海外ドラマ「GRIMM Season5」第二十一話『終わりの始まり(前編)/BEGINNING OF THE END:PART 1』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season5 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ハンクの自宅でニックが殺したブラック・クローの遺体が見つかり、ハンクは北署の刑事バリボーとマスターズに逮捕される。ニックが北署へ行ったところ、そこはブラック・クローメンバーのヴェッセン警官らに乗っ取られており、ハンクも拉致された事が判明する。一方ボナパルトはアダリンドとの絆を深めるようレナードに命じる。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
It is better to die on your feet than to live on your knees.
『ひざまずいて生きるより 立って死んだほうがマシだ』
モチーフとなっているのは1879年生まれのメキシコの革命家である『エミリアーノ・サパタの名言』
GRIMM/グリム Season5動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason5の第二十一話『終わりの始まり(前編)/BEGINNING OF THE END:PART 1』のネタばれになりますので注意してください。
レナードが市長に当選しその様子をHWの司令部のモニターで見つめるニック。
ニックはマイズナーに自分もブラッククロウに勧誘されたという話をするとブラッククロウにとってもグリムは有益だといわれる。
グリムはヴェッセンに対して強制力があり、従わないヴェッセンを従わせることができるのだという。
更にマイズナーは市長の座を手に入れたブラッククロウはここから消防署や警察組織、ライフラインを支配していくだろうと話す。
ハンクはズーリの目的は自分の勧誘なのかと尋ねると、グリムの弱点として確保しておきたかったのだろうという。
そこへズーリから情報を引き出したイヴが戻ってきて連絡を取っていたのはボナパルトという男だと伝えた。
その名前を聞いたマイズナーは奴がこの町にいるならブラッククロウの頂点はボナパルトだと話す。
ここでハンクの携帯に連絡が入りある住所を口にする。
その住所とはハンクの自宅の住所であり、そこで遺体が発見されたのだという。
ハンクとニックが自宅に着き中に入るとそこには2人の男の死体が。
ハンクには2人は見えごえなかったがニックにはそうではなかった。
2人はニックを監視していたブラッククロウでHWに行く時に後をつけられないように始末していたのである。
そこへ北署の2人の刑事バリボーとマスターズがやってきて昨夜通報があり、隣のミラー夫人から証言も得られたといわれる。
アリバイを証明することもできずハンクは銃とバッチを取られ逮捕されてしまったのである。
一方、家で同じようにレナード警部の当選を目の当たりにしていたモンローとロザリー。
2人もはらわたが煮えくり返る思いで、モンローは外に自分たちを監視している車があることに気が付いていた。
機嫌の悪いモンローはロザリーの制止を振り切り外へ行き車に乗っていた2人の男に話しかけてしまう。
車はなにもせずにそのまま去っていったが、ロザリーはモンローの浅慮な行動をたしなめた。
またロザリーは車のナンバーも覚えており、それをメモするとモンローがトラブルに電話をかけて所有者を特定してほしいと頼み、マイズナーもこれを了承する。
早速所有者の情報を調べてみるとスカイライン通り521という住所に行きあたり、これは以前ブラッククロウの構成員に吐かせた住所と一致していた。
そのころ、バリボーとマスターズに連行されたハンクだったが連れて行かれたのは北署ではなかった。
どこか知らないところで下されたハンクは2人がブラッククロウであることに気が付き抵抗したがヴォーガした敵に首を絞められ意識を失ってしまう。
一方、署に戻ったニックはウーにハンクが逮捕されたと伝え証言をしたという隣人のミラー夫人の調書を取りに向かった。
もし自発的に証言を行ったのならブラッククロウの構成員であることが確定するからである。
念のため逃げられないように裏口をウーに見張らせ正面玄関からミラー夫人の家を訪ねたニックたちだったが、ウーが裏口があいていることに気が付きニックを呼んだ。
2人が中に入ってみるとそこにミラー夫人はおらず血痕があるだけだった。
ニックはウーに通報があったという10時ごろの記録をすべて見直すよう指示し、自分はハンクが連行された北署へと足を運んだ。
北署へいきハンクの逮捕を担当したバリボーとマスターズと話がしたいと受付で話したニックだったが、まともに取り合えってもらえない。
なんと北署は全員がヴェッセンであり、ブラッククロウの構成員だったのである。
挑発されるニックだったが多勢に無勢であったためその場は大人しく引き下がり警察署へ戻った。
そしてウーから通報のあった時間に記録は残っていたかと尋ねるが記録は全く残っておらず実際には通報などなかった。
ニックは北署は全員がヴェッセンでブラッククロウの構成員だったことを伝え、ハンクもブラッククロウに捕らえられていると口にする。
ウーはどう捜査するかニックに尋ねると、ニックはブラッククロウの構成員なら場所を知っているはずだといって拘留中のトニーを尋問することにした。
ただトニーはニックがグリムであることは知っているため自然な理由で脅す必要があるといいロザリーとモンローに協力を頼んだ。
そのころ、ハンクを連れ去ったバリボーとマスターズはボナパルトが現れるのを待っていたが一向に姿を見せない。
イライラした敵はハンクに八つ当たりをするが殺すことはしなかった。
モンローとロザリーはニックの協力を快諾しすぐに警察署へと向かった。
