海外ドラマ「ARROW/アロー」第十九話『Unfinished Business/使命と友情』を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
Season1 登場人物/キャスト
オリバー・クイーン/アロー → スティーヴン・アメル
ダイナ・"ローレル"・ランス → ケイティ・キャシディ
テア・クイーン → ウィラ・ホランド
モイラ・クイーン → スザンナ・トンプソン
トミー・マーリン → コリン・ドネル
ウォルター・スティール → コリン・サーモン
ジョン・ディグル → デヴィッド・ラムゼイ
クエンティン・ランス刑事 → ポール・ブラックソーン
若い女性が、オリバーのナイトクラブで開かれたパーティーの後、痛ましい死を遂げ、オリバーとトミーは、死因は麻薬の“ヴァーティゴ”だと知らされる。オリバーは、麻薬ディーラー“伯爵”がいる精神科病院に駆けつけるが、彼は麻薬の取引などできる状態ではなかった。だが“伯爵”が病院から逃げ出すと、スターリング・シティは、麻薬がらみの暴力であふれる。オリバーたちは“伯爵”を追跡し、トミーの身の潔白を証明しようとする。そんな中、オリバーの脳裏には、島で学んだある教訓が蘇っていた。 (公式サイトより引用)
ARROW/アロー Season1動画(これからみようと思っている方に)
以下からはSeason1の第十九話『Unfinished Business/使命と友情』のネタばれになりますので注意してください。
ナイトクラブの経営も順調に言っているオリバーとトミー。
だがある時ナイトクラブの女性客がクラブの帰りに車にひかれて死ぬという事故が発生する。
女性の体からは以前オリバーを苦しめたヴァーティゴが検出された。
警察はオリバーの店でヴァーティゴを売りさばいているのではと探りを入れてきた。
もちろんそのような覚えはオリバーにもトミーにもなかった。
オリバーはヴァーティゴが再び町に現れたことは伯爵の仕業に間違いないと考えた。
そこでオリバーは伯爵が入院している病院へ潜入する。
だが伯爵と対面してオリバーは彼から情報を引き出すことはできなかった。
なぜならヴァーティゴの影響で完全に頭がイカレていたからである。
ほどなくして警察も伯爵に事情聴取のためにやってくる。
それに気が付いたオリバーはさっさと撤収した。
だが伯爵は無害だと思っていたのもつかの間、伯爵が病院から脱走したとのニュースが流れる。
やはり今回の一連の事件は伯爵が関わっているものだと思われた。
アジトに戻ったオリバーは別の作戦を考えることに。
するとフェリシティから名案が出る。
その案とは実際にヴァーティゴを手に入れて、払ったお金に発信機をつけて追跡するというものだった。
オリバーはディグルにヴァーティゴを買ってくるように指示。
お金に発信機をつけてオリバーが追跡することに。
払ったお金は元締めらしき人物までたどり着いたが、あと一歩のところで捕まえることはできなかった。
そのころ、ナイトクラブで死んだ女性の件を追っているランス刑事は女性がナイトクラブに行く前にトミーにメールを送っていたことを突き止める。
トミーは女性とは面識がないと言ってたためランス刑事には怪しく感じられた。
更にトミーは建物の査察を逃れるために監査員に賄賂を贈っていた。
ランス刑事はこれらからトミーは裏でヴァーティゴを買い、建物のどこかに隠しているのだと推察した。
ランス刑事はトミーがいるローレルの家まで足を運んだ。
トミーに罪を認めるよう迫るランス刑事にローレルは弁護士として立ちふさがる。
結局その場ではそれ以上の追及はなくランス刑事は帰って行った。
一方、元締めを捕らえそこなったオリバーがアジトに戻るとあの時売人からヴァーティゴを買っていた男が水族館で暴れているという情報が入ってくる。
男は防犯カメラを壊してしまったため念のためディグルを一緒に連れて行こうとする。
だがその日ディグルはいなかった。
その時ディグルは昔の同僚に合っていた。
用件は自分の弟を殺したデッドショットを捕まえるための情報提供だった。
ディグルはUSBに入ったデッドショットの情報を渡すと、奴を捕まえてくれるよう頼んだ。
一方、水族館に着いたオリバーは手際よく犯人を制圧した。
だが逃げる犯人を追いかけていると突然倒れこんでしまう。
男をよく調べるとすでに脈はなかった。
この時オリバーはヴァーティゴの過剰摂取で死んだのだと思っていた。
そのころ、ナイトクラブで働くトミーの元に再びランス刑事がやってきていた。
ランス刑事は建物を調べさせてもらうと言ったが、トミーは正式な捜査令状を持って来いといいランス刑事を追い払った。
