海外ドラマ「GRIMM Season4」第二話『奪われた記憶/OCTOPUS HEAD』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season4 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ヴィクトル → アレクシス・デニソフ
手術の甲斐もなく心肺停止状態となったレナードのもとに現れたのは、レナードの母でヘクセンビーストのエリザベスだった。一方で、スロコム博士を殺したアンダーソンが記憶を奪うヴェッセンだと踏んだニックたちは、証拠を掴むべくアンダーソンを探ることに。彼に近づきすぎないようニックに言われていたトラブルだったが……。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
A man’s real possession is his memory. In nothing else is he rich, In nothing else he is poor.
『人の真の財産は記憶である。思い出多きは裕福であり、少なきは貧しい』
モチーフとなっているのはスコットランドの詩人、アレキサンダー・スミスによる1863年に発表されたエッセイ集「夢の村」の中にある『死と死ぬことの恐れについて』
GRIMM/グリム Season4動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason4の第二話『奪われた記憶/OCTOPUS HEAD』のネタばれになりますので注意してください。
心肺停止の状態になったレナード警部に医者は死亡宣告を出すが、心配そうに見ていた女性が病室に入り目が青く光ると周りの時間が止まった。
女性はかばんの中から両端が頭になっている蛇を取り出し、黒い蛇はレナード警部の心臓に、赤い蛇は女性の心臓にかみつきレナード警部は息を吹き返したのである。
女性はその場に倒れ蛇は証明し、医者たちの時間が動き出した。
奇跡的に回復したレナード警部は女性を見て「母さん」と言った。
女性はレナード警部の母親でヘクセンビーストのエリザベスだったのである。
レナード警部は王家に仕えていたスチュワードに命を狙われたこと、ニックがアダリンドに絡まる双子の呪いを使われたこと、自分とアダリンドの間に子供が生まれたことなどを話した。
一方、王家の元へやってきたアダリンドはヴィクトルを訪ね、言われたとおりにニックの力を奪ったため子供に合わせてほしいと持ちかける。
もちろんそこに赤ん坊はいないのだがヴィクトルはさも赤ちゃんを育てているかのように話しアダリンドをだました。
城の中に通されたアダリンドだったがヴィクトルがヘクセンビースト用に作った牢の中に入れられてしまう。
そして赤ちゃんはレジスタンスに奪われてしまったと聞かされたアダリンドに絶望が襲う。
ヴィクトルはアダリンドとレジスタンスが仲間だったと思っており、アダリンドを追い詰めるためにいろいろなことを仕掛けてくる。
アダリンドが子供に会いたいと悲しみをあらわにしている時、壁の一角に穴があき外から声が聞こえてくる。
アダリンドが誰かと問うが教えないと言われ不気味なわり声が鳴り響いた。
そのころ、アンダーソンの尾行を続けるトラブルはアンダーソンがホテルにチェックインしたのをニックたちに報告する。
アンダーソンが犯人であることはわかっているが物的証拠が何もないためニックはトラブルにアンダーソンの見張りを頼む。
ニックは見張りだけを行い無茶はするなとトラブルにくぎを刺したがどうにも不安だった。
いったん警察署に戻ったニックはFBI捜査官でスタインアドラーだったチャベスに呼び出され2人で話をすることに。
チャベスの目的はニックがグリムなのかを調べることで、わざとヴォーガして見せるが今のニックにはそれがわからない。
チャベスはニックがグリムでないことを知ると別にグリムがいると確信し捜査を続けた。
ハンクは襲われたヘンリー博士が防衛産業の関係者であることを突き止め、機密情報にアクセスできていたことを知る。
また調書の情報を元にアンダーソンについて調べているとアンダーソンと言う男は別にいることが判明し現在入院していることが分かる。
ハンクはウーにこの前の話の続きをされそうになるがタイミングよくニックが来たためアンダーソンの家に向かった。
そこでアンダーソンの奥さんから何者かに襲われ頭部に謎の傷ができて認知症のような状態になったと聞かされる。
