ここでは実際に映画「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ウルヴァリン:X-MEN ZEROの評価・・・4つ星
原 題: X-MEN ORIGINS: WOLVERINE
製作年: 2009年
製作国: アメリカ
出演者: ヒュー・ジャックマン リーヴ・シュレイバー ダニー・ヒューストン
: リン・コリンズ ライアン・レイノルズ ダニエル・ヘニー ケヴィン・デュランド
: テイラー・キッチュ ウィル・アイ・アム ドミニク・モナハン
監 督: ギャヴィン・フッド
製 作: ヒュー・ジャックマン ローレン・シュラー・ドナー ラルフ・ウィンター
: ルイス・G・フリードマン ジョン・パレルモ
脚 本: スキップ・ウッズ
「X-MEN」シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”に焦点を当てたSFアクション。“ウルヴァリン”ことローガンの生い立ちを辿り、自らの宿命を前に葛藤するさまと、やがて訪れる悲劇によって復讐の鬼へと生まれ変わる姿を描き出す。主演はヒュー・ジャックマン、監督は「ツォツィ」のギャヴィン・フッド。19世紀半ば、特殊な能力を持つ少年ローガンは、やがて兄ビクターとともにその驚異的な戦闘能力を買われ150年以上にわたり幾多の戦場に駆り出されることに。その後2人は謎の軍人ストライカー率いる特殊部隊“チームX”に参加するも意見の相違から兄弟は対立、チームを離脱したローガンは6年後、カナダの山奥で恋人ケイラと穏やかな日々を過ごしていたが…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
ウルヴァリン/SAMURAIを見る前に見ておこうと思い、少し古いですが見てみました。
感想は、普通に面白かったです。
X-menシリーズを見ていなくても、ある程度分かるようになっています。
というよりはこの作品を見てからX-menシリーズを見るとより深くわかると思います。
私はゲームである程度X-menのキャラクターを知っていたので、より一層面白かったです。
出演者はX-menシリーズに出演しているヒュー・ジャックマンに加えて、ソルトやディファイアンスなどに出演しているリーヴ・シュレイバー、ゲットバックやタイタンシリーズに出演しているダニー・ヒューストン、ジョン・カーターなどに出演しているリン・コリンズ、ゴースト・エージェント/R.I.P.D.などに出演しているライアン・レイノルズ、ラスト・スタンドなどに出演しているダニエル・ヘニー、ロビン・フッドやレギオンなどに出演しているケヴィン・デュランド、ジョン・カーターやバトルシップなどに出演しているテイラー・キッチュ、ロード・オブ・ザ・リングシリーズに出演しているドミニク・モナハンなどが起用されていました。
実は結構主演級の俳優がたくさん出ている作品なんですね。
ウルヴァリン:X-MEN ZERO予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はX-menシリーズのウルヴァリンがどのように誕生したのかという話になります。
1845年のカナダで、若きジェームズ・ハウレット(トロイ・シヴァン)はグランドキーパーをしていたトーマス・ローガン(アーロン・ジェフリー)によって父親が殺害されるのを目撃する。
そのショックによってジェームズのミュータント能力が覚醒し、骨の鉤爪が手から生え、そしてローガンを刺し殺した。
だがローガンは死の間際に自分こそがジェームズの父親であると告げる。
ジェームズ(ヒュー・ジャックマン)はその後、以後1世紀以上にわたって兄のビクター・クリード(リーヴ・シュレイバー)とともに生き延び、南北戦争や2度の世界大戦に参加して戦い方を学んだ。
ベトナム戦争のときに、ビクターは村人へ暴行を行おうとし、さらに上官を殺してしまう。
ジェームズは兄をかばったため、2人は銃殺処刑されるが、再生能力のために失敗した。
そこへ軍人のウィリアム・ストライカー(ダニー・ヒューストン)が現れ、エージェント・ゼロ(ダニエル・ヘニー)、ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)、ジョン・ライス(ウィル・アイ・アム)、フレッド・デュークス(ケヴィン・デュランド)、クリス・ブラッドリー(ドミニク・モナハン)らを含むミュータント・グループ「チームX」へ2人をスカウトする。
-----------------ここまでWikipediaより引用-----------------
チームへ加入した2人だったが、ミッション内容は日に日に過激になっていき、民間人でさえも容赦なく殺すようになっていた。
これに納得のできないローガンはチームを抜け、兄ビクターとの確執も決定的なものとなる。
