海外ドラマ「ARROW/アロー」第十二話『Vertigo/ヴァーティゴ』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season1 登場人物/キャスト
オリバー・クイーン/アロー → スティーヴン・アメル
ダイナ・"ローレル"・ランス → ケイティ・キャシディ
テア・クイーン → ウィラ・ホランド
モイラ・クイーン → スザンナ・トンプソン
トミー・マーリン → コリン・ドネル
ウォルター・スティール → コリン・サーモン
ジョン・ディグル → デヴィッド・ラムゼイ
クエンティン・ランス刑事 → ポール・ブラックソーン
オリバーの妹テアが“ヴァーティゴ”と呼ばれるドラッグを使用して車を運転し、警察に捕まる。オリバーは、妹を刑務所から出すためには“伯爵”と呼ばれている麻薬ディーラーを捜すしか方法はないと判断し、昔の女友達で風紀犯罪取締官のマッケナ・ホールに助けを求める。ローレルも父のランス刑事にテアの罪の軽減を働きかけてくれるよう頼んでいた。そんな中、オリバーはフェリシティから、母モイラに関するショッキングな事実を告げられる。 (公式サイトより引用)
ARROW/アロー Season1動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason1の第十二話『Vertigo/ヴァーティゴ』のネタばれになりますので注意してください。
テアはヴァーティゴという麻薬を摂取したとして逮捕されてしまった。
オリバーはヴァーティゴの出所を調べるために麻薬を売っている人間を片っ端から当たった。
その中の一人が作っている人間は伯爵と呼ばれていると白状した。
一方、テアの処分を巡っての裁判は旗色の悪いものとなる。
司法取引が認められず、テアは見せしめとして刑務所に入れられそうになっていた。
オリバーはテアを救うために奔走する。
まず最初に伯爵の手掛かりを得るために警察にいる昔の女友達で風紀犯罪取締官のマッケナ・ホールを訪ねる。
だが警察でも有力な情報は得られておらず、今あるだけの情報を持ち帰った。
次にオリバーはテアを刑務所送りにしようとしている検事の知り合いであるランス刑事にテアの罪を軽くしてもらうようローレルに頼み込む。
ローレルに頼まれたランス刑事はその熱意に押され説得を試みることに。
更にオリバーは直接伯爵と接触しようとする。
オリバーはロシアンマフィアのブラトヴァの幹部であることを利用してマフィアに仲介を依頼する。
マフィアはオリバーを信頼するあかしとして裏切り者をこの場で殺してほしいといいだす。
オリバーは何の躊躇もなく男の首を絞め殺した。
かに見えたが、その男は死んでおらずディグルの目の前で生き返った。
ロシアンマフィアは伯爵に連絡を取りオリバーと引き合わせてもらえることに。
後日オリバーはディグルとともに大金を持って伯爵との取引に臨んだ。
伯爵は販売ルートの拡大を狙っていたらしくオリバーとの取引を承諾した。
だがここで思わぬ邪魔が入る。
取引を駆けつけた警察が突入してきたのである。
伯爵は一目散に逃げ出しオリバーはその後を追った。
だが隙をつかれて体内に直接ヴァーティゴを注射されてしまう。
幸い量は半分で済んだがそれでもオリバーはふらふらの状態になり一人で歩くこともできなかった。
オリバーはディグルに助けられなんとかつかまらずにその場から脱出した。
アジトに戻ったディグルは苦しむオリバーに例の特効薬のようなものを飲ませる。
翌朝、オリバーはある程度回復したもののまだ完全に薬が抜け切ってなかった。
だがテアの裁判が近づいているため泣き言を言っていられる状況でもなかった。
オリバーは持ち帰ったヴァーティゴの成分を調べるのにフェリシティに解析を依頼した。
家に戻るとそこには警察が来ていた。
先日の麻薬取引の現場でオリバーがいたことを追求しに来たのである。
言い逃れできないオリバーはテアを救うために自分で伯爵に近づいたと説明した。
警察は今後一切バカな真似はしないようにオリバーにくぎを刺した。
だがそんな言葉を聞き入れるオリバーではなかった。
オリバーはフェリシティから解析結果を聞き、使われている水の成分からどの地域で作られているかを特定した。
更にそこには廃工場があることもわかり、ヴァーティゴはほぼ間違いなくそこで作られていることが分かった。
オリバーが弓を持っていこうとすると、体のことを心配したディグルがオリバーを止めた。
確かにオリバーには弓を撃つことができなかった。
だが弓を撃てなくても戦えるといい、一人で伯爵のアジトへと向かった。
アジトに侵入すると言葉通り弓を使わず次々に敵を倒していくオリバー。
伯爵と対峙したオリバーは軽快な動きで背後を取る。
ここで再び警察が嗅ぎつけてくるが、オリバーはお構いなしに伯爵にヴァーティゴを注射した。
そして警察に捕まる前にその場を後にした。
その後、伯爵がつかまったこともありテアの処分は保護観察と500時間の奉仕活動で許されることに。
テアはローレルの事務所で奉仕活動をすることになった。
モイラとの不仲も解消され、クイーン家の関係は改善されつつあった。
だがそんな関係も吹き飛ぶような出来事が起こる。
オリバーがフェリシティに呼び出されたのである。
用件はウォルターの失踪についてのことだった。
フェリシティはウォルターが失踪した後手帳を自分の手元に置いていたのである。
彼女はウォルターはこの手帳のことを調べたことで疾走したのではないかとオリバーに話した。
オリバーはフェリシティにその手帳は初めて見たと嘘を言い、冷静を装ったが内心はそうではなかった。
そしてその手帳の持ち主が母親であることを聞いてひどく動揺するのであった。
ここから随所に出てくるオリバーの過去の回想
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男に裏切られたオリバー。
オリバーにはもうすがるものが何もなかった。
更に追い打ちをかけるように、オリバーは男の公開処刑の相手に選ばれてしまう。
抵抗するオリバーだったが、なすすべもなく絞殺されてしまう。
確かに脈が停止したオリバー。
だがこの時オリバーは死んだのではなく仮死状態だった。
男の技により死亡と判断されたオリバーは死体を滝つぼへと投げ捨てられてしまう。
しかし男は落とす間際に蘇生術を施しており、滝つぼに落とされたオリバーは数秒後に蘇生した。
胸のポケットには男が入れてくれた地図が入っており、どこかに通じる道も示してあった。
更に地図には”生き延びろ”と記してあった。
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以上がSeason1の第十二話『Vertigo/ヴァーティゴ』のあらすじと感想のレビューでした。