ここでは実際に映画「ダイバージェント」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ダイバージェントの評価・・・3つ星
原 題: Divergent
製作年: 2014年
製作国: アメリカ
出演者: シェイリーン・ウッドリー テオ・ジェームズ アシュレイ・ジャッド
: ジェイ・コートニー レイ・スティーブンソン ゾーイ・クラヴィッツ
: マイルズ・テラー トニー・ゴールドウィン アンセル・エルゴート マギー・Q
: ケイト・ウィンスレット メキ・ファイファー
監 督: ニール・バーガー
製 作: ダグラス・ウィック ルーシー・フィッシャー
脚 本: エヴァン・ドーハティ ヴァネッサ・テイラー
原 作: ベロニカ・ロス
全米で大ベストセラーとなった新人作家ベロニカ・ロスのティーン向けディストピアSF3部作の第1弾『ダイバージェント 異端者』を、「ファミリー・ツリー」のシェイリーン・ウッドリー主演で映画化した近未来SFアクション大作。監督は「幻影師アイゼンハイム」「リミットレス」のニール・バーガー。近未来。社会は“勇敢”、“高潔”、“平和”、“無欲”、“博学”という5つの共同体に分けられ、人々は16歳になると性格診断によってそのいずれかに強制的に振り分けられていた。そして、その5つに該当しないと診断された者は異端者=ダイバージェントと呼ばれ、危険分子として秘密裏に抹殺される運命にあった。そんな中、16歳になりテストを受けたベアトリスは、非情にも異端者と診断されてしまうが…。 (TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
予告が非常におもしろそうだったので気になってみてみました。
率直な感想は思っていたより・・・でした。
正直予告に騙されましたね。
残念でした。
出演者にはファミリー・ツリーなどに出演しているシェイリーン・ウッドリー、アンダーワールド/覚醒などに出演しているテオ・ジェームズ、コレクターやエンド・オブ・ホワイトハウスなどに出演しているアシュレイ・ジャッド、ダイ・ハード/ラスト・デイやアウトローなどに出演しているジェイ・コートニー、マイティ・ソーシリーズなどに出演しているレイ・スティーブンソン、 X-MEN: ファースト・ジェネレーションやアフター・アースなどに出演しているゾーイ・クラヴィッツ、ファンタスティック・フォー(2015)などに出演しているマイルズ・テラー、ゴースト/ニューヨークの幻などに出演しているトニー・ゴールドウィン、キャリーなどに出演しているアンセル・エルゴート、ダイ・ハード4.0やミッション:インポッシブル3などに出演しているマギー・Q、タイタニックなどに出演しているケイト・ウィンスレットなどが起用されていました。
知らない俳優が多いと思った方もいると思いますが、実は結構な豪華俳優人だったりします。
特に若手俳優はこれからどんどん出てくる実力派ばかりですね。
ダイバージェント予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
100年前、世界規模の戦争が起こり文明は壊滅的な状況に陥った。
二度とその様なことが起こらないよう、社会は“勇敢”、“高潔”、“平和”、“無欲”、“博学”という5つの共同体に分けられた。
“勇敢”は警官などの治安維持、“高潔”はどんなことでも真実を追い求める、“平和”は争いを好まず農作業に勤しむもの、“無欲”は自らのことより他人のことを気遣う優しい人間、“博学”は心理を追及する科学者という具合に分けられていた。
人々は16歳になると性格診断によってそのいずれかに分けられたが、必ずしも診断通りの共同体を選ぶ必要はなかった。
ベアトリス(シャイリーン・ウッドリー)とその兄ケイレブ(アンセル・エルゴート)もちょうど診断の時を迎えていた。
ベアトリスの父アンドリュー(トニー・ゴールドウィン)は無欲の代表で、政治的実権を握っていた。
最近ではどうも無欲がトップに立っていることをよく思っていない輩もいるようだった。
性格診断の日、ベアトリスは母ナタリー(アシュレイ・ジャッド)にアドバイスをもらい診断に臨んだ。
診断では自らの内に眠る素質を判定するようになっていた。
普通は5つの内のどれかに当てはまるようになっていた。
しかしここで問題が発生してしまう。
ベアトリスは5つすべてに適性があり、分類することができなかったのである。
そのような人間はダイバージェント=異端者と呼ばれ、秘密裏に消されることになっていたのである。
ベアトリスを診断したトーリ(マギー・Q)はこのことを上層部に報告することなく、ベアトリスの診断結果を”無欲”にしベアトリスにも無欲に行くよう強くくぎを刺した。
次の日、どの共同体に属するか選択する日がやってきた。
まずは兄のケイレブだった。
ベアトリスは当然兄は無欲に行くと思っていた。
しかしケイレブは無欲ではなく博学を選択してしまう。
これに動揺するベアトリス。
彼女はもともと自分が無欲であることに疑問を抱いており、勇敢に憧れをもっていた。
