海外ドラマ「GRIMM Season4」第十九話『鉄のハンス/IRON HANS』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season4 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ヴィクトル → アレクシス・デニソフ
ヒッチハイカーが何者かに襲われ噛み殺される。ニックらはヴェッセンの関与を疑いモンローに協力を頼む。足跡はローウェンのものらしく、モンローは昔ながらの“狩り”だと予想する。一方王家のケネスは、ジュリエットにニックを裏切らせようと目論んでいた。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
He had killed man, the noblest game of all, and he had killed in the face of the law of club and fang.
『彼は棍棒と牙の掟に従い 最も崇高な獲物である 人間を殺した』
モチーフとなっているのは『荒野の呼び声』とも呼ばれる1903年にアメリカ合衆国の作家ジャック・ロンドンによって書かれた中編小説『野性の呼び声』
GRIMM/グリム Season4動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason4の第十九話『鉄のハンス/IRON HANS』のネタばれになりますので注意してください。
鉄のハンスと言う牧場で子供を育成するためのキャンプが行われていた。
ただしそのキャンプは人間のためのものではなくヴェッセンのためのもので、親子2人組で3組の親子が参加していた。
どうやら初めてヴォーガする子供たちにヴェッセンとは何かを伝えるキャンプのようだ。
主催者であるハンス自身もローウェンであり、子供たちにヴェッセンについて話した後狩りを行うと言い一匹のうさぎを皆で追いかけた。
うさぎを捕らえるとそれを皆で味わい、子供たちも自分の中に潜む野生について理解を深めているようだった。
だがキャンプ場から少し離れた地点で一人のヒッチハイカーが襲われ無残にも殺されてしまう。
事件の知らせを受けたニックとハンクは現場を見て獣に襲われた可能性も考慮したが近くに足跡が残っていたためヴェッセンの仕業であると考える。
ニックたちはモンローたちに話を聞くことに。
そのころ、ロザリーはジュリエットに面会を行っていた。
ジュリエットは表面上はロザリーと会えたことに感謝していると言っていたが内心はそうは思っていないようだった。
ロザリーは必ず治す方法を探すと言ったがジュリエットは今の自分が気に入っているため直す必要はないと言い面会を終わらせてしまう。
その後スパイスショップにニックとハンクがやってくる。
ニックが現場に残されていた足跡を見せるとモンローはローウェンだろうと言った。
ロザリーはそれかブルットバッドかもと言うとモンローはなくはないという表情をした。
モンローは確かめるためにニックたちを手伝い現場へ向かうことに。
現場を見たモンローは犯人はやはりローウェンで、狩りを行っていたのだろうと話した。
犯人ははだしだったため伝統的なスタイルだと話し、自分も昔はと話しかけるがやめた。
肉片を持ち帰っている可能性があるためモンローは血痕を追うことに。
すると鉄のハンス牧場に行きついたため、牧場主であるハンスと息子のトッドに話を聞くことに。
2人は事件のあった当日キャンプを主催しており3組のヴェッセンの親子が参加していたと話す。
ハンスたちはニックがグリムであることにもすぐに気が付き、噂のグリムかと口にする。
そこへ娘のマギーもやってきて話をするが、有力な情報は得られない。
ニックたちはハンスたちと共にキャンプをしていたという現場へ向かうことに。
そのキャンプにはかつてモンローも参加したことがあるようで、ハンスは本当の狩りを行っていたというモンローに興味深々だった。
キャンプ場には血痕が残っていたがウサギのものだとわかり、それ以上の手掛かりは何もないため参加者たちを署に呼んで話を聞くことにした。
一方、ケネス王子はケリーをおびきだすためにジュリエットを利用しようとしていた。
ジュリエットを仲間に引き入れるのは無理だというアダリンドに人は条件がそろえば簡単に裏切ると言い警察署へ向かった。
牢の中で力におぼれるジュリエットは保釈されたことに驚き保釈金は誰がと聞くがわからないと言われる。
警察署から出るとケネスに話しかけられアダリンドがニックの子供を妊娠していることを聞かされる。
ケネスは王家はジュリエットの力を高く買っているため協力すれば莫大な力が手に入ると言うがジュリエットは相手にしようとしない。
ケネスは気が変わったらホテル・デラックスに来てくれと言いその場を後にした。
ケネスがジュリエットを仲間に引き入れようとしているのを知ったアダリンドは身の危険を感じレナード警部を訪ねてくる。
