海外ドラマ「GRIMM Season4」第二十二話『愛憎の果てに/CRY HAVOC』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season4 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
トラブル/テレサ・ルーべル → ジャクリーン・トボーニ
ヴィクトル → アレクシス・デニソフ
恐ろしい出来事を目の当たりにし愕然とするニック。王家の仕業だと知ったニックは自分で敵を討とうと決心する。王家のケネスは貸し邸宅にいる王の元にダイアナを連れて行く。一方切り裂きジャック事件の捜査は続いており、レナードは……。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
O, from this time forth, my thoughts be bloody or be nothing worth.
『我が心よ 今後は血を求めろ さもなくば無能なり』
モチーフとなっているのはシェイクスピア悲劇『ハムレット』
GRIMM/グリム Season4動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason4の第二十二話『愛憎の果てに/CRY HAVOC』のネタばれになりますので注意してください。
母親の首を見て激しく動揺するニック。
トラブルはニックに「ニック!ワナだ!ここから出よう!」といい逃げるよう促した。
車でダイアナと一緒に移動中のケネスはニックが家に来たことを聞いて仲間ともども殺すよう命じた。
家の外にはケネスの部下であるフントイェーガーが迫っており、ニックとハンクとトラブルは急いで脱出した。
敵を巻いたところでニックは戻って母さんの敵を討つといいだすが、トラブルは奴らは王家の手先で自分も家に言った時に襲われたと話した。
探すなら黒幕を探さなければ意味がないといわれ、ニックはトラブルが殺したフントイェーガーの元へ案内させる。
ウーに来てもらい、ニックは死体の首を車に乗せて、相手を知るためにアダリンドの元へ向かった。
ニックはケリーが殺されダイアナが連れ去られたことをアダリンドに話すと、アダリンドは黒幕はヴィクトルの後任であるケネス王子であると話し、ホテル・デラックスに泊まっていたと話した。
一方、ダイアナを連れてケネスは王の待つ別荘に到着していた。
王はダイアナを待ちわびていた様子で歓迎し、ジュリエットのことも重宝すると約束する。
するとここでグリムの一味を逃がしてしまったと報告が入り、ケネスにきちんと始末をつけるよう命じる。
ケネスはグリムは必ず始末するというとホテルに戻っていった。
王はジュリエットにグリムはどんな男かと尋ねるとジュリエットは決してあきらめないと答えた。
ニック母親を殺されたことを受けてトラブルとバドをモンローの元へ向かわせた。
移動中トラブルに電話がかかってくるがトラブルは出ようとしない。
バドがニックからかもというと電話に出たトラブルはニックと会話しているように見せかけるが、電話の相手はニックではなく女だった。
モンローの家に着くとニックの母親が殺されたことを伝え、すぐにバドの家に避難するよう話した。
そのころ、アダリンドには持ち帰ったフントイェーガーの首を持ってホテルに向かわせた。
部屋に誰もいないことを確認したアダリンドはクローゼットの中に首を置くと叫び声をあげた。
通報を受けたニックたちは口裏を合わせて合法的に調査を進め、部屋で泊っていた人間の情報を提出するように支配人に求めた。
これによりケネスの情報を手に入れたニックたちはケネスを指名手配する。
警察署に戻って手続きを行ったニックは母親がなぜ家に戻ってきたのかを考えていた。
乱れたベッドのことも頭をよぎり、ケリーははめられたという結論にたどり着く。
そしてそれを行ったのは自分以外でパソコンを操作しメールを送ることができたジュリエットだけだという結論に至った。
その後ホテルに戻ってきたケネス王子はすぐに身柄を抑えられ、ウーの運転するパトカーで移送された。
移送先は警察署ではなくニックたちが用意した空き倉庫だった。
ニックはケネスからジュリエットもグルだったことを聞き出し、今はダイアナを連れて王と一緒にいると教えられる。
そして2人の命を懸けた戦いが幕を開ける。
グリムであるニックはケネスを圧倒し、腕に仕込んでいたナイフでケネスの首をさしケリーの仇をとることに成功する。
ニックはウーにジュリエットのGPSを追跡し現在地を割り出すように指示した。
バドの家に避難していたトラブルはそこでジュリエットがヘクセンビーストになってしまったことを初めて聞かされる。
