ここでは実際に映画「ポリス・ストーリー2/九龍の眼」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ポリス・ストーリー2/九龍の眼の評価・・・4つ星
原 題: 警察故事續集、英語題:Police Story 2
製作年: 1988年
製作国: 香港
出演者: ジャッキー・チェン マギー・チャン エミリー・チュウ チュー・ヤン トン・ピョウ
監 督: ジャッキー・チェン
製 作: レナード・K・C・ホー ウィリー・チェン
脚 本: ジャッキー・チェン エドワード・タン
「ポリス・ストーリー/香港国際警察」の続編。問題続きで交通課に回された刑事が爆弾事件で特捜班に復帰、捜査に乗り出す。前半のコミカル・アクションはまずまずの出来だが後半、犯人グループに恋人を誘拐され自分の体にも爆弾を仕掛けられるあたりから俄然面白くなる。クライマックスの花火工場での戦いも、従来の肉体アクションに爆発効果がプラスされていて新味。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
ポリスストーリーシリーズの第2作目になります。
やっぱり昔のジャッキー映画は見ていて非常に楽しめますね。
ただし率直な感想を言うと1作目の方が自分的には面白かったですね。
もちろんこの作品が悪いというわけではなく相変わらずアクションもキレキレでしたし面白いのは間違いありません。
人によってはこっちの方が好みだという方もいると思います。
1作目からの内容が続いているので是非1作目と合わせてみてください。
出演者も1作目とほぼ同じで悪役が若干変わっているぐらいでした。
ポリス・ストーリー2/九龍の眼予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
チェン・カクー(ジャッキー・チェン)の活躍で無事にクー(チュウ・ヤン)を逮捕できたが、デパートのシャンデリアなどを派手に壊したチェンは罰として結局交通課へ異動を命じられる。
自分のしたことは間違っていないと思いながらも被害を出したことには反省し、チェンはおとなしく交通課の仕事をこなすことになる。
だが事故で交通整理を行っていた時、クーの乗る車がチェンの元へやってくる。
クーは余命4カ月を宣告されたため刑務所から釈放されたのであった。
クーは恨みを持つチェンに宣戦布告をしその場を去っていった。
チェンへの嫌がらせはメイ(マギー・チャン)にも広がり、叔母さんの元へいっていたメイは暴力をふるわれてしまう。
起こったチェンはレストランで食事中だったクーの部下の元へ行き手を出してしまう。
署長からくぎを刺されていたのにもかかわらずまたもや騒ぎを起こして多大な被害を出してしまったチェン。
警察署に行くと公私混同だといわれ、チェンはクーの脅しに屈するぐらいなら警察をやめるといってバッチを置いていってしまう。
その後チェンはメイとデートし警察をやめたことを伝えバリへ旅行へ行く計画を立てる。
チェンが予行の予約を取り終えるとその建物に警察が集まって何やら話していた。
チェンが事情を聞くと爆破予告があったというのだがイタズラかどうかわからないという。
チェンは自分が責任を持つといい客を避難させ署長らに説明した。
爆弾があるとはだれも思っていなかったのだが、全員避難し終えたところで建物が爆発し予告が本当だったこと判明する。
その後爆破犯から建物のオーナーへ次の爆破予告が来て、やめてほしければ1000万円を支払えと要求されてしまう。
連絡を受けた署長は適任者はいないかと警部に尋ねると2人ともチェンの顔が頭に浮かんだ。
そのころチェンはメイと一緒にバリへ旅行するために飛行機に乗っていた。
するとそこへ放送が流れ、パスポートに不具合があったといわれ呼び出されてしまう。
何事かと管理室へ行くとそこには署長たちの姿が。
事件の捜査は断ると言ったチェンだったが、上手く誘導され結局捜査を担当することになる。
またメイをのせた飛行機はチェンの帰りを待たずに出発してしまい、パスポートも持っていないメイは一人バリ島へ行ってしまう。
捜査に戻ったチェンは警部と一緒に爆破予告のあった会社へ行きそこに盗聴器を仕掛けた。
チェンは尾行のスペシャリストを集めた特別チームのリーダーに任命され捜査に全力をあげることに。
盗聴器によって犯人からの連絡を盗聴することに成功したチェン達は逆探知により犯人がどこにいるのかを特定することに成功する。
