ここでは実際に映画「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
キック・アス/ジャスティス・フォーエバーの評価・・・4つ星
原 題: KICK-ASS 2
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: アーロン・ジョンソン クロエ・グレース・モレッツ クリストファー・ミンツ=ブラッセ
: ジム・キャリー モリス・チェスナット クローディア・リー クラーク・デューク
: オーガスタス・プリュー スティーブン・マッキントッシュ モニカ・ドラン
監 督: ジェフ・ワドロウ
製 作: マシュー・ヴォーン ジョン・ロミータ・Jr. マーク・ミラー
脚 本: ジェフ・ワドロウ
原 作: マーク・ミラー ジョン・S・ロミータ・Jr
平凡なオタク高校生が謎の殺し屋少女“ヒット・ガール”の助けを借りて素人ヒーロー“キック・アス”として活躍するマーク・ミラーの同名コミックをアーロン・テイラー=ジョンソン主演で実写映画化し、世界中の映画ファンから熱狂的に迎えられたバイオレンス・アクションの続編。父親を殺され復讐に燃えるレッド・ミストと、キック・アス&ヒット・ガールとのさらなる戦いの行方を描く。共演は前作に引き続いての登場となるクリストファー・ミンツ=プラッセ、クロエ・グレース・モレッツに加え、新キャラクター“スターズ・アンド・ストライプス大佐”役でジム・キャリーが初参戦。監督は前回のマシュー・ヴォーンからバトンを引き継ぎ、新たに「ネバー・バックダウン」のジェフ・ワドロウが務めた。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
大人気ヒット作キックアスの続編になります。
一作目を見たので続けて二作目も見てみました。
率直な感想は前作よりはストーリーに力を入れたのかなという印象です。
前作に比べると笑えるシーンが少なくなっていました。
シリアス路線に変更していましたね。
監督が変わった影響なのでしょうが、前作の方がよかったという人も少なくないようです。
とはいってもコレはコレで楽しめると思いましたが。
出演者には前作同様アーロン・ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、クリストファー・ミンツ=ブラッセ、クラーク・デューク、リンジー・フォンセカが起用されており、新たにマスクなどに出演しているジム・キャリー、テイカーズなどに出演しているモリス・チェスナット、きみがくれた未来などに出演しているオーガスタス・プリュー、アンダーワールドシリーズなどに出演しているスティーブン・マッキントッシュらが起用されていました。
前作からクロエ・グレース・モレッツだけ成長が著しいですね(笑)。
さすが成長期。。。
キック・アス/ジャスティス・フォーエバー予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は前作のすぐ後の話になります。
ヒットガールことミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)は5歳まで自分を育ててくれたマーカス(モリス・チェストナット)に引き取られた。
そしてキックアスことデイヴ(アーロン・ジョンソン)が通う高校に通うことになる。
だがミンディはマーカスが学校まで送ると教室には向かわず、タクシーで父と過ごしたアジトへと脚を運んでいた。
出席記録は例によってハッキングし改ざんしていた。
ヒーロー活動を続けていたデイヴはミンディに自分を鍛えてくれるよう頼み込む。
めんどくさそうなそぶりを見せながらもミンディはデイヴを鍛えることに。
ミンディの徹底的なしごきもありデイヴはだんだん強くなっていく。
だがある時マーカスに後をつけられたミンディはヒットガールとして活動しているのかと問い詰められるが、デイヴに誘われて学校をさぼって映画を見に行ったと嘘をついてしまう。
その後もデイヴを鍛え続けたミンディはある程度の強さになったデイヴを実戦に送りだすことに。
金持ちのゲイを装って裏通りを歩いていると、ミンディの思惑通りチンピラに絡まれてしまう。
デイヴは複数相手に善戦するものの、結局ぼこぼこにされてしまう。
その様子を見ていたミンディはヒットガールに扮してデイヴを助けに入る。
ミンディの活躍でチンピラはあっという間に一掃されたが、思いのほか早く警察がやってきてしまう。
更にミンディにマーカスから電話がかかってくる。
学校に電話したら今日はきていないから心配になって電話してみたということだった。
ミンディは風邪をひいたため家で休んでいると嘘をつくが、マーカスは本当かどうか確かめるためパトカーを全力で飛ばして家に帰った。
タッチの差でミンディの方が早く家についたものの、返り血を浴びていることがマーカスにばれてしまいヒットガールとして活動していたことがばれてしまう。
ミンディは謹慎処分となり、更に今後二度とヒットガールとして活動しないとマーカスに約束させられる。
後日学校にやってきたミンディにデイヴは以前のように訓練してくれと頼み込むが、ミンディはもう終わりにしようといいデイヴを突き放した。
