ここでは実際に映画「ダークスカイズ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ダークスカイズの評価・・・4つ星
原 題: Dark Skies
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
出演者: ケリー・ラッセル ジョシュ・ハミルトン ダコタ・ゴヨ
: ケイダン・ロケット J・K・シモンズ L・J・ベネット
: ミンディ・クリスト アニー・サーマン リッチ・ハッチマン
監 督: スコット・スチュワート
製 作: ジェイソン・ブラム
脚 本: スコット・スチュワート
「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのプロデューサー、ジェイソン・ブラムが、「レギオン」「プリースト」のスコット・スチュワートを監督に迎えて放つホラー・サスペンス。郊外住宅地に暮らす平穏な一家を襲った不可解な現象の顛末を心霊ホラー・タッチのアプローチで描き出す。出演はケリー・ラッセル、ジョシュ・ハミルトン。閑静な郊外の住宅地に暮らすバレット一家。夫のダニエルが失業中で、2人の息子を抱えた家族4人の生計は妻レイシーの収入に頼る日々。それでも何とか平穏に暮らしていた一家だったが、いつしか彼らの周囲で不可解な現象が立て続けに起こり始める。家の中に何者かの気配を感じたダニエルは、やがて家中に監視カメラを設置し、真相の究明に乗り出すのだったが…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
インシディアスをみていたので、この作品も気になってみてみました。
内容としてはまあまあでしたね。
4つ星にしてはいますが、評価的には3.5星ぐらいです。
ホラーの要素が宇宙人という現実離れしたものであったため、恐怖感が今一つという感じでしたね。
まあでも個人的には好きな感じでした。
出演者にはミッション:インポッシブル3などに出演しているケリー・ラッセル、パラノイド・シンドロームなどに出演しているジョシュ・ハミルトン、リアル・スティールなどに出演しているダコタ・ゴヨ、ハードラッシュやスティーブ・ジョブズなどに出演してるJ・K・シモンズなどに加えて若い世代の俳優が多く起用されていました。
父親役にもう少し有名どころが欲しかったところですね。
ダークスカイズ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は、平穏に暮らしている一家にある日突然不可解な現象が襲い始めるというもの。
郊外の閑静な住宅街に住むバレット一家は父親のダニエル(ジョシュ・ハミルトン)が失業中ということもあり、家庭の雰囲気が悪くなっていた。
ある日の夜、妻のレイシー(ケリー・ラッセル)は突然の耳鳴りにより目が覚める。
なんだか不安がよぎったレイシーが1階に下りてみると窓が開けられ、冷蔵庫の中が荒らされていた。
単なる鍵のかけ忘れで不審者が侵入してしまったと考えた夫婦は戸締りをしっかりして普段通り過ごすことに。
すると数日後に再び耳鳴りに襲われ、1階に下りてみると幾何学的な模様などが缶などを用いて作られていた。
戸締りをしっかりしていたのにこのような現象がおこったことに、2人は警察を呼び調査を依頼することに。
しかし侵入し社などの痕跡は何も見つからなかった。
当然子供たちにも事情を聞くが何も知らない。
警察のアドバイスにより、家計が苦しいものの導入していたセキュリティを作動させることに。
すると後日警報が作動し、1階に下りてみると写真立ての写真が全て抜き取られていた。
さらに警備会社によると、セキュリティは8か所すべてが同時に作動しており、通常ではありえないことからシステムの誤作動であると判断された。
こうなると写真を隠したのは2人の子供たち以外考えられず、ダニエルとレイシーは2人を問いただすことに。
兄のジェシー(ダコタ・ゴヨ)は何も知らないと憤るものの、弟のサム(ケイダン・ロケット)はサンドマンが持っていたったと言い、どこに隠したかはサンドマンに行ってはいけないと言われたと、よくわからないことを言いだす。
その後、不可解な現象は続いていく。
なんと取りに群れが自宅に目がけて飛んできたのであった。
通常ならこれはあり得ないことであり、まるで何かに引き寄せられてきたようだと専門家は言った。
さらにレイシーが仕事中に突然頭を窓ガラスに打ちつけ出し、その後意識を失ってしまう。
さらにはダニエルが夜中に突然起き出し、外へ出たと思ったら鼻血が噴き出してしまう。
ダニエルは以前に取り付けた監視カメラによりなぜこんなことが起こったのか調べるが、なにもわからずにいた。
また妻は独自にインターネットを使い調査を行っており、なんと過去にも同じような現象が起きていることがあり、今まさに我が家で起きている状況とおな情な情報を得ることに成功する。
しかしそれは地球外生命体による仕業だというものであった。
レイシーはこれをダニエルに話すが、ダニエルは全く聞く耳を持たない。
しかしおかしな現象は息子のジェシーにも起こり、さらに子供たちの体には身に覚えのないあざが多数刻まれていた。
ダニエルが後日監視カメラを見直していると、画像が突然ぶれている場面に謎の黒い影が映っていることを突き止める。
ダニエルはレイシーの言っていることが正しいとようやく認め、その道の専門家に話を聞くことにする。
彼によると、その現象はグレイズと呼ばれるエイリアンの仕業で、始まりではなく終わりを告げる現象だと言われる。
そして間もなく誰か一人が連れされられると告げられてしまう。
防ぐためにはグレイズ達にこの家族は面倒だと思わせなければならず、そのためには家族一丸となって立ち向かっていくことが必要であると教えられる。
また連れ去られるのは家族で一番初めに接触されたものであるとも言われる。
今回の騒動で真っ先にグレイズと接触していたのは次男のサムであった。
家族は家の窓をすべて封鎖し、グレイズの来襲に備えた。
そしてとうとうグレイズ達は一人を連れ去りに現れてしまう。
両親はジェシーに何があっても弟を守るようにと告げると、銃や包丁を持ってグレイズに対抗しようとする。
しかしグレイズにはそんなものは効果がなかった。
追いつめられた家族は1つの部屋に集まり、最後の抵抗をするが、ジェシーがグレイズに操られ連れ去られてしまう。
グレイズが連れ去るのははじめに接触をした人間であったはずなのになぜジェシーだったのか?
実はジェシーは幼いころ何にでもアレルギー反応を起こしてしまうような病弱な体質であり、両親が寝ずに看病を続けていたのだ。
これは単にジェシーの体が弱かったのではなく、この時からグレイズはジェシーに接触していたのだ。
しかし四六時中両親に看病されていたため、この時ジェシーを連れ去るのは難しいと考えたのだ。
つまり最初にグレイズと接触していたのはサムではなくジェシーだったのだ。
ジェシーが連れ去られて3ヶ月後、サムとジェシーは以前からよく無線機を使って連絡をとっていた。
サムが使っていた無線機に不意に何かの音が入ってくる。
その向こう側ではジェシーがサムの名前を叫んでいたのである。
残念ながら作品はここで終了となります。
ものすごい続きが気になる形で終わってしまいました。
是非続編を作ってほしいですね。
できたら間違いなく見ると思います。
個人的には満足のいく作品だったので、時間があればぜひ見てみてください。
ただホラー好きには少し物足りない感じになっているかもしれません。
以上がダークスカイズの感想とレビューでした。