ニックは相棒のハンクがブラッククロウに連れ去られたといいアジトがどこにあるかを吐かせようとうするがトニーは全く吐きそうにない。
そこでロザリーを部屋に入れてトニー本人であることを確認させると暴行罪が加わるがお前のじゃないといいモンローを部屋に入れてニックたちは外で待機した。
ヴォーガしたモンローが襲い掛かる音が聞こえるがしばらく外で待ち、タイミングを見計らってドアを開けるとモンローがスカイライン通り521という住所を口にした。
モンローはすっきりした様子でロザリーと帰って行った。
ニックはハンクが捕らえられている場所にはブラッククロウが大勢いるはずで自分たちだけでは助けられないと考えHWに協力を要請した。
住所を聞いたマイズナー達は自分たちもその住所に行きついていることを話し、ニックがイヴとトラブルを借り受けたいというとマイズナーも承諾した。
一方、ブラッククロウに従う形となったアダリンドはなにより子供たちのことを優先していた。
ボナパルトはレナードにアダリンドとの仲を深めるように指示し、2人がダイアナをベッドに入れると突然激しいキスをし始める。
これは二人の意志ではなくダイアナが人形を使って2人を操っていたのだった。
途中でそのことに気がついたアダリンドはレナードを突き飛ばしてダイアナの仕業だというと部屋からレナードを追い出した。
その後ダイアナの部屋に行き無理やりくっつけようとしてもだめだと話しいうことを聞かせた。
だがボナパルトはアダリンドにもっとレナードと歩み寄るようにと言い、ザウバービーストにヴォーガすると自分の力を誇示してアダリンドに指輪をはめたのである。
ボナパルトはその指輪をはずせば子供たちが苦しむことになるといいアダリンドにくぎを刺すのだった。
そのころ、スカイライン通り521にあるブラッククロウのアジトにやってきたニックとイヴとトラブル。
3人は手際よく敵を排除するとハンクを助け出したのだが、イヴは守りが2人だけでは手薄すぎると不安がよぎる。
その家にはハンクの隣人であるミラー夫人の遺体も見つかり、共謀していたのではないとわかる。
イヴは本部に連絡を取るとマイズナーにつながるがすでに手遅れで目の前にレナードがいるといわれる。
ハンクはただの囮であり、イヴをHWの本部から遠ざけるための罠だったのである。
ブラッククロウに襲撃された本部は壊滅状態に陥り、マイズナーは奮闘するがそこへレナードが姿を現したのである。
レナードはマイズナーにブラッククロウの側につけといい勧誘するがそれはヴェッセン優位の世界だろうといい仲間になることを拒んだ。
するとそこへボナパルトも姿を現す。
ボナパルトはヴォーガし魔力を使ってマイズナーをじわじわと苦しめるが、見かねたレナードが銃でマイズナーを撃ち殺したのだった。
一方、ダイアナは両親が仲良くないのはレイチェルがいるせいだと考えていた。
皆が寝静まったころ、ダイアナは目を紫色に光らせ力をつかうとレイチェルの寝室に現れる。
そして布団を使ってレイチェルを締めあげ始めた。
ダイアナはアダリンドの夢の中にも表れレイチェルが苦しんでいる姿を楽しそうに見せた。
ダイアナはそのままレイチェルを絞め殺してしまい、アダリンドはそこで目を覚まし夢だったのかと安心する。
そのころ、ニックたちは急いでHWの本部に向かったがすでに壊滅状態で、奥にはマイズナーの死体も転がっていた。
トラブルはこれでポートランドのHWは終わりで戦えるのは自分たちしかいないといいその場に座り込んでマイズナーの死を悲しんだ。
ニックは敵に備えるために必要なものを持って自分の家に避難するようにトラブルとイヴに伝え、ハンクといったん警察署へ戻った。
警察署に着くとウーに事情を説明するがそこへレナード警部が帰ってくる。
ハンクとウーは良く考えるとニックを言ったが、ニックはよく考えたといいレナードの部屋に一人で向かってしまう。
ニックはHWが壊滅しマイズナーもひきょう者に撃たれて死んだと話す。
レナードはこれ以上血を流す必要はないと話すが、ニックは鍵を閉めてレナードに襲い掛かったのである。
戦いは熾烈を極めたが、ヴォーガしたレナードがニックを部屋の外に投げ飛ばし皆が止めに入ったところで終わりとなった。
レナードはニックを逮捕するように命じ、ハンク達にはどうすることもできなかった。
そして留置場に連れて行かれたニックは壁にブラッククロウのマークが刻まれているのを目の当たりにするのだった。
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マイズナーが死んだだと!?
かなり好きなキャラだったんですけど非常に残念でしたね。
アダリンドのことを好きっぽかったのでそのあたりのこともあるかと思っていたんですけど思いを告げることなく殺されてしまいましたね。
ザウバービーストやヘクセンビーストはかなりいい地位にいるような気もしますが、やっぱりヴェッセンの中でも格上ってことなんでしょうね。
となるとダイアナの存在がかなり重要な感じになってきそうです。
現時点でもすでに人形を使ってレナードやアダリンドを操っていましたし、離れた場所からレイチェルを殺していましたのでその気になれば何でもできそうですね。
ボナパルトは必要ならばレナードやアダリンドにも手をあげそうなので、もしそれをダイアナが目撃したら・・・。
それも非常に興味がありますが、イヴを加えた魔女最強決定戦も見てみたいですね。
次回はいよいよシーズン5の最終話ですが、ブラッククロウとの決着はまだ着きそうにないですね。
って言うかそもそもレナードが悪になりきれていない感じがあるのでレナードがボナパルトを裏切るというのも十分あり得そうな感じではあります。
気になる最終話、早速見てみたいと思います。
以上がSeason5の第二十一話『終わりの始まり(前編)/BEGINNING OF THE END:PART 1』のあらすじと感想のレビューでした。