チェンは付近の警察に連絡を入れて捜査させるが、犯人に銃を奪われ逃走されてしまう。
犯人への手掛かりが得られないためチェンは爆弾を作るための材料を売買している男に接触して顧客の情報を聞き出そうとする。
しかし警察に通報されてしまい、身分を明かすわけにもいかないので取りあえずぼこぼこにした。
逃げた男を追って証拠をつかむと男を逮捕し警察署で尋問を開始。
特別チームの尋問によって男は材料を販売した男の情報を暴露した。
チェン達はその情報を元に犯罪を犯しそうなホンという男をマークし、尾行することによってアジトを特定することに成功する。
チェンは仲間の男たちがいなくなったのを見計らってアジトに潜入すると、中には耳が聞こえない男が一人でいた。
話が通じないこと、更に男が犯罪から程遠そうな人柄だったためチェンは油断してしまい、突然牙をむいた男にやられ結局逃げられてしまう。
犯人たちは警察署に通報されたと考え、本社ビルに爆弾を仕掛けた。
更に自分たちの情報を売った男をとらえ爆弾を持たせると警察署へ向かわせた。
そしてほぼ同時に本社ビルと警察署は爆破されてしまう。
またこの少し前にメイが警察署へやってきており、犯人たちはメイの後をつけていた。
メイは再三にわたる嫌がらせとチェンと会えない寂しさから別れを決意していたのである。
爆破されたビルのオーナーは恐れをなして犯人たちの要求に従い金を払うことに。
一方、警察署を爆破されたチェンの元へ叔母さんからメイが連れ去られたと連絡が入る。
チェンはクーの仕業だと考え、鬼のような形相でクーの家を襲撃したのだが、そこにメイはおらず宿敵のクーはベッドで死に欠けていた。
メイの手掛かりを失ったチェンだったがここで誘拐犯たちから連絡が入り一人で来いと呼びだされる。
指示にしたがったチェンだったが的に不意をつかれて捕らえられてしまう。
そこにはメイも捕まっており、チェンはメイから渡されていた手紙を読まれてしまう。
その手紙にはメイのさみしさがつづられており、別れ決意したことが書かれていた。
チェンは火薬玉で体を痛めつけられ、金の受け渡しに行けと言われるが当然断った。
すると今度はメイが標的にされてしまったためチェンは断腸の思いで受け渡し役をすることに。
チェンには爆弾がつけられたジャケットが着せられ制限時間が設けられた。
チェンは急いでビルへ行き用意されていた金をぶんどるように持ち帰った。
事情を察した警部は部下たちにチェンを追わないように命じた。
金を持ち帰ったチェンは警察が追手来ていると嘘をつき犯人たちからいったん離れると電波の届かないトンネルで車を止めた。
チェンは車のダッシュボードから配線を引っ張り出すと、短い銅線を迂回するように導線をつなげ一か八かでコードを切った。
チェンの試みは見事に成功しジャケットを脱ぐとすぐに敵のアジトへ向かった。
敵のアジトには見張り役が一人残されていただけだったため、チェンは手際よく敵を倒したのだがそこにメイはいなかった。
チェンは男に案内させてメイが連れて行かれた場所へ向かった。
残っている敵はあと3人。
チェンはまずメイを解放すると敵と戦いながらメイを逃がすことに成功する。
チェンは一人ずつ敵を排除していき、ついに口のきけない男との一騎打ちになる。
チェンは劣勢になりながらも敵が使っていた火薬玉を使って形勢が逆転するが、チェンはとどめを刺すのをあわれに思って見逃そうとした。
だが敵はそのチェンのすきをついて反撃を開始。
ついに敵を倒すことことができたが、残っていた火薬に火がついてしまい慌てて外に脱出した。
一足先に外に避難していたメイと合流し、爆発する工場を花火に見立てて楽しむチェンとメイだった。
NG集
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今回もコミカルに描かれている部分が多数取り入れられており、非常に笑えましたね。
メイがバリから送り返されてきたところは非常に笑えました。
アクションシーンも1作目と同様に非常に見ごたえがありましたし見ていて楽しめるシーンばかりだと思います。
ただストーリーの展開的には1作目の方が好きでしたね。
でもこれはこれで十分楽しめますしジャッキー映画としてはかなり完成度は高い方だ思います。
おすすめの作品なので1作目と合わせて是非見てください。
最後に続編であるポリス・ストーリー3の予告を載せておきますね。
ポリス・ストーリー3の予告
以上がポリス・ストーリー2/九龍の眼の感想とレビューでした。