ここでは実際に映画「カリフォルニア・ダウン」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
カリフォルニア・ダウンの評価・・・4つ星
原 題: SAN ANDREAS
製作年: 2015年
製作国: アメリカ
出演者: ドゥエイン・ジョンソン カーラ・グギーノ アレクサンドラ・ダダリオ ヨアン・グリフィズ
: アーチー・パンジャビ ポール・ジアマッティ ヒューゴ・ジョンストーン=バート
: アート・パーキンソン ウィル・ユン・リー カイリー・ミノーグ
監 督: ブラッド・ペイトン
製 作: ボー・フリン
脚 本: カールトン・キューズ
未曽有の大地震の脅威と極限状態に置かれた家族の愛を描いたアクション。次々と襲いかかる困難から家族を守るため奮闘する屈強なレスキュー隊員を、ドウェイン・ジョンソンがみずからの肉体を駆使して演じる。カリフォルニア州の太平洋岸に1300kmにわたって延びるサンアンドレアス断層が横ずれし、超巨大地震が発生。高層ビル群が次々と倒壊し、LAなどの大都市が相次いで壊滅するなか、レスキュー隊パイロットのレイ(ジョンソン)は人々の救助活動に奔走する。彼は倒壊寸前のビルの屋上から、別居中の妻を間一髪で救い出すと、取り残された娘を救出するため、サンフランシスコへと向かう。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
予告を見て気になっていた作品です。
率直な感想は普通に面白かったです。
・・・というか大地震に関して人ごととは思えず、早かれ遅かれ日本にも超巨大地震が来るんだろうな~と改めて思いました。
やはり備えだけはきちんとしておきたいと思う今日この頃ですね。
映画の内容についてはこんなの絶対ありえんだろという場面が何度も訪れますが、まあそこは映画なので大目に見ましょう。
出演者にはワイルド・スピードシリーズなどに出演しているドゥエイン・ジョンソン、エンジェル・ウォーズなどに出演しているカーラ・グギーノ、パーシー・ジャクソンシリーズなどに出演しているアレクサンドラ・ダダリオ、ファンタスティック・フォーなどに出演しているヨアン・グリフィズ、海外ドラマグッド・ワイフなどに出演しているアーチー・パンジャビ、それでも夜は明けるなどに出演しているポール・ジアマッティ、これが出世作となるヒューゴ・ジョンストーン=バート、海外ドラマゲーム・オブ・スローンズなどに出演しているアート・パーキンソン、ウルヴァリン:SAMURAIなどに出演しているウィル・ユン・リー、ムーラン・ルージュなどに出演しているカイリー・ミノーグらが起用されていました。
アレクサンドラ・ダダリオを見たのはパーシー・ジャクソン以来でかなり久しぶりでしたね。
今回の目玉はなんといってもゲーム・オブ・スローンズのアート・パーキンソンでしょうw
まさかここでリコンが出てくるとは予想外でしたw
しかも結構な重要ポジションでしたし。
カリフォルニア・ダウン予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容はアメリカのサン・アンドレアス断層により巨大地震が発生するというもの。
ロサンゼルス消防局で働くレイ(ドゥエイン・ジョンソン)は非常に優秀なレスキュー隊員だった。
その日もいつものように事故にあった女性を救出していた。
休暇に入ったレイは今は離婚調停中のエマ(カーラ・グギノ)と一緒に暮らしているブレイク(アレクサンドラ・ダダリオ)と一緒に過ごす予定だった。
そのころ、カリフォルニア工科大学のヘイズ教授(ポール・ジアマッティ)は部下のキム(ウィル・ユン・リー)から群発地震が発生していると知らされる。
ヘイズ教授たちは地震を予知するための研究を行っており、この機会に教授たちが仮説していた地震が発生する前に電磁パルスが発生するということを実証しようと現地へ向かった。
そこで教授たちは自分たちの仮説が正しかったことを証明し、地震は予知できることを実証したがここでこれまでよりもはるかに大きな電磁パルスが計測される。
フーバーダムで実験を行っていた教授はすぐに住民を避難させようとするが、地震はフーバーダムを破壊してしまう。
ダムの施設の中で実験を行っていたキムは逃げ遅れて命を落としてしまう。
