3つ星 SF サスペンス

映画フィフス・ウェイブのあらすじと感想をレビュー

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ここでは実際に映画「フィフス・ウェイブ」を見ての評価と感想を書いています。

あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。

フィフス・ウェイブの評価・・・3つ星

原 題: The 5th Wave
製作年: 2016年
製作国: アメリカ
出演者: クロエ・グレース・モレッツ ニック・ロビンソン ロン・リビングストン
    : マギー・シフ アレックス・ロー マリア・ベロ マイカ・モンロー
    : ザカリー・アーサー リーヴ・シュレイバー トニー・レヴォロリ
監 督: J・ブレイクソン
製 作: トビー・マグワイア グレアム・キング マシュー・プルーフ リン・ハリス
脚 本: スザンナ・グラント アキヴァ・ゴールズマン ジェフ・ピンクナー

あらすじ

リック・ヤンシーの同名ベストセラーYA小説をクロエ・グレース・モレッツ主演で映画化したSF青春サスペンス。謎の異星人の襲撃を受け人類滅亡の危機に瀕した地球を舞台に、最愛の弟を守るために奔走するヒロインの過酷なサバイバルの行方を描く。監督は「アリス・クリードの失踪」のJ・ブレイクソン。謎の地球外知的生命体が地球上空に飛来、世界中の電源をシャットアウトし人類を混乱に陥れる。“アザーズ”と名付けられた彼らは、続く第2波として大地震と津波を引き起こし、第3波ではウイルス感染を蔓延させ、第4波では生存者への寄生を開始する。平穏な日々を送っていた女子高生のキャシーは、アザーズの4度にわたる攻撃で両親を亡くし、ついには弟とも生き別れてしまうが…。 (TUTAYA Onlineより引用)

 

感想/レビュー

ふと目にとまったおもしろそうだったので見てみました。

率直な感想は思っていたよりは・・・という感じでした。

もうちょっと宇宙人vs地球人みたいな感じになると思っていたのですがそうでもなかったですね。

展開も割とベタな感じでしたし、うならせるような場面もありませんでした。

あえておすすめはしませんが、時間が余っているのなら見ても良いのではと思います。

出演者にはキック・アスなどに出演しているクロエ・グレース・モレッツ、ジュラシック・ワールドなどに出演しているニック・ロビンソン、死霊館などに出演しているロン・リビングストン、フィクサーなどに出演しているマギー・シフ、リングスなどに出演しているアレックス・ロー、ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝などに出演しているマリア・ベロ、インデペンデンス・デイ/リサージェンスなどに出演しているマイカ・モンロー、ソルトなどに出演しているリーヴ・シュレイバー、スパイダーマン:ホームカミングなどに出演しているトニー・レヴォロリらが起用されていました。

クロエ・グレース・モレッツを始め今注目を集めている若手が多く起用されていましたね。

個人的にはクロエ・グレース・モレッツはキック・アスの時ぐらいが一番好きでしたね。

フィフス・ウェイブ予告編動画(これからみようと思っている方に)

