ここでは実際に映画「スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒の評価・・・4つ星
原 題: STAR WARS:THE FORCE AWAKENS
製作年: 2015年
製作国: アメリカ
出演者: デイジー・リドリー ジョン・ボイエガ ハリソン・フォード キャリー・フィッシャー
: アダム・ドライヴァー オスカー・アイザック ルピタ・ニョンゴ
: アンディ・サーキス ドーナル・グリーソン グウェンドリン・クリスティー
監 督: J.J.エイブラムス
製 作: キャスリーン・ケネディ J・J・エイブラムス ブライアン・バーク
脚 本: ローレンス・カスダン J・J・エイブラムス マイケル・アーント
映画史に燦然と輝くSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズが、監督に「スター・トレック」のJ・J・エイブラムスを迎え、新たなる3部作の幕開けとして贈る全世界待望のSF超大作。「スター・ウォーズ エピソードVI/ジェダイの帰還」からおよそ30年後を舞台に、家族を待ち続ける孤独な女性レイと、戦うことに葛藤するストームトルーパーの脱走兵フィンとの出会いが導く壮大な冒険の始まりを描く。出演はヒロインのレイ役に新人デイジー・リドリー、フィン役に「アタック・ザ・ブロック」のジョン・ボイエガ。そのほかアダム・ドライバー、オスカー・アイザックら新参加組に加え、ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャーはじめ旧シリーズの伝説的キャラクターを演じたキャストたちも豪華に再登場。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
心待ちにしていたスター・ウォーズの新作をようやく見ることができました。
率直な感想は普通に面白かったです。
昔の主要メンバーが出てきたこともありますが、ストーリーもなかなか良くできています。
次回への期待感もかなり高まりますね。
出演者には今作が出世作となるデイジー・リドリー、アタック・ザ・ブロックなどに出演しているジョン・ボイエガ、リンカーンなどに出演しているアダム・ドライヴァー、ボーン・レガシィ―などに出演しているオスカー・アイザック、それでも夜は明けるなどに出演しているルピタ・ニョンゴ、ロード・オブ・ザ・リングシリーズなどに出演しているアンディ・サーキス、レヴェナント:蘇えりし者などに出演しているドーナル・グリーソン、ハンガー・ゲームシリーズなどに出演しているグウェンドリン・クリスティー、そしてシリーズおなじみのハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミルらが起用されていました。
これから活躍するであろう若手俳優とこれまでのシリーズ登場したベテランがいい感じにマッチしていましたね。
グウェンドリン・クリスティーは顔は出ませんでしたが、最近よく見るような気がします。
スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
エンドアの戦いから約30年後。最後のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーが姿を消した。その間に銀河帝国の残党から新たに「ファースト・オーダー」が台頭し、再び銀河に脅威をもたらすと同時に彼の殺害を狙っていた。彼の双子の妹であるレイア・オーガナ将軍は、新銀河共和国の支援の下で独自の軍事組織「レジスタンス」を指揮してファースト・オーダーに立ち向かうと共に、彼の行方を捜索していた。
ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)はあるものを受け取るためにBB-8と共に惑星ジャクーにいるロー・サン・テッカ(マックス・フォン・シドー)を訪れていた。
そのあるものとは姿を消したルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)がいる場所を示した地図だった。
ポーが地図を受け取った直後、キャプテン・ファズマ(グェンドリン・クリスティー)率いるファースト・オーダーが地図を奪うため襲ってくる。
逃げきれないと悟ったポーは地図をBB-8に託し自らも敵と交戦。
しかしそこへカイロ・レン(アダム・ドライバー)が現れポーは身柄を拘束されてしまう。
