ここでは実際に映画「酔拳2」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
酔拳2の評価・・・5つ星
原 題: 醉拳II、英題:Drunken MasterII
製作年: 1994年
製作国: 香港
出演者: ジャッキー・チェン アニタ・ムイ ラウ・カーリョン
: ティ・ロン アンディ・ラウ フェリックス・ウォン
: ホー・ヨンファン ロー・ワイコン
監 督: ラウ・カーリョン
製 作: エリック・ツァン エドワード・タン バービー・トン
脚 本: エドワード・タン トン・マンミン ユエン・カイチ
中国近代史の英雄ウォン・フェイフォンの大活躍を息もつかせぬアクションでつづる16年ぶりの続編。ご存知、酔えば酔うほど強くなる酔拳の使い手ウォン。軍人武闘家フクと出会った彼は、中国皇帝の証である翡翠の印章略奪事件に巻き込まれる。裏にはイギリス領事館の一味が暗躍していた。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
カンフー映画の金字塔『酔拳』の続編になります。
はっきり言って、ものすごく面白いです。
アクション映画の中でも最高峰に位置すると思います。
まあこれは私がジャッキー映画が好きだということもありますけどね。
とにかくこの作品は見ておいたほうがいい作品です。
出演者はジャッキー・チェンに加えて、レッド・ブロンクスなどにも出演しているアニタ・ムイ、セブンソードなどに出演しているラウ・カーリョン、男たちの挽歌りシーズに出演しているティ・ロン、LOVERSなどにも出演しているアンディ・ラウ、蒼き獣たちなどに出演しているフェリックス・ウォンなどが起用されていました。
酔拳2予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は税金逃れをしようとしたことからトラブルに巻き込まれてしまうというもの。
フェイフォン(ジャッキー・チェン)は父親のケイイン(ティ・ロン)とともに薬の原料を買い付けに出かけていた。
帰りの途中に税関があり、税金逃れのために英国領事にわざとぶつかり自分の荷物をカバンの中に紛れ込ませるのであった。
無事税関を通過し列車に乗った後、フェイフォンはカバンに紛れ込ませた荷物を取りに向かった。
しかしそこには別の盗人(ラウ・カーリョン)がおり黄色い小包を持って行ってしまう。
フェイフォンは盗人呼ばわりされたことに腹を立てその盗人を追いかけ懲らしめようとするが、相手もかなりの達人だったため終始圧倒されてしまう。
その場はあきらめて列車に戻ったフェイフォンであったが、なんとフェイフォンの小包と盗人の小包が入れ替わっており、フェイフォンが持っている小包には国宝である玉璽(ぎょくじ)が入っていた。
フェイフォンが持っていた小包の中にはニンジンが入っていなければいけなかったのだ。
なんとか父親にはばれずに家に帰宅したフェイフォンは母親(アニタ・ムイ)に事情を説明する。
そしてニンジンを取りに来たお客には父親が大事にしていた盆栽の根(毒入り)を渡してしまうのであった。
なんとかニンジンを取り返さなければいけないフェイフォンは母親に泣きつき、母親はダイヤのネックレスを売ってお金を作ろうとしていた。
そのころ玉璽を奪われた英国領事はフェイフォンの後をつけていた。
そしてダイヤのネックレスの入ったカバンを盗んでいってしまう。
母親はフェイフォンにその泥棒を捕まえさせるが、あまりに多勢に無勢であったため、父親に禁止されていた酔拳を使って泥棒一味を倒すように指示する。
その戦いの場面はこちら
泥棒一味は追い払うものの、父親がきてしまい酔拳を使っていたことがばれてしまう。
フェイフォンは家に連れ戻され、父親にひどく説教をされる。
しかしフェイフォンは父親に反抗し、ついには父親に手を出してしまう。
これによってフェイフォンは父親に勘当されてしまうのであった。
勘当されたフェイフォンは街にいき、やけ酒を飲んでいた。
そこへ玉璽を取り返しに来た泥棒一味が応援を連れてやってきてしまう。
泥酔状態のフェイフォンはなすすべなくやられてしまい、さらしものにされてしまう。
次の日父親たちに助けられて家に連れ戻される。
深く反省したフェイフォンは父親にもう2度と酒は飲まないと約束する。
そんな時、フェイフォンと小包を間違えた盗人もといフク・マンケイ(ラウ・カーリョン)がフェイフォンの家を訪ねてくる。
フク・マンケイは国宝が国外に持ち出されようとしているのをなんとか阻止しようとしているのであった。
玉璽をわたし、フェイフォンと意気投合したフク・マンケイはフェイフォンとともに食事に出かける。
しかしそこでまたもや玉璽を狙う者たちに襲撃されてしまう。
ここでフク・マンケイは重傷を負ってしまい、追ってきたイギリス人によって撃ち殺されてしまう。
玉璽も奪われてしまい、フェイフォンは単身イギリス大使館に乗り込んでいく。
しかしその行動は相手に筒抜けで、すぐにつかまってしまう。
そして昔からフェイフォンの家の土地を狙っていたイギリス人に息子と引き換えに土地を渡すように要求してくる。
ケイインは仕方なく土地を手放し、フェイフォンを助けるのであった。
落ち込むフェイフォンはこの件から手を引こうとしていたが、イギリス人は支配力を高めるため鉄工所で働く人たちをすべて解雇しようとしていた。
そしてその裏では国宝を国外に持ち出そうとしていたのである。
父親が出かけたのを見計らってフェイフォンは再び組織に立ち向かっていく。
そして最終決戦へと向かっていく。
ラストバトル(3分30秒当たりから)
ここでフェイフォンは相手の足技に苦戦し酔拳を使うことに。
向上にあった工業用アルコールを飲み、酔拳を使って相手を圧倒するのであった。
そして見事相手を倒し、酔っぱらったフェイフォンは泡を吹いて終了する。
・・・
日本で公開された映画ではここで終わりでしたが、実は日本では公開されていないカットされた未公開シーンが存在するのをご存知ですか?
カットされた理由はあまりにブラックな内容だったためです。
簡単に説明すると、工業用アルコールを飲んだフェイフォンは目が見えなくなり、頭もおかしくなってしまったというものです。
おそらくこれは工業用アルコールがエタノールではなくメタノールを使用されているという設定だったためでしょう。
まあ間違いなくあれだけ飲んだら死にますけどね。
その気になる動画は以下からどうぞ。
酔拳2未公開カットシーン
これが酔拳2の全貌ですね。
私的には最初から最後まで非常に楽しめた作品でした。
ジャッキーの動きにキレがありますよね。
このころの作品はどれも面白ので是非見てみてください。
以上が酔拳2のあらすじと感想のレビューでした。
最後にジャッキーと言えばNG集ですよね。
短いですが見つけたのでそれも掲載しておきますね。
酔拳2のNG集