4つ星 アクション

映画キングスマン:ゴールデン・サークルのあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

キングスマン:ゴールデン・サークルの評価・・・4つ星

原 題: Kingsman: The Golden Circle
製作年: 2017年
製作国: イギリス
出演者: コリン・ファース ジュリアン・ムーア タロン・エガートン マーク・ストロング
    : ハル・ベリー ジェフ・ブリッジズ ペドロ・パスカル エドワード・ホルクロフト
    : ソフィー・クックソン エルトン・ジョン ハンナ・アルストロム チャニング・テイタム
監 督: マシュー・ヴォーン
製 作: マシュー・ヴォーン アダム・ボーリング デヴィッド・リード
脚 本: ジェーン・ゴールドマン マシュー・ヴォーン
原 作: マーク・ミラー デイヴ・ギボンズ

あらすじ

世界最強のスパイ機関を描いた過激サスペンス・アクションのシリーズ第2弾。前作から1年後、謎の組織によりキングスマンの拠点が壊滅し、一流エージェントとなったエグジーは組織を追ってアメリカへ飛ぶが……。(TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

非常に面白かったキングスマンの続編になります。

率直な感想は1作目の方が楽しめましたが、今回も十分おもしろい内容になっていました。

監督や脚本などが変わっていないため今回も同じようなテイストになっていましたね。

コリン・ファースの名シーンの再現もあり、今回は非常に笑える内容になっています。

1作目を見ていないとわからない部分も多々あるので、本作を見る場合は必ず1作目から通してご覧になってみてください。

100%とは言いませんが99%は楽しめる内容になっていると思いますよ。

出演者には前作同様コリン・ファースタロン・エガートンマーク・ストロングソフィー・クックソンエドワード・ホルクロフトが出演しており、新たにフライト・ゲームなどに出演しているジュリアン・ムーア、X-MENシリーズなどに出演しているハル・ベリー、アイアンマンなどに出演しているジェフ・ブリッジズ、グレートウォールなどに出演しているペドロ・パスカル、そして本人役にエルトン・ジョン、サーミの血などに出演しているハンナ・アルストロム21ジャンプストリートなどに出演しているチャニング・テイタムが起用されていました。

今回の出演陣も非常に豪華でしたね。

個人的にはチャニング・テイタムの出番があまりなくて残念でしたが、終わり方から考えるとこれから主演になる可能性もなくはないですね。

キングスマン:ゴールデン・サークル予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

エグジー(タロン・エガートン)がガラハッドに任命されてから1年後、エグジーの元へ同じくキングスマンの候補生だったチャーリー(エドワード・ホルクロフト)が姿を現す。

チャーリーはエグジーに強い恨みを持っており部下を引き連れてエグジーに襲い掛かってきたのである。

どうしても外せない用があったエグジーは下水を通って家に帰宅する。

この時車の中にはチャーリーの義手が残っており、勝手に動き出し車をハッキングするのだった。

エグジーが家に帰るとガールフレンドのティルデ(ハンナ・アルストロム)が出迎えてくれた。

彼女はなんとイギリス王室の娘、つまり王女なのである。

エグジーのどうしても外せない用事とは友人ブランドンの誕生日パーティーであり、ティルデと共に参加するのだった。

そのころ、世界最大の麻薬密売組織ゴールデン・サークルの女ボス・ポピー(ジュリアン・ムーア)は長らく孤島に幽閉されていたのだがそれに不満を抱きある計画を考えていた。

ポピーは冷酷非道なボスであり、ルールを守らないものは容赦なく罰していく。

翌日、キングスマンの会議にランスロット(ソフィ・クックソン)と共に参加したエグジーはチャーリーがヴァレンタインの事件で右腕と声帯を失ったものの、エグジーが浴びせた電流によりセットされていた爆弾がショートし腕を失っただけで生き延びていたことが分かる。

その裏ではゴールデン・サークルという犯罪組織が関わっている可能性が浮上し、各々調査することに。

この日エグジーはティルデの両親、つまり国王と皇太后と一緒に食事することになっていた。

テーブルマナーや世界情勢など逐一チェックされるエグジーだったが、ランスロットの協力もあってなんとか乗り切ることができた。

だが留守番を頼んだ友人が秘密の部屋を見つけてしまいエグジーが銃などを持っていることがばれてしまう。

またこの時ゴールデンサークルはチャーリーの義手からキングスマンの情報を入手することに成功しており、ミサイルを使って次々にエージェントを殺していた。

エグジーは破壊されたキングスマンの前に立ちすくむが、そこへマーリン(マーク・ストロング)がやってくる。

エグジーはマーリンが情報を流したのだと疑うが、マーリンはチャーリーの義手にハッキングされエージェントが狙われたが、自分の家は登録されていなかったため無事だったと説明した。

拠点を失った2人はマーリンの指示のもと「最後の審判の日」を実行し、ある金庫に隠されていたステイツマンというウィスキーを発見した。

意味のわからない2人は取りあえず酒盛りを行い仲間が全滅したことを悲しむ。

結局どのような意味があるのかわからなかったが、エグジーは瓶の文字のKがキングスマンのKであることに気が付き、何か関係があるのではと考え本社があるケンタッキー州へ向かうことに。

