海外ドラマ「GRIMM Season5」第二十二話『終わりの始まり(後編)/BEGINNING OF THE END:PART 2』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season5 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
署に犯罪通報が相次ぎ、警官が出払って手薄になったところに北署のヴェッセン警官たちが現れる。ウーが抵抗するもニックは連れ去られてしまう。北署で待ち受けていたボナパルトはケリーを盾に取り、ニックにグリムの家系本を渡せと迫るが、そこへトラブルらが乗り込み……。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
All the world is a will to power...
『力への意志が 世界には渦巻いている』
モチーフとなっているのは844年生まれのドイツの哲学者、古典文献学者である『フリードリヒ・ニーチェの言葉』
GRIMM/グリム Season5動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason5の第二十二話『終わりの始まり(後編)/BEGINNING OF THE END:PART 2』のネタばれになりますので注意してください。
牢に入れられたニックの元へハンクとウーがやってきて、事情を知らないウーがなぜあんなことをと聞くとHWが壊滅しマイズナーを殺したからだと話す。
ニックは壁にあるブラッククロウのマークを二人に見せここも危険だといい、自分を助ければ2人も共犯になってしまうため自分の家に避難するように指示する。
レナードはニックを逮捕したことをすぐにボナパルトに連絡し、この思いがけないチャンスに自ら説得するといいだす。
ボナパルトは北署の警察官に必要書類を用意させすぐに北署へ移送するように命じた。
そのころ、モンローとロザリーは家でニックからの連絡を待っていたが、どうにもロザリーの体調がすぐれないようだ。
心配するモンローだったがロザリーはトイレで妊娠検査薬を使い自分が妊娠していることを知り笑顔を見せる。
ロザリーはすぐにモンローに報告しようとするが、外にまたブラッククロウの監視がいるためモンローはそれどころではない。
更にここで裏口から物音が聞こえてきたため様子を見に行くと敵ではなくトラブルだった。
トラブルはHWが壊滅しマイズナーが死んだことを伝えニックの家に避難するように指示した。
モンローは表の監視はどうするかと尋ねるがトラブルはすでに対処済みだと答え、外ではイヴがヴォーガし車の中にいる2人の男を始末しているのだった。
一方、つかれた様子のレナードはいやされるためにレイチェルの家に来たのだが、話しかけても返事がない。
おかしいと思ったレナードが電気をつけるとシーツにまかれて窒息死しているレイチェルが見つかる。
アジトに戻ったレナードはレイチェルが何者かに殺されたといい、何らかの強力な力で殺されているは間違いないという。
最初はアダリンドがやったのだと思われたが、彼女がレイチェルを殺す理由が見付かず、アダリンドとレナードの仲を取り持ちたいと考えたダイアナがやったのかもしれないという結論に至る。
レナードがアダリンドの部屋に行くと彼女はニックの携帯に電話をしていた。
ただし出たのはウーであり、アダリンドはニックが逮捕されてしまったことを知る。
ニックに伝言を伝えてほしいとウーにお願いし、少し話したところでレナードが来たため電話を切った。
レナードはレイチェルをダイアナに殺されたと話し、今後は人を殺さないように教えなければと話す。
つかれた様子のレナードはそのままその部屋で夜を明かすことに。
一方、警察署ではありないぐらいの通報で電話が鳴りやまず警官が対応に追われていた。
これは明らかに不自然であり、ハンクはウーにニックの様子をよく見ておくように伝え何かあったら連絡しろといいニックの家に向かった。
ニックの家にはトラブルとイヴとモンローとロザリーも集まっていたが、ウーから事件が多発していると電話が入り、それを聞いたイヴは人払いをしていると口にする。
