4つ星 アドベンチャー コメディー

映画チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密のあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密の評価・・・4つ星

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原 題: MORTDECAI
製作年: 2015年
製作国: アメリカ
出演者: ジョニー・デップ グウィネス・パルトロウ ユアン・マクレガー
    : オリヴィア・マン ポール・ベタニー ジェフ・ゴールドブラム
    : ジョニー・パスヴォルスキー マイケル・カルキン ウルリク・トムセン
監 督: デビッド・コープ
製 作: アンドリュー・ラザー パトリック・マコーミック クリスティ・デンブロウスキー
    : ジョニー・デップ
脚 本: エリック・アロンソン
原 作: キリル・ボンフィリオリ

あらすじ

ジョニー・デップが奇抜な口ヒゲがトレードマークの皮肉屋でちょっぴりドジなインチキ美術商を演じたアドベンチャー・コメディ。70年代に人気を博したキリル・ボンフィリオリのユーモア・スパイ冒険小説シリーズの1作目を映画化。監督は「シークレット ウインドウ」のデヴィッド・コープ。イギリス。貴族にして美術商のチャーリー・モルデカイ。ロンドンの郊外に大きな屋敷を構え、優雅な暮らしを送っている。しかし、その実態は火の車で破産寸前。そんなモルデカイのもとに、MI5のマートランド警部補が現われ、修復中に盗まれたゴヤの幻の名画を捜索して欲しいと要請する。高額な報酬につられ、最強の用心棒ジョックと共に名画追跡に乗り出したモルデカイだったが…。 (TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

主演がジョニー・デップだったので気になってみてみました。

率直な感想は思っていたより楽しめたと言った感じです。

ジョニー・デップの個性を生かした完全なコメディー映画でしたね。

普通に笑える面白い作品でした。

出演者にはパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズなどに出演しているジョニー・デップ、アイアンマンシリーズなどに出演しているグウィネス・パルトロウ、スターウォーズシリーズなどに出演しているユアン・マクレガー、マジック・マイクなどに出演しているオリヴィア・マン、レギオンやプリーストなどに出演しているポール・ベタニー、インデペンデンス・デイなどに出演しているジェフ・ゴールドブラムらが起用されていました。

ポール・ベタニーを見たのはレギオン以来でしたが、最近出演が多くなっているようですね。

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

内容は何者かに盗まれた名画を取り戻しに行くというもの。

イギリスの貴族であるチャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)は美術商として活動していたが、売りつけるのは偽物ばかりのインチキ商人だった。

ある時も中国人のコレクターに壺を売りつけようとするが、前回売った300万ポンドの商品が偽物だとばれ指を詰められそうになってしまう。

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チャーリーは一緒に連れてきていた従士のジョック(ポール・ベタニー)に助けられなんとか危機を脱出する。

家に帰ったチャーリーは妻のジョアンナ(グウィネス・パルトロー)に久しぶりに会うが、家計が火の車だと言われてしまう。

チャーリーはイギリス政府に800万ポンドもの借金があったのである。

更に最近はやし始めた髭についても印象が悪く、そり落とすよう言われてしまう。

一方、絵画修復士のブロンウェン・フェルワージーが絵の修復中に何者かに襲われ殺されてしまう。

犯人は修復中の絵画を盗みだすが逆に何者かに襲われ絵画を盗まれてしまう。

その後ブロンウェン・フェルワージーを殺したのは国際テロリストのエミル・ストラーゴ(ジョニー・パスボルスキー)だと判明する。

捜査にやってきたMI5のアラステア・マートランド警部補(ユアン・マクレガー)は美術品の知識があり裏社会にも顔が利くチャーリーに絵画の捜索を依頼するため彼の屋敷へ行く。

アラステアは学生時代ジョアンナに恋をしていたがチャーリーに奪われており、今でもジョアンナをあきらめきれずにいた。

アラステアはチャーリーにこれまでの違法行為に目をつむる代わりに捜査に協力するよう指示。

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家計が火の車であることを知っているチャーリーはアラステアに生活に困らないほどの資金の援助を頼み、両者は合意した。