村人がファースト・オーダーによって皆殺しにされる中、一人のストームトルーパーが殺しをためらっていた。
その男は結局一人も殺すことができず、船に戻った後ヘルメットを外し心を落ち着かせているとキャプテン・ファズマがやってきて注意される。
捕まったポーはレンに尋問されるが決して情報を吐こうとしない。
レンは最後の手段としてフォースを使いポーの頭の中を読み地図はBB-8が持っていることを突き止める。
一方、ジャクーの片隅で廃船などから部品を拾いその日暮らしをしているレイ(デイジー・リドリー)はBB-8が捕らえられそうになっているところを助け気にいられてしまう。
レイがいつものように部品と食料を交換しに行くとBB-8を60日分の食料と交換してやると言われる。
だがレイはその申し出を断りBB-8の持ち主を探すことを選択する。
店の主は手下を使ってBB-8を奪い取る算段をつけ始める。
そのころファースト・オーダーの船ではストームトルーパーのFN-2187(ジョン・ボイエガ)が重大な決心をしていた。
それは組織を裏切り捕らえているポーを解放するというものであった。
FN-2187はポーを移送しているように見せかけTIEファイターまで連れて行き、ポーに操縦させて船から脱走した。
ファースト・オーダーの追手はすぐにポー達に迫ってきたが、ポーとFN-2187の連携により敵を撃退することに成功する。
ポーはFN-2187は呼びにくいからと彼をフィンと名付けた。
またポーはルークの居場所を記した地図を手に入れるためにジャクーに来たこと、その地図を相棒であるBB-8に預けていることをフィンに話した。
だがその直後2人の乗るTIEファイターは撃墜されジャクーに墜落してしまう。
緊急脱出装置で墜落前に脱出したフィンは目覚めるとすぐに機体へ向かった。
だがフィンの返事はなく、機体は流砂に呑み込まれてしまう。
ポーが死んだと思ったフィンは彼の上着を着て街を目指した。
砂漠を歩いてきたフィンは喉がからからで、ペットが飲んでいる水たまりの水をかまわず飲んだ。
すると背後で女性の争い声が聞こえてくる。
レイと一緒にいるBB-8が例の手下に襲われていたのである。
助けに行こうとするフィンだったがレイは自分で敵を倒して解決してしまう。
フィンはBB-8を見てポーが言っていた相棒であることに気が付く。
フィンが近寄ると当然レイは警戒し、BB-8は主人が来ていた服を着ていると言って敵扱いした。
だがフィンはレイに自分はレジスタンスの一員だと嘘をつきその場を乗り切ろうとする。
だがその直後、ファースト・オーダーのストームトルーパーとTIEファイターが大量に押し寄せ攻撃を開始する。
フィンは裏切り者の自分とBB-8を狙ってきたことを瞬時に悟り、レイの手を引き一緒に逃げた。
レイの提案により船に乗って逃げようとする二人だったが、その船は敵に破壊されてしまう。
2人はちょうど置いてあったミレニアム・ファルコン号に乗り込みジャクーから脱出することに成功する。
レイの巧みな操縦技術によりなんとか敵を撒くことに成功するも、すぐに大型船に捕らえられてしまう。
2人はその大型船がファースト・オーダーのものだと思ったがそうではなかった。
2人が敵を倒すために毒ガスをまき散らそうとしていると中に入ってきたのはミレニアム・ファルコン号の持ち主であるハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカだった。
ソロはすぐに2人がいることに気が付くが、どうするか決める間もなくソロを追ってきた借金取りがやってくる。
レイとフィンは取りあえず隠れるが、敵は2人が船内にいることを知っていた。
ソロから金を取り戻したい借金取りは強硬手段に出るが、隠れていたレイが配線をいじり扉を閉めることでソロを助けようとする。
だがレイの思惑通りににはいかず、別の扉が開いてしまう。
その扉はソロが捕まえていたエイリアンが捕らえられている扉であり、3匹のエイリアンが解き放たれてしまう。
これにより船内は大混乱に陥り、レイたちも隠れていたところから動くことができるようになったがすぐにエイリアンに襲われてしまう。
必死に逃げる二人だったがフィンがエイリアンにつかまり連れて行かれてしまう。
レイは扉の操作盤を発見し、フィンが巣穴に引きずり込まれる前に助け出した。
その後ソロたちと合流した2人はミレニアム・ファルコン号で一緒に逃げた。
フィンはソロにルークの居場所を示した地図をBB-8が持っていることを話し協力してくれるよう頼む。
