ここでは実際に映画「PARKER/パーカー」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
PARKER/パーカーの評価・・・4つ星
原 題: PARKER
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: ジェイソン・ステイサム ジェニファー・ロペス マイケル・チクリス
: ニック・ノルティ エマ・ブース クリフトン・コリンズ・Jr
: ウェンデル・ピアース パティ・ルポン カルロス・カラスコ
監 督: テイラー・ハックフォード
製 作: ブラッド・ラフ
脚 本: ジョン・J・マクローリン
原 作: リチャード・スターク
リチャード・スタークの人気犯罪小説『悪党パーカー』シリーズを「エクスペンダブルズ」のジェイソン・ステイサム主演で映画化したクライム・アクション。『悪党パーカー/地獄の分け前』を基に、犯罪仲間の裏切りに遭い瀕死の重傷を負った主人公パーカーの壮絶な復讐劇を描く。共演はジェニファー・ロペス、ニック・ノルティ。監督は「Ray/レイ」のテイラー・ハックフォード。新しい仲間4人と組んで大金強奪を成功させた犯罪の天才、パーカー。ところが4人組は新たな強盗を計画、話に乗らないパーカーへの分け前を拒否して命を奪おうとする。瀕死の重傷を負いながらも一命を取り留めたパーカーは、裏切り者への容赦ない報復を誓い、行動を開始する。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
久しぶりにジェイソン・ステイサムが見たくなったので見てみました。
率直な感想を言うとまあまあでした。
可もなく不可もなくと言ったところです。
4つ星にしてはいますが実際は3つ星に近い4つ星ですね。
そんな評価である理由はジェイソン・ステイサムの最大の売りであるアクションシーンがあまりなかったことからです。
要所要所ではきっちり決めてくれましたが、瀕死の重傷を負うことも多く、なんだか強いジェイソン・ステイサムのイメージが崩れていきそうな感じの作品でしたね。
出演者にはトランスポーターシリーズのジェイソン・ステイサム、アナコンダなどに出演しているジェニファー・ロペス、ファンタスティック・フォーシリーズやイーグルアイに出演しているマイケル・チクリス、48時間やランナウェイ/逃亡者などに出演しているニック・ノルティ、スタートレックなどに出演しているクリフトン・コリンズ・Jr、ブラッド・クリークに出演しているエマ・ブースなどが起用されていました。
主演以外はあまり有名でない俳優が起用されていましたね。
経費の削減でしょうか?
まあでもエマ・ブースは個人的に結構好きな女優さんでしたね。
PARKER/パーカー予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は一人の悪党が裏切り者に制裁を加えるというものです。
強盗を生業としているパーカー(ジェイソン・ステイサム)は汚い金しか奪わない、悪者しか殺さない、仕事は完璧に美しく行なうという3つのルールを自分に課していました。
しかしある時、仕事で組んだ仲間に裏切られ瀕死の重傷を負ってしまいます。
通りすがりの農夫に助けられたパーカーは病院に運び込まれましたが、犯罪者であるパーカーは病院にいること自体が非常にまずいことなので、取りあえず病院を脱走することに。
すぐに仕事の依頼人に連絡をとり、仲間の所在を突き止めようとしますが、実は仲間はバックにマフィアがついており、迂闊に手を出すとひどい目に会うと警告されます。
しかしパーカーはそんなのお構いなしに裏切り者を探します。
裏切り者がパームビーチにいることを突き止めたパーカーはそこで情報収集にあたります。
その途中で不動産会社で働いているレスリー(ジェニファー・ロペス)という女性と出会い、協力してもらうことに。
順調に情報収集を進めるパーカーでしたが、手を出されたマフィアも黙ってはおらず、パーカーに殺し屋を送り込みます。
最初に狙われたのは彼女のクレア(エマ・ブース)でしたが、彼女はこの手のことに慣れているのか手際よく逃げることに成功します。
そして次にパーカーの元へ。
ホテルの部屋で隠れていた刺客に不覚をとりパーカーは瀕死の重傷を負ってしまいます。
なんとか殺し屋を撃退したもののパーカーは普通に歩けないほどのけがを負ってしまいます。
しかしそれでも裏切り者への制裁を加えなければ気が済まないパーカーは瀕死の体を引きずりながら計画を実行に移します。
その計画とは裏切り者4人がある大富豪の宝石5000万円分を強奪したのをパーカーが横取りするというものでした。
事前に家に忍び込み銃に細工をしておいたパーカーは強盗から帰ってきた4人を家の中で待ち伏せします。
ここで予定外にレスリーがついてきてしまい、相手に人質にとられてしまいます。
しかしそんなことはお構いなしに裏切り者を次々に殺していくパーカー。
銃に細工していたおかげもあり、裏切り者4人を始末することに成功します。
そしてその後パーカーは裏切り者のバックについていたマフィアも壊滅させ、分け前をレスリーと仲良く分配しましたとさ。
って感じですかね。
ストーリーは非常にわかりやすく見やすいものだったと思います。
ですがやはりジェイソン・ステイサムと言えば目を見張るようなアクションで、しかも相手を完膚なきまでに叩きのめす無敵超人のようなイメージだったのに、この作品ではやたら重傷を負うので、そこが非常に残念な点ではありました。
最初のシーンでかつらをかぶっているところがあるのですが、あれはちょっと笑えました。
不自然なはずなのに違和感はありませんでしたね(笑)。
まあジェイソン・ステイサムの映画自体を久しぶりに見たので満足感はありましたけどね。
でもできれば次回作はアクションシーンがもりだくさんの強いジェイソン・ステイサムがみたいですね。
以上がPARKER/パーカーの感想とレビューでした。