数時間後、ランス刑事は捜査令状を持って正式に現れた。
この時、仕事を終えたオリバーもナイトクラブにやってきていた。
オリバーは正式な捜査があるため地下部分を見せてもらうと迫られた。
当然そこには見られたくないものがたくさんある。
だがオリバーにはどうすることもできない。
ランス刑事の言われるままにオリバーは一行を地下室へと案内した。
だがアジトとして使っている備品は全て片づけられ、そこにあるのは酒の在庫だけだった。
すでにトミーが偽装のため備品を隠してくれていたのである。
もちろんそんなことは知らなかったオリバー。
ランス刑事が帰りトミーはオリバーと言い合いになる。
オリバーは心の隅ではトミーがヴァーティゴに手を出しているのではと思っていた。
トミーはオリバーにそう思われていたことが信じられなかった。
またトミーはオリバーが変わったことで彼を少しでも理解しようとしていたが、自身が昔と変わっていることもオリバーに見てほしいと思っていた。
そんなトミーの思いとは裏腹にオリバーは自分のことを考えているだけだった。
トミーはそんな状況に我慢ならなかったのである。
警察が帰ったあと、オリバーは仕事場に戻りフェリシティに水族館で死んだ男について調べさせた。
すると男の死因はヴァーティゴの過剰摂取ではなく精神安定剤を飲んだことによるアナフィラキシーショックであることが分かった。
更に最初に死んだ女性も同じ死因であることが判明する。
その精神安定剤は普通の薬局では手に入らず、手に入れるには精神病院などに行くしかなかった。
ここでオリバーは伯爵が実は病院を脱走しておらず、病院内でヴァーティゴを製造し続けているのではと考えた。
オリバーは一人で病院に潜入することに。
するとある部屋で伯爵が何か言っているのを発見する。
伯爵に話しかけるオリバーだが何の反応もない。
恐る恐る正面に回ってみると伯爵は拘束され、やはり頭がイカレた状態だった。
と思った矢先オリバーは背後から何者かに襲われ意識を失ってしまう。
襲ってきたのはその病院の医師だった。
実はヴァーティゴを作って流していたのは伯爵ではなくその病院の医師だったのである。
目を覚ましたオリバーは拘束されていた。
医師たちはヴァーティゴの元締めを知ったオリバーを殺そうと考えた。
医師たちは大量のヴァーティゴをオリバーに飲ませた。
ヴァーティゴを飲ませられながらもオリバーは矢の爆弾を起動させその場から逃げようとする。
絶体絶命のピンチだったが、ディグルが助けにやってくる。
オリバーはあらかじめ用意していた薬を自らに投与しヴァーティゴの作用を押さえこんだ。
そして逃げる医師を懸命に追った。
視界がぼやけながらもオリバーは確実に当てるために矢を3本かまえると、容赦なく敵を撃ち抜いた。
今回の事件の犯人を殺したオリバー。
最後に伯爵も殺そうと考えたが、今の伯爵に何かをする力は残ってないと考えたのか生かしたまま帰って行った。
伯爵は生き残ったが、事件は無事に解決した。
これで再び街にヴァーティゴが流れることはないだろう。
ところ変わって、オリバーに嫌気がさしていたトミーはなんとナイトクラブの総支配人をやめると言いだす。
オリバーはなにも反論せずトミーが出ていくのを黙ってみていた。
仕事を失ったトミーは恥を忍んで父親に仕事をくれと言いに行った。
トミーの父親マーリンも息子を快く受け入れた。
ここから随所に出てくるオリバーの過去の回想
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ヤオ・フェイの娘を連れてアジトに戻ったオリバーたち。
打開策も見いだせないため、スレイド達は日々トレーニングに励んでいた。
そんな様子を見てオリバーは少しは策を練ってはどうかと訴える。
そんなオリバーをヤオ・フェイの娘はそんなことではこの島で生きていけないと忠告する。
スレイドがオリバーを鍛えるのはあきらめたと冗談交じりに言うとヤオ・フェイの娘は自分が鍛えるといいだす。
ヤオ・フェイの娘はオリバーに水の入った桶を渡すと中の水をたたくよう指示した。
オリバーは訳もわからないまま何度も水をたたいた。
数日後、水ばかり叩いていたオリバーはとうとう文句を言い始める。
するとヤオ・フェイの娘はオリバーに弓を持たせた。
なんと弦を引くこともできなかったオリバーが弓を引けるようになっていたのである。
オリバーは積極的にヤオ・フェイの娘に教えをこうことに。
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以上がSeason1の第十九話『Unfinished Business/使命と友情』のあらすじと感想のレビューでした。