ここでは実際に映画「サバイバー」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
サバイバーの評価・・・4つ星
原 題: Survivor
製作年: 2015年
製作国: アメリカ/イギリス
出演者: ミラ・ジョヴォヴィッチ ピアース・ブロスナン ディラン・マクダーモット
: アンジェラ・バセット ロバート・フォスター ジェームズ・ダーシー
: フランシス・デ・ラ・トゥーア フランシス・デ・ラ・トゥーア
監 督: ジェームズ・マクティーグ
製 作: チャールズ・ウィンクラー アーウィン・ウィンクラー マット・オトゥール レス・ウェルドン
脚 本: フィリップ・シェルビー
「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ主演のサスペンス・アクション。ニューヨークのタイムズスクエアを狙った大規模なテロ計画を阻止するために、たった一人で奔走するヒロインの活躍を描く。共演はピアース・ブロスナン。監督は「Vフォー・ヴェンデッタ」のジェームズ・マクティーグ。ロンドンの米国大使館に派遣されたエリート外交官のケイト・アボット。その任務は、テロリストの不正入国を未然に防ぐこと。年の瀬も押し迫った12月29日、彼女はビザ申請された医療ガスの専門医に不審を抱き、独断で承認を保留する。するとほどなくして、大使館員たちが犠牲となった爆破テロが起き、間一髪で助かるケイト。それは凄腕の殺し屋“時計屋”がケイトを狙ったものだったのだが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
ミラ・ジョヴォヴィッチはわりと好きな女優なので気になってみてみました。
個人的にはわりと面白かったです。
ピアース・ブロスナンが敵役として出てきたのを見たのが初めてだったのでかなり新鮮な感じでした。
アクション自体はそこまで多くありませんが、追うものと追われるもののハラハラドキドキ感がよかったです。
ミラ・ジョヴォヴィッチが好きなら見てみる価値はあると思いますよ。
出演者にはバイオハザードシリーズなどに出演しているミラ・ジョヴォヴィッチ、007シリーズやスパイ・レジェンドなどに出演しているピアース・ブロスナン、エンド・オブ・ホワイトハウスなどに出演しているディラン・マクダーモットやアンジェラ・バセットやロバート・フォスター、クラウド・アトラスなどに出演しているジェームズ・ダーシー、ハリーポッターシリーズなどに出演しているフランシス・デ・ラ・トゥーアらが起用されていました。
エンド・オブ・ホワイトハウスに出演している俳優さんが多く使われている印象でしたね。
サバイバー予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
アフガニスタンの戦場でアメリカ人が2人捕虜になってしまう。
敵のリーダーは捕らえた兵のIDを軍の機密情報と照合し片方の男を使えると判断し、一人は焼き殺してしまう。
ロンドンのアメリカ大使館に勤め始めた敏腕外交官のケイト(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は上司のサム・パーカー(ディラン・マクダーモット)から全幅の信頼を置かれていた。
ケイトは少しでも怪しいと思った人物のビザ申請は自分に回すよう指示。
ケイトは仲間に具体的に怪しい人物の職種は科学者であったり研究員であると話した。
するとその日、ナオミから不審な人物の連絡がありケイトは自分で審査をすることに。
その人物はマークという名前でガスを専門に扱う科学者だった。
ビザ申請の目的は学会に出るためだというが、専門分野と違う学会であったため益々不信感は募った。
その場に居合わせた上司のビル(ロバート・フォスター)はケイトに代わり申請を通そうとするがケイトがビザを下ろすのに待ったをかける。
ビザが下りなかったビルはある男の元へ行きケイトが邪魔だと報告。
その男は警察のアンダーソン警部(ジェームズ・ダーシー)に連絡し、ケイトに圧力をかける。
アンダーソン警部に加えてクレイン駐英大使(アンジェラ・バセット)もやってきて、マークのビザを許可するようケイトに言いその場を後にした。
上司であるサムは事態を収拾するように言われていたが、ケイトのことを信頼しているため余計な手出しはしなかった。
ケイトはマークの素性を調べるために夜通し調査を行った。
その過程で、ケイトが来る前に他に4人の科学者がビザを申請しており、その全員をビルが審査し通していることが判明する。
一方、マークの仲間である謎の男は時計店に足を運び何かを依頼した。
その時計店のオーナーは時計屋(ピアース・ブロスナン)と呼ばれる伝説的なテロリストであり、男が依頼したのはケイトの暗殺だった。
時計屋は手慣れた手つきで爆弾を作りある店に送り届けた。
翌日、ケイト達はビルの誕生日を祝うためにレストランで食事をすることに。
ビルへの誕生部プレゼントを買うのを忘れていたためケイトだけ店を出て向かいの雑貨店へ。
するとここで時計屋が現れる。
時計屋が爆弾を送ったのはそのレストランであり、時計屋の狙いはもちろんケイトだった。
時計屋はタイミングを見計らって爆弾を起動し店もろとも吹き飛ばしたのである。
向かいの店でプレゼントを買っていたケイトは爆風に巻き込まれながらも無事だった。
この時ビルは用事があると言って約束の時間に遅れていた。
