ここでは実際に映画「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望の評価・・・3つ星
原 題: STAR WARS EPISODE IV: A NEW HOPE
製作年: 1977年
製作国: アメリカ
出演者: マーク・ハミル ハリソン・フォード キャリー・フィッシャー
: アレック・ギネス ピーター・カッシング アンソニー・ダニエルズ
: ケニー・ベイカー ピーター・メイヒュー
監 督: ジョージ・ルーカス
製 作: ゲイリー・カーツ
脚 本: ジョージ・ルーカス ジョナサン・ヘイルズ
銀河全域に独裁体制を敷かんとする帝国。帝国軍の親衛隊長ダース・ベイダーに捉えられた共和国軍のレイア姫を救うため、青年ルークが救出に向かう。狭い通路を超スピードで通過し、敵の心臓部へ突入するクライマックスほか、最新SFXによる特殊効果が抜群で今でも新鮮!!世界中で本作が大ヒットした後ジョージ・ルーカスは9部構成の構想を提示し、本作はエピソードIV“A NEW HOPE(新たなる希望)”という事となる。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
スターウォーズシリーズの第一作目に当たるエピソード4になります。
時系列で見ているのでこれを見たのは4番目になりますが、この作品が全ての始まりだと言える作品でもあります。
率直な感想はこれからの展開にかなり期待が持てる作品だったなぁと思いました。
正直個人的な評価は3つ星とそれほど高くはないのですが、それを補って余りあるポテンシャルを感じました。
この作品から見ていればもっと評価も高かったかもしれません。
でも最初のエピソードと比べると明らかに見劣りしてしまうのでこの評価です。
決して内容が悪かったということではありませんので安心してください。
出演者にはキングスマンなどに出演しているマーク・ハミル、インディ・ジョーンズシリーズなどに出演しているハリソン・フォード、チャーリーズ・エンジェル フルスロットルなどに出演しているキャリー・フィッシャー、戦場にかける橋などに出演しているアレック・ギネス、吸血鬼ドラキュラなどに出演しているピーター・カッシング、エピソード1~3にも出演していたアンソニー・ダニエルズとケニー・ベイカーらが起用されていました。
アンソニー・ダニエルズとケニー・ベイカーはシリーズ通して出演しているのでスゴイですよね。
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
ジェダイ騎士団と共和国が滅亡して久しい時代、かつて平和だった銀河系は銀河帝国による圧政下にあった。そんな中、反乱同盟軍のスパイが帝国の誇る最終兵器であり宇宙要塞であるデス・スターの極秘設計図を密かに盗み出す事に成功した。銀河帝国皇帝ダース・シディアスが最も信頼を置くシスの暗黒卿ダース・ベイダーは、設計図奪還と同盟軍本拠地の早期発見を命じられる。
スパイからデス・スターの設計図を受け取った反乱同盟軍のレイア姫(キャリー・フィッシャー)はR2D2に設計図を託した。
設計図とあるメッセージを受け取ったR2D2は極秘の任務を携え、C3POと共に船から脱出。
レイア姫は帝国軍のダース・ベイダーにつかまってしまう。
船から脱出したR2D2達は惑星タトゥーインの砂漠に着陸。
R2D2は任務を達成するためにある場所へと向かう。
R2の言っていることが信じられないC3POはR2とわかれて別の場所へ向かってしまう。
一人になったR2はひたすら目的地を目指して進んでいくが、ジャワ族に捕らえられてしまう。
R2が捕まったところには一足先にC3POも捕まっていた。
ジャワ族は捕らえたドロイドを売り飛ばす商売をしており、その日やってきたのはルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)と養父のラーズの家だった。
ラーズはC3POとR2D2とは別のR2ユニットを購入するがそれはすぐに壊れてしまう。
ラーズは代わりにR2D2を購入し、晴れて2人はルークの持ち物となる。
ルークが持ち帰ったR2のメンテナンスをしていると不意にある映像の一部が流れる。
そこに映っていたのはレイア姫であり、オビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)に助けを求めていた。
ルークにはベン・ケノービという知り合いがいたがオビ=ワンという人物は知らなかった。
食事の席で養父のラーズに聞いてみるとオビ=ワンを知っているとのことだったがすでに死んでいると聞かされる。
ベンに何か知っているか尋ねてみるとルークが言うと、ラーズはあの変人には近づくなと言われる。
食事を終えルークがドロイドの整備を行おうとするとR2がいなくなっていた。
どうやらオビ=ワンを探しに行ってしまったようだ。
このままではラーズに怒られると思ったルークは翌日の朝早くからR2を探しに行った。
無事にR2を発見できたルークだったが、そこへサンドピープルがやってきて襲われてしまう。
絶体絶命のピンチの陥ったルークだったがそこへ一人の老人がやってくる。
彼はベン・ケノービであり、彼こそがR2の探していたオビ=ワン・ケノービだった。
オビ=ワンはルークたちを自分の家に連れていくことに。
家で休んでいるとR2が突然映像を流し始める。
その映像はレイア姫がR2に託したものであり、デス・スターの設計図をR2に記録させていること、またその記録を解析するのにオルデランに行ってほしい残されていた。
レイア姫がオビ=ワンを頼ったのは彼が共和国の生き残りであり、ジェダイの騎士だったからである。