研究所に戻ったヘイズ教授は一連の地震がこれまで発見されていなかったサン・アンドレアス断層に沿って起こっていると確信し、電磁パルスの強まりからこれからまだ大きな地震が発生することを予想する。
地震の連絡を受けたレイはすぐに仕事に戻るよう連絡が来る。
娘との町早生場所へ行くとそこはエマの恋人であるダニエル(ヨアン・グリフィズ)の家だった。
エマはすでにレイに離婚届を送っており、ダニエルの家に引っ越す準備を行っていたのである。
このことを聞いていなかったレイは動揺し、怒ったようにその場を後にする。
父親と一緒に出かける予定だったブレイクはダニエルが一緒について行くことになる。
ブレイクはまずダニエルが社長を務める会社にたちより彼の仕事が終わるのを待つことに。
この時ダニエルの会社に就職面接に来ていたベン(ヒューゴ・ジョンストーン=バート)とオリー(アート・パーキンソン)の兄弟に出会う。
ベンたちはイギリス出身で、ベンが就職面接に行くということで観光目的でオリーが付いてきていたのであった。
内気なうえに面接で緊張しているベンに代わってオリーはいろいろブレイクに質問してきた。
その中でブレイクの電話番号をゲットすることにも成功する。
ブレイクがダニエルと一緒に車に乗った次の瞬間、ヘイズ教授が予知していた巨大地震がカリフォルニアを直撃する。
これにより建物は崩壊し多大な被害が出た。
ブレイクは落ちてきた瓦礫のせいで車の中に閉じ込められてしまう。
自分の力ではブレイクを助けることができないダニエルは係員にブレイクのことを伝え自分はさっさと避難してしまう。
この時ブレイクが車の中に閉じ込められていることをベンも耳にしていた。
一方、エマはダニエルの姉と初めて会い食事をしようとしていた。
どうやら会社社長であるダニエルには悪い虫が付きやすく、その虫を姉のスーザン(カイリー・ミノーグ)が追い払っていたようだ。
だがここで巨大地震が発生し建物は大きく損壊した。
エマはすぐにレイに電話しどうすればいいのかを助言を求めた。
レイは自分が救出に行くと言い屋上に上がっておくよう指示。
他の人間がどんどん下の階へ移動していく中、エマはレイを信じて一人屋上へ向かった。
だが屋上もどんどん壊れていきエマも足場を失ってしまう。
そこへヘリに乗ったレイが到着し、ギリギリのところでエマを救出することに成功する。
そのころ、ダニエルの話を聞いていたベンはオリーと共にブレイクを助けに行く。
ダニエルは機転を利かせ瓦礫を持ち上げなんとかブレイクを助けることに成功する。
まだ余震が何度も発生していたため3人は急いで非難することに。
ブレイクはこういった非常時に対する行動をレイから教えられており、旧式の電話が使えることを知っていた。
3人は家電量販店へ向かい旧式の電話を見つけてレイに電話を入れた。
レイはヘリで救出に行くため昔一緒に行った場所で落ち合おうと伝えた。
その場所はかつてブレイクの妹であるマロリーが命を落とした場所でもあった。
またブレイクはレイと一緒にエマがいることに驚くが、それを嬉しくも思っていた。
3人は一緒に指定の場所へと向かうことに。
エマはレイがマロリーの名前を出したことに驚き、自分たちの中が気まずくなったのはマロリーが死んでからだと言った。
エマはレイが本当はどう思っているのかを聞こうとしたが、レイは本心を話そうとしない。
レイはヘリで目的地まで行こうとするがヘリに瓦礫が直撃していたこともあり故障してしまう。
レイは緊急着陸を行い、デパートで車を拝借してブレイクのいるカリフォルニアを目指した。
そのころ、ヘイズ教授は巨大地震が発生した後、これまで以上に電磁パルスの値が上昇しているときかされる。
これまでの地震発生場所からカリフォルニアで超巨大地震が発生することを予想したヘイズ教授は避難勧告を出すことに。
だが通常の放送では行うことができないため、生徒の中から放送局をハッキングできる人材を募集し無理やり放送を行うことに。
ハッキングは成功しヘイズ教授はカリフォルニアの住民へ向けて急いで非難するよう呼び掛けた。
一方、非難するブレイクは途中で乗り捨てられていた救急車を発見し、緊急時に使えるものが入っているボックスを見つける。
その中に無線が入っており、ブレイクは緊急時に使われている周波数に設定し情報を仕入れることに。