以下からはネタばれになりますので注意してください。

普通の女子高生だったキャシー(クロエ・グレース・モレッツ)はある日突然正体不明の宇宙人との戦いに身を興じることになる。

その宇宙人は地球人の体を乗っ取るため見た目では判断ができなかった。

キャシーは荒れ果てたコンビニで物資を調達しているときに生存者に出くわす。

その生存者はお腹に傷を追っているようで左手で抑えていたが、キャシーにはそれが武器を持っているようにしか見えなかった。

キャシーが左手を見せろように要求したところ光るようなものが見えたため、キャシーは反射的に引き金を引き相手を殺してしまう。

光って見えたのはただの十字架のアクセサリーだった。

数日前、キャシーはごくごく普通の女子高生で友人のリズと共にパーティーなどに参加していた。

キャシーは同級生のベン・パリッシュ(ニック・ロビンソン)が気になっており、偶然そのパーティーで話しかけられるが特に進展はなかった。

翌日、学校で体育の銃牛をしている時にリズが気になる動画があると言ってくる。

家に帰ってテレビをつけると謎の飛行物体が地球に接近しているとのニュースが流れていた。

その飛行物体は現れてからしばらく地球の周りを周回していたが特に何かをしてくるわけでもなかった。

だが飛行物体が現れてから10日が過ぎたころ、アザーズと名付けられた宇宙人による攻撃が開始されたのである。

最初に行われたのは特殊な電磁パルスによるインフラの破壊で、水道、電気、ガスが利用できなくなった。

これが1stウェーブと呼ばれるもので、ここから宇宙人が5段階に分けて人類に攻撃を行ってきたのである。

数日後、2ndウェーブが訪れ、巨大な波により沿岸部の都市が壊滅した。

3rdウェーブはウィルスの蔓延で、鳥インフルエンザに似たウィルスが鳥を介して人間にも感染し、多くの人間が死ぬことになった。

これにより医者であったキャシーの母親も命を落としてしまう。

キャシーの父親であるオリヴァー(ロン・リビングストン)はキャシーと弟のサム(ザカリー・アーサー)を連れて難民キャンプへ移動した。

そこでは安全な暮らしが送れると思っていたキャシーだったが父親はいざという時のためにもっておけと言って銃を渡した。

数日後、電子機器は使えなくなったはずなのに多数の車が難民キャンプへやってくる。

乗っていたのはアメリカ軍で、宇宙人から身を守るために米軍基地に連れていくといわれる。

ヴォーシュ大佐(リーヴ・シュレイバー)は大人たちには別途説明会があると言い子供たちだけバスに乗せるとおとなは食堂に集められた。

この時サムと一緒にバスに乗ったキャシーだったがサムが愛用の人形であるベアを忘れたと言って駄々をこね始める。

キャシーは仕方なくバスを降り人形をとりに行ったが、この間にバスは発車してしまいキャシーは乗り遅れてしまう。

一方、食堂ではアザーズの4thウェーブが開始され人間の体が乗っ取られ見た目には全く判断できなくなると聞かされる。

ヴォーシュ大佐は子供の検査は簡単だがおとなは複雑だと言い一人ずつ検査を行いたいと言ったが、ここで周りにアザーズが紛れ込んでいるかもしれないと疑心暗鬼になった住民たちが暴動をおこし現場は大混乱に陥ってしまう。

