4つ星 SF

映画猿の惑星:新世紀のあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「猿の惑星:新世紀」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

猿の惑星:新世紀の評価・・・4つ星

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原 題: DAWN OF THE PLANET OF THE APES
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: アンディ・サーキス ジェイソン・クラーク ゲイリー・オールドマン
    : ケリー・ラッセル トビー・ケベル ニック・サーストン ジュディ・グリア
    : コディ・スミット=マクフィー J・D・エヴァーモア カーク・アセヴェド
監 督: マット・リーヴス
製 作: アマンダ・シルヴァー ディラン・クラーク ピーター・チャーニン
    : リック・ジャッファ
脚 本: アマンダ・シルヴァー マーク・ボンバック リック・ジャッファ

あらすじ

SF映画の金字塔「猿の惑星」を装いも新たにリブートした大ヒット・アクション「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編。前作から10年後の世界を舞台に、猿の英雄シーザーに率いられ独自の文明を築き始めた猿の集団と、存亡の危機に陥った人類の対立の行方を描く。監督は新たに「クローバーフィールド/HAKAISHA」「モールス」のマット・リーヴス。シーザーをリーダーとする猿たちは進化を加速させ、森の奥に文明的なコミュニティを築いて平和に暮らしていた。一方、絶滅の危機に立つ人類は、荒れ果てた都市の一角で身を潜めるように暮らしていた。そんなある日、生存者グループはダムの水力発電を利用しようと猿のテリトリーに足を踏み入れてしまい、一触即発の事態を招いてしまうのだったが…。 (TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

猿の惑星シリーズの創世記に次ぐ2作目になります。

率直な感想は普通に面白かったです。

前作からのつながりもあってなかなか良かったですね。

前作主演のジェームズ・フランコが出ていなかったのが残念と言えば残念でしたが。

出演者には前作からアンディ・サーキス、ホワイトハウス・ダウンや欲望のバージニアなどに出演しているジェイソン・クラーク、ダークナイトシリーズなどに出演しているゲイリー・オールドマン、ダークスカイズなどに出演しているケリー・ラッセル、タイタンの逆襲などに出演しているトビー・ケベル、キャリーなどに出演しているジュディ・グリア、モールスなどに出演しているコディ・スミット=マクフィー、マネー・ゲームなどに出演しているカーク・アセヴェドらが起用されていました。

とはいっても半分は猿役だったので顔が出ませんでしたけどね(笑)。

猿の惑星:新世紀予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

内容は前作から10年後を描いたものになります。

シーザー(アンディ・サーキス)が猿を率いて反乱をおこしてから10年。

猿たちは独自の文明を築き、森の奥深くで暮らしていた。

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シーザーたちはここ2年間人間を見ておらず、すでに絶滅したのではと思い始めていた。

一方の人間はある科学者により作られたALZ113ウィルス、通称猿インフルエンザにより激的に人口を減らしていた。

わずかに生き残った人間は復興のため皆で助け合い小規模の集落を作っていた。

ただ備蓄されていた燃料がそこをつき始め、石油に代わる新しいエネルギーが必要だった。

そこで人間は山の奥深くにあるダムを利用して水力発電を試してみることに。

だがその山とはシーザーたちが暮らしていた山だった。

人間の代表としてマルコム(ジェイソン・クラーク)らが山を探索していると偶然2匹のサルに遭遇する。

パニックになったカーヴァー(カーク・アセヴェド)は猿を銃で撃ってしまう。

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マルコムらが急いで駆け付けるとそこへシーザー率いる猿の軍団がやってきた。

