海外ドラマ「GRIMM Season5」第十八話『善の神髄/GOOD TO THE BONE』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season5 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
酒に酔ったケヴィンが事故を起こして重傷を負い、そこへ死の匂いを嗅ぎつけたチャーリーが現れケヴィンを引きずっていく。ヴォーガしたチャーリーは舌をケヴィンの口に入れて何かを吸い取った。その後、骨のないケヴィンの遺体が発見される。検視の結果、遺体から大量の消化酵素キチナーゼが検出され、骨が溶けた原因だと推測される。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
The evil that men do lives after them; the good is oft interred with their bones.
『人のなす悪は死後も生き残るが 善は度々 骨と共に葬られる』
モチーフとなっているのはウィリアム・シェイクスピアによる政治劇・悲劇『ジュリアス・シーザー』
GRIMM/グリム Season5動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason5の第十八話『善の神髄/GOOD TO THE BONE』のネタばれになりますので注意してください。
バーから泥酔状態で出てきたケヴィン・サレスキーはそのまま車に乗り込むと運転を始めてしまう。
だが泥酔状態でうまく運転できるはずもなくほどなくして木に激突してしまう。
目を覚ましたサレスキーは助けを求めてあたりを徘徊し、ようやく人に出会ったのだが助けを呼んでもらえずその場に倒れてしまう。
するとそこへ今度は別の男がやってきて何かを謝り別の場所へ連れて行くと、車に乗って念入りにサレスキーを引いたのだった。
男は車から降りてハゲタカのような姿にヴォーガすると舌を伸ばして口から何かを吸い出すのだった。
その後男はトレーラーに行き、2人の老人の前でヴォーガするのだった。
一方、ニックはアダリンドが魔女の力を取り戻したことを言ってくれることを待っていたが、レナード警部が接触を図ってきたという話を聞かされる。
アダリンドは連れ去られたと思っていたダイアナはレジスタンスの元へいると聞かされたと話す。
ニックはレナード警部はブラッククロウと接触しており、アダリンドを利用するつもりかも知れないから用心しろといい、今度連絡が入ったら自分に知らせるよう伝えた。
そのころ、ハンクが買い物をしていると以前助けたズーリ(シーズン3第10話参照)と偶然再会する。
ハンクはズーリに振られているため若干気まずかったが、ズーリはあの時のことを後悔しているといいやけに積極的に話しかけてくる。
ズーリは一緒に食事をしようとハンクを誘い、自分の家で御馳走するといって翌日の夜に家に行くことを約束した。
スパイスショップのロザリーの元へはイヴがやってきて、先日アダリンドを訪ねた時にトンネルにいたことがばれていた。
ロザリーはイヴに昨夜の発言の真意を尋ねるが、ジュリエットに戻ってほしいと思わずにはいられなかった。
ニックが警察署にやってくるとハンクの機嫌がやけによかった。
理由を尋ねると昨夜ズーリと再会し、食事に招待されたという。
するとここでウーから事件の知らせが入り、ニックたちはすぐに現場へと足を運んだ。
死体を見たニックたちは驚きを隠せず、ウーは死体から骨が抜き取られていたと話し、骨が抜かれた被害者はぺしゃんこになっていた。
ニックたちは被害者のケヴィン・サレスキーを目撃したというピンキーという男から話を聞くことができた。
ピンキーはドラム缶の所で重傷だったサレスキーにあったが無視したと話した。
すると茂みの中から携帯の音が聞こえてきて、近くには財布と身分証も落ちていた。
犯人の目的は取りあえず物取りではないことが分かった。
ニックたちが検死官の元を訪ねると蝙蝠などがつかうキチナーゼが体内から検出され、それのせいで骨が溶けたのかも知れないといわれる。
その夜、ニックたちに情報を提供してくれたピンキーが銃で撃たれて重傷を負ってしまう。
するとそこへ例のヴェッセンが現れ、サレスキーの時と同じようにピンキーを車で引きとどめを刺すとヴォーガし口から骨を吸い取っていた。
男は再びトレーラーへいき、2人の老人は男のことを立派な息子だと話すとヴォーガし、男が吸い取ってきた骨を分けてもらうのだった。
そのころ、ハンクはズーリの家に行き夕食をごちそうになった。
翌朝、ハンクはニックにズーリとのことを報告し、今はお互いのことを知りあう時期だといって寝ていないと話した。
すると事件の知らせが入るのだが、ウーの様子がおかしい。