アダリンドはニックに合わせてほしいと言ったが警部はやめた方いいと伝えると、アダリンドは大きくなったお腹を見せる。
自分の子ではないと動揺するレナード警部にアダリンドはニックの子だと話した。
この時警察署ではニックがモンローに協力してもらってキャンプに参加していた親子に話を聞いていたが、モンローは狩りを行っているような気配はないという。
捜査に行き詰るニックたちだたったがここで警部から呼び出しを受ける。
ニックはアダリンドを見て驚くが、お腹を見せられ呪いを受けた時にできたことだと言われる。
にわかには信じられないニックだったがレナード警部の態度を見ても話は本当のようだった。
ニックは自分にどうしろと?とアダリンドに問うとジュリエットから守ってほしいと頼まれる。
ニックが断るとあなたの子供のためにと言われ、手を無理やりとられてお腹を触らされる。
当然それだけに理由で助ける気にはならないニックだったが、アダリンドはジュリエットを救う方法があると言いだす。
完全に元に戻すことはできないが魔性を抑えることができると言い、ニックもジュリエットを助けることができるならとアダリンドに手を貸すことに。
だがここでタイミング悪くジュリエットが警察署までやってきてしまう。
アダリンドを見たジュリエットはニックに「本当なのね。父親になるって。おめでとう」と言い、アダリンドにはあの時始末しておくべきだったと怒りをあらわにする。
ニックはジュリエットを止めようとするが今にも暴れだしそうだった。
心配したウーが大丈夫かと声をかけることでようやくジュリエットも身を引き帰って行った。
ニックはジュリエットを助けるための薬を作るためにロザリーのいるスパイスショップへ足を運ぶ。
ロザリーはアダリンドが来たことに驚くが、子供ができたことに更に驚き、とどめにニックの子供だと言われ半分パニック状態になる。
ロザリーもアダリンドに協力するなどまっぴらごめんだったが、ジュリエットを助けるために協力することに。
薬に使う成分には死んだヘクセンビーストが必要だといわれ、アダリンドは母親の死体を使うと話す。
一方、ニックたちにキャンプについて調べてほしいと言われたモンローはハンスの頼みもあってかつて狩りをしていたヴェッセンとして子供たちの前で講義することに。
そのキャンプには別段怪しい点はなかったのだが、突然何者かの気配を感じあたりを探しているとローウェンが自分の方を見ていた。
そのローウェンはハンスの娘であるマギーであり、狩りをしたことがあるモンローを狩りに誘ってきたのである。
一連の殺人の犯人は怪しいと思っていたハンスや息子のトッドではなく娘のマギーだったのだ。
モンローはすぐにハンスたちにこのことを伝えてマギーの後を追いニックにも連絡した。
連絡を受けた時、ニックとハンクは別の被害者の遺体を発見したところだった。
モンローに犯人はマギーだったと聞かされ、すぐに牧場近くの脇道に来るように言われる。
狩りに行ったマギーはすでに標的を定めており、隙をついて男に襲い掛かる。
しばらくしてモンローたちもマギーに追いつき、ニックたちも現場へ到着する。
男を襲ったマギーは逆に腹をナイフで刺されて瀕死の重傷を負っていた。
刺した男は確かに化け物だったと言い動揺し、ニックは傷口を見るがもはや助かる見込みはなかった。
マギーは自分を抱きかかえるハンスに、本当の自分を見てほしかったといいそのまま息を引き取った。
事件は悲しい結末で幕を閉じることになったのだが、ここでニックにジュリエットから電話がかかってくる。
ジュリエットはグリムの資料がおさめてあるトレーラーに来ており、なんとヘクセンビーストの資料を破り捨てるとそこに火を放ったのである。
ジュリエットは悪びれもせずにトレーラーに来てみたらと話し、寒いから暖をとったと話すのだった。
ところ変わって、レナード警部は相変わらず幻覚に襲われていた。
最近では記憶が飛んでいることもあり、なぜか噴水の近くやプールの中で目を覚ましなぜ自分がそこにいるのかもわからない。
警部は目覚めた付近で怒った犯罪に自分が関与していないかと不安がよぎるのだった。
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ジュリエットがやりやがった~~。
まさか貴重な資料がおさめられているトレーラーを燃やすなんて・・・。
もうこれでニックと決別するのはほぼ確実になってしまいましたね。
嫌な女になってきたとは思っていましたがまさかここまでやるとは。
アダリンドは逆にしおらしくなった感じなので、ジュリエットとの立場が完全に変わってしまいましたね。
薬を作るのは良いですけど、素直にジュリエットがそれを受け入れるかは疑問ですね。
レナード警部はどんどん症状が深刻になっていきますね。
噴水の近くで目を覚ましたりプールにダイブしていたり、何か意味があるんですかね?
何事もなく終わってほしいですけどそうは問屋がおろさないでしょうね。
以上がSeason4の第十九話『鉄のハンス/IRON HANS』のあらすじと感想のレビューでした。