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海外ドラマ「GRIMM Season4」第十三話『灼熱の業火/TRIAL BY FIRE』のあらすじと感想

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海外ドラマ「GRIMM Season4」第十三話『灼熱の業火/TRIAL BY FIRE』を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

Season4 登場人物/キャスト

ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ヴィクトル → アレクシス・デニソフ

 

第十三話/エピソード13のあらすじ

閉店後のアウトドア用品店で、オフィスにいた2人の従業員が焼け死ぬ。現場検証により炎は店内を移動していたことが分かる。店のオーナーのハリソンには出火時のアリバイがあったが、店は保険額を増額済みで破産申し立てをしていたことから、ニックは計画放火を疑う。(公式サイトより引用)

 

モチーフとなったグリム童話

冒頭のテロップ:
And glory like the phoenix midst her fires, Exhales her odours, blazes, and expires.
『炎をまとい 絶命する 不死鳥のまばゆさよ』

モチーフとなっているのは1788年生まれのジョージ・ゴードン・バイロンは、ロマン派を代表するイギリス詩人の『イギリス詩人とスコットランド批評家』

 

GRIMM/グリム Season4動画(これからみようと思っている方に)

以下からはSeason4の第十三話『灼熱の業火/TRIAL BY FIRE』のネタばれになりますので注意してください。

殺し屋であるマンティコアを撃退したことに驚きを隠せないニックだったが、ジュリエットはヘクセンビーストになったことを話そうとはしない。

そのころ、あるアウトドア用品店で2人の従業員が閉店時間を過ぎても荷物整理に追われていた。

2人は片付けもそこそこに酒を飲み始めいちゃつき始めてしまう。

この時、裏口のかぎを開けて一人の男が店の中に入ってくる。

男は服を脱ぐとブレーカーを落とした後体から火を発して瞬く間に店内を燃やしてしまう。

2人が異変に気が付いた時はすでに火はどうしようもないほど燃え広がっており、窓を割って脱出しようとしたところバックドラフト現象に巻き込まれ命を落としてしまう。

通報を受けたニックとハンクは火災現場へやってきて捜査員から事故当時の情報を聞いた。

すると火の燃え広がり方が通常とは異なっておりまるで意思を持っているかのような動きをしていたと聞かされる。

ニックとハンクは店主であるハリソンに事情を聞いてみるも、手掛かりになるような情報はつかめなかった。

ニックとハンクは火災保険金目当ての犯行の可能性もあると考え、保険などの記録について調べを進めることに。

警察署に戻って調べを進めると1年前に店にかけていた保険金を500万ドルにあげていたことが判明し、更に半年前には破産申請をしていることが分かる。

ニックとハンクは保険金目当てでハリソンが犯行に関与している疑いを強め、破産の際に財務整理を行った弁護士であるレイニーに話を聞くことに。

話を聞く限りでは怪しい点はなかったが、財務記録を持ち帰りさらに調べを進めようとするも、ここでウーが以前に同じような事件があったと教えてくれる。

更にその事件を担当して警官は犯人を逮捕するまで申し越しのところまで行ったのだという。

ニックたちがその警官から話を聞こうと口にすると、ウーはニックに逮捕されて刑務所に入っていると話す。

その警官とは放火捜査官で以前モンローたちと争ったバウアーシュヴァインのオーソンだったのである。

ニックとハンクはオーソンの入っている刑務所へ行き事件の概要を説明した。