2人の話が気になっていたジョアンナは何の話をしていたのかを尋ねるが、2人は極秘事項だと言って教えなかった。

盗まれた絵画はゴヤによって描かれていたものだったためチャーリーはゴヤ専門のグレアム・アーチャー卿(マイケル・カルキン)をたずねた。

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チャーリーはグレアムからミルトン・クランプ(ジェフ・ゴールドブラム)が関わっているかもしれないという情報を入手する。

チャーリーはクランプのお抱えであり、裏社会にも顔の聞くスピノザ(ポール・ホワイトハウス)という人間に会いに行くことに。

そのころ、ジョアンナは自分のことが好きなことを知っているアラステアを食事に呼び出し情報を聞き出そうとする。

アラステアはついつい話してしまい、アッシャーボロードン公爵(マイケル・バーン)と恋仲だったことを話してしまう。

ジョアンナはアッシャーボロードン公爵の居場所を聞き出しそこへ向かうことに。

そこでウェリントン公爵夫人はバーニーという人物が持ち出したことを明かす。

また公爵はしきりにジョアンナをトイレに招こうとする。

ジョアンナは公爵が誘っているのだと思い、これを断る。

一方、ブロンウェン・フェルワージーを殺したエミルは自分から絵を奪い取ったのはチャーリーだと聞かされ彼をつけ狙う。

エミルはチャーリーがスピノザを訪れた際に襲撃してきた。

スピノザは流れ弾に当たってしまい死んでしまう。

絶体絶命のピンチだったチャーリーだったがそこへジョックが駆け付けなんとか車で脱出。

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しつこく追いかけられながらも駆け付けたアラステアによって助けられる。

チャーリーはそのままアラステアと一緒にブロンウェン・フェルワージーの家に向かうことに。

チャーリーは残されていた写真から盗まれた絵画がゴヤの幻の名画『ウェリントン公爵夫人』だったと見抜く。

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『ウェリントン公爵夫人』は第二次世界大戦中にゲーリングの手に渡った後、彼の莫大な財産と共に姿を消しており、絵画の裏にはゲーリングが財産を隠したと思われるスイス銀行の秘密口座の番号が書かれているとされていた。

また部屋にはバーニーという人物が書置きした文字が残されていたが、字の汚さからこどものものだろうと結論付けられた。

だがその後チャーリーはロシアのマフィアによって拉致されてしまう。

ロシアのモスクワに連れて行かれたチャーリーの前に現れたのはロマノフ(ウルリク・トムセン)だった。

ロマノフはチャーリーを拷問してウェリントン公爵夫人の場所を聞き出そうとする。

だがチャーリー自身も探している絵画の情報など話せるはずもない。

チャーリーがなんとかしてごまかそうと画策していると、窓の外にジョックがやってきたのが見える。

ジョックはチャーリーに飛び降りるよう指示し、チャーリーも逃げるためにしかなく飛び降りた。

そしてジョックの運転するバイクでモスクワを疾走。

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なんとかイギリス大使館に逃げ込むことに成功する。

無事にイギリスに帰国したチャーリーだったが、空港に待っていたのはアラステアだった。

アラステアはクランプが絵画を手に入れたことをチャーリーに伝え、急いでロサンゼルスに飛ぶよう指示した。

チャーリーはクランプに売ることになっていたロールス・ロイスと共にロサンゼルスに飛んだ。

クランプの家に着いたチャーリーはクランプの娘で淫乱で有名なジョージナ(オリヴィア・マン)に迎えられ早速誘惑される。

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そこへクランプがやってきてロールス・ロイスを見せろと言いだす。

クランプは外装などに全く目をくれず、ロールス・ロイスの天井をはがし始めた。

するとその中から絵画が出てきたのである。

実はエミルから絵画を奪っていたのはスピノザであり、スピノザは安全に絵を運ぶためにチャーリーを利用していたのである。

クランプは絵が手に入った記念にパーティーを開くと言いだす。

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チャーリーはパーティーの時が絵を盗みだすチャンスだと考えジョックと一緒に作戦を考える。

