海外ドラマ「GRIMM/グリム」第十五話『MR. SANDMAN/ミスター・サンドマン』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season2 登場人物/キャスト
ニック・ブルクハルト → デヴィッド・ジュントーリ
ハンク・グリフィン → ラッセル・ホーンズビー
モンロー → サイラス・ウィアー・ミッチェル
ジュリエット・シルバートン → ビッツィー・トゥロック
ショーン・レナード警部 → サッシャ・ロイズ
アダリンド・シェイド → クレア・コフィー
ウー巡査部長 → レジー・リー
ロザリー・カルヴァート → ブリー・ターナー
ケリー・ブルクハルト → メアリー・エリザベス・マストラントニオ
親しい人を亡くした人が参加するサポート集会に出席したアンドレは、そこで出会った女性モリーを車で自宅に送るという建前で自宅に上がり込む。実はアンドレはハエのような魔物で人の流す涙を摂取し、その相手に寄生虫を植え付けていたのだ。(公式サイトより引用)
冒頭のテロップ:
'Now we've got eyes — eyes — a beautiful pair of children's eyes', he whispered.
『“子供らの美しい目が手に入った”と彼はささやいた』
モチーフとなっているのは『砂男』
GRIMM/グリム Season2動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason2の第十五話『MR. SANDMAN/ミスター・サンドマン』のネタばれになりますので注意してください。
親しい人を亡くした人が参加するサポート集会がいろいろなところで開かれていた。
南アフリカから来たアンドレもそのサポート集会に参加していた。
アンドレは妻を亡くした悲しみから会に参加していると話していたが、狙いは別のところにあった。
彼は会で親しくなった女性を家まで送ると言い、彼女の家で話をしていた。
しかし女性が涙を流したその瞬間、アンドレはヴェッセンにヴォーガ(変身)し口から赤いものを吹きかけ、対象の視力を奪ってしまった。
そして長いべろで涙を摂取し、その場から立ち去ってしまう。
女性は目が見えなくなり、誤って本棚を倒してしまいそのまま死んでしまう。
現場に来たニックとハンクは女性を見て目がおかしくなっていることに気が付く。
更に争った跡があることから殺人事件の可能性が高いと断定する。
検死の結果、女性の目には南アフリカで見られる寄生虫のようなものが入り込んでいることが分かった。
しかし女性に南アフリカへの渡航歴はなかった。
捜査が難航する中、翌日同じような事件が発生する。
被害状況はすべて同じだったが、唯一違うのは被害者が生きているということだった。
今回は被害者が襲われている時に姉が返ってきたため、犯人はそのまま逃走してしまったのだが、姉の証言から犯人の車が分かったため、すぐに手配をした。
ニックとハンクは例によってモンローをトレーラーに呼び犯人について調べていた。
するとジヌムルー・シュンテという南アフリカ、ケニアから飛来したヴェッセンに同じような特徴があることが分かった。
ニックたちは被害者の証言を得ようと病院に向かうが、被害者の症状は急激に悪化し、なんと寄生虫が目から這い出して来ていた。
ちょうどその時、ニックたちに車の現在地を知らせる連絡が来たため、ニックとハンクはすぐに向かうことに。
現場に到着すると中から似顔絵と同じような顔の男が出てくるのを発見する。
男は警察を見て逃げ出したためニックたちはすぐに後を追うことに。
ニックとハンクとウーが3手に分かれて捜索し、ニックが犯人を見つけた。
取り押さえようとするが、ニックも例の赤いものを吹きかけられて視力を失なってしまう。
犯人は窓から飛び降り、車を奪って逃走してしまった。
ニックはハンクにすぐにモンローのもとへ連れて行くように言った。
ロザリーがすぐに調べるが、すぐに行える治療は何もなかった。
唯一できることは暗闇で動きが活発になる寄生虫だったため、光を当てて動きを悪くするぐらいだった。
ロザリーは治療法を見つけたものの、それにはジヌムルー・シュンテの目玉が必要だった。
しかも制限時間はたったの4時間だった。
ニックに聞こえないようロザリーはハンクとモンローに小声で話をするが、ジヌムルー・シュンテの攻撃を受けたニックの耳はとても鋭敏になっていて小さな声でもはっきりと聞こえるようになっていた。
対応に困っているころ、ハンクのもとに奪われた車の現在地情報が入ってくる。
その声を聞いたニックは、トレーラーで調べたことを思い出し、犯人は2人目の被害者の家に再び言ったと推測する。
なぜならジヌムルー・シュンテは被害を受けた家族を再び襲うという習性があったからだ。
目が見えないニックも一緒に向かうことに。
現場についたちょうどその時、犯人が被害者の姉を襲っているところだった。
ハンクとモンローが中に入るが、犯人は見当たらない。
しびれを切らしたニックは一緒に来ていたロザリーに頼み中に連れて入ってもらうことに。
ニックの耳には犯人の羽音がはっきりと聞こえていたのである。
手探りでどんどん進んでいくニック。
ロザリーはハンクとモンローを呼びに向かったが、ニックは単独で犯人と対峙することに。
目が見えないニックだったが、耳がよくなった分相手の動きも読めていた。
ハンク達が付いた時にはすでにニックが犯人を取り押さえた後だった。
モンローはすぐにスプーンを取りだし、ジヌムルー・シュンテの目玉をくりぬいた。
そしてすぐにロザリーの持ってきていた薬と混ぜ合わせニックの目に。
目を覚ました犯人は逃げようとするも、被害者に包丁で刺され死んでしまう。
こうして一連の事件は幕を閉じたのである。
余談ではあるが、目が治ったニックはジヌムルー・シュンテの影響で耳がよくなり気配だけで戦う術を身に付けていた。
ところ変わって、幻覚に悩むジュリエットはロザリーに相談していた。
ロザリーはジュリエットの家に向かいその厳格の正体を確かめることに。
しかしロザリーには何も見えず、ただただ困るだけだった。
だがその後、ジュリエットには幻覚がはっきりと見えるようになってくる。
幻覚の正体はなんとニックだったのだ。
以上がSeason2の第十五話『MR. SANDMAN/ミスター・サンドマン』のあらすじと感想のレビューでした。