ここでは実際に映画「ウォンテッド」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ウォンテッドの評価・・・4つ星
原 題: WANTED
製作年: 2008年
製作国: アメリカ
出演者: アンジェリーナ・ジョリー ジェームズ・マカヴォイ モーガン・フリーマン
: テレンス・スタンプ トーマス・クレッチマン コモン クリステン・ヘイガー
: マーク・ウォーレン デヴィッド・オハラ コンスタンチン・ハベンスキー
監 督: ティムール・ベクマンベトフ
製 作: マーク・E・プラット ジム・レムリー ジェイソン・ネター イアイン・スミス
脚 本: マイケル・ブラント デレク・ハース クリス・モーガン
原 作: マーク・ミラー J・G・ジョーンズ
アンジェリーナ・ジョリーとジェームズ・マカヴォイが規格外の壮絶バトルを繰り広げるアクション大作。人気グラフィック・ノベルを「ナイト・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフ監督がスタイリッシュに映像化。暗殺組織に素質を見出された青年が覚醒し、孤高の暗殺者へ成長していく姿を斬新なビジュアルで描く。仕事もプライベートも冴えない青年ウェスリーの前にある日、謎の美女フォックスが現われる。ギリシャ神話の時代から神に代わり、<運命の意志>を実践してきた秘密組織“フラタニティ”。その王位継承者がウェスリーだった。そして、彼を暗殺者として覚醒させるため、フォックスの過激な訓練が始まるが…。(TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
なんとなく目についたので見てみた作品です。
あまり期待はしていませんでしたが、これが思いのほかおもしろかったです。
予告動画だけでも十分面白さが伝わってくると思います。
ただ1つ残念だったのはジェームズ・マカヴォイの吹き替えがDAIGOだったことです。
へたくそ過ぎました。
DAIGOのせいで映画のクオリティが下がっているのは間違いありません。
そこは声優さんにしてほしかったな。
出演者には言わずと知れたアンジェリーナ・ジョリーとモーガン・フリーマンに加えてX-MENシリーズに出演しているジェームズ・マカヴォイ、スターウォーズ・エピソード1やアジャストメントなどに出演しているテレンス・スタンプ、バイオハザードII アポカリプスや戦場のピアニストなどに出演しているトーマス・クレッチマン、ターミネーター4などに出演しているコモンなどが起用されていました。
いろいろな世代の俳優がそろい踏みでしたね。
この俳優陣だけでもなかなか見ごたえがあると思いますよ。
ウォンテッド予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はある特殊な能力を持った人間がそれを駆使して暗殺を繰り返していくというものです。
平凡な日々を送る普通のサラリーマンであるウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)の前にある日突然フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)という謎の美女が現れます。
そして薬を買いに来たコンビニで自分を挟んで謎の男といきなり銃撃戦を始めます。
わけもわからず逃げ出すウェスリーでしたが、フォックスの運転する車に半ば無理やり乗車させられます。
そして激しいカーチェイスの後知らない場所へと連れて行かれます。
そこで待っていたのはスローン(モーガン・フリーマン)という男で、スローンはウェスリーに特殊な能力があると告げ、ハエの羽だけ打ち落とすように指示します。
わけがわからないウェスリーでしたが、なぜかハエの羽だけを打つことに成功します。
スローンはこれができるのはごく限られた一部の人間だけで、この能力は心臓の鼓動を速めることでアドレナリンなどを増やし、身体能力を向上させるというものでした。
そしてウェスリーにこの能力があるのは父親がこの能力を持ってフラタニティという秘密暗殺組織で働いていたためだと言います。
そして父親は組織の裏切り者であるクロス(トーマス・クレッチマン)によって殺されたとも語り、その方気が打てるのはウェスリーだけだと言い、ウェスリーを組織に加えようとします。
何が何だか状況がつかめないウェスリーは取りあえずその場から逃げることに。
1番良く考えたウェスリーはフラタニティに入ることを決意します。
しかし組織に入って待っていたのは地獄のようなトレーニングでした。
毎日ボロボロになりながらも確実に暗殺の技術を身に付けていったウェスリーは父親から受け継いだ能力を見事に開花させ、暗殺の仕事をすることに。
フラタニティでは暗殺の依頼は全てスローンが仕切っており、スローンは暗殺するターゲットを”運命の織機”と呼ばれる機織り機から読み取っていた。
父親の敵であるクロスを殺す前に、いくつかの依頼をこなしていくウェスリー。
そしてついにクロスをターゲットとした任務を受けることに。
しかしこの時なぜかウェスリーをターゲットとした任務がフォックスに課せられてしまう。
クロスが打った銃弾からクロスの居所をつかんだウェスリーは1人でクロスの元に向かおうとするもフォックスがついてきてしまいます。
そしてクロスと対峙したウェスリーは列車の中で銃撃戦を繰り広げます。
列車に乗り遅れたフォックスは車で追いかけ、なんとそのまま車で列車に突っ込んで乗り込もうとします。
当然列車は脱線し、えらいことに。
谷底に落ちそうになった列車でウェスリーも落ちそうになりますが、なぜか標的であるクロスが自分を助けてくれます。
そして理由を聞くと実は自分がウェスリーの父親だと告白します。
騙されていたことに気がついたウェスリーでしたが、既にフォックスのターゲットとなっていたため、フォックスに殺されかけますがすんでのところで逃げることに成功します。
そして実は裏切っていたのはクロスではなく、運命の織機からのターゲットが自分になったことによってターゲットを自分の思うように操作していたスローンのやっていることに気がついたクロスが組織を追われ、殺されたのだということがわかります。
真実を知ったウェスリーは父親(クロス)の敵をとるために単身フラタニティに乗り込みます。
立ちはだかる暗殺者を次々に殺していくウェスリーでしたが、スローンを見つけたところで、フォックスを含む暗殺者に囲まれてしまいます。
ウェスリーは真実をフォックスたちに告げるとスローンは運命の織機から暗殺者全員の名前が出てきたと語ります。
そして自分がターゲットを操作していなかったらここにいるすべての人間が死んでいることになっていたと。
その名はしを聞いてフォックスだけが掟(1人を殺して1000人を救う)にしたがいウェスリーの味方となって暗殺者を殺していきます。
縁を描くように打った弾丸は暗殺者を殺して最後に自分のところに戻ってきて自分もその弾丸で死ぬことに。
逃げたスローンを追ったウェスリーでしたが、その場では逃げられることに。
ウェスリーはいつもの日常に戻ったふりをして替え玉を会社に送ります。
それを殺しに来たスローンをはるかかなたから射撃して全てに終止符を打ちます。
映画はここで終了します。
ストーリー的には十分楽しめるものになっていると思います。
モーガン・フリーマンが悪役というのはなんだか新鮮な感じもしましたね。
アンジーはさすがの存在感でした。
これで声優にDAIGOを使っていなかったら・・・・。
以上がウォンテッドの感想とレビューでした。