翌日、パーティーが始まるとジョージナがまたもやチャーリーに言いよってくる。

だがその現場を駆けつけたジョアンナに目撃されてしまう。

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ジョアンナにまずいところをみられたチャーリーは逃げ出し、ジョックとの作戦通りクランプの家に侵入を試みる。

チャーリーがクランプの部屋にたどり着くとそこには死体となったクランプと絵を盗んだエミルの姿があった。

そこへジョージナもやってきて、エミルと一緒に絵を持って逃走してしまう。

実はエミルとジョージナはグルであり、最初から絵を狙っていたのである。

チャーリーとジョアンナ、それにジョアンナの後を追ってきたアラステアも加わり、エミルたちを追いかけることに。

アジトに戻ったエミルたちは絵の裏に書いてある口座番号を見ようと薬品をかけ数分待ち、バーナーであぶって文字を読み取ろうとする。

そこへチャーリーたちがやってきてもみ合いの末に火が燃料に燃え移りアジトは爆発してしまう。

当然絵も燃えてなくなってしまった。

依頼に失敗して落ち込むチャーリーだったが、ジョアンナが燃えた絵は偽物で、本物はバーニーという陸軍に所属していた男が持っていたとチャーリーに話す。

その話を公爵から聞いたと知ったチャーリーはバーニーこそが公爵自身だったと気が付いた。

つまり本物のウェリントン公爵夫人を持っているのは公爵だったのである。

すぐに公爵の家に行った2人だったが、残念なことに公爵はなくなっていた。

またもや手掛かりがなくなったと思った二人だったが、ジョアンナは公爵がしきりにトイレに誘ってきたことを思い出した。

あれはトイレに誘っていたのではなく、トイレに飾ってあったウェリントン公爵夫人を見せるためだったのである。

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2人がトイレに行くと見事ウェリントン公爵夫人を発見。

絵を手に入れた2人は借金を返済するために、現在オークションに出品していた絵画とウェリントン公爵夫人をすり替える作戦を思いつく。

チャーリーはウェリントン公爵夫人を手に入れたかがっている人間にこの情報を流し、オークションに参加させることに。

オークション当日、ジョアンナが電源を落としチャーリーがそのすきに絵画を入れ替える作戦を決行する。

だがそこへエミルが再び立ちはだかる。

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オークションにはロマノフをはじめジョージナやアラステアも駆け付けていた。

エミルに狙われたチャーリーは持ち前の機敏さでなんとか逃げ切ることに成功する。

値を釣り上げるためにオークション会場へ向かおうとするチャーリーだったが、今度はそこへ最初に会っていた中国マフィアの手下がやってくる。

捕まったチャーリーは手を切り落とされそうになるがそこへジョックが駆け付け助けてくれる。

だがジョックも抑えつけられてしまい指を切られそうになる。

逃げようとするチャーリーだったがジョックを見捨てることができず置いてあったハンマーを使ってジョックを救い出した。

その後急いでオークション会場に駆け付けたチャーリーは絵画の値段を一気に釣り上げる。

会場にはエミルとジョージナもいたがアラステアに連れて行かれる。

ロマノフはウェリントン公爵夫人を落とそうと3000万ポンドのもの大金を払い見事落札。

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大金を手にしたチャーリーたちだったが、フロントからもらった金額は3000ポンド程度だった。

理由を尋ねるとそこへアラステアがやってきて、政府への借金である800万ポンドと手数料を差し引きしていると言われてしまう。

結局金は手に入らなかったチャーリーだったが、実はオークションに出品していた絵画は偽物だった。

本物のウェリントン公爵夫人はチャーリーの屋敷に堂々と飾られ、それを満足げに見つめるチャーリーだった。

・・・という感じです。

ストーリーはこんな流れなのですが、笑える部分は文章に直すのが難しく割愛しています。

なので本当の面白さは作品を見てみないとわかりません。

普通に面白い作品だったので、時間がある方は是非ご覧になってみてください。

以上がチャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密の感想とレビューでした。

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