醸造場へ潜入した2人はそこで生体認証ではいる部屋を発見し潜入する。

するとそこへ職員らしき男が現れ身元を問われるが、キングスマンだといっても通じない。

職員のテキーラ(チャニング・テイタム)は問答無用で襲い掛かってきて2人はのされてしまう。

2人が目覚めると拘束されており真実を話すが信じてもらえない。

スルトマジックミラー越しにある人物を人質に取られて脅される。

その人物とはヴァレンタインに殺されたはずのハリー(コリン・ファース)であり、2人にもなぜ生きているのかわからなかった。

そこへテキーラの仲間であるジンジャー(ハル・ベリー)がやってきて、キングスマンとステイツマンが協力関係にあることが分かる。

ようやく信用された二人はハリーとの再会を喜ぶが、ハリーは記憶を失っていた。

ジンジャーの話によると1年前、ヴァレンタインのたくらんだ大量虐殺のことをステイツマンも嗅ぎつけていた。

2人が現場に到着した時にはもうすべたが終わったであり、現場には目を撃ち抜かれたハリーの死体が。

ステイツマンには頭を撃ち抜かれた時にエージェントを助けられる医療キット「αジェル」があり、それによってハリーは一命を取り留めていたのである。

だが直近の記憶を失ってしまうという副作用があり、2人は身元もわからないハリーのことをどうすることもできなかったという。

2人は取りあえずステイツマンのボスであるシャンパン(ジェフ・ブリッジス)に会い、ステイツマンとキングスマンが同じルーツの組織であると聞かされる。

シャンパンは協力は惜しまないと約束してくれるが、ここで突然テキーラの顔に青い筋のようなものが走る。

シャンパンはテキーラに治療に行くように話し、エージェントであるウイスキー(ペドロ・パスカル)にエグジー達に協力するように指示を出す。

エグジーとウィスキーはゴールデンサークルとつながりのあったチャーリーの元カノであるクララ(ポピー・デルヴィーニュ)に接触して情報を探ることに。

クララはフェスにやってきており、2人は彼女の気をひいて生体ナノマシン型の監視装置を仕掛けることに。

その装置は粘膜からしか取り付けることができず、つまり彼女のあそこから仕掛けるしかなかった。

ウィスキーがクララをナンパするがうまくいかずそこへエグジーがフォローに入り2人はいい関係になる。

クララはエグジーをあいたテントに誘うがエグジーには恋人がいるためその気になれない。

だが装置は仕掛けなければならず、罪悪感を抱いたエグジーはまずティルデに連絡して許しを得ようとする。

当然ティルデは怒り心頭になりすごい剣幕で電話を切ってしまう。

エグジーはやはりそのまま立ち去ろうとするが、彼女の腰にゴールデンサークルの刺青があるのがわかり、結局彼女と寝て装置を取り付けたのだった。

ただし最後まではいかなかったようだ。

そのころ、アジトではマーリンとジンジャーが蝶の学者として生きようとするハリーの記憶を呼び覚ますためにショック療法を試みるがうまくいかない。

彼の様子を見て悟ったマーリンはハリーを家に帰すことを決意する。

彼女と音信不通になってしまったエグジーは傷心して一人で酒を飲んでいた。

するとここで犬の置物が目に入り、あることを思い出す。

エグジーはキングスマンとしてハリーがかわいがっていた犬と一緒の犬種を購入してハリーにプレゼントすると、銃を向けたのである。

これはキングスマンの最後の試験と同じシチュエーションだった。

エグジーの考えは見事に当たり、ハリーは記憶を取り戻すことに成功したのである。

記憶が戻ったハリーを連れてエグジー達はバーで一杯やるのだが、例によってチンピラにからわまれてしまう。

一方、ポピーは有名歌手のエルトン・ジョン(本人)も誘拐して楽しんでいた。

またエルトンの顔にもテキーラと同じ青筋が浮かび上がっており、その青筋はポピーの売りさばいたドラッグに含まれている新種のウイルスに感染したあかしだということが分かる。