オーソンは「何年も犯人を追い続け申し越しで逮捕できたところでニックに・・・」と話し、犯人の名前はわからないが顔を見れば奴だとわかると話した。

ニックとハンクは捜査協力のためオーソンを刑務所から連れ出し警察署へ連れて行った。

レナード警部の元へ連れてこられたオーソンはニックがヴェッセンの話題を降ってきたことに驚きを隠せなかった。

なぜならそこには普通の人間であるハンクもいたからである。

ハンクはヴェッセンのことは知っていると話し、オーソンは時代は変わったなぁと驚いた。

オーソンは犯人に対して種族はわからないが火だるまだったと話し、ニックはウーを連れてトレーラーへ行って調べることに。

するとエクスカンデスコと言うヴェッセンの記述が犯人の特徴と一致し、グリム書には「西暦64年7月18日、ローマでエクスカンデスコに遭遇したグリムの記録が残っている。エクスカンデスコは皇帝ネロによってキリスト教徒を排除するため街へ送られた。グリムは、信徒たちの身を案じるペテロとパウロの要請でエクスカンデスコを追跡していた。風の強い夜、エクスカンデスコを見つけて追跡するもすでに手遅れで、燃え上がる炎が瞬く間に細い路地を包み込み、勢い衰えぬままパラティヌスやカエリウスの丘まで達してローマの街は燃え続けた。グリムはエクスカンデスコを仕留めようと近づいたが高熱と炎を浴び、皮膚や頭皮に火傷を負って退却するしかなかった。」と記述してあった。

警察署に戻ったニックはエクスカンデスコの絵を見せて犯人と同じ種族であることをオーソンに確認した。

エクスカンデスコはどうやらリンを使って炎を生成しているようなのでニックたちは燃焼を阻むための強力な日焼け止めを作ることを提案する。

オーソンがそれを作るには特別な材料が必要になると言いニックたちはスパイスショップへ行くことに。

ただオーソンとモンローには長い因縁があるため、ニックはロザリーに電話しモンローがいないことを確認するとすぐにスパイスショップへ向かった。

話を聞いたロザリーは燃えない化粧水のようなものを作ればいいという結論に達し、材料となる煮詰めると粘り気が出る甘草(カンゾウ)、保湿効果に優れた蜜ロウ、さらにマンサクやホホバの草をニックたちに持ってくるよう指示。

するとここで予定よりも早くモンローがスパイスショップへと戻ってくる。

予想通りモンローはオーソンを見ると怒りをむき出しにしてヴォーガし襲いかかろうとする。

ニックは捜査のために一時的に協力してもらっているだけだと話すもモンローは納得しない。

殺人事件を解決するためだというニックにモンローは今回ばかりは協力できないと言ってくる。

オーソンとモンローのいい争いが終わらないためニックは2人を制止し店を出ていこうとするがロザリーがそれを止める。

ロザリーはモンローと話し種族間での争いはもうたくさんだと言い、ニックたちは若い青年たちを殺した犯人を捕まえようとしている。

たとえ種族のわだかまりがあっても協力するべきで、それがわからないならモンローが出ていくべきだというと、モンローはスパイスショップから出ていってしまう。

ロザリーはモンロー抜きで燃えない化粧水を作り始めようとするが、しばらくすると頭を冷やしたモンローが戻ってきて協力してくれる。

一方、ニックから取り調べを受けた弁護士のレイニーは今回の件の犯人であるバルソと2人であっていた。

どうやら今回の事件は何者かに雇われたレイニーがバルソを斡旋して起こした事件らしい。

レイニーはバルソがへまをやったと言い今回関わりをもった人間をすべて殺すように指示するが、バルソはレイニーをその場で殺してしまう。

燃えない化粧水を作っているニックたちはレイニーが殺されたという知らせを聞いてすぐに現場へ向かった。

レイニーは車の中で黒こげになっており身元が分からないほどだった。

ウーはレイニー弁護士はかつて公選弁護人をしていてその中に体育館での放火容疑がかかったダミアン・バルソという当時18歳の人物がいることを話し、その少年は証拠不十分で不起訴になったことを話した。

