ここでは実際に映画「300〈スリーハンドレッド〉」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
300〈スリーハンドレッド〉の評価・・・3つ星
原 題: 300
製作年: 2007年
製作国: アメリカ
出演者: ジェラルド・バトラー レナ・ヘディ デヴィッド・ウェンハム ドミニク・ウエスト
: マイケル・ファスベンダー ヴィンセント・リーガン トム・ウィズダム
: アンドリュー・プレヴィン アンドリュー・ティアナン ロドリゴ・サントロ
監 督: ザック・スナイダー
製 作: ザック・スナイダー マイケル・B・ゴードン カート・ジョンスタッド
脚 本: フランク・ミラー リン・ヴァーリー
原 作: フランク・ミラー リン・ヴァーリー
無謀なる壮絶な戦いに生身の屈強な男たちが立ち向かう迫力の歴史スペクタクル。100万のペルシア大軍をわずか300人のスパルタ軍が迎え撃つという伝説的な史実“テルモピュライの戦い”を基に「シン・シティ」のフランク・ミラーが著わしたグラフィック・ノベルを斬新なビジュアルで映画化。監督は「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダー。主演は「オペラ座の怪人」のジェラルド・バトラー。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
非常に話題位になった映画で、最近続編も公開されたので見てみることにしました。
正直な感想は、かなり期待していただけにちょっと残念でした。
もう少しアクションを楽しめるかと思っていたら、そうでもなかったです。
アクションというよりはスパルタという国がどのようなものだったかの方が重点的に描かれていたような感じでした。
よく見たらジャンルもアクションではなくドラマになっていましたし・・・。
続編に期待ですね。
出演者にはエンド・オブ・ホワイトハウスや完全なる報復などに出演しているジェラルド・バトラー、ドラマサラ・コナークロニクルズやシャドウハンターなどに出演しているレナ・ヘディ、ロード・オブ・ザ・リングシリーズなどに出演しているデヴィッド・ウェンハム、X-MENシリーズやプロメテウスなどに出演しているマイケル・ファスベンダー、スノーホワイトやロックアウトなどに出演しているヴィンセント・リーガン、ロミオとジュリエットなどに出演しているトム・ウィズダム、ラストスタンドなどに出演しているロドリゴ・サントロなどが起用されていました。
知っている人は知っている俳優陣でしたね。
300〈スリーハンドレッド〉予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は実際にスパルタとペルシアで起こったとされる戦争を描いたもの。
ギリシャにあるスパルタという国では最強の兵士を育てるために男児に過酷な訓練を課していた。
生まれた赤ちゃんは奇形や病弱である場合捨てられることになっており、7歳になるとアゴベとよばれる教育を受けることになっている。
アゴベでは一人で国外に追放され、食べ物を盗んだりすることで生きていくことを強制されるのである。
紀元前480年、スパルタはレオニダス(ジェラルド・バトラー)を王としていた。
ある時、ペルシア帝国から使者が訪れスパルタに服従するよう求めてきた。
当時ペルシア帝国は多くの地を支配しており、その力は強大なものになっていた。
だがスパルタの王レオニダスは服従を拒否し、話し合いに来ていた使節団を皆殺しにしてしまう。
レオニダスはペルシアと戦うことを決意する。
だがスパルタでは戦争の決定権はエフォロイという機関が持っていた。
エフォロイはスパルタで最も美しいとされる女に麻薬を嗅がせ、その女が発する言葉を神の言葉として伝えていた。
エフォロイはペルシアと戦争はしないという決定を下してしまう。
この決定にはいくら王のレオニダスといえど逆らえるものではなかったのである。
だがこのままでは何もせずしてスパルタはペルシアの支配下に置かれることとなってしまう。
レオニダスは後継ぎがいるスパルタの精鋭を募り、散歩称してペルシアとの戦いに向かった。
その数はたったの300人だった。
スパルタ軍は山間のテルモピュライという狭い場所で戦い、数の不利をなくす作戦を取る。
スパルタの作戦は見事にはまり、死体の山を築き上げていく。
ペルシア軍も何万もの矢の雨を降らせたり、スパルタでは見たこともないような獣を使ったり、魔術と呼ばれる道具を使ったりするが、スパルタの勢いは止められなかった。
ペルシアはスパルタ軍が不死の軍団と恐れる軍隊を出動させる。
だがレオニダスはこれにもひるまず、敵をなぎ倒していく。
スパルタは順調に勝ち進んでいた。
だが途中で形勢は一気に逆転してしまう。
スパルタに住んでいたものがペルシアに寝返り、スパルタを挟み撃ちにできる迂回路を教えてしまうのである。
勝ち目がないと悟ったレオニダスは一部の兵だけを残し、他の兵を撤退させたのである。
ペルシアの王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)は最終通告としてレオニダスに服従を求めた。
レオニダスは兜を脱ぎ、盾とやりを捨てひざまずいた・・・かのように思えたがスパルタが服従するなど天と地がひっくり返ってもあり得ないことだった。
レオニダスは最後の抵抗を見せたのである。
レオニダスはクセルクセスだけはしとめようとするが、放ったやりはかすっただけで致命傷を負わせることはできなかった。
敵に囲まれたスパルタ軍はなすすべなく殺されていく。
最後までたっていたレオニダスもついに力尽きてしまう。
こうして300人対100万人の壮絶なる戦いに幕が下ろされたのだである。
コレが世に伝えられる「テルモピュライの戦い」である。
1年後、レオニダスの無念を忘れていないスパルタ軍は逆襲に出る。
壮絶なる死闘の第2幕が切って落とされたのである。
・・・という感じです。
裏では政治的なやり取りなども進んでいくのですが、面倒だったので割愛しました(ごめんね)。
ストーリーはよくできていると思いましたが、やはりアクション好きなせいかもの足りないと感じたのも事実でしたね。
続編に期待しましょう。
以上が300〈スリーハンドレッド〉の感想とレビューでした。
最後に今作のその後が描かれる「300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」の予告動画を載せておきますので合わせてどうぞ。
「300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」の予告動画