ここでは実際に映画「拳精」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
拳精の評価・・・1つ星
原 題: 拳精/Spiritual Kung-Fu
製作年: 1978年
製作国: 香港
出演者: ジャッキー・チェン ジェームズ・ティエン
監 督: ロー・ウェイ
製 作: スー・リー・ホワ
脚 本: ミン・チュン
舞台は拳法の総本山・少林寺。ある夜、寺の経蔵に保管されていた極秘書“七死拳”が何者かに盗まれた。その“七死拳”には恐るべき殺人技のエッセンスが記されており、盗んだ者がそれを習得する事は必至である。“七死拳”に打ち勝つことが出来るのは“五獣拳”だけだが、その極秘書は今はもう存在しなかった。そんな折、少林寺の寺男・一龍の目の前に、宇宙から落ちてきた隕石に刺激されて出現した妖精=拳精が現れた……。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
おもしろいジャッキ映画を探していてネットでの評価が高かったのでレンタルしてみてみました。
正直な感想としてはがっかりと言わざるをえませんでしたね。
まず内容以前に自分はDVDで見たのですがなぜか画面のサイズがテレビにあっておらず見切れてしまっていました。
なぜこのようになってしまったのかは不明ですがDVDで見ようと思っている方は気をつけてください。
そのためせっかくのアクションシーンも見えない部分が多くありただただ残念なものになってしまいました。
また内容に関してもストーリーの流れがとぎれとぎれになってしまっていたためわかりにくかったですね。
よって残念ながら評価は最低の1つ星ですね。
もちろんこれは私個人の意見なのでおもしろいという方もいると思いますが、やっぱり私はジャッキーが監督をするようになってからの作品でないとダメなようです。
拳精予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
少林寺で下働きをするイーロン(ジャッキー・チェン)はまじめに修行に取り込もうとせずいつも師匠に怒られていた。
ある時、イーロンが仲間の代わりに寺院の見張りを行っていると黒ずくめの賊が現れ寺院内侵入。
門外不出の秘伝書である七死拳の教本を奪われてしまう。
七死拳は少林寺の中でも必殺の拳と言われているほど強い拳法でそれに対抗できるのは五獣拳と言われる拳法だけだったがその教本はずっと前に紛失していまだに見つかっていなかった。
少林寺の館長は教本を盗まれた責任をとって100日間の座禅に取り掛かることになった。
数日後、少林寺に隕石が落下しこの時から5匹の妖怪が少林寺に現れるようになった。
5匹の妖怪はなぜか少林寺内でイタズラを働き外に出ようともしない。
妖怪謎恐れないと豪語するイーロンは一人で妖怪退治に乗り出すが軽くあしらわれてしまう。
だがその後イーロンが妖怪の一人を捕まえたことにより彼らが「龍」「蛇」「虎」「鶴」「豹」をもしていることが分かる。
5人の妖怪はイーロンから逃げるようにある教本の中に隠れたのだが、それは失われたはずの五獣拳の教本だった。
5匹の妖怪は五獣拳をつかさどる5匹の拳精だったのである。
イーロンは拳精たちからそれぞれの型を教えてもらい五獣拳を会得することに。
一方、七死拳の教本を奪った賊はそれを息子のルーツァオ(ジェームス・ティエン)に託しそれを使って少林寺の総帥を決める大会の出場者を次々に殺していく。
賊の目的は七死拳を使って少林寺の総帥になることだったのである。
そのころ、少林寺に総帥(シングフェン)がやってくる。
館長は座禅に入って99日目だったためその日は少林寺に滞在してもらうことに。
イーロンは総帥の娘のフェンツ(ウー・ウェンシウ)を案内してあげるが、イーロンの言動から戦いになってしまいイーロンはやられてしまう。
イーロンがこのことを拳精たちに話すとさらなる修行をかせられる。
そして翌日、イーロンは再びフェンツに戦いを挑み勝ったのである。
ここで2人に総帥が殺されたという知らせが入る。
座禅から出てきた館長も現場に駆け付け死体を見てみると胸に手の跡が残っており、金剛結晶拳の使い手であるウェイウー(リー・マンチン)が疑われる。
ウェイウーは犯行を否定するも牢に閉じ込められてしまう。
父親を殺したウェイウーを許せないフェンツは夜中に牢に忍び込みウェイウーを殺そうとするがそこへ師範代がやってきて2人を逃がしてくれる。
だがその師範代もその後賊によって殺されてしまいその犯人もウェイウーにされてしまう。
事態を重く見た館長は羅漢堂の十八羅漢にウェイウーを捜索するように命じる。
イーロンも山を下りて自分が犯人を捕まえたいと申し出るがそれには十八羅漢を倒す試験に合格しなければならない。
副館長からの許しを得たイーロンは十八羅漢との試験に挑み見事に合格する。
イーロンはすぐにウェイウーの元へ向かったが、そこには大会の出場者をあらかた殺したルーツァオが総帥の証である2つの獅子の置物を取りに来ていた。
事態を把握したイーロンはルーツァオに立ち向かっていくが返り討ちにあってしまう。
ウェイウーと一緒に逃げてきていたフェンツは獅子の置物は館長のもとにあるため渡すことはできないと嘘を言い、ウェイウーは自分が館長を説得してルーツァオを総帥にするように願い出るため1週間の猶予がほしいといいのそばは乗り切った。
イーロンはその1週間の猶予を利用して五獣拳にさらに磨きをかけることに。
1週間後ウェイウーはフェンツと共に少林寺に戻るがウェイウーは殺人犯として処刑されそうになってしまう。
そこへルーツァオがやってきて自分を総帥にしろと言ってくる。
イーロンは再びルーツァオの前に立ちはだかり、特訓した五獣拳によってついにルーツァオを倒すことに成功する。
ここでルーツァオにかけよる人物がいた。
それは少林寺の館長であり、自分はルーツァオの父親だという。
なんと少林寺から七死拳の教本を奪ったのは館長であり、数々の殺人事件の犯人も館長だったのである。
館長は30年前に圧倒的強さで次の総帥を決める大会で優勝していたのだが、若すぎるという理由で総帥にしてもらえず少林寺に恨みを抱いていたのである。
そのため息子のルーツァオを使って少林寺へ復讐を行っていたのだ。
館長は死んだルーツァオに代わってイーロンに襲い掛かってくるがイーロンは拳精たちと協力して館長も倒すのだった。
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もうちょっとテンポよくストーリーが流れていくとよかったんですけどね。
まあ昔の映画なのでそれも仕方ないですね。
後やっぱり画面が見切れてしまっていたのが残念でしたね。
これがなければ2つ星ぐらい入っていたと思うんですけど、映像が昔の過ぎて今の画面比に対応してなかったんですかね?
やっぱりジャッキー映画は本人が監督をするようになってからの作品に限りますね。
以上が拳精の感想とレビューでした。