当時の写真をオーソンに見せると当時見た犯人と同じ顔だと言う。

するとここで野次馬の中にバルソらしき人物がいたとオーソンが言うが、すぐにバルソはいなくなってしまった。

ニックたちはバルソが証拠隠滅を図るのではないかと推測し、ハリソンが狙われる考え彼の家に向かった。

そのころ、今回の事件の黒幕であると考えられていたハリソンは息子のアンディと言い争いになっていた。

ハリソンは祖父の代から60年続く店をアンディに引き継ぎたいと思っていたが、アンディ自身は店を継ぐ気などなかったのである。

言い争いになって家を出たアンディだったが、ここでバルソから電話がかかってきてあって話したいと言われるがアンディは拒否する。

実は今回の事件の黒幕はハリソンではなくアンディだったのである。

バルソは証拠を消すためにハリソンを使ってアンディをおびき寄せる作戦を立てる。

バルソは警官を装ってハリソンに電話し、今回の事件の砲火の手口が分かったと言い店に来るよう指示した。

しばらくして頭を冷やしたアンディはハリソンに電話し話したいことがあると打ち明ける。

ハリソンは今店にいると言いアンディもすぐに向かおうとするが、ここでニックたちがやってくる。

ニック達はハリソンは警官に呼び出され店に行ったと聞かされるも、呼び出した警官は偽物だと判明する。

ニックはハリソンは雇った人間に殺されると話すが、アンディは雇ったのは父親ではなく自分だと自供した。

ハリソンの命が危ないと悟ったニックたちは急いで店に行くことに。

この時ちょうどモンローたちから薬品が完成したと知らせが入り、ニックは現場まで持ってきてほしいと頼む。

ニックたちとモンローたちは店の前で合流し、薬剤を遠くから浴びせるための強力な水鉄砲を片手に店に乗り込んでいった。

オーソンはハリソンを助けるまで自分が時間を稼ぐと言い、一人で店に入りバルソに話しかけた。

オーソンの問いかけに反応したバルソはオーソンがバウアーシュバインであることを知り驚くが、ハリソンもろとも焼き殺そうとする。

ここでニックからハリソンを助けたという声が届き、バルソはニックたちを追いかけ外に出てきた。

外ではモンローたちも水鉄砲を構えており、バルソはヴォーガして皆を焼き殺そうとするがロザリー特製の燃えない化粧水により発火することができない。

だが熱はバルソの体内にたまり続け、最終的にバルソは体内から爆発を起こして死んでしまう。

事件の資料をまとめるウーは犯人は体に爆弾を撒き付けていたことにしようと言いニックもそれに賛成した。

オーソンとモンローはそれぞれ身内を殺されたことをまだ許せないでいたが、これまでのような確執はなくなりがっちりと握手を交わすのだった。

ところ変わって、ポートランドに来ているアダリンドはヴィクトルの手下でレナード警部のもとでスパイをしている人物からケリーの足取りを聞いた。

ケリーは逃げた際に車を使っていたが、その車はもともとジュリエットの物だった。

アダリンドは子供の居場所を探るために単身ジュリエットの元へ乗り込んでくる。

何も話そうとしないジュリエットにアダリンドはヴォーガして攻撃を開始するが、ジュリエットもヴォーガして家の中で激しい戦いが勃発してしまう。

強力な力をもつジュリエットはアダリンドを圧倒し、アダリンドはしっぽを巻いて逃げだした。

ただ家には激しい戦いのあとが残っており、そこへニックが帰ってくる。

ジュリエットはアダリンドが来たことを話し自分が追い返したと説明した。

ジュリエットはこれ以上ヘクセンビーストであることを黙っているのは無理だと悟り、ニックに愛していると言ってヴォーガしてみせたのである。

それを見たニックに衝撃が走るのだった。

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まさかのオーソンが再登場でしたね。

モンローとはいい感じで別れることができたのでよかったです。

ニックがロザリー達が用意した水鉄砲を事件の後に武器庫にしまっていたのは面白かったですね。

アダリンドvsジュリエットの戦いが早くも勃発しましたが、結果はジュリエットの圧勝でしたね。

やっぱりジュリエットの力ってすごい協力なんですね。

ついにニックにもヴォーガしてみせたし、どんな反応を示すのか楽しみですね。

できればジュリエットを受け入れてほしいですがそう簡単にはいかないでしょう。

以上がSeason4の第十三話『灼熱の業火/TRIAL BY FIRE』のあらすじと感想のレビューでした。

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