ここでは実際に映画「アナベル 死霊人形の誕生」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
アナベル 死霊人形の誕生の評価・・・4つ星
原 題: Annabelle: Creation
製作年: 2017年
製作国: アメリカ
出演者: ステファニー・シグマン タリタ・ベイトマン ルル・ウィルソン フィリッパ・クルサード
: グレイス・フルトン ルールー・サフラン テイラー・バック
: サマラ・リー アンソニー・ラパリア ミランダ・オットー
監 督: デヴィッド・F・サンドバーグ
製 作: ピーター・サフラン ジェームズ・ワン
脚 本: ゲイリー・ドーベルマン
大ヒット・ホラー「死霊館」に登場した実在する呪われた人形“アナベル”をフィーチャーしたスピンオフ・シリーズの第2弾。アナベルの知られざる戦慄の誕生秘話を描き出す。監督は新たに「ライト/オフ」のデヴィッド・F・サンドバーグ。12年前に最愛の娘を亡くして以来、悲しみから立ち直れずにいる人形師のサミュエル・マリンズとその妻エスター。そんなある日、夫婦は孤児院の少女6人とシスター・シャーロットを受け入れる。家の中が賑やかになり、元気を取り戻していくエスター。しかし孤児たちは不気味な現象に遭遇し不安を募らせる。足の不自由なジャニスは特に敏感で、何者かの気配に怯えるあまり、夫婦の亡き娘の部屋に忍び込み、図らずも恐るべき力を秘めた人形アナベルの封印を解いてしまうのだったが…。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
アナベル 死霊館の人形の続編にあたる作品ですが、時間軸的にはこの作品の前の話になります。
作品を見ての率直な感想は今回も非常に怖かったです。
ビビりの私には非常に心臓に悪い作品でした。
ただし死霊館を超えるほどの出来ではありませんでしたね。
また今回は幽霊というよりは悪魔にフューチャーした内容になっていました。
なので途中からは悪魔がバンバン出てくるのでそのあたりからはようやく落ち着いてきましたね。
エクソシストみたいな感じになっていたところありましたし、内容にちょっとSF要素が混じっていたようにも思います。
次回作への布石も織り交ぜられていたのでシリーズを見ている方は是非ご覧になってみてください。
出演者には007スペクターなどに出演しているステファニー・シグマン、ジオストームなどに出演しているタリタ・ベイトマン、ウィジャビギニング ~呪い襲い殺す~などに出演しているルル・ウィルソン、シャザムなどに出演しているグレイス・フルトンらが起用されていました。
タリタ・ベイトマンは最近ちょくちょく見かけるようになってきた若手の女優さんですね。
小学生ぐらいかと思っていたらすでにこの時16歳でしたね。
映画ってなんで幼く見えるんでしょうね?
アナベル 死霊人形の誕生予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
1945年、人形職人のサミュエル(アンソニー・ラパーリア)とその妻エスター(ミランダ・オットー)は一人娘のアナベル(サマラ・リー)と幸せに暮らしていた。
だがある時不幸にもアナベルが車にひかれて死んでしまう。
12年後、夫婦は自宅にシスター・シャーロット(ステファニー・シグマン)と6人の孤児を迎え入れることになる。
幼いころにポリオを発症し足が不自由なジャニス(タリタ・ベイトマン)は歳が同じころのリンダ(ルル・ウィルソン)と仲がよかったが、他の年長組とはあまり仲が良くなかった。
サミュエルは家の中を案内するがエスターは数年前から事故によって寝た切りの状態になっており、寝室には入らないようにとのことだった。
足の不自由なジャニスにとって2階に上がるのは難しいと思われたが昇降機が取り付けられており、一人で2階に上がれるようになっていた。
だが2階に上がったジャニスは何者かの気配を感じ取る。
年長者が勝手に部屋を決めていく中、鍵のかかった部屋を発見しサミュエルからはいってはいけない部屋だと警告される。
結局ジャニスはリンダと同じ部屋になり皆が遊ぶ中自分はそれをらやましそうに眺めていた。
ある夜、ジャニスが眠っていると私を見つけてというメモが部屋に投げ込まれる。
それはかつて死んだアナベルが行っていた遊びと同じだった。
ジャニスが廊下に出ると今度ははいってはいけないといわれていたアナベルの部屋からメモが出てきて、鍵がかかっているはずのドアにはなぜか鍵がかかっていなかった。
ジャニスは年長者が自分をから買っているのだと考え部屋の中に入り調べてみた。
するとドールハウスの中から鍵が見つかり、それを使ってクローゼットの鍵を開けてしまう。
その中には異様な雰囲気を醸し出す白いドレスを着た人形が置いてあった。
気味が悪くなったジャニスが何度その扉を閉めてもなぜか勝手に開いてしまう。
そうこうしているうちにサミュエルが上がってきてしまったためジャニスはばれないようにすぐに部屋にもどった。