怒りをあらわにする猿に対し、シーザーは人間の言葉で「去れ」といい人間に危害を加えることなく山へと帰って行った。

集落に戻ったマルコムは集落のリーダーであるドレイファス(ゲイリー・オールドマン)にこのことを話したが、民衆にはこのことを秘密にすることになる。

そのころ、猿の集落では人間をどうするか会議が開かれていた。

コバ(トビー・ケベル)は息子を銃で撃たれた恨みにより人間を滅ぼそうと言いだす。

だが戦争になれば猿側にも大きな被害が出るため、シーザーはそれを望まなかった。

翌日、シーザーは皆を引き連れてマルコムたちが住む集落にやってくる。

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そして人間の言葉で戦争は望まないと話した。

更に2度と山に足を踏み入れるなと警告し、破ったら戦争になると人間を脅した。

猿インフルエンザのこともあり人間たちは瞬く間にパニックになる。

人間側は山にあるダムを利用して電力をえることができなければ、これから生きながらえるのは不可能だった。

ドレイファスは猿たちと戦争し、ダムを手に入れる決意を固める。

だがマルコムの意見は違った。

人間の言葉を理解し、人間の言葉を話すシーザーと話し合いたいと考えたのである。

マルコムはドレイファスに3日間の猶予をもらい数人の仲間を引き連れて再びシーザーのいる山へと入って行った。

しかし警告を無視したマルコムに対する猿の扱いはひどいものだった。

マルコムはシーザーの元へ連れて行かれ敵意をむき出しにされる。

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だがマルコムはシーザーたちに山へ来た理由を説明した。

理由を知りたかったシーザーはマルコムにダムまで案内するよう指示し、マルコムらが持っていた銃を全て取り上げると残らず破壊した。

そしてマルコムの案内の元ダムの発電施設までやってきた。

シーザーはその施設を見ると1日で作業を終わらせ山から出て行けと指示した。

マルコムたちは急いで作業を開始する。

一方、シーザーに人間を滅ぼすべきだと進言したコバは仲間を引き連れて人間の集落を偵察に向かった。

集落ではドレイファスが戦争の準備を着々と進めていた。

コバは頭が悪い猿のふりをしてどのくらいの銃があるのかを確かめると山へと引き返して行った。

そのころダムではマルコムたちが爆弾を使い瓦礫の撤去を行っていた。

だがここで事故が発生しマルコムたちは生き埋めになってしまう。

それを見たシーザーはマルコムたちを助けた。

マルコムはシーザーにお礼を言うとわずかにだが猿と人間の間にある溝が埋まったような気がした。

だが人間の中にはマルコムのように猿に対して良い感情を持っていない人間もいる。

それが一緒に来ていたカーヴァーである。

カーヴァーは密かに銃を隠し持ってきており、シーザーの息子が偶然銃を見つけてしまう。

銃を見つけたシーザーは当然マルコムに対して怒りの感情をあらわにするが、マルコムはどうにか説得することに成功する。

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更にシーザーはカーヴァーを外すことを条件に協力を申し出てくれたのである。

マルコムもこれを承諾しカーヴァーを外すと猿と共に作業を再開した。

猿と人間がうまくいきかけていた時、ちょうど偵察に言っていたコバが戻ってくる。

そしてマルコムの息子であるアレキサンダー(コディ・スミット=マクフィー)に襲いかかろうとする。

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シーザーの仲間はそれを止めたが、それを見てコバはシーザーの考え方は間違っていると主張し出す。

怒ったシーザーはコバを殴り倒し、戦いに敗れたコバはその場を後にする。

いろいろなトラブルに見舞われながらもなんとかダムの復旧作業が終了した。

マルコムらは高台に上り集落まで電気が通っていることを確認した。

無事に電気は通りようやく問題は解決したように見えたが、コバはこのまま黙っているような猿ではなかった。

ただシーザーとマルコムらの仲は益々深まった。

この時シーザーの妻であるコーネリア(ジュディ・グリア)出産の後遺症からか体調を崩していた。

それを見たマルコムの妻であるエリー(ケリー・ラッセル)は治療を申し出る。

エリーはコーネリアに薬を与え、翌日コーネリアは無事に回復した。

そのころ、コバは再び人間の集落を訪れていた。

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そして銃の保管庫に入り銃を盗むとそこにいた人間を殺して猿の集落へと戻った。

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戻ってきたコバは自ら集落に火を放つと盗んでいた銃でシーザーを撃った。