ビルは時計屋の仲間である男の指示でケイトのIDを使って自分が通した別の4人の審査の記録を削除していたのである。
つまりビルは時計屋たちとグルであり今回の一連の事件の首謀者の一人だったのである。
目を覚ましたケイトは店を出て助けを求めるが、そこに現れたのは時計屋だった。
時計屋は助けを求めるケイトに銃を向け発砲。
弾は当たらなかったが、逃げるケイトを時計屋は執拗に追いかけてくる。
なんとか逃げきったケイトは大使館の安全マニュアルに記載されている通り行動するため公園に足を運ぶ。
公園には同じように逃げてきたビルも来ていたが、ビルはケイトが生きているのを見て驚きを隠せなかった。
ビルはケイトを呼ぶと誰も見ていないところで銃を取り出し、こうするしかないんだと言いケイトに向かって発砲。
抵抗するケイトとビルともみ合ううちに銃が暴発し、ビルはお腹を撃たれて死亡してしまう。
その時銃を持っていたケイトはビルを殺した殺人犯にされてしまい、この時の映像はネットを通して全国に配信されてしまう。
更にそこへ時計屋が現れるがケイトは銃を向けて威嚇。
引き金を引くが中には多摩が入っておらずそのまま逃げだした。
時計屋はビルが死んでいるのを確認し、ビルのIDを拝借。
大使館の職員のIDにはGPSによる発信機が付いているためである。
ケイトが銃を持っている映像を見た警察はケイトが同じように爆弾を使ったテロを行った容疑者としてケイトを追うことに。
上司のサムと同僚であるサリー(フランシス・デ・ラ・トゥーア)だけはケイトが犯人であるわけがないと主張するがアンダーソン警部は聞き入れない。
ケイトは友人に電話をかけ服とお金を持ってきてくれるようお願いし、駅で待ち合わせを行うことに。
一方、時計屋はビルから回収した発信機を仲間に解析させ、ケイトを追跡できるように改造した。
ケイトの発信機は爆発により破損しており、信号はとぎれとぎれになっていたがそれでも十分役にたった。
ケイトが友人と会うために駅にやってくるとそこには時計屋も来ていた。
また発信機により居場所を特定していたサムも同じように駅に向かっていた。
ケイトはお金と服を受け取ると時計屋から逃げるために地下鉄へと向かう。
するとそこへアンダーソン警部を含めた警察もやってきてケイトを追いかけてくる。
ケイトは地下鉄の列車ではなく線路の途中にある作業用の扉を使って逃走。
逃げた先に時計屋が待ち伏せていたもののなんとか逃げきることとに成功する。
その後、ケイトは自分が狙われた理由を知るためにビルの家に忍び込むことに。
そこにはケイトと同じように真実を知るためにサムが来ていた。
2人はビルの家に何かないかといろいろ探し始めた。
すると1枚のディスクを発見し、中を見てみるとビルの息子がアフガニスタンで人質になっている映像が入っていた。
ビルは息子を助けるためにテロリストに協力していたのである。
真実を知ったサムはケイトを保護するために外で待機していた仲間に連絡を入れるがつながらない。
サムは時計屋が追ってきたのだと悟りすぐに逃げようとするが、時計屋の仕掛けていた爆弾によりサムは重傷を負ってしまう。
時計屋が狙っていたのは自分であったため、ケイトはサムを置いて逃げることに。
運よく警察もやってきたためケイトはまた逃げ切ることに成功する。
ビルがテロリストの手引きをしていたことを知ったケイトは大使館に忍び込んでデータを抜き取りテロリストの狙いを探ることに。
ケイトはサリーに協力をお願いし大使館に忍び込み、データが入ったドライブを持って大使館を後にした。
ケイトはテロリストの狙いがニューヨークであることを知り偽造パスポートを使って自らもニューヨークへ向かうことに。
そのころ、一足先にニューヨークに来ていたマイクは他のメンバーとともに大規模な爆発を起こすガス爆弾を作成していた。
マイクの狙いは年明けを祝うためにタイムズ・スクエアに集まった1000万人の命だった。
ケイトはタクシーのテレビ放送で偶然そのことに気が付き急いでタイムズ・スクエアに向かった。
マイクがタイムズ・スクエアの風船に爆発に使うガスを注入しているのを発見したケイト。
マイクはその後時計屋と合流し向かいのビルに上って行った。
ガスのはいった風船を狙撃し爆発を起こすためである。
2人を見つけたケイトは急いで2人の後を追った。
新年へのカウントダウンが始まる中、時計屋は銃の照準を風船に合わせていた。
ただマイクが邪魔になったのか、爆発を起こす前に先にマイクを殺してしまう。
新年まで残り1分を切ったところでようやくケイトがやってくる。
ケイトは一人で時計屋に立ち向かいボロボロになりながらも計画を阻止することに成功する。
時計屋は建物から落ちて命を落とす。
こうして1000万人の命をかけたテロは未然に阻止されたのである。
その後ケイトの元へサムから電話がかかってきて無事であることが確認できたのだった。
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・・・という感じです。
バイオハザードでもないのにミラ・ジョヴォヴィッチがやたら強かったですね。
最強のテロリストからは何度も逃げ延びますし、最後のシーンにいたっては何度やられてもゾンビのように追いすがっていましたし。。
正直このあたりの構成はいまいちでしたね。
評価的にはギリギリ3.5つ星ぐらいで、四捨五入して4つ星になっています。
ものすごい面白いというわけではないので、興味のある方だけご覧ください。
以上がサバイバーの感想とレビューでした。