆けつけたためなんとかリプリーは事なきを得たがアッシュは首と胴体が離れてしまう。
実はアッシュは会社が送り込んでいたアンドロイドでその目的は秘密裏に知的生命体を地球に持ち帰ることだったのである。
その命令はなによりも優先されており、「乗組員の命が犠牲となってもやむを得ない」とプログラムされていた。
真実を知ったリプリー達は会社の方針を無視して本船を切り離しシャトルで地球へ帰る計画を立てる。
その際エイリアンを殺すために切り離した本船を爆破することに。
二手に分かれて準備しているとランバートとパーカーの方へエイリアンが出現し2人は殺されてしまう。
一人残ったリプリーは自爆装置を作動させシャトルに乗り込もうとするがその途中でエイリアンが立ちはだかっていた。
脱出艇に行くことができないと悟ったリプリーは自爆装置を解除しようとするが間にあわない。
残された時間は5分となり、リプリーは決死の覚悟でシャトルへと向かったのだがエイリアンはいなくなっていた。
猫のジョーンズを連れてシャトルに乗ったリプリーは本選を切り離して爆破を確認しほっとしたのだが、なんとエイリアンはシャトルの中に侵入していたのである。
追い込まれたリプリーは宇宙服を身にまとい船内を減圧するとハッチを開けてエイリアンを宇宙空間に放り出そうとした。
耐えるエイリアンだったがリプリーが銛で攻撃すると一瞬ひるみそのすきに扉を閉じた。
そしてエンジンを点火しエイリアンを焼き殺したのである。
こうして一人生き残ったリプリーは地球へと帰還するのだった。
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エイリアンの作りが残念でしたけど40年前だとあんなもんですよね。
むしろこの40年で良くここまで進化したなあという感じです。
いまだにシリーズが続いているというのも驚きですね。
エイリアンって卵から出てきたやつ(フェイスハガーというらしい)が人間に寄生して何かを産みつけることでようやくあのフォルムになるんですね。
って言うか一回の脱皮ででかくなりすぎでしょうw
昔のエイリアンは2足歩行で人間に近いフォルムだったんですね。
って言うかエイリアンはもともと人間が変化したものだと思っているので、そのあたりのことは最新作で確認しておきたいですね。
この作品をじっくり見たのは初めてだったので見ておいてよかったです。
最後に続編のエイリアン2の予告を載せておきますね。
エイリアン2予告編動画
以上がエイリアンの感想とレビューでした。