翌日、ジャニスは言いつけを破ったことをシスターに報告し罪を告白した。
だがこの日から彼女たちに奇妙なことが起こり始める。
年長者のナンシー(フィリパ・クルサード)とキャロル(グレイス・フルトン)が布団をかぶってエスター夫人の怖い話をしていると、本当に夫人が持っているベルの値が近づいてきて何かに襲われそうになってしまう。
またジャニスは再びアナベルの部屋に入ってしまい、そこで死んだはずのアナベルの姿を見てしまう。
アナベルは醜悪な姿となりジャニスの魂を要求してきた。
ジャニスは必死に逃げ1階に避難しようと昇降機に乗るが不思議な力で上に戻され、何かの力で1階に放り出されてしまう。
病院へ行き車いすとなったジャニス。
シスターにこの家には何かがいるためはやく出ていった方がいいと提案するが彼女たちに行き場所などなかった。
翌日、ジャニスが車いすで太陽の光を浴びていると何かに車いすを押されて納屋に放り込まれてしまう。
そこにはアナベルの姿をした悪魔がおりジャニスは体を乗っ取られてしまった。
悲鳴を聞きつけたシスターたちがジャニスの元へ向かうが彼女は何でもないといってニコッと笑った。
だがその様子に違和感を覚えたリンダ。
その日からジャニスは例の人形と一緒に行動するようになる。
ジャニスの様子がおかしいことに気が付いているリンダはサミュエルに白い人形のことを相談し、彼は激しく動揺する。
急いでアナベルの部屋を見てみるがそこには人形がなくなっていた。
ベルの値が鳴りサミュエルが恐る恐る近づいて行くとそこにはジャニスの姿が。
そしてジャニスは悪魔のような姿に変貌しサミュエル話すすべなく殺されてしまった。
リンダは白いドレスを着た人形がすべての元凶であると考え夜中にこっそりと井戸に捨てに行った。
それをシスターに見られていたが、シスターもリンダの言葉を信じて行動を見守った。
リンダが人形を井戸の中に捨てると声のようなものが聞こえ出し、リンダがのぞくと何かの手に引っ張られてしまう。
なんとかシスターが助けたのだが、家の中に戻ると捨てたはずの人形がジャニスのベッドに寝ていた。
シスターは人形を持って全ての事情を知っているはずのエスター夫人に話を聞くことに。
数年前、夫婦はアナベルを失った悲しみをいやすために霊界からアナベルを呼び戻そうとしたのだという。
最初は小さな接触から始まり、夫婦はアナベルの気配を感じ取れるだけでもうれしかったという。
だがそれは断じてアナベルなどではなく魂を狙った悪魔だったのだ。
それを悟った夫人は十字架を手に悪魔を追い払おうとするが逆に襲われ顔の左半分を失ってしまう。
それから彼女は寝たきりになってしまったのだが、神父を呼んで清めてもらい人形を聖なる言葉で囲んで封印することで不思議な現象は収まったという。
しかしジャニスがその封印を解いてしまったことで再び悪魔がやってきたのである。
シスターはすぐに行方不明になったジャニスを皆に探させるが、ジャニスはすでに変わり果てており足が不自由なのにもかかわらず普通に歩けるようになっていた。
ジャニスは見境なしに仲間たちを襲い始め、悪魔はリンダやナンシーに襲い掛かってくる。
ジャニスの攻撃によって気を失っていたシスターだったがしばらくして目を覚ますと、ピンチに陥っていたリンダの元へやってきてジャニスを抱え元あった場所に封印したのである。
すると悪魔のような声が鳴り響き事態は収束したのだった。
その後警察がやってきて現場検証を行ったがクローゼットの中にはジャニスの姿はなかった。
シスターたちは別の場所に移動することになったのだが、とある孤児院にジャニスの姿があった。
そして彼女は自分のことをアナベルと名乗ったのである。
彼女はヒギンズ夫妻に引き取られることになり、12年後、大人になったアナベルは惨殺事件を引き起こすのだった。
エンドロール後
1952年のルーマニアでヴァラクがその姿を現すのだった。
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かなりはしょって書いていますがまあだいたいはこんな感じです。
途中でシスターが写真を見せる場面があったんですけどばっちりヴァラクが映っていましたね。
何年前の写真って言っていたのか忘れましたがあそこに行ったのが1957年でエンドロールが1952年だったのでその間ですかね?
関係無いですけど悪魔って瞬間移動できるんですかね?
いっつも先回りしては脅かしてくるくせにいざ目の前に来たら割とゆっくり動きますよね。
今回は結構ベタな怖がらせ方が多かったように思いますが、それでも十分ビビった自分でした。
ベストシーンはジャニスの車いすを悪魔が押して物置に閉じ込められて体が乗っ取られたところですかね。
そういえば悪魔は12年周期で活動していたっぽいですけどなんで12年なんですかね?
まあ細かいことは置いといてホラーとしては普通におもしろい部類に入ると思いますのでシリーズを見ている方は是非ご覧になってみてください。
最後に次回作にあたる死霊館の方の最新予告を掲載しておきますね。
死霊館のシスター
以上アナベル 死霊人形の誕生の感想とレビューでした。