レイはフォースやルークのことをおとぎ話のように持っていたがソロがそれらの話は全て真実だと教える。
更にソロはBB-8の地図を見てみるが、その地図は不完全であることが分かる。
ソロはBB-8をレジスタンスに届けるために惑星タコダナへ行き助けてもらうことに。
カンティーナの主人であるマズ・カナタ(ルピタ・ニョンゴ)に助けを求めたソロだったが、BB-8をレジスタンスに送り届けるのは自分でやるべきだと言われてしまう。
ソロがレジスタンスに行きたくないわけは妻であるレイア(キャリー・フィッシャー)がいるためであった。
またマズ・カナタは相手の心のうちが分かるようで、一刻も早くファースト・オーダーの勢力圏から逃げたいと思っているフィンはそれを見透かされてしまう。
マズがフィンに送り届けてくれる業者を紹介するとフィンはレイたちを見捨ててその業者の元へ行ってしまう。
引き留めるレイだったが、フィンは自分はもともとストームトルーパーである脱走兵だと正直に話した。
それでも言ってほしくないレイだったが、そんなレイの気持ちを無視してフィンは行ってしまう。
残されたレイは地下から自分を呼ぶような声が聞こえてきて、声のするようへ向かった。
その先で見つけた物はルークが持っていたライトセーバーだった。
レイがそのライトセーバーに触れた瞬間、いろいろな映像がフラッシュバックする。
そこへマズがやってきてルークのライトセーバーを持っていくよう言われるが、レイはそれを受け入れられず外へ逃げてしまう。
どうやらレイにはジェダイの素質があるようで、フォースに目覚め始めているようだ。
そのころ、ファースト・オーダーの本部ではレジスタンスの活動を共和国が支援していると言い最終兵器の使用を許可していた。
その兵器の使用により共和国の首都惑星であるホズニアン・プライムを含む複数の惑星がたったの一撃で破壊されてしまう。
ファースト・オーダーによる攻撃は惑星タコダナにいるレイたちにも見えていた。
攻撃直後、ファースト・オーダーはスパイの情報からソロたちが惑星タコダナにいることを突き止めていたため地図を手に入れるために大軍を向かわせた。
この状況をただ事ではないと感じたフィンは船に乗る前に引き返してくるが、そこにレイの姿はない。
マズはフィンにルークのライトセーバーを渡し戦うよう促した。
ファースト・オーダーを裏切ったフィンに敵の一人が襲いかかってくる。
ライトセーバーを扱いなれていないフィンはだんだん追い込まれていくがソロが銃で助けてくれる。
あまりの敵の数に苦戦を強いられるソロたちだったが、ここでポーがレジスタンスを引き連れて助けに来てくれる。
これにより戦況は5分5分となった。
一方、森の中にいたレイも異常事態を察知し急いで戻ろうとしていたがそこへレンがやってくる。
必死に抵抗するレイだったがレンのフォースに当てられ意識を失ってしまう。
レンは地図ならレイの頭の中にあるはずだといい、レイを連れて軍隊を引き揚げて行った。
それをただ遠くから見ることしかできないフィンと、レンをどこか温かい目で見つめるソロ。
敵が引き揚げると将軍となったレイアがソロの元へやってくる。
ソロとレイアは結婚しており、ソロはなかなか家に帰りついていない様子でレイアには頭が上がらないようだ。
この時の二人の会話によりレンが2人の息子であることが判明する。
レイアと一緒にC3-POもやってきたがそこにR2-D2の姿はなかった。
ソロたちはファースト・オーダーに連れ去られたレイを助けるためにレジスタンスのアジトへ向かうことに。
一方、レンに連れて行かれたレイは尋問台に拘束されレンからいろいろな質問をされる。
それに対してレイは強気な態度を崩さず、レンにヘルメットを取れと要求する。
レンもレイに敬意を表しヘルメットを脱ぎ対等に接しようとするが、レイは一切情報を話そうとしない。
そこでレンはフォースをつかてレイの頭の中をのぞこうと試みる。
決して他人には知られたくない過去をのぞかれてしまうレイだったが、徐々にレンに抗い始める。
すでにレイのフォースは目覚めつつあったのである。
そしてレイはついにレンのフォースを完全にはねのける。
レンはいったん最高指導者スノーク(アンディ・サーキス)の元へ行き、レイが強いフォースを持っていることを報告し自分の弟子にしたいと申し出る。
見張りが一人しかいなくなったレイは自分が使っている力がフォースであることにうすうす気が付いていた。
そこでレイは見張りの男にフォースを使って拘束を解き扉を開けるよう指示してみた。