更に運の悪いことにこの場面を彼女のケイティ(リンジー・フォンセカ)に見られてしまい破局してしまう。
ミンディに突き放されたデイヴは一人でヒーロー活動することがつらくなり、仲間を探し始める。
町ではキックアスに触発されてヒーローを始める人間が後を絶たず、デイヴもドクター・グラビティー(ドナルド・フェイソン)というヒーローに出会う。
ドクター・グラビティーはデイヴと同じように情熱を持ってヒーロー活動をしており、近々仲間と集まって集会を開くとのことだった。
デイヴもその集会に参加させてもらうことに。
その集会にはドクター・グラビティーの他にナイト・ビッチ(リンディ・ブース)、インセクトマン(ロバート・エムズ)、リメンバートミー(スティーヴン・マッキントッシュ&モニカ・ドーラン)、デイヴの友達であるマーティことバトル・ガイ(クラーク・デューク)に加えてリーダーであるスターズ・アンド・ストライプス大佐(ジム・キャリー)が集まっていた。
大佐は信念のあるヒーローだけを集めて本当の自警団組織を作ろうとしていた。
キックアスをメンバーに加えたその組織はジャスティス・フォーエバーという名前で活動を開始する。
ある時売春組織を突き止めた大佐はメンバーを集めて組織の壊滅に乗り出す。
みんなが連携してあっという間に組織をつぶすことに成功する。
一方、マーカスに普通の少女として生活をするよう強く言われたミンディはマーカスの紹介で学校のクイーン的な存在のいるグループに入れられる。
しかし一向にうまくなじめないミンディ。
ある時ダンスに誘われたミンディは日ごろの鍛錬の成果を発揮してしまい、クイーンのプライドを傷つけてしまう。
後日ミンディは他の男子生徒にデートに誘われ緊張しながらもパーティーに参加した。
だがそのパーティーはクイーンが仕掛けた罠であり、嘘の誘いだった。
ミンディはみんなの前で恥をかかされた揚句一人林の中に置き去りにされてしまう。
ヒットガールになれず学校にもなじめずどうしたらいいかわからないミンディは真夜中にもかかわらずデイヴのもとを訪れる。
デイヴは泣き崩れるミンディをやさしく慰め、ミンディは特別な存在であるといい、自分の土俵で堂々と仕返しをすればいいとアドバイスをした。
翌日、ミンディはおしゃれに着飾りクイーンたちの行為を完全に否定し、父親が持っていた嘔吐と下痢を起こす武器「sick stick」でクイーンたちを攻撃し恥をかかせた。
そのころ、父親をキックアスに殺されたとして彼を逆恨みしているレッドミストことクリス・ダミーコ(クリストファー・ミンツ=プラッセ)は新たにマザー・ファッカーと名乗り悪の組織を立ち上げる。
自分の存在を知らしめるためコンビニに強盗に入るが、そこには監視カメラがなく動画がアップされることがなかった。
そこで凶悪な殺人犯などを集め超極悪非道の組織を作りだすことに。
刑務所に入っている叔父のラルフ(イアン・グレン)に止められるも、警告を無視して組織を作り上げた。
そして世間に自らの存在をアピールするために強盗や警察官殺しなどあらゆる悪さを続けた。
その手はヒーローにまでおよび、キックアスと大人の関係まで発展していたナイト・ビッチも襲われ、リーダーの大佐も殺されてしまう。
事態を重く見た警察は町でコスプレしている人間を手当たり次第に逮捕した。
警察はデイヴの家にもやってきた。
だがデイヴをかばった父親がかなりに逮捕されてしまう。
しかし事態はそれだけでは収まらなかった。
ひょんなことからつかまっている男がキックアスの父親だと知ったクリスは金の力を使いデイヴの父親を殺害してしまう。
悲しみにくれるデイヴ。
父親の葬式にはミンディも参加してくれた。
しかしクリスの魔の手はここまで及んでいた。
クリスが雇った部下が葬式上で銃を乱射し、キックアスであるデイヴを連れ去って言ったのである。
だが現場に居合わせたミンディはすぐにデイヴの後を追った。
そして一人で敵を壊滅させデイヴを救い出した。
ミンディはデイヴをアジトまで連れて行き、マザー・ファッカー率いる悪の組織と対決することを決意する。
デイヴはわずかな希望にかけ、他のヒーローにも呼び掛ける。
そしていよいよジャスティス・フォーエバーとマザー・ファッカーの全面対決が始まった。
多くのヒーローが集結し、戦いはまさに総力戦となった。
その中でも敵の主力であるマザーロシアはヒットガールが、大将のマザー・ファッカーはキックアスが戦った。
ヒットガール対マザーロシア
キックアス対マザー・ファッカー
戦いの末、マザー・ファッカーは自らが用意していたサメを入れた水槽に落下してしまう。
戦いの後、マーカスとの約束を破ったミンディはこの町をデイヴに任せると言い、デイヴにファーストキスをささげると颯爽と去って行った。
エンドロール後、水槽に落下したマザー・ファッカーは四肢と男性器をサメに食われながらも生きながらえていた。
彼が再び波乱を巻き起こす日は近いかもしれない・・・。
・・・という感じです。
特殊能力0のヒーローが売りの作品だったんですが、主役のキックアスがだんだん強くなっていっていますね(笑)。
最後の方なんかはムキムキの体で驚きました。
次回作が出たら普通に強いヒーローになっているんじゃないでしょうか(笑)。
以上がキック・アス/ジャスティス・フォーエバーの感想とレビューでした。