ウーは右手の痛みに襲われ、なんと手は犬のような見た目になってしまったのである。
ウーはその場に倒れ込みニックたちが駆け付けるが何でもないといい仕事に戻った。
再び右手を見ると元の見た目に戻っていた。
ニックたちが現場へ行くと今度の死体もぺしゃんこだったが、死体は先日情報をもらったピンキーであることがすぐにわかる。
ニックとハンクは今回の事件の犯人がヴェッセンであると予想し、スパイスショップで正体を調べることに。
ロザリーはグリムの本を見てバルバトゥス・オシフラガという種族だと教えてくれた。
バルバトゥス・オシフラガは死を求め戦場やスラムを渡り歩く種族でを砕いて吸引するため死体を高所から落とすと書いてあると話す。
ニックたちは高所がないから代わりに車で轢いていると話すと、本には更に単独ではなく複数で行動すると書いてあると教えてくれた。
これまでの犯行から犯人は公園の近くで待ち伏せしているのだと予想し、なんとかして犯人をおびきだす作戦を立てるが実際に死にかけるわけにもいかず困ってしまう。
するとロザリーが薬で死臭を再現することができるといい、嫌がるモンローを死体役にすることに。
その後ロザリーによって強烈なにおいのする薬が調合され、ニックたちは作戦を開始することに。
公園に着くとモンローは薬を振りかけ死体の役をし、それをニックとハンクとウーが見張っていた。
しばらくすると作戦通り容疑者がやってきたのだが、ここでウーが再び苦しみ出しブルットバッドのような姿になって犬を追いかけてしまう。
ウーはその後足を引っ掛けて転げてしまい頭を強く打って気絶してしまう。
犯人がもう少しのところまでモンローの近くに接近したその時、別の場所でウーが気絶し、犯人はそっちの臭いをかぎ取りモンローはやめてそっちへ行ってしまう。
ニックたちはなぜ犯人がやめたのかわからず戸惑うが、ウーがいないことに気が付き急いで探し始めた。
犯人はウーを発見しこれまでの犯行と同じように別の場所へ連れて行き車で引こうとしていた。
だがギリギリのところでニックたちがやってきて犯人は逃げ出してしまう。
犯人はしばらく逃げた後でヴォーガしニックたちを威嚇してくるがバルバトゥス・オシフラガだとニックがいうと再び逃げ出そうとする。
だがそこはちょうど道路でありタイミングよくきたトラックに轢かれてそのまま息を引き取ってしまう。
ニックたちは近くにあったトレーラーで犯人の両親を発見し、死体置き場まで連れて行ってあげてお悔みを申しあげた。
両親は家族だけにしてくれと言いニックたちが席をはずすと、なんと息子の死体をむさぼり始めるのだった。
ニックたちはその様子を見て見ぬふりをするのだった。
ところ変わって、アダリンドに再びレナード警部から連絡が入る。
アダリンドはニックにレナード警部から連絡があったら自分に知らせるように言っていたのだが、アダリンドはそれを無視してしまう。
レナード警部はケリーも預けて一人で来るように指示をし、アダリンドはロザリーにケリーを預けて警部の元へ向かった。
指定の場所へ着くと警部が姿を現したのだが、こんなやり方で済まないというと大勢の人間に囲まれてしまい薬で眠らされてしまう。
アダリンドが目を覚ますと別の場所へ連れて行かれていたのだが、レナード警部はダイアナを連れてきており、アダリンドは念願の再会を果たすのだった。
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今回の話もかなり笑えるストーリーでしたね。
どの世界でも介護をするのは大変なのだとしみじみと伝わってきましたw
ニックはアダリンドが力が戻っていることを話してくれないことから、だんだん疑いの目で見るようになってきましたね。
アダリンドも結局ニックには報告せずにレナード警部に会いに行くもんだからひどい目にあってしまいましたし。
あれはダイアナを利用されて完全に取り込まれるパターンですね。
ケリーはどうなることやら。
ケリーを預けられたロザリーは本当にうれしそうで、見ていてほっこりしましたね。
まああれならアダリンドがいなくてもニックとモンローとロザリーの力で何とかやっていけるでしょう。
そこへイヴが入ってくると面白ことになりそうなんですけどね。
それにしてもウーはついにブルットバッドのような感じにヴォーガしてしまいましたね。
ライカンスロピアが感染したということだと思うのでウーもライカンスロピアになるんですかね?
でもモンローはブルットバッドだけがかかる病気だといっていたのでウーはまた別モノなんでしょうかね?
とにかく早く完全に治ってほしいです。
それと今回は以前に出てきたズーリが再び登場しましたけど、やっぱり何か意味があるんでしょうね。
ズーリがブラッククロウということはないと思いますが果たしてどうなることやら。
以上がSeason5の第十八話『善の神髄/GOOD TO THE BONE』のあらすじと感想のレビューでした。