するとフォースがうまく作用しレイは逃げることに成功する。
レンが戻ってくるとそこにはレイの姿はなかった。
そのころ、レジスタンスの本部ではファースト・オーダーから脱走したフィンの意見を元に作戦が立てられていた。
フィンは内部構造ならすべてわかると言い自分に先頭を切らせてくれとお願いする。
レイアはフィンとソロにスターキラー基地に潜入してバリアを解除する役目を任せることに。
バリアが解除されれば制御棟への攻撃が可能となり、そこへポー率いる部隊が攻撃するという作戦である。
ただこの作戦が失敗すると、すでに共和国を滅ぼした兵器の照準がレジスタンスのいる星に合わせられているため全滅は確実だった。
ソロは息子であるレンを連れ戻すとレイアに約束しフィンと共に基地へ潜入した。
フィン達が潜入するとすぐに逃げ出したレイを発見する。
敵の目をかいくぐりレイと合流するとソロとチューバッカは施設を爆破するために爆弾を仕掛けに、レイとフィンはソロたちが通るための扉をあけるために配線をいじりに向かった。
バリアを制御している部屋にやってきたソロとチューバッカは急いで部屋に爆弾を設置した。
するとそこへレンが一人でやってくる。
ソロは息子を暗黒面から救うため説得を試みる。
レンも父親の言葉に耳を傾けソロにライトセーバーを渡そうとする。
しかしこれは罠であり、ソロはそのままライトセーバーに貫かれてしまう。
それを見ていたチューバッカは攻撃を開始し、レイとフィンは爆破から逃れるために外へ避難した。
チューバッカは爆弾のスイッチを起動させ施設を爆破した。
これによりバリアが解除されポーの部隊が爆撃を開始する。
建物から出たレイとフィンを追いかけてレンがやってくる。
レンのライトセーバーに対してフィンもライトセーバーで対抗する。
だが訓練を受けていないフィンではレンに勝つことはできず、背中に致命傷を負ってしまう。
レイは倒れたフィンからライトセーバーを引き継ぎレンに向かっていく。
だがレイの決死の攻撃も訓練を受けたレンには届かずライトセーバーをはじかれてしまう。
レンはそれをフォースで引き寄せようとするが、どうやらレンのフォースはそこまで強く内容でうまくいかない。
更に力を込めるレンだったが、ライトセーバーが引き寄せられた先はレイのもとだった。
レイはレンの隙をつきようやく一矢報いることに成功する。
するとここで地面が二つに割れレンとレイは引き離されてしまう。
そこへミレニアム・ファルコン号に乗ったチューバッカが現れレイとフィンを救出した。
地面が真っ二つに割れるほどの地殻変動はポーの部隊が制御棟の破壊に成功したためであった。
これによりスターキラー基地は星もろとも壊滅し、ポーやレイたちも無事に星を脱出することに成功した。
レジスタンスの基地に戻ったレイはソロのことをレイアに報告した。
するとここで停止していたR2-D2が目覚めルークの居場所を示した地図を映し出したのである。
その地図はBB-8が持っている部分だけかけており、これによってようやくルークの居場所が判明した。
レイは深手でまだ目を覚まさないフィンに別れを告げ、チューバッカとR2-D2と共にルークのいる惑星へと向かった。
惑星にたどり着いたレイが険しい道を進んでいくとその先には年老いたルーク・スカイウォーカーの姿があった。
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・・・という感じです。
3部作の最初ということだけあって序章感がすごかったですね。
でもこれはこれで面白かったし、次回作を期待させる演出が満載だったと思います。
ソロが死んでしまったことは残念でしたがルークがどのようにからんでくるのかが楽しみですね。
そういえば本作には007シリーズで有名なダニエル・クレイグが出演しているんだとか。
しかもその役がレイがフォースを使って操ったストームトルーパーだったというんですから驚きです(笑)。
他にもちょいちょい関係者の親族なんかが出ているみたいですよ。
ちなみにエピソード8が公開される前にエピソード3と4の間ぐらいの話でスピンオフ作品が公開されるので、それの予告編を最後に乗せておきますね。
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのトレーラー
以上がスター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒の感想とレビューでした。