このままではニックが危険だと感じたイヴはトラブルとハンクと共にすぐに警察署へ向かい、ロザリーとモンローにはスパイスショップにあるグリムに関係するものをすべて隠すように指示した。
イヴの予想通り、人がいなくなったところで北署の警察がやってきてニックを移送し始めた。
敵の数が多すぎたためニックはおとなしく手錠をかけられ移送されることを選んだ。
ウーは一人でニックを救い出そうとするが北署の警官2人に止められてしまう。
警官2人はヴォーガしウーに襲い掛かってくるが、ウーも負けじとライカンスロープにヴォーガし敵を返り討ちにした
そこへハンクがやってきてウーが襲い掛かってきそうになるがなんとか自力でコントロールすることに成功した。
イヴとトラブルも合流しニックが連れて行かれた北署へ急いだ。
そのころ、北署へ連れて行かれたニックの元へボナパルトが姿を現す。
ボナパルトはニックにネヴォイシャが持っていたグリムの系譜を記した本を渡せと持ちかけ、もし渡すなら子供を返すと持ちかけてくる。
更にボナパルトはヴォーガしてニックに幻覚を見せて精神的に弱らそうとして交渉を成立させようとする。
そこへトラブルたちが駆け付け、北署内で激しい戦いが始まる。
ボナパルトは一人逃げ出すがイヴがそれを追っていった。
ヘクセンビースト対ザウバービーストの激しい戦いが勃発したのである。
魔力は互角のようにおもえたが、ボナパルトが割れたガラス片を魔力で浮かせてイヴめがけて発射したのである。
必死にかわそうとするイヴだったがガラス片の一つがお腹に刺さってしまい重傷を負ってしまう。
北署のヴェッセンを一掃したニックたちもイヴの元へ駆けつけるが、傷はかなり深く病院で治療することもできない。
そこでニックとハンクはニックの家に向かい、イヴを寝かすと隠してあった十字軍の棒を取りに行ったのである。
イヴの異変はアダリンドにも伝わっており夜中に突然目が覚める。
アダリンドはレナードにイヴに何かあったと話すと機嫌を悪くしたボナパルトが帰ってくる。
ボナパルトは仲間にするのはやめて皆殺しにしてやるといいニックの家の住所をアダリンドから聞き出そうとする。
当然拒否したアダリンドだったがボナパルトは魔力を使ってアダリンドの首を絞めて無理やり情報を引き出した。
アダリンドはニックに危険を知らせるためにダイアナにお願いしてメッセージを送ってほしいと頼んだ。
一方、トンネルから棒を持ってきたニックはすぐにモンローの時と同じようにイヴの傷口に当てた。
なにも変化がないように思えたがしばらくすると傷口がふさがってきた。
だが今回はそれだけでは終わらず突然イヴがヴォーガし苦しみ始めたのである。
なにがなんだかわからないニックたちはイヴの発作が治まるとひとまずベッドに寝かせた。
そのころ、スパイスショップの古い下水管に本と武器を隠すモンローたち。
ロザリーは子供ができたことを伝えようとするがなかなかタイミングが見つからない。
すると上の階から物音が聞こえてきたため、武器を手に取り恐る恐る扉に近づいた。
扉からは敵のヴェッセンが入りこんできたのだがすでに殺されており、続いてトラブルが姿を現す。
モンローとロザリーはトラブルについていきニックの家に避難した。
ようやくニックの家に全員避難したが状況はあまりよくない。
ニックは棒を使ってイヴの傷の手当てをしたが発作が起こり今の状況になったと説明。
すると突然ニックの家に少女が姿を現す。
その少女はダイアナであり、アダリンドからのメッセージを伝えに来たのである。
ダイアナは「ママから伝言よ。悪い友達がママに言わせた。ここの住所を。ママがごめんなさいって。」と伝えると姿を消した。
ダイアナはメッセージはうまく伝わったとアダリンドに説明するが、ここで首のところにあざができていることに気が付く。
ダイアナはその傷がボナパルトによってつけられたことを確認した。
ニックは手分けして見張りをするように指示するがすぐに周りをブラッククロウに囲まれてしまう。
エレベーターを停止させることもできず、ニックは全員にトンネルから逃げるように指示する。
この時、ニックがイヴを抱きかかえるとニックと呼び自分に何が起こっているのかと尋ねた。
