海外ドラマ「GRIMM Season4」第七話『盗まれたクリスマス/THE GRIMM WHO STOLE CHRISTMAS』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season4 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ヴィクトル → アレクシス・デニソフ
クリスマスパーティーの最中、夫婦にプレゼントが届けられる。すると3人の小鬼たちが現れ家の中で大暴れし、夫が襲われ負傷する。侵入者は仮装した子供たちだと被害者は証言するが……。一方ニックはモンローとロザリーを脅すヴェッセンラインが、ヴェッセン界の“異端者”を火あぶりにしていたことを知る。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
I have but to swallow this, and be for the rest of my days persecuted by a legion of goblins, all of my own creation. Humbug, I’ll tell you; humbug!
『こいつをのみ込んで―― 一生小鬼どもに悩まされ続けろと?何たるバカバカしさだ!』
モチーフとなっているのはイギリスの文豪チャールズ・ディケンズの中編小説で、「クリスマス・ブックス」の第1作として1843年12月19日に出版された『クリスマス・キャロル』
GRIMM/グリム Season4動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason4の第七話『盗まれたクリスマス/THE GRIMM WHO STOLE CHRISTMAS』のネタばれになりますので注意してください。
街はクリスマス一色となりどの家も大いににぎわっていた。
そんな中、デニス・グラッドストーンの家でもクリスマスパーティーが行われており、突然差出人不明の大きな荷物が届く。
デニスは友人のプレゼントだと思い疑いもせず家の中に入れたのだが、夜中パーティーが終わりデニスが妻と寝ていると下の階から物音が聞こえ出す。
なんと大きな荷物の中から小鬼のような化け物が出てきて家の中を荒し始めたのである。
物音に気がついたデニスは一人で下の階に行くが3人の小鬼に襲われてしまう。
妻が下の階に下りた時には小鬼の姿はなく気を失ったデニスが倒れているだけだった。
ニックの家に助けを求めてやってきたジョシュを取りあえずの間かくまってあげることに。
朝早く、トラブルは一人でモンローたちを脅しているヴェッセンラインについて調べようとしていた。
するとジョシュがトラブルに気が付きヴェッセンラインに心当たりがあると聞き、自分も降りかかる脅威に少しでも対抗できるようついて行くという。
トラブルが向かったのはモンローの結婚式を知っていて口が軽く、ニックのことを恨んでいたクラウストライヒのショーのもとだった。
トラブルはジョシュに待っているよう指示し、自分はショーの家の裏側に回り家の中をのぞいてみた。
するとショーが数人の男を集めて純血をけがしたなどと言ったことを話しているのを耳にする。
そこへショーの仲間でヘスリッヒのヴェッセンがやってきてトラブルとはち合わせてしまう。
戦いになるかと思われたが、男がヴォーガした瞬間ジョシュが後ろから不意打ちをして男を気絶させた。
男はモンローたちを脅していたヴェッセンラインの人間がつけている仮面を持っており、トラブルはそれを持ち帰った。
トラブルとジョシュが家に戻るとニックたちが朝食をとっていた。
トラブルは以前バドがやってきた時のことの目的を正直に話し、男が持っていた仮面をニックに渡した。
更にトラブルは「情報の出どころは結婚式の参列者。ショーも別種婚を耳にしたはず。」と話し、ニックはバドから名前を調べるよう指示した。
ニックは昨夜の事件の知らせが入ったため現場へ向かうことに。
襲われたデニスの家にやってきたニックとハンクは奥さんから話を聞くが犯人を見ていないため有力な情報は得られない。
ただ人間の物ではない恐ろしい叫び声のようなものを聞いたと証言し、回りの住民も同じような音を聞いていた。
デニスの容体が安定したためニックたちは本人からも話を聞くことに。
デニスは3人の子供に襲われたが仮装をしていたのか人の姿ではなかったと証言。
ニックとハンクは仮装も手掛かりになるといいその特徴を聞くと「緑の目、黄色い歯、どがった耳。それから男子更衣室の悪臭だ」ときかされる。
襲撃事件のことを調べるうちにデニスの家のほかにも2件同じような事件が起きてるのがわかり、被害が起きている地域の中心にはギリシャ正教会があることが分かる。
その後4件目の事件の知らせが入り、現場へ急行したニックたちは小鬼がクリスマスの飾りを破壊しているのを発見する。
その姿はハンクにもはっきり見えており、ヴェッセンなのかどうかわからなかった。
2人には逃げられてしまったが一人を確保することに成功したため、ニックはジュリエットに大型の獣用の檻を要してもらうことに。
ジュリエットは電話をもらった時スパイスショップに来ていた。
ジュリエットがロザリーと話していると最近腹痛と頭痛、それに吐き気があることを打ち明ける。
ロザリーは妊娠したのではとジュリエットに聞いてみるが、心当たりはないという。