そのメッセージを受け取ったオビ=ワンはオルデランに行くことを決意する。
またオビ=ワンはルークの父親がジェダイの騎士であったこと、更にダース・ベイダーに殺されてしまったことなどを話した。
更にオビ=ワンはルークにフォースを身につけ一緒にオルデランに来てほしいと言い、かつてアナキンのものだったライトセーバーをルークに渡した。
だがルークは一緒にはいけないと断ってしまう。
ルークが家に戻るとR2達の捜索にやってきた帝国軍により養父母が殺されていた。
ルークはオビ=ワンと共にオルデランに行くことを決意する。
2人は早速オルデランに行くためにパイロットを探すことに。
宇宙港に行った2人はいきなり帝国軍に検問を受けるが、オビ=ワンのフォースで何事もなく突破する。
それを見たルークはフォースの神秘を垣間見ることになる。
オビ=ワンは居酒屋で腕のいいパイロットを探し始め、ウーキー族のチューバッカと交渉を始める。
ミレニアム・ファルコン号の船長であるハン・ソロ(ハリソン・フォード)と交渉し、大金でオルデランまで連れて行ってもらえることに。
ハン・ソロには犯罪組織のボスであるジャバ・ザ・ハットに多額の借金があるようで、とにもかくにも金が必要だったのだ。
出発直前になり、居場所を嗅ぎつけた帝国軍に襲われてしまうがなんとかタトゥーインから脱出した。
帝国軍も宇宙船で追いかけてくるが光速での移動により敵機をぶっちぎった。
一方、ベイダー卿に囚われたレイア姫はかたくなに同盟軍の居場所を言うのを拒んでいた。
自白剤にも耐えたレイア姫だったが、ベイダー卿は言わなければデス・スターで故郷であるオルデランを破壊すると言いだす。
レイア姫は断腸の思いで同盟軍のアジトをしゃべるが、ベイダー卿は無慈悲にもオルデランを破壊してしまう。
そんなことはつゆ知らず、ルークたちはオルデランを目指していた。
いよいよ到着間近になりハン・ソロは高速域から脱出。
すると突然小惑星のど真ん中に放り出されることに。
しかも予定していた位置にオルデランがない。
加えて、遠くの方に月のようなものが見えた。
ルークたちはその月の方へ進路を取ってみると、それが月ではなく巨大な宇宙ステーションであることに気が付く。
ハン・ソロはすぐに進路を変更しようとするが、牽引ビームにより引き寄せられてしまいデス・スターの中に引きずり込まれてしまう。
ルークたちはクローン・トルーパーが入ってくる前に密輸のために用意していた床下へ隠れた。
そしてクローン・トルーパーが身に着けていた服をはぎ取り、敵にばれないように中に侵入した。
ルークたちはシステム制御室を占領し、内部の構造を調べた。
脱出するためには牽引ビームを停止させる必要があるため、そこへはオビ=ワンが一人で向かうことに。
その後ルークたちが更に内部を調べているとレイア姫がとらえられていることが判明する。
監房の場所を突き止めたルークはチューバッカに手錠をかけ移送しているように見せかける作戦を立てる。
ハン・ソロは自分は協力しないと言ってくるが、レイア姫を助けたらたんまり礼金がもらえるとそそのかし協力することに。
途中までルークの作戦がうまくいくも、監房にやってくると看守に話を聞いていないと通行を許可してもらえない。
ルークたちはここで強硬手段にでて、レイア姫のいる監房まで突っ走った。
ルークは無事にレイア姫を救出するも出口を敵にふさがれてしまう。
業を煮やしたレイア姫は自ら銃を手に取りダストシュートの蓋を破壊するとそこから脱出。
だがその先は扉がふさがっており、更には謎の化け物までいた。
ルークは何度も水中に引きずり込まれピンチになり、やっと追い払ったと思ったら今度は両側の壁が迫ってきたのである。
ルークはC3POに無線で連絡するが、この時ちょうどC3PO達も敵に遭遇しているところだった。
C3POの機転でなんとか敵をやり過ごした後、R2はルークからもらった無線機のスイッチが切れていることに気が付く。
C3POが慌ててスイッチを入れルークに連絡を取ると、ルークたちは押しつぶされる寸前だった。
ルークはR2にダストボックスのプレスを止めるよう指示し、なんとかつぶされる前に脱出することに成功する。
一方、牽引ビームを止めに行ったオビ=ワンも敵に遭遇することなく無事にシステムを止めることに成功する。
オビ=ワンはルークたちと合流するためにファルコン号を目指すが、そこへダース・ベイダーが現れる。
オビ=ワンとダース・ベイダーはライトセーバーで一騎打ちを始める。
ここでダース・ベイダーはオビ=ワンの弟子だったことが明らかとなる。
互角の戦いを見せるオビ=ワンだったが、そこへルークたちもやってくる。
オビ=ワンはルークを見ると全てを託したように笑い、自らダース・ベイダーの刃にかかった。
ただ斬られたオビ=ワンの死体はそこにはなく、ダース・ベイダーもこのことを不思議に思っていた。
ルークはオビ=ワンの弔い合戦を行おうとするが、どこからともなくオビ=ワンの声が聞こえてくる。
ルークはその声の指示に従いデス・スターから逃げた。
ただダース・ベイダーは同盟軍のアジトを探るためにファルコン号に発信機をつけていた。
追ってきた帝国軍機をルークとハン・ソロが撃退。
ここでもルークにはオビ=ワンからフォースを信じろという声が聞こえる。
見事敵機を撃退するとレイア姫は反乱軍の基地があるヤヴィン第4衛星に行くよう指示。
基地に到着するとすぐにR2からデス・スターの設計図を取り出し、弱点を探した。
するとデス・スターには外部に伸びた排熱口がありそこが原子炉に直結していることが分かる。
つまりそこを攻撃するとデス・スターは内部から大爆発を起こすというのである。
ただしその直径はたったの2mしかなかった。
ルークもデス・スターの破壊作戦に参加するが、ハン・