ここでは実際に映画「ジャンゴ 繋がれざる者」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ジャンゴ 繋がれざる者の評価・・・4つ星
原 題: Django Unchained
製作年: 2012年
製作国: アメリカ
出演者: ジェイミー・フォックス レオナルド・ディカプリオ クリストフ・ヴァルツ
: ケリー・ワシントン サミュエル・L・ジャクソン ウォルトン・ゴギンズ
: ブルース・ダーン ネッド・ベラミー フランコ・ネロ ジョナ・ヒル
監 督: クエンティン・タランティーノ
製 作: レジナルド・ハドリン ステイシー・シェール ピラー・サヴォン
脚 本: クエンティン・タランティーノ
原 作: マシュー・クイック
ディープサウス。解放奴隷のジャンゴ(ジェイミー・フォックス)がドイツ系賞金稼ぎのドクター・キング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)と共に、サディスティックでフランスかぶれの農場主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)に立ち向かい、奪われた妻のブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)を救おうとする。(Wikipedia より引用)
感想/レビュー
ネットでの評判がいいので気になってみてみました。
率直な感想はまあまあな感じでした。
4つ星にしてはいますが、自分の中では3.5つ星ぐらいです。
まあでも「これぞタランティーノ!」という感じはありました。
イングロリアス・バスターズもみましたが、あれよりは格段に面白かったと思います。
出演者にはホワイトハウスダウンや完全なる報復などに出演しているジェイミー・フォックス、三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船やグリーン・ホーネットなどに出演しているクリストフ・ヴァルツ、インセプションやウルフ・オブ・ウォールストリートなどに出演しているレオナルド・ディカプリオ、ファンタスティック・フォーシリーズなどに出演しているケリー・ワシントン、アイアンマン2やキャプテンアメリカなどアベンジャーズシリーズに出演しているサミュエル・L・ジャクソン、G.I.ジョー バック2リベンジやリンカーンなどに出演しているウォルトン・ゴギンズ、ヴァージニアなどに出演しているブルース・ダーン、21ジャンプストリートやマネーボールなどに出演しているジョナ・ヒルなどが起用されていました。
主演の2人に加えて、わきを固める俳優が超豪華でしたね。
ジャンゴ 繋がれざる者予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は奴隷制が許されている時代に黒人と白人のコンビが賞金稼ぎをしているというもの。
歯医者のドクター・キング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)は数年前から賞金稼ぎをしていた。
ある日シュルツはブリットル兄弟という賞金首に目をつけるが、シュルツには彼らの顔がわからなかった。
そこでかつて彼らの奴隷であったジャンゴ(ジェイミー・フォックス)という黒人を探し、2人の奴隷商人に行きついた。
シュルツは奴隷商人にジャンゴを売るように迫るが、相手は首を縦に振らない。
するとシュルツは問答無用で相手を殺し、ジャンゴを含んだ黒人奴隷をみんな解放した。
シュルツの話では、彼は奴隷制度を嫌っているようであった。
シュルツとジャンゴはある農場主の元にブリットル兄弟がいることを突き止め、2人で向かうことに。
シュルツが主の気を引いているうちにジャンゴがブリットル兄弟を探しだすという作戦であった。
ジャンゴが兄弟を見つけると、昔の記憶がよみがえり、我を忘れて3人兄弟の内2人を殺してしまう。
すぐにシュルツが駆け付け、逃げようとしていた残りの1人を殺してしまう。
シュルツはジャンゴの行動に起こるかと思いきや、益々ジャンゴのことが気に入りジャンゴを賞金稼ぎとしてスカウトすることに。
こうして2人は協力して賞金首を狙うこととなる。
ある日、2人はジャンゴの妻で奴隷として売られたヒルディ(ケリー・ワシントン)の居場所を突き止める。
ジャンゴがシュルツに協力していたのは妻を助け出すためでもあったのだ。
ヒルディを買っていたのはカルヴィン・J・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)という男で、広大な土地と何百人という奴隷を所有していた。
カルヴィンに近づくため、シュルツはジャンゴに見世物で戦わされるために買われる黒人を査定する人間を演じさせる。
カルヴィンに普通の取引を持ちかけても相手にされないことは分かっている。
そこでカルヴィンが所有している黒人闘士を買うふりをして、ついでにヒルディも買ってしまおうという作戦だった。
カルヴィンに近づいた2人は彼に気にいられるために、見たくもない黒人同士の殺し合いを見させられ、彼の機嫌を取っていた。
シュルツがカルヴィンの持っている最も強い黒人を12000ドルで買いたいと持ちかけると、彼はすぐに乗ってきた。
そこで場所をカルヴィンの私有の屋敷に移すことに。
そこにはヒルディも奴隷として所有されていた。
シュルツとジャンゴは言葉巧みにカルヴィンから最も強い黒人を買いたいと思いこませ、商談は無事に成立した。
そしてついでにヒルディも買いたいと持ちかけようとした時、カルヴィンの奴隷だがかなりの発言力を持つスティーヴン(サミュエル・L・ジャクソン)にジャンゴとヒルディの関係を見抜かれ、2人は窮地に陥ってしまう。
カルヴィンは騙されていたことに激怒し、これまでの商談はなかったことに。
そしてヒルディだけを12000ドルで売ってやると言いだす。
シュルツはすぐにこれを承諾し、なんとか彼の怒りをおさめることに。
取引が終わり帰ろうとするシュルツにカルヴィンは商談の成立には握手が必要だと言い、シュルツに握手を迫る。
どうしてもこんなクソやろうとは握手をしたくないシュルツはどうにか握手をせずに帰ろうとするが、カルヴィンはそれを許さない。
仕方なくシュルツはカルヴィンと握手を・・・・と思いきや、隠し銃でカルヴィンを撃ち殺してしまう。
カルヴィンのクソやろうぶりにどうしても我慢できなかったようだ。
しかし当然シュルツ自身も取り巻きに撃ち殺されてしまう。
ジャンゴも奮闘するも、結局つかまってしまう。
ジャンゴは処刑されそうになるも、すんでのところで奴隷として売り払われることが決まる。
ジャンゴはカルヴィンのとりまきに連れて行かれようとしている時、シュルツから培った知識で言葉巧みに連中をだましにかかる。
まんまとはまった奴らは愚かにもジャンゴを開放し、銃を渡してしまう。
ジャンゴはその銃であっさりと取り巻きの連中を殺してしまう。
そして妻を救い出すためにカルヴィンの屋敷に引き返す。
ジャンゴはカルヴィンの屋敷の白人を皆殺しにし、黒人でありながら事実上のNo.2であったスティーヴンも容赦なく殺してしまう。
こうしてジャンゴは妻を取り戻し、賞金稼ぎとして旅立つのであった。
という感じです。
内容はとっても単純なものなので見やすいと思います。
ところどころにエグイシーンなどがありますが、そこはタランティーノ流というところでしょうかね。
笑いと暴力がうまい具合に盛り込まれた、なかなかいい作品だったと思います。
時間があるなら見てみてはいかがでしょうか?
以上がジャンゴ 繋がれざる者の感想とレビューでした。