更にそれをマルコムらのせいにして自分は猿のリーダーへとすげ変わったのである。

シーザーを撃たれた怒りから猿たちは一斉に蜂起し、人間の集落目指して進んでいった。

マルコムたちはなんとか身を隠し猿の襲撃から逃れることができた。

猿たちがいなくなってマルコムたちは人間の集落へ戻ろうとする。

その途中で撃たれながらもなんとか息のあるシーザーを発見する。

マルコムたちはシーザーの指示により、シーザーが育った家までやってきた。

だがそこには治療器具は一切ない。

マルコムは猿に襲われた人間の集落まで言って手術に必要な道具を取りに行くことに。

その時人間の集落では猿の大群を迎え撃っていたが、武器庫を襲い銃を手に入れた猿にはかなわなかった。

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多くの人間が殺され、生き残った人間も檻の中に入れられた。

またシーザーを慕いコバの言うことを聞かない猿たちも同様に檻に入れられた。

治療器具を取りに来たマルコムは惨状目の当たりにするが今はシーザーを救うことが先決だった。

治療器具を手に入れたマルコムは猿に見つからないようになんとか隠れながら戻ろうとした。

しかしとうとう猿に見つかってしまう。

ただその猿はシーザーの息子であるブルーアイズ(ニック・サーストン)だった。

ブルーアイズはマルコムを見逃そうとしたが、それをマルコムが引き留め父親のもとまで連れて帰った。

シーザーが生きていることを知ったブルーアイズは喜ぶが、同時に父親を撃った人間を許せなかった。

だがここでシーザーが衝撃の事実を口にする。

自分を撃ったのは人間ではなくコバだというのである。

それを知ったブルーアイズは自分も人間に協力することに。

ブルーアイズはシーザーの指示によりコバの言うことを聞かないシーザー派の仲間たちを救い出しに向かった。

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そしてコバに見つかることなく無事に猿たちを救い出しシーザーの元へ連れ帰ることに成功する。

シーザーたちは戦争を止めるためにコバの元へ行くことを決意。

マルコムもそれについていくことに。

敵に見つからないようにマルコムたちは地下道を通って行った。

だがそこにはドレイファス達猿の手から逃れた人間がいた。

マルコムはシーザーたちが見つからないように地上へと逃がし、自分はドレイファス達と話をすることに。

ドレイファスは猿たちをしとめるためにコバ達が占拠している塔を爆弾で破壊しようとしていた。

マルコムはドレイファスにシーザーに時間をくれと頼んだが、いまさら猿のことを信じるマルコムをドレイファスは信じられなかった。

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そのころ、塔ではついにシーザーとコバが対峙していた。

そしてリーダーを決めるべく戦いを始めたのである。

弱り切っていたシーザーだったが、それでもコバには後れを取らなかった。

だがあと一息というところで塔が傾いてしまう。

地下でドレイファスが自分の命と引き換えに爆弾を起動させたのである。

これにより塔は崩壊寸前まで行き、多くの猿たちが命を失った。

戦いの中にあってもシーザーは仲間の身を案じ猿たちを救おうとした。

だがコバには全くそんな気はなかった。

仲間を踏み台にしてシーザーに襲い掛かる。

戦いは熾烈を極めたが、ついに決着の時が訪れた。

シーザーが最後の力を使いコバに襲い掛かったのである。

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吹き飛ばされたコバは転落寸前まで追い込まれた。

迫りくるシーザーにコバは猿は決して猿を殺さないという掟を口にした。

だがシーザーはそんなコバの言葉をはねのけ、ついにコバを殺したのである。

こうして猿のリーダーは再びシーザーとなったのである。

戦いが終わり、マルコムはシーザーの元へと駆け寄った。

マルコムはドレイファス達が軍隊の援軍を呼んでしまったと明かした。

マルコムはなんとか説得すると言ったがシーザーはマルコムに逃げろと言った。

シーザーは全てに決着をつける覚悟だったのである。

猿が始めてしまった戦争を今さら終わらせることはできないと語り、シーザーはマルコムに別れを告げた。

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こうして猿と人間との争いは益々激しいものになっていくのであった。

・・・・という感じです。

正直この作品は文章にしにくかったです。

猿と人間の微妙な関係と感情がいろいろあり、見ないとわからない部分が多々あります。

ただ普通に面白かったので見て損はないと思いますよ。

あ、見るなら前作から見ることをお勧めしますよ。

ちょいちょいつながっている部分もあるので。

以上が猿の惑星:新世紀の感想とレビューでした。

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