ベアトリスはどの共同体にするか悩んだ挙句、無欲ではなく勇敢を選択してしまう。
呆然とする両親をよそに、ベアトリスは勇敢へと行ってしまう。
勇敢では電車には走って乗り込み、降りるときも飛び降りるなどの変わったルールがあった。
勇敢に転向してきた者たちはかなり戸惑っていた。
更に勇敢では度胸を試すために最初に高さ20mはある屋上からダイブする通過儀礼のようなものもあった。
誰もがしり込みする中ベアトリスは最初にダイブすることに。
着地点が見えないその先にはネットが張られており、その周りには勇敢の教官がたっていた。
名前を聞かれたベアトリスはそこで自身をトリスと改めた。
勇敢ではすぐに訓練が始まった。
教官にはエリック(ジェイ・コートニー)とフォー(テオ・ジェームズ)が付くことになった。
フォーは共同体のリーダーに推薦されるほどの人物だったが、なぜか2度も拒否し教官になっているという噂だった。
フォーは順序良く新人を鍛えていくつもりだったが、エリックはそうではなかった。
まだまだ基礎を固めなければいけない初期段階で、エリックはスパーリングを指示する。
指名されたのはトリスだった。
これまで無欲に属していたトリスはなすすべなくぼこぼこにされてしまう。
また射撃訓練でも的に当てることはできなかった。
エリックはここであることを新人に伝える。
それは新人にランクをつけ、下位12人は共同体を追放されるというものだった。
追放された者は上からの圧力により元の共同体にも戻ることは許されなかった。
訓練のほぼ全てで結果を出せなかったトリスは断トツで最下位だった。
トリスは少しでも順位を上げようと、早朝に一人で訓練をしていた。
そこへフォーがやってきてトリスにいろいろアドバイスを与えた。
フォーは何かとトリスのことを気にかけてくれているようだった。
ほぼすべての訓練で最下位だったトリスだったが、ナイフ投げだけは他の者たちよりもうまかった。
ただこのナイフ投げの際にまたもやトラブルが起こる。
同じ訓練生のアル(クリスチャン・マドセン)がほとんど的に当てられず、ナイフが飛び交う中で自分のナイフを拾いに行くようエリックに指示されたのである。
反発したアルにエリックは的の前に立って動かないように指示し、フォーにナイフを投げるように命令した。
それを見たトリスはアルの代わりに自分がたつと言いだす。
フォーを信用していたトリスだったが、フォーの投げたナイフはトリスの耳を掠めていった。
フォー曰く、当てたのはわざとでそうしないとエリックはやめなかったとトリスに説明した。
訓練が進み、トリスは個人練習のかいもあってだんだんランキングが上がってきていた。
エリックはそれをよく思わなかったのかトリスに再びスパーリングをやらせた。
今度の相手は何かとトリスに突っかかってくるウィル(ベン・ロイド=ヒューズ)だった。
フォーはトリスに勝つ為のアドバイスを伝えたが、それを生かせずまたもや敗北してしまう。
1日以上気を失っていたトリスは友人に自分は追放処分になったことを知らされる。
どうしても納得のできなかったトリスは処分を無視して、訓練生が乗った電車に駆け込みでやってくる。
その電車は肉体訓練の最終訓練をする場所へ向かうものだった。
トリスを見たエリックは不敵な笑みを浮かべてトリスの参加を許可した。
最終訓練は2つのチームに分かれての旗取りゲームだった。
トリスはフォーと同じチームになった。
ゲームが始まると、トリスは単独で観覧車に登り始める。
高いところから相手の位置を探り作戦を考えるというものだった。
それにフォーも付いてくるが、フォーは高いところが苦手だった。
上に着くとトリスは相手の旗の位置を見つける。
それを元に攻撃部隊と旗を取る部隊に分けて、相手に攻め入っていくことに。
フォーやトリスの活躍もあり、ゲームはトリス達の勝利で幕を閉じた。
後日、勇敢で物資の補給が行われた。
トリスも荷物の運び出しを手伝っていたのだが、そこになぜか母の姿があった。
母はトリスがダイバージェントであることを察しており、決して誰にも悟られないようにと警告した。
更に母はなぜか次の精神訓練の内容を知っており、トリスにアドバイスを送った。
トリスは母がかつて勇敢にいたのではと問い詰めるが、答えを聞くことはできなかった。
そしていよいよ肉体訓練が終わり、次は精神訓練が始まった。
精神訓練では薬によって恐怖の幻覚を見せることによって、訓練生をギリギリまで追い込むというものだった。
初めてのものでは早くても10分はその恐怖から抜け出せないとのことだった。
しかしトリスは初めての訓練だったのにもかかわらずたったの3分で恐怖を克服してしまう。
この結果に驚いたフォーは適正はなんだったかと聞くが、母の警告を思い出しトリスは無欲だったと言い張った。
フォーもそれ以上は追及しなかったが、勇敢の者は恐怖に対してトリスがとったような行動は取らないと警告した。
精神訓練を圧倒的速さで終えたトリスのランキングはついにデッドラインよりも上がっていた。
しかしこれをよく思わない者もいた。
トリスが上がったことにより下がった者たちである。
2度目の精神訓練を終えたトリスは高潔に向かっていた。
兄のケイレブにあうためである。