アメリカでは何十万人という被害者が病院に殺到し大混乱に陥っていた。

ポピーはテレビを通じてウィルスの説明を行い、大統領に向けてドラッグ戦争をおらわせ自由に売買できるようにすればワクチンを配ると取引を持ちかけてきたのである。

大統領はポピーの要求をのむふりをして裏では何一つ行わず、ジャンキーも一層できて一石二鳥だと考える。

盗聴器によって大統領の意図し知ったエグジー達はなんとか自分たちでワクチンを手に入れようとする。

するとここでクララに仕掛けた盗聴器がチャーリーとの会話をキャッチし、どうやら彼女もウィルスに感染してしまったためチャーリーに助けを求めていたのである。

エグジー達はそこにワクチンが保管されていると考え、ハリーとウィスキーを加えた3人で襲撃することに。

まだ本調子ではないハリーを制御室に残し、エグジーとウィスキーは研究施設へと潜入する。

エグジーはうまくワクチンを盗むことができたが、ここでチャーリーに見つかってしまう。

エグジー達はゴンドラに乗り込むがチャーリーの義手にハッキングされてしまい窮地に陥るが、なんとか危機を脱する。

ハリーと合流したエグジー達だったがそこへ敵軍がやってくる。

ウィスキーはエグジーをかばうのだがこの時の衝撃でワクチンを落としてしまいせっかく手に入れた物を失ってしまう。

ウィスキーは単独で敵陣に乗り込み2人には援護を頼んだのだが、先ほどの行動がハリーにはわざとだと思われ、ウィスキーは2重スパイの疑いがあると口にしだし、エグジーの援護も止めてしまう。

戻ってきたウィスキーはハリーの荷物を見て役に立たない化粧品ばかり持ちやがってと愚痴をこぼすのだが、ハリーは問答無用でウィスキーの頭を撃ち抜いてしまった。

ハリーがおかしくなったとしか思えないエグジーは急いでαジェルを使ってウィスキーの治療を行った。

ワクチンも失ってしまったためすぐに研究施設へ戻って入手しようと考えたが、チャーリーによって研究施設は爆破されてしまった。

エグジー達はウィスキーの治療も兼ねていったん本部に戻ることに。

エグジーはウィスキーは敵の銃弾に当たってしまったと嘘の報告をマーリンにするがここでティルデからようやく電話がかかってくる。

ハリーはマーリンに自分が撃ったと本当のことを告げステイツマンは信用できないと話す。

電話に出たエグジーだったが喜びもつかの間、ティルデはやけを起こしドラッグに走り例のウィルスに感染していたのである。

エグジーは一人でもポピーのアジトに向かってワクチンと手に入れるといいだし、ステイツマンも信用できないためマーリンとハリーの3人で協力することに。

3人はいつものようにエージェントの身だしなみを整えるとカンボジアにあるポピーのアジトへと向かった。

地雷発見装置を片手にアジトに近づく3人だったがここでエグジーが地雷を踏んでしまう。

マーリンは地雷を凍らせてエグジーを助けるといいスプレーを吹きかけるが、それはエグジーを助けるためで自ら地雷に足をのせたのである。

マーリンの犠牲を悲しむエグジー達だったがマーリンは訓練を思い出せといい任務を全うするように指示。

マーリンは敵を引きつけて敵もろとも地雷で吹き飛ぶのだった。

これを合図にエグジーとハリーが敵地に侵入を開始する。

そのころアジトではウィスキーが目を覚ましジンジャーのショック療法によって記憶を取り戻していた。

ウィスキーは援護が必要だといいすぐにカンボジアへと向かった。

一方、ポピーの元へやってきた2人だったがチャーリーが世界にワクチンを届けるためのコードを入力する端末を持って逃げてしまう。

チャーリーとロボット犬を退けた2人はついにポピーと対峙し、患者を助けるためのコードを聞き出そうとするが口をわらない。

エグジーは最終手段としてマーリンが作っていたウィルスの強化版を投与しコードを聞き出すことに成功するが、ポピーは死んでしまった。

ようやくコードが打ち込める時が来たのだがここでウィスキーがやってきて2人の邪魔をする。

ハリーの考えはあっていたのである。

ウィスキーはかつてジャンキーによって妻を殺されており、この機会に世界のジャンキーを一掃しようと考えていたのである。

それにはワクチンを配ろうとするエグジー達が邪魔だったのである。

こうしてワクチンを無事に手に入れることができ、大統領の残酷な言動は大統領はフォックス首席補佐官によって告発され失脚する。

その後キングスマンはステイツマンの援助のもと見事に再建され、かねてよりエージェントになりたがっていたジンジャーは新たにウィスキーに任命される。

帰国したエグジーはティルデ王女と結婚し、キングスマンにはスーツを着たテキーラが訪れるのだった。

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今回も非常に楽しめる内容でしたね。

音楽に合わせて軽快なアクションを決めていくスタイルは変わっていませんでいたね。

エグジー最後結婚してしまったので王室に入るってことになりますよね。

つまりもうキングスマンとして働くことはできないのでしょう。

ハリーも始まりの終わりって言っていましたし。

つまりエグジーによって始まったキングスマンが終わりを告げて新たに始まるということなのでしょう。

その布石がおそらく最後のテキーラだと思われます。

ハリーも復活しましたしこれからはコリン・ファースとチャニング・テイタムの2枚看板になるのでしょうね。

個人的にはマーリンが死んでしまったのが痛いですが、まあ誰かが代わりを務めるのでしょう。

今作ではランスロットも死んだことになっていますが、もしかしたらまた生き返ってくるパターンがあるかもしれませんね。

アクションもユーモアも非常に見どころがある作品なので興味のある方は是非ご覧になってみてください。

以上キングスマン:ゴールデン・サークルの感想とレビューでした。

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