軍の人間は事態を収拾するため銃を発砲した。

外からその様子を見ていたキャシーは父親に逃げろと言われて身を隠し、兵が去った後父親を探した。

食堂ではすべての大人が殺されており、そこには父親の死体もあった。

キャシーは弟を連れ戻すために銃を手に取り一人で基地まであるき始めたのである。

その途中、キャシーはアザーズの疑いのある人間を殺したりもした。

キャシーは少しでも正気を保つために日記をつけ始める。

基地まで70km近くまでやってきた時、道路に殺されて間もない死体があるのを発見する。

すると銃声が鳴り響きキャシーは足を撃たれてしまったのである。

やみくもに銃をうち混乱するキャシーはやがて意識を失ってしまう。

キャシーが目覚めるとそこはベッドの上で怪我の手当てもしてあった。

何が起こったのかわからないキャシーは謎の人物がいない間にかばんを手に取り銃を探すがどこにもない。

そこへ住人がやってきて自分の名前を呼ばれ、免許証を見て名前を知ったと聞かされる。

その男の名はエヴァン(アレックス・ロー)と言い偶然倒れているキャシーを発見したのだという。

キャシーが銃をどこに遣ったのか尋ねるとそんなものはなかったといわれる。

エヴァンはキャシーが無理をして傷口が開いているのを見て治療を行ってくれた。

数日後、キャシーの傷もだんだんよくなってきており、エヴァンが巻き割りをしている時に家の中を散策してみた。

すると自分の銃が隠してあるのを発見し嘘をつかれていたことを知ったキャシーはすぐに家から飛び出した。

だが森の中で罠にかかってしまいそこへエヴァンがやってくる。

キャシーはエヴァンに銃を向けたがあっけなくとられてしまった。

ただエヴァンの目的はキャシーを殺すことではなくむしろ助けることだった。

そこはアザーズに体を乗っ取られた人間に監視されていたのである。

家に戻ったキャシーはエヴァンからアザーズが人間の体を乗っ取り生存者を殺していると教えた。

キャシーは米軍基地に連れて行かれた弟を助けなければと言い、エヴァンはキャシーのことを手伝ってくれることに。

ただキャシーも完全にエヴァンのことを信用したわけではなかった。

キャシーは米軍基地を目指す中でいろいろなことをエヴァンから教えてもらった。

一方、米軍基地に連れて行かれた子供たちは軍人間からアザーズが人間に寄生することを教え、戦うための訓練を開始したのである。

その子供の中にはあのベン・パリッシュの姿もあった。

激しい訓練が行われる中、リンガー(マイカ・モンロー)という女性が問題を起こしベンの班に移動してくることになった。

リンガーはとにかく気が強い女性で、誰のことも信用していなかった。

訓練は順調に行われ、ついにベンの部隊が実践に送りこまれることになる。

ベンの班にはキャシーの弟であるサムもおり、戦地に送り込まれる前夜サムは不安を口にする。

まだ幼いサムを戦地に送ることをしのびなく思ったベンはサムをトイレに拘束し一人だけおいて行ったのである。

戦地では上層部から支給されたアザーズを見分けるスコープを使って敵を判別し銃撃戦を繰り広げていた。

だがベンの部隊は敵に追い詰められてしまう。

更にリンガーは戦っている敵に不信感を抱き、最初の検査で首筋に埋め込まれていた発信機を取り外し除隊すると言いだしてしまう。

リンガーが発信機を外すとなんとベンたちがつけているスコープでリンガーがアザーズとして認識されてしまったのである。

ベンはあることに気が付き自分の発信機も取り外した。

ベンはこれまで戦っていたのは普通の人間であり、自分たち子供は利用されていただけだったと皆に説明した。

つまり軍の上層部こそがアザーズであり、子供たちを使って殺し合いをさせるのが5thウェイブだったのである。

このことに気が付いたベンは軍から離脱することを決意するが、サムを置いてきてしまったことを思い出す。

ベンはわざと銃弾を浴びて部隊の全滅を装い、サムを助けるために一人で軍に戻ることに。

米軍基地を目指すキャシーたちは途中で車を発見し、そこで愛を確かめ合う。

だが周りから物音が聞こえ出しエヴァンが襲い掛かってきた敵兵と交戦する。

ただし敵兵はエヴァンのことを知っているようで、エヴァンの戦う様子は明らかに人間からかけ離れたものだった。

これによりキャシーはエヴァンがアザーズであることを知る。

エヴァンはアザーズは以前にも来たことがあり、自分はその時に作られたスパイであると話した。

エヴァンはそれまで自分がどのような人間なのか戸惑っていたが、アザーズが来た時にスイッチのようなものが入り自分が何者なのか分かったと言った。

キャシーは自分を襲ったのもエヴァンなのかと尋ねると、エヴァンはキャシーを襲っていたのは別のアザーズで自分はキャシーを助けたと話す。

エヴァンは初めてキャシーを見た時に人間側のスイッチが入り、元に戻ったのだという。

アザーズは愛はただの生殖行為でそれ以上の物はないと考えていたが、エヴァンはキャシーを見てそうではなかったと悟ったと話す。

だがこれまでだまされていたことを知ったキャシーはエヴァンを信用することができず、そこからは一人で基地を目指すことに。

エヴァンは軍の上層部はアザーズであり、武器を持っていくと敵を認識されるためおいて行った方がいと忠告した。

キャシーはアザーズ運転するバスにわざと見つかり、基地の内部に潜入。

ベンたちと同じように検査を受けている時に上官のすきをついて攻撃し殺したのである。

それと同時に米軍基地のいたるところで爆弾が爆発していた。

ちょうどこの時、ベンはヴォーシュ大佐のところへ呼ばれており、自分がアザーズの正体に気が付いたことを悟られ、始末されそうになっていた。

ベンは爆発で隙ができた警備を倒すと急いでサムを探し始める。

偶然にもここでキャシーとベンは鉢合わせとなり一緒にサムを探すことに。

基地に残っている新兵大佐の命令で輸送機で避難させられていた。

サムを探す2人は敵に遭遇してしまい銃を向けられたが、ここでなんとエヴァンが助けに現れる。

どうやら基地に爆弾を仕掛けたのはエヴァンであり、エヴァンはアザーズか人間か選ばなければならないなら君を選ぶと言ってキャシーにキスをした。

エヴァンは急いで輸送機の元へ向かうように指示しキャシーにまた会えると告げると自らは基地の内部へ。

輸送機に乗ろうとしている新兵の元へやってきたキャシーはついにサムとの再会を果たす。

2人は急いで基地から脱出したが、基地の大爆発に巻き込まれそうになってしまう。

そこへ車に乗ったリンガーが現れ3人を助けてくれたのである。

その後他の隊員と合流したキャシーたちだったがそこにエヴァンの姿はなかった。

また多くの子供たちはアザーズに連れて行かれてしまったため、キャシーたちは子供たちを救うために戦いを続けることを決意するのだった。

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正直全てが予想の範疇で驚きが全くありませんでしたね。

電子機器壊れたのに車で来たらそりゃ敵が来たと思うでしょうw

おとなたちは皆殺しにされてしまいますし。

キャシーを助けてくれたエヴァンもやたら動きに切れがありましたし、いろんな知識もあって明らかに戦い慣れていらっしゃる様子。

まああれで疑うなってほうが無理な話ですね。

結局最後はエヴァンとも別れて、アザーズとの戦いを続けるような流れになっていましたけど続編は出るんですかね?

あまり人気はなさそうですしここで終わりそうですね。

以上がフィフス・ウェイブの感想とレビューでした。

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