ただレイに指定された場所はあたり一面が火の海となっており到底たどり着けそうにない。
ブレイクは予定を変更し、次に高いビルを目指すことに。
ただそのビルはダニエルが建てたものであったため歯がゆい気持ちはあった。
車でカリフォルニアへ向かうレイたちはその途中で老夫婦に呼び止められる。
その声に反応して車を止めるレイだったが、その先は地震により地面がわれており断崖絶壁となっていた。
老夫婦は車が故障して立ち往生していたのだが、老人のかぶっている帽子がパージ航空だったことから、レイは飛行機が手に入ると直感。
パージ航空で飛行機を手に入れたレイは乗っていた車を老夫婦に挙げて、再びブレイクとの約束の場所へと向かった。
レイは飛行機を飛行場止めようとするが、飛行場も被害甚大だったため予定を変更し野球スタジアムにパラシュートで降下することに。
着陸は成功するが、スタジアムから出た直後再び地震が発生する。
建物が倒壊してきたためレイはそのあたりにいた人間を避難させた。
建物によって道を遮られたレイはモーターボートを拝借し海を渡ってブレイクを迎えに行くことに。
一方、ビルを目指すブレイクたちも再び巨大地震に襲われていた。
これによりベンの足にガラスの破片が刺さってしまい重傷となる。
ブレイクは無線で津波に警戒という知らせを聞いたため急いでビルの高いところへ向かった。
10階に来たところで障害物が邪魔をしそれ以上うえに行けなくなったため、その回でいったん止まりベンの治療をすることに。
だが巨大な津波はすぐそこまで押し寄せていた。
モーターボートに乗っているレイたちもその巨大な津波を目の当たりにする。
レイは津波が崩れる前に乗り越えようと津波に向けて舵をとった。
なんとか津波を乗り越えることに成功するも、その巨大な津波は橋を飲みこみカリフォルニアの街を流していった。
ブレイクと約束した場所はあたり一帯火の海だったため、レイはボートに乗ってあたりを探し始める。
ボートでの移動中、レイはエマにマロリーのことを乗り越えられていないことを告白。
初めて本心を打ち明けてくれたことにエマは笑顔を見せ、レイに救えなかったのならだれにも救えなかったと励ました。
ビルの10階にいたブレイクだったが、津波は更に高く呑み込まれてしまう。
なんとか無事だったブレイクたちは上の階に避難し救助を待つことに。
すると外にボートで移動するレイたちを発見する。
ブレイクは持ってきていたレーザーポインターを使ってレイたちに合図するが、今度はビルの下側がつぶれていきブレイクたちは再び水に襲われる。
ベンとオリーはなんとか上の階に避難することができたがブレイクは取り残されてしまう。
ブレイクを救出するためレイは一人ビルの中へ。
ブレイクは水で水没しそうになってる階で障害物に阻まれ閉じ込めれていた。
そこへレイもやってきて2人はなんとか障害物を取り除こうとするが水の中でうまくいかない。
次第に水位が上がってきてブレイクは溺れてしまう。
レイは火事場のクソ力を出し障害物を取り除き急いでブレイクを上の階へ連れて行った。
だがすでに心肺停止の状態になっていた。
ボートからそれを見たエマはそのボートでビルに突っ込みレイたちを迎えに行った。
なんとか崩壊するビルから脱出できたレイたちだったがブレイクは依然目を覚まさない。
レイは心臓マッサージと人工呼吸を試みるがブレイクはピクリともしない。
レイとエマの頭にマロリーのことがよぎるがレイはあきらめない。
すると奇跡的にブレイクは息を吹き返したのである。
その後レイたちは避難所へと向かい、命があることのありがたさを感じるのだった。
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・・・という感じです。
パニック系の映画にはありがちな展開ではありましたね。
ただ過去に一人娘を失っているという設定には新鮮さを感じました。
その設定がいろんな場面で生きてきていましたね。
この作品はアレクサンドラ・ダダリオの頼りになりっぷりもそうですが、ダメな兄貴を支える弟役のアート・パーキンソンも見所でしたね。
ありがちな展開ではありましたが、日本に住んでいる限り人ごととは思えないことなので自分の中では結構な高評価です。
気になっている方は是非ご覧になってみてください。
以上がカリフォルニア・ダウンの感想とレビューでした。