そこへニックたちが帰ってきてトラブルに協力を求める。
モンローも協力を申し出てバドとアダリンドを守るためにロザリーは家に残った。
ニックたちはスパイスショップにある武器を取りに行き、ニックが持つボウガンにはジークバースタでも殺せる毒を仕込む。
トラブルはジュリエットにあったらどうするかと聞き、ニックは迷わず殺せと命じた。
ウーから場所を聞いたニックは今回のことはかなり危険なためウーには待機するよう指示し、すぐにジュリエットの元へ向かった。
だがその途中で背後から車がやってきて、ニックたちがやり過ごそうとすると後ろの車も停車する。
すると中から出てきたのは私服に着替えショットガンを手にしたウーだった。
ウーを加えたニックたちは屋敷の別荘の敷地に潜入し、警備兵を手際よく始末していった。
だが途中でニックがヘリコプターの音に気が付き逃げようとしていることを察知すると、ニックは一人で別荘の中に乗り込んでいった。
ハンク達もそれぞれ行動を開始し、出会ったフントイェーガーを始末していく。
ニックは王とジュリエットがヘリに乗ろうとしているのを発見し後を追うが、追いつくことはできなかった。
バドの家に戻ったニックたちはアダリンドにダイアナを奪われてしまったことを話し、すまないと口にした。
ニックは皆に帰れと指示し、ハンクはニックに帰れといい警部への報告は自分がやっておくと伝えた。
ハンクは警部にダイアナが連れ去られたことを話し、アダリンドにはすでに伝えていると言った。
ただ警部はまだ切り裂きジャックの件をどうするか悩んでおり、このままでは捜査が続いてしまうと懸念していた。
ハンクは目撃者の証言と一致する195cmの外国人の身代わりを立てる必要があるといい、レナード警部はケネスを示唆していることを察する。
警部はケネスが殺された現場へ行き、凶器となっていたメスのようなものをポケットに入れた。
そのころ、上手くヘリで逃げおおせた王だったが、そこにジュリエットの姿はなかった。
王はダイアナにお前は本物の王女様になるんだというが、ダイアナは魔力を使って窓に映る王に死相のようなものを見せる。
するとパイロットが突然ドアを開けて王のベルトをきるとヘリから突き落としてしまったのである。
そのパイロットはアダリンドの逃亡を手伝ってくれていたマイズナーで、ダイアナも彼のことを覚えていた。
こうしてダイアナはレジスタンスの元に連れて行かれることになったのである。
一方、家に帰ったニックが段ボールを見ようとすると、まさか殺すとは思わなかったといいジュリエットが姿を現す。
母は君を信じていたと口にするニックは怒りが抑えられずジュリエットの首を絞めて殺そうとする。
ジュリエットも殺してと口にするが、ニックの中にはまだジュリエットを愛する気持ちがあったようで殺すことができない。
するとジュリエットはヴォーガし突然ニックに襲い掛かってくる。
ニックはこれ以上ジュリエットには手を出さないというが、ジュリエットはさよならニックといいとどめを刺そうとしてくる。
だがここで背後からさよならジュリエットという声が聞こえ、ジュリエットが振り返るとトラブルがボウガンでジュリエットに攻撃したのである。
矢にはジークバースタでも殺せる毒が入っており、ジュリエットは血を流してその場に倒れる。
ニックはなんてことだと口にするが、この時家の外にはFBI捜査官チャベスがやってきておりトラブルを捕らえようとしていた。
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トラブルに途中で電話がかかってきていたのは確実にチャベスだったでしょうから、トラブルはチャベスの申し出を受けたってことなんでしょうね。
それにしてもシーズン4がこんな終わり方をする何て・・・。
ジュリエットにはおそらくジークバースタ・ギフトが入った毒矢が撃ち込まれましたからジュリエット死ぬんですかね?
でも死んだらヘクセンビーストが出ていくはずですからまだ死んではいないはず。
これからどうなることやら。
ケリーを殺したケネスだけは殺せてよかったですね。
切り裂きジャックの身代わりにもできたし、晴れてレナード警部は無罪でしょうw
王はマイズナーに殺されちゃいましたから、ダイアナはレジスタンスに行くってことになって、次の王はヴィクトルになるんでしょうかね。
これから事態はかなり大きく動きそうですね。
シーズン5がどうなっているのか非常に楽しみです。
ちなみにシーズン6の政策はすでに決定しているようですが、エピソード数が22から13ぐらいに短縮されるようです。
つまり終わりが近いってことみたいですので、早く続きが見たいものです。
以上がSeason4の第二十二話『愛憎の果てに/CRY HAVOC』のあらすじと感想のレビューでした。