6年後、チームXは解散しており、仲間は散り散りに暮らしていた。
そんな中、クリス(ボルト)が何者かに(ビクター)殺されてしまう。
一方、ローガンはケイラ(リン・コリンズ)という女性と静かに暮らしていた。
しかしそんな平和な時にかつての仲間であったストライカーが現れる。
ストライカーはウェポンX計画のためにローガンを再び仲間に加えようとしていた。
しかしローガンはこれを拒否。
すると次の日に兄であるビクターがケイラの元に現れ、ケイラは殺されてしまう(実は偽装)。
怒り狂ったローガンはビクターを殺そうとするが、あっけなく返り討ちにあってしまう。
ローガンはストライカーの元へ行き、かつてのチームXの仲間を殺しているのはビクターであることをなぜ教えなかったのかと問いただすが、ストライカーは知らなかったの一点張りだった。
またストライカーはローガンに、ビクターに復讐したいなら力を与えてやるとローガンに持ちかける。
復讐に燃えるローガンはこれを承諾。
ストライカーの言う力とは、かつてチームXで探していた超合金アダマンチウムをローガンの骨格に結合させるというものだった。
実はこれがストライカーが思い描いていたウェポンX計画であり、ローガンはまんまと罠にはまった形になっていたのである。
そんな事とはつゆ知らず、ローガンは復讐のために手術を受ける。
一時は心肺停止状態になるものの、ローガンの驚異的な生命力のおかげで手術は無事に成功。
こうして不死身の化け物であるウルヴァリンが誕生する。
ストライカーはウルヴァリンを思うがままにコントロールするために、ローガンの記憶を消そうとする。
しかしいち早くこれに感づいたローガンは研究所を脱走。
民間人の家に逃げ込むことに。
しかし追手のエージェント・ゼロにより、親切にしてくれた老夫婦は殺されてしまう。
怒ったローガンはエージェント・ゼロを返り討ちに。
そして復讐を果たすためにビクターとストライカーを探すことに。
ローガンはかつての仲間であったライス(ケストレル)のもとを訪れ、ストライカーたちの居場所を聞くことに。
そこには摂食障害により変わり果てたフレッド(ブロブ)もいた。
フレッドにビクターの所在をきき、ある島にストライカーといることが判明する。
島の場所は、かつてそこから逃げ出してきたガンビットことレミー・ルボー(テイラー・キッチュ)が知っていると聞き、早速本人に会いに行くことに。
ローガンはガンビットを見つけるも、研究所の追手であると勘違いされ、攻撃されてしまう。
またこの間、一緒に来ていたライスはビクターの手にかかり殺されてしまう。
ビクターを見つけたローガンは復讐を果たそうとするが、あと一歩のところでガンビットに邪魔されてしまう。
ローガンはガンビットに自分は研究所を破壊しに行くということを伝え、協力させることに。
島の研究所に付くと、ストライカーはウェポンXIの実験を行っていた。
またそのためにミュータントである少年少女を拉致監禁していた。
ローガンはこどもたちを救出し、ストライカーと決着をつけることに。
しかしそこでビクターが乱入してくる。
またそこには殺されたはずのケイラもいた。
実はケイラもミュータントでストライカーが送り込んだ監視役だったのだ。
しかしケイラのローガンに対する愛は本物であり、同じくミュータントである妹が人質にとられているために仕方なくストライカーにしたがっていたのだ。
復讐を果たすためローガンはビクターと戦うことに。
ローガンはアダマンチウムを手に入れたことによってビクターを圧倒するが、ケイラの一言によりとどめをさすことをせずにこどもたちとその場を去ろうとする。
しかし途中でウェポンXIに道を阻まれる。
ウェポンXIはなんとかつての仲間であったウェイドであった。
ウェポンXIはこれまでのミュータントの能力を全て身に付けており、なおかつストライカーの指示に従うように作られていた。
ローガンは一人でウェポンXIに立ち向かうも歯がたたない。
そこへ先ほどまで死闘を演じていた兄のビクターが助けに来てくれる。
こうしてローガンとビクターは協力してウェポンXIを倒すことに成功する。
一方、子供たちを逃がそうとしてたケイラは銃弾を浴びて重傷を負っていた。
最後の力を振り絞ってローガンの元へ来たケイラであったが、そこへストライカーもやってきてしまう。
ローガンはストライカーを殺そうとするが、逆にアダマンチウムの銃弾を頭に浴びて記憶を失ってしまう。
こうして自分が誰なのかもわからなくなったローガンは一人また旅立つのであった。
という感じです。
ここからX-menシリーズの話に続いていくんですね。
この作品を見たらまた見たくなってきてしまいました。
Marvelの作品にはあまり外れが無いので、是非1度ご覧になってみてください。
以上がウルヴァリン:X-MEN ZEROの感想とレビューでした。