博学が無欲を陥れるためにいよいよ行動を起こそうとしていたからである。
トリスは博学がやろうとしていることは両親を貶めることだと言い説得しようとするが、ケイレブはすっかり博学の人間になっており聞く耳を持たなかった。
帰ろうとしたトリスの元へ博学のリーダーであるマシューズ(ケイト・ウィンスレット)がやってくる。
トリス達は親とやり取りをしているマシューズを見たことがあったので顔見知りでもあった。
マシューズは今の無欲は暴走していると言ってトリスを引き込もうとするが、トリスは何も聞かなかった。
話が長くなりトリスが帰ったのは夜中だった。
自分の部屋へ帰ろうとしたトリスだったが、ここでなぜか3人組の覆面をした者たちに襲われてしまう。
トリスが抵抗した際一人の覆面がとれる。
3人のうちの一人は友人の一人であるアルだった。
アルはトリスの順位が上がったせいで自分の順位がデッドラインよりも下がってしまっていたのである。
崖から突き落とされそうになったトリスだったが、フォーが駆け付けて助けてくれる。
フォーはトリスを自分の部屋に泊めてあげることに。
精神訓練もいよいよ終わりに近づいていた。
訓練の終わりではリーダーたちの前で訓練と同じように恐怖を克服する試験のようなものがあった。
フォーはトリスがこの試験に合格できないと危惧していた。
合格できないだけではなくトリスがダイバージェントであることがばれ、殺されると思っていたのである。
お気づきの通り、フォーはトリスがダイバージェントであることを悟っていたのである。
フォーはトリスが勇敢として試験に通るように、自らの恐怖をトリスと共に体験し、勇敢ならどう対処するかを学ばせることに。
フォーの恐怖は4つに分類されていた。
「高所」「閉所」「非情」「肉親」である。
フォーの名前の由来は恐怖が4つあるということかららしい。
トリスはフォーと共に恐怖の克服の仕方を学んだ。
この時からフォーとトリスの仲は急速に発展していくこととなる。
訓練を終えたトリスはフォーのタトゥーを見せてもらうことに。
そこには5つの共同体のシンボルが刻まれていた。
フォーは1つの考え方にとらわれないという信念からそのタトゥーを掘っていると語った。
後日、トリスの最終訓練の日がやってきた。
トリスはフォーにおそわったように勇敢ならどのように恐怖に対処するかを考えながら行動した。
結果、トリスは見事勇敢として認められ、訓練生から一般兵へとなることができた。
その日、一般兵は居場所を特定するための発信機を埋め込むといわれ上官に注射を打たれる。
翌日トリスが目覚めると、みんなの様子がおかしかった。
昨日打たれた注射は発信機などではなく、皆を洗脳するための薬だったのである。
その薬は博学が無欲を駆逐するための兵隊を集めるために利用されていた。
その薬の正体をフォーから聞いて知っていたトリスは怪しまれないように自分もみんなと同じように行動した。
この時トリスと同じように洗脳されていない男が一人いたが、ダイバージェントであることがばれてしまい上官に射殺されてしまう。
トリスは上官にばれないよう、皆の後についていった。
車に乗せられたトリスは前の方に立っていたフォーとコンタクトを取り操られていないことを確認する。
車は無欲の共同体に向かっており、車が到着すると2人はトリスの両親の安全を確保しに向かった。
しかし家に行っても誰もいなかった。
他の場所を探そうとするが、ここでエリックに薬が効いていないことがばれてしまう。
フォーはエリックに連れられていき、ダイバージェントであることがばれたトリスは処刑されそうになる。
だがギリギリのところで母が助けにやってくる。
やはり母親は昔勇敢に属していたようで、銃の扱いもお手の物だった。
しかし敵の数が多すぎ母は被弾してしまい、そのまま命を落としてしまう。
トリスは父が隠れていた場所まで向かった。
そこには間違いに気が付いた兄のケイレブも一緒だった。
トリスは皆を連れてコントロールルームがある勇敢へと向かった。
コントロールルームには薬で洗脳されてしまったフォーの姿もあった。
トリスはフォーを助けようとするが、薬のせいで何の声も届かなかった。
トリスは決死の思いで自らに銃口を突き付け、フォーが正気に戻るよう促し、フォーもギリギリのところで正気に戻ることができた。
トリスとフォーは協力してコントロールルームを制圧。
無欲の人々を殺そうとしている勇敢の兵士たちをギリギリのところで止めることに成功する。
こうして争いは収束し、トリスはフォーと共に勇敢で生きていくこととなるのである。
・・・という感じです。
正直な感想はものたりないなぁ~という感じでしたね。
2作目も制作されているようなので、次回作に期待としか言えないですね。
ただ注目の若手が多数出ていたので、今後の出演作はチェックしていきたいですね。
以上がダイバージェントの感想とレビューでした。
最後に今作のその後が描かれる予定の「The Divergent Series: Insurgent」の予告動画を載せておきますので合わせてどうぞ。
「The Divergent Series: Insurgent」の予告動画