ここでは実際に映画「ラッシュアワー3」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ラッシュアワー3の評価・・・4つ星
原 題: Rush Hour 3
製作年: 2007年
製作国: アメリカ
出演者: ジャッキー・チェン クリス・タッカー 真田広之 ノエミ・ルノワール
: マックス・フォン・シドー イヴァン・アタル 工藤夕貴
: ロマン・ポランスキー ジュリー・ドパルデュー チャン・チンチュー
監 督: ブレット・ラトナー
製 作: アーサー・サルキシアン ロジャー・バーンバウム ジェイ・スターン
: ジョナサン・グリックマン アンドリュー・Z・デイヴィス
脚 本: ジェフ・ナサンソン
ジャッキー・チェン&クリス・タッカー扮するお騒がせ刑事コンビが繰り広げる大ヒット・シリーズの第3弾。今回は最強の悪役に真田広之を迎え、フランスのパリを舞台に、刑事リーとカーターが中国マフィアとの壮絶な死闘に挑む。ある日、ロスで行なわれたシンポジウムで、中国マフィアの“シャイシェン”の存在を突き止めた、との発言をした要人が何者かの銃弾に倒れてしまう。その警護に当たっていたリーは、暗殺者を確認し追跡を開始。また近くで交通整理を務めていたカーターも情報を聞きつけ、犯人を追いかける。そして、ついにリーは犯人を追い詰めるが、その暗殺者は、なんと彼と旧知の仲であるケンジだった…。(TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
大人気ヒット作ラッシュアワーの3作目になります。
TVで放送していたのを録画しておいたのですが、長らく放置していましたがようやく見ることができました。
正直な感想はわりと面白かったという感じです。
ジャッキー映画の中ではわりと下の方にランクインされる映画だと思いますが、これはコレでアリだと思います。
ハリウッドに進出してからの作品としてはいい方だと思います。
クリス・タッカーとのコンビプレイがなかなかおもしろいですね。
出演者にはシリーズでおなじみのジャッキー・チェンとクリス・タッカーに加えて、日本から真田広之と工藤夕貴、1作目にも出演したノエミ・ルノワールやイヴァン・アタル、エクソシストやマイノリティ・リポートなどに出演しているマックス・フォン・シドー、戦場のピアニストなどに出演しているロマン・ポランスキーなどが起用されていました。
ラッシュアワー3予告編動画(これからみようと思っている方に)
*字幕が付いている物はありませんでした(汗)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は中国大使が撃たれたことをきっかけに中国マフィアとの壮絶な死闘を繰り広げるというもの。
カーター刑事(クリス・タッカー)は度重なる問題により交通課に左遷させられていた。
そのころリー捜査官(ジャッキー・チェン)はハン大使の警護のためWCCシンポジウム会場にいた。
会議の内容は世界的に有名な中国人マフィア組織「三合会(Triads)」のボス・"帥瀋(シャイシェン)"の存在をハン大使が明らかにするというものだった。
しかしシャイシェンの存在を明らかにしようとした次の瞬間、何者かに狙撃され意識不明の重体に陥ってしまう。
リーは銃撃犯をとらえるため一人で犯人の後を追った。
取り締まりを行っていたカーターもそれに気づき、リーの後を追った。
リーは犯人を追いつめたが、その顔は昔の親友であったケンジ(真田広之)であり、リーはとらえることができなかった。
2人がハン大使が運び込まれた病院に行くと娘のスーヤン(チャン・チンチュー)が来ていた。
スーヤンはハン大使が襲われた際にリーに渡せと言われていたものがあると言い、それは自分が通っている道場のロッカーにあると教える。
リーとカーターがそれを取りに行くと、師匠が来るまで待てと言われる。
カーターはそれを無視して勝手に探そうとすると超巨大な師範代が登場し、リーもろともぼこぼこにされてしまう。
師匠が登場するとまたもやカーターとの争いになり、名前のことで面白いやり取りが繰り広げられる(笑)
スーヤンのロッカーはすでに組織に荒らされた跡であり、何も残ってはいなかった。
スーヤンも狙われていることを知った2人はすぐに病院に戻るが様子がおかしい。
ハン大使を移動させようとすると、中国人が乗り込んできて激しい銃撃戦となる。
リーたちは1人を尋問しルーズベルト50という場所と"ジャンビエーブ"という名前を聞き出すことに成功する。
尋問した中国人がフランス語しか話せなかったことなどから2人はフランスへ行って全貌を調べることに。
フランスに到着すると早速警察に捕まり、何の目的で入国したのかを問われる。
2人は観光と言い張るが、お尻の穴まで調べられ散々な入国となってしまう。
リーたちはフランスのパンフレットから聞きだした住所が書かれた場所を発見する。
そこでジャスミン(工藤夕貴)という女に知りたいことを教えてやると言われるが、彼女は組織が放った刺客であった。
なんとか店から脱出した2人だったが、すぐに追手に捕まってしまう。
そして連れて行かれた先に待っていたのはケンジだった。
ケンジはおとなしくアメリカに帰ると言えば命は助けてやると言うが、リーはこれを承諾しない。
またも銃撃戦になるも下水にもぐりこみなんとか逃げることに。
ホテルに戻った2人は喧嘩をして別々の行動をとることに。
リーはレイナード委員長(マックス・フォン・シドー)から情報をもらい、ジャンビエーブ(ノエミ・ルノワール)を探しに行くことに。
そこには偶然ジャンビエーブの文字を見つけたカーターも来ていた。
さらにジャンビエーブを殺そうとする組織の人間もきており、ここでも銃撃戦が繰り広げられる。
ジャンビエーブになぜ命を狙われているのかを問いただすと、自分こそが帥瀋(シャイシェン)であるという衝撃の事実を告白する。
帥瀋(シャイシェン)とはボスの名前ではなく、世界に散らばる13人の各組織のボスの名前が書かれたリストだったのだ。
ジャンビエーブの頭にはボスの名前が刻み込まれていた。
一方そのころケンジはジャンビエーブを手に入れるためにスーヤンを人質に取っていた。
ケンジの要求はジャンビエーブとスーヤンの交換だった。
リーとジャンビエーブだけで指定されたエッフェル塔に行くと、ケンジはリーとの決着をつけるべく決闘を持ちかけ、リーは否応なしに戦うはめに。
スーヤンは人質として今にも落とされそうな場所に立たされていた。
ケンジとリーが対決している時、実はジャンビエーブに変装していたカーターが手下をのして、スーヤンを助けることに成功する。
ケンジはリーとの戦いで塔から落下して命を落としてしまう。
ようやく事件が解決したかに思ったところ、下からケンジの部下が押し寄せてくる。
2人は旗をパラシュートがわりにして塔から飛び降りることに。
命からがら着地できた先では、まさかのレイナード委員長の裏切りによりスーヤンがまたもや人質にとられていた。
そこへフランスへきてすっかり仲良くなったタクシー運転手のジョージ(イヴァン・アタル)が現れ、2人を助けてくれる。
こうして全ての事件が解決し、2人は休暇でフィジーに飛ぶのであった。
という感じです。
ジャッキーの映画としてはもの足りない部分もありますが、全体的なできとしてはまあまあなのではないかと思います。
それなりに楽しめる作品だと思いますよ。
最後にジャッキーと言えば・・・NG集ですよね。
ラッシュアワー3のNG集を載せておきますね。
以上がラッシュアワー3の感想とレビューでした。