その様子からニックは彼女がイヴではなくジュリエットであることを悟る。
避難準備を進めるニックたちだったが敵の方の方が早く、ニックは一人で部屋に残り追手に追わせないようにしてしまう。
トラブルは自分も残ろうとするがロザリー達に止められる。
モンローたちは前回よりも深い場所へ行きなんとか逃げるルートを探そうとする。
ただしトラブルはイヴとしんがりを務めるといって入り口付近にとどまってしまう。
奥へ進みルートを探すモンローたちだったが、ここでロザリーが子供ができたことを明かし、こんな状況でごめんなさいと謝るロザリーにモンローは喜びをあらわにするのだった。
一方、一人残ったニックは大量の敵に襲われていた。
銃弾が飛び交う中、ニックは必死の抵抗を見せるが敵に背中を撃たれてしまう。
それでもニックはあきらめず敵を排除していくが胸に3発の銃弾を撃ち込まれて今度こそ殺されてしまったと思われた。
敵もグリムを殺したとボナパルトに報告していたが、背後ではニックがたちあがり反撃を始めていた。
ニックは胸に例の棒を入れていたためそれによって傷がふさがったのだと思われた。
するとそこへボナパルトとレナードの2人がやってくる。
レナードは部屋にあった剣を手に取り、ボナパルトは最初からヴォーガしてニックを殺しにかかる。
だがここで予想外のことが発生した。
なんとレナードが手に持った剣でボナパルトを刺し殺したのである。
これは母親が傷つけられたことによるダイアナの報復で、彼女が人形を使ってレナードを操っていたのである。
困惑するニックとレナード、2人はにらみ合いを続けるのだった。
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めっちゃ気になる終わり方してくれましたね。
やはり鍵になったのはダイアナでしたね。
あんな人形だけで人を操れるんならまさに最強ですね。
ここでレナードには二つの選択肢が用意されましたね。
①自分の意志でボナパルトを刺したことにしてそのままニックと敵対、トップが死んだことで自分がブラッククロウのトップに収まりそのまま計画を進めていく。
②ブラッククロウについたのはこの瞬間を待っていたためだといい、実はスパイだったと嘘をつきニックたちの側に寝返り一緒に戦う。
1を実行することになるとルシアンあたりが黙っていないでしょうし、絶対的な力を持ってたボナパルトが死んでしまったことにより求心力も落ちてしまうでしょうね。
2を実行することになるとニックたちからの信用を取り戻す必要がありますが、この感じだとすぐに打ち解けるってことにはならないでしょうね。
どちらにしてもレナードにとってはいばらの道になってしまいますね。
もしくは私が予想しない第3の道に進む可能性も充分あると思われますが、取りあえずダイアナはグッジョブでしたね。
最強決定戦はダイアナに軍配ですw
それはそうとついにロザリーにも子供ができたようですね。
話すタイミングは若干悪かったですが、無事に逃げて生まれてくれるといいですね。
子供はブルットバッドとフクスバウの両方の特性を持った子供になるのか、あるいはどちらにもなれるような感じになるのか。
いずれにしても楽しみです。
また棒を使ったことによりイヴがジュリエットに戻ったような感じでした。
棒の副作用はヴェッセンに作用するものだったのでしょうか?
でもそれだとモンローも副作用に襲われたはずなので、もっと別の要因がありそうですね。
ただヘクセンビーストが死ぬ時はオーラみたいなものが見えるはずなので取りあえずヘクセンビーストがいなくなったわけではないでしょう。
非常に気になるところで終わったシーズン5。
グリムはシーズン6の13話で完結してしまうようです。
ここまで王家が全くからんできていないのでシーズン6ではどのように絡んでくるのか非常に楽しみです。
またニックとジュリエットとアダリンドの三角関係もどう決着がつくのか見ものですね。
最後に英語ですけどシーズン6の予告を載せておきますね。
以上がSeason5の第二十二話『終わりの始まり(後編)/BEGINNING OF THE END:PART 2』のあらすじと感想のレビューでした。