ここでは実際に映画「ボディ・ハント」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ボディ・ハント・・・2つ星
原 題: HOUSE AT THE END OF THE STREET
製作年: 2012年
製作国: アメリカ
出演者: ジェニファー・ローレンス エリザベス・シュー ギル・ベローズ
: マックス・シエリオット ノーラン・ジェラード・ファンク エヴァ・リンク
: ジョーダン・ヘイズ クリスタ・ブリッジス ジェームズ・トーマス ジョイ・タナー
監 督: マーク・トンデライ
製 作: アーロン・ライダー
脚 本: デヴィッド・ルーカ
「ウィンターズ・ボーン」「ハンガー・ゲーム」のジェニファー・ローレンス主演のサスペンス・スリラー。惨殺事件が起きた現場の隣に母とともに越してきたヒロインが、戦慄の恐怖に見舞われるさまをスリリングに描く。監督は「監禁ハイウェイ」のマーク・トンデライ。17歳の高校生エリッサは住み慣れたシカゴを後にし、離婚した母に連れられ郊外の格安物件に引っ越してくる。格安の理由は、隣の家で数年前に娘が両親を惨殺して失踪するという事件が起こっていたため。その家には現在、事件当時親戚に預けられていて生き延びた息子ライアンが一人で住んでいた。ある夜、エリッサが帰宅途中に偶然通りがかったライアンの車に乗せてもらったことから、2人は急速に距離を縮めていくが…。 (TSUTAYA online より引用)
感想/レビュー
ジェニファー・ローレンスは好きな女優の一人なのでこの作品も見てみました。
正直な感想はいまいちでした・・・。
ホラー映画のつもりで見たのがいけませんでしたね。
これは完全にスリラー映画でした。
ただジェニファー・ローレンスの存在感はさすがでしたね。
出演者にはハンガー・ゲームシリーズなどに出演しているジェニファー・ローレンス、インビジブルなどに出演しているエリザベス・シュー、ショーシャンクの空になどに出演しているギル・ベローズ、クロエやディスコネクトなどに出演しているマックス・シエリオット、リディック:ギャラクシー・バトルなどに出演しているノーラン・ジェラード・ファンクなどが起用されていました。
ジェニファー・ローレンス以外はあまり知られていない俳優でしたね。
ボディ・ハント予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
内容は都会から田舎に引っ越してきた少女がトラブルに巻き込まれるというもの。
シカゴに住んでいた17歳のエリッサは離婚した母に連れられ郊外の格安物件に引っ越してくる。
格安になっている理由は隣の家で4年前に殺人事件があったためである。
その殺人事件とは4年前にその家の娘であるキャリー・アンが両親を殺害しそのまま行方不明になったというものである。
エリッサの母サラ(エリザベス・シュー)はその事件は知っていたものの、その家がこんなに近くにあるとは知らなかった。
またサラは夜中に空き家になっているはずの家の明かりが付くのを確認する。
後日近所の集まりに参加し話を聞いてみると、そこにはその家の息子で叔母の家に預けられていたというライアン(マックス・シエリオット)が一人で住んでいるという。
数日後、エリッサは近所のタイラー(ノーラン・ジェラード・ファンク)に誘われて募金活動に参加するが、いやな思いをしたため途中で帰ってしまう。
車もないため15km以上離れた家に歩いて帰っていると、一台の車が通りかかり送ってくれると言った。
運転していたのはあの家に住むライアンだった。
あまり自分のことを話さないライアンだったがエリッサは彼のことが気になり始める。
翌日、エリッサはライアンの家を訪れ好みのCDなどを貸してあげた。
家はかなり広くライアンは家を売るために壊れた個所を修繕していると語った。
だがライアンには大きな秘密があった。
それは行方不明とされている妹のキャリー・アンを地下室でひそかにかくまっていることだった。
キャリー・アンは幼少期にブランコから落ち頭を打ったため、障害が残っているらしく非常に気性が荒くなっていた。
ある日ライアンはキャリー・アンを閉じ込めている扉の鍵を閉め忘れ、キャリー・アンは家から抜け出してしまう。
向かった先はエリッサの家だった。
だがエリッサオの家に着く直前でライアンにつかまり家に戻されてしまう。
そんな誰にも言えないような隠し事をしているライアンに魅かれるエリッサ。
その様子を見た母親のサラはライアンを食事に招待し、エリッサと2人きりにならないようにくぎを刺した。
だがエリッサは母の忠告を無視してライアンに好意を寄せていた。
2人はかなり親密な関係になっていったが、エリッサがライアンの家を訪れているとき、またしてもキャリー・アンが家から飛び出して行ってしまう。
エリッサに悟られないようにライアンはすぐにエリッサを家に帰し、キャリー・アンを森に探しに向かった。