今アンダーソンになり済ましている人間による犯行だと確信したニックたちはトラブルからの連絡を受けて現場へ向かった。
ホテルにいるアンダーソンはヘンリー博士の記憶からケントという人間の情報を取り出し住所をメモに書くと、ケントに電話をかけた。
ケントはヘンリー博士と防衛産業関連の仕事を共同で行っているようで、何度もヘンリー博士に連絡を入れていたからである。
偽のアンダーソンはヘンリー博士について知らせたいことがあると言いケントの家に向かうことに。
アンダーソンがホテルを出たのを見たトラブルはニックの言いつけを無視して尾行を開始する。
途中でアンダーソンを見失ってしまったためニックに連絡を入れ現在地を知らせると、あたりを探しまわった。
するとケントの家にはいって行くアンダーソンを発見し、トラブルは家の周りを嗅ぎまわり始めた。
だが家の中にいるアンダーソンにばれてしまい木片で殴られ気絶してしまう。
トラブルから聞いた場所にやってきたニックたちだったが肝心の本人がおらず、携帯もつながらないためいったんアンダーソンの止まっていたホテルに向かうことに。
支配人許可を得て部屋に侵入するとメモに住所が記載されていた。
先ほどまでいた場所のすぐ近くだったことからアンダーソンはそこに向かったと確信し、急いで家に向かった。
アンダーソンに囚われてしまったトラブルはグリムだとばれないように目をとじて必死に抵抗した。
アンダーソンは先にケントから記憶を盗もうとするが途中でトラブルに邪魔されてしまう。
アンダーソンは標的をトラブルに変えて、何者かを探るためにトラブルの記憶を盗もうとする。
だがそれはトラブルがグリムとして悩み戦った記憶であり、それを盗んでしまったアンダーソンは恐怖に襲われる。
現場へ駆けつけたニックはトラブルに記憶があることを確認し、ケントの方もなんとか記憶が残っていた。
アンダーソンを名乗っていた男はティモシー・パーカルと言うカナダ人でスパイとして指名手配されている人間であることが判明する。
留置所に入れられたパーカルはトラブルから盗んだ記憶におびえ恐怖に支配されていた。
その後ニックたちは回復したレナード警部のお見舞いに行き、薬は飲むことができなかったと話した。
レナード警部が母親を2人に紹介すると、あまりにも若い母親を見て開いた口がふさがらない2人。
レナード警部は冗談交じりで顔は少しいじっていると話した。
ところ変わって、ジュリエットはニックを治すために文献を読み漁っているロザリーとモンローを訪ねた。
ジュリエットは必死に調べている2人に対して、ニックがグリムでなくなったのはいいことかもしれないと言い、今後どうするかを話すためにしばらく様子を見てほしいと頼んだ。
モンローたちはジュリエットの言葉に納得がいかないものの彼女の言葉を尊重し、解決法は探し続けると話した。
その後ニックとジュリエットが食事の準備をしているとトラブルはまた自転車を借りてでていった。
するとここでウーが訪ねてきて、過去の殺人事件の資料をニックにみせトラブルが写っているのを説明してほしいと言われる。
これまでずっと嘘をついていたのには複雑な理由があるというニックだったが、ここで突然激しい頭痛に襲われる。
この現象はニックに呪いをかけたアダリンドにも起こっていた。
頭痛が治まると2人の視界が突然入れ替わったのである。
何が起こったのか理解できない2人だったがしばらくすると再び頭痛に襲われ元に戻る。
ウーやジュリエットにはもちろんニックにも何が起きたのはわからなかった。
自転車で出かけたトラブルは何者かが車で後をつけていることに気がつく。
トラブルが撒こうとすると突然車を前に止められ顔に袋をかぶせられ拉致されてし合う。
これを行ったのはFBI捜査官でニックのことを疑っていたチャベスだった。
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絡まる双子の呪いによって2人の視界が入れ替わってしまいましたね。
これって症状が進んで言ったら体が入れ替わったりするんじゃないですかね?
どうなるにしても早く治す方法が見つかってほしいですね。
トラブルを誘拐したチャベスはいまいち目的がわかりませんね。
グリムの暗殺を企てているのか、はたまたグリムの力を利用して何かをしようとしているのか。
ウーはいつもタイミングがいいところで邪魔が入りますね。
でもウーがグリムファミリーにはいるのは時間の問題でしょう。
以上がSeason4の第二話『奪われた記憶/OCTOPUS HEAD』のあらすじと感想のレビューでした。