ただアダリンドに変身した時かもしれないとわかり、自分ではなかったような気がして動揺するジュリエット。
ロザリーはジュリエットに体調が悪くなるようなら病院で検査を受けるようにと促した。
ロザリーはモンローとハネムーンに行く決心をし準備を進めていたからである。
ニックに呼ばれたジュリエットにモンローたちも付いてきて捕らえた小鬼に猛獣用の麻酔を撃つと檻の中に入れモンローの家の車庫で様子を見ることに。
ジュリエットとロザリーは家で留守番をし、ニックとハンクとモンローは小鬼の正体を探りにトレーラーへ向かった。
ニックがギリシャ語で書かれたヴェッセンを発見し、モンローがスペイン語に翻訳されているのを発見した。
読んでみるとヴェッセンの名はカリカンツァロイと言う名前で、カリカンツァロイは街々のクリスマスを壊す小鬼だと思われていたが多くの首をはねるうちにインドレ・ジェンティーレの子供であることが分かったと書いてあった。
インドレ・ジェンティーレは善人で、カリカンツァロイは思春期に表れる珍しい症状で期間はクリスマスの12日間だけなのだという。
更に読み進めると相手が子供だとわかったグリムは殺すのをやめ元に戻す方法を必死に探したところ、甘いフルーツケーキのようなものを与えるとそれに夢中になり、日の出とともに症状は治まったと書いてあった。
一方、モンローの家で飾り付けられたおもちゃについて話を聞くジュリエット。
ロザリーがクリスマスを克服したことに素直に喜んでいた。
ここで車庫の方から物音が聞こえ中をのぞいてみるとカリカンツァロイが檻から逃げており、しかも他の2人もやってきていたのである。
ジュリエットとロザリーは家の中に逃げ抵抗するが3人のカリカンツァロイは暴れまわる。
そこへモンローたちが帰ってきてカリカンツァロイ達は逃げかえって行った。
家に戻ったニックとジュリエットは、家に来ていたバドから調べた情報をトラブルに渡される。
数人の名前が書いてあり、その男たちがモンローたちを脅しているヴェッセンラインだと思われた。
ここでジョシュが自分でもヴェッセンに対抗できるようになりたいとニックに相談し、ニックはトラブルにいろいろ教えてあげるよう頼んだ。
トラブルはジョシュをつれてトレーラーへ行きグリムについていろいろ教えてあげたが、知れば知るほど現在の状況が不安になって行った。
翌朝、モンローたちは荒らされた家を片づけていると喘息の人が付ける識別用のブレスレットが落ちているのに気がつく。
モンローたちはすぐにニックに連絡を入れ、患者の名前を聞いたニックはすぐにそのお宅へ向かった。
ニックとハンクはカトサロスと言う女性の家を訪ねブレスレットを見せると、彼女はインドレ・ジェンティーレにヴォーガしニックがグリムであることにも気がつく。
ニックは危害を加えるつもりはないといい、息子のジョンについて話を聞くことに。
ニックは息子がカリカンツァロイの可能性があることを話すと両親たちはかなり珍しい症状で自分の息子がなるなんてと驚いていた。
またその日は教会で聖歌隊の行事が行われることを突き止め、ニックたちは罠を張って彼らを捕らえる計画を立てる。
ニックは教会の近くでフルーツケーキの出店を見つけると、トラックごとケーキを購入した。
その後教会へ行きジョンを見つけると一緒に来ていたロザリー達が罠を設置。
ジョンたちだけうまくおびきだそうとするニックだったが、ジョンと仲間の2人はカリカンツァロイに変身してしまい会場で暴れ出してしまう。
ニックはジョンたちをうまく誘導し、フルーツケーキを使ったトラックの中に閉じ込めることに成功した。
日の出とともに元に戻ったという記述があったため、それまで待って中をのぞいてみると元に戻った3人の子供の姿があった。
事件が無事に解決しニックが家に戻ると玄関でトラブルが待っていた。
トラブルはニックもグリムに戻ったことだし、ジョシュもフィラデルフィアに戻りたいと言っているため自分も付いて行こうと思うと話した。
ただ皆に別れを言うことができず、特にジュリエットには言えないのだという。
トラブルの気持ちを察したニックは「大丈夫、おれたちはいつでもここにいる、お前はやりたいことをやればいい、いつでも戻ってこい」とトラブルを励ました。
ニックはどうやってフィラデルフィアに行くかも考えていなかった二人にマリーおばさんがトレーラーを引っ張ってきた車をプレゼントすることに。
ニックはさびしそうに2人を見送り、ジュリエットも密かに家の2階からトラブルを見送っているのだった。
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今回は一般人にも見えてしまうヴェッセンの話でしたね。
おそらくウーのこともあってそのような話だったのでしょう。
最近ウーがニックたちに事件の報告をする際にいちいち皮肉を言うようになっていますね。
これはこれで面白いですが、いつもの調子のウーに戻ってもらいたいものです。
ジュリエットがいかにも妊娠した時の不調を感じているため、ニックとの間に子供ができているかもしれませんね。
モンローたちもニックが元に戻ってハネムーンへ行く準備を進めていますが、ヴェッセンラインのこともあるので何事もなく出発できればいいんですけどね。
以上がSeason4の第七話『盗まれたクリスマス/THE GRIMM WHO STOLE CHRISTMAS』のあらすじと感想のレビューでした。