キャリー・アンを捕まえたライアンだったが、強く抑え過ぎキャリー・アンを殺してしまう結果となる。
ライアンはすぐに近くの湖にキャリー・アンを沈めに向かった。
その帰り道、ライアンはカフェにより店員と少し会話をすると・・・・。
一方、なぜかライアンに追い返されたエリッサは深く傷ついていた。
そんな時ライアンから連絡が入る。
エリッサはライアンにコンサートに来てくれるように頼んだ。
ライアンは約束通りコンサートにやってくるが、彼をよく思っていないタイラー達がライアンをリンチしてしまう。
ライアンはタイラーに反撃すると走って家へと帰って行ってしまう。
タイラーの仲間たちは車で先回りしライアンの家に火を放っていた。
ライアンの車を使って同じように戻ってきたエリッサはその様子を見てすぐに家の中に入り火を消し止めた。
エリッサは焼けたカーテンなどを処理していると、ゴミ箱この中にカラーコンタクトと鎮静剤のような薬の箱が捨てられているのを発見する。
その時は気に留めなかったが、奥から物音がしたため地下へと向かって言った。
音の発生源はただの洗濯機だったが、さらにその下に隠された扉を発見する。
そこはまさにライアンがキャリー・アンをかくまっている場所だった。
恐る恐る扉を開けたエリッサの背後からキャリー・アンが襲いかかってくる。
しかしそこへ丁度ライアンも帰ってきてキャリー・アンを抑えつけて薬で眠らせてしまう。
混乱したエリッサは上の階に戻ると財布があるのを発見する。
その財布の中は見知らぬ女性の学生証が入っていた。
更にエリッサの腕には青のカラーコンタクトが付いていた。
エリッサはライアンの家族写真を見たことがあり、キャリー・アンはきれいなブルーの瞳をしていた。
コレで全てを悟ったエリッサ。
ライアンはキャリー・アンをかくまっているのではなく、付近の少女を誘拐・監禁しキャリー・アンにしたててあの部屋に閉じ込めていたのである。
家を出ようとしたエリッサはライアンに殴られ気絶してしまう。
エリッサが気が付くと体が椅子に縛られベッドにはキャリー・アンが拘束されていた。
ライアンはエリッサを次のキャリー・アンに仕立てようとし、それまで拘束していた女性はその場で殺してしまう。
ここで、エリッサのことを心配した母親が警察に頼みライアンの家を調べてもらうようにたのでいた。
警察が家に来るとライアンはエリッサを椅子に縛ったまま、警察をやり過ごそうとした。
だが警察がエリッサに電話をかけると家の中から着信音が聞こえた。
警察はライアンがエリッサを監禁していると見抜き、一人で中へとはいっていくがライアンにナイフで刺されて殺されてしまう。
そのころエリッサは自力で縄をほどき、ライアンが様子を見に来たのを見計らって不意打ちを食らわし、家の外得出ようと試みた。
しかし鍵が開かずガレージに収めてある車を使おうとするが、鍵が見つからない。
鍵を探して車の中にあった箱を開けると中にはクロロホルムが入っていた。
それを見つけた瞬間、エリッサはライアンにそのクロロホルムを嗅がされ意識がもうろうとしてしまう。
ライアンは車のトランクの中にエリッサを閉じ込めた。
この時、警察からの連絡が途絶えたことを心配したエリッサの母親であるサラがライアンの家に来ていた。
ライアンはエリッサはきていないと言ったが、サラは勝手に家の中を調べ始める。
扱いに困ったライアンはサラをナイフで刺してしまう。
この時意識を取り戻したエリッサはなんとか自力で車から抜け出した。
家から出ようとするが、鍵がかかっており傍らには殺された警察の姿もあった。
サラもナイフで刺され重傷を負っており、いよいよエリッサもライアンに追い詰められてしまう。
しかしエリッサはここで警察が落とした銃を拾い反撃に出る。
ライアンも明かりを消してエリッサを襲おうとするが、エリッサが持っていた懐中電灯が役に立ちライアンを撃退することに成功する。
倒れたライアンのポケットから鍵を抜き取ろうとすると、ライアンの手がエリッサをつかむ。
ライアンはまだ死んでいなかったのである。
もうだめかと思われたその時、意識を取り戻したサラが金づちでライアンの頭を強打し、コレでようやくライアンも意識を失う。
こうしてエリッサ達親子は恐怖の一日を乗り越え、再び引越していくことに。
一方のライアンは刑務所に入ることとなる。
ただライアンにはエリッサに話していない秘密がまだもう一つあったのである。
それはキャリー・アンは10年前にブランコの事故ですでに死んでいることだった。
ライアンの両親はキャリー・アンを殺した罰としてライアンをキャリー・アンに仕立てたのである。
つまり4年前に殺人事件を起こした犯人はライアンだったのである。
・・・という感じです。
最後の最後で衝撃の事実が判明しましたね。
スリラー映画としてはなかなかの出来だったと思いますが、面白いかどうかは別の問題ですね。
かなり時間をもてあましているなら見てもいいのではないでしょうか。
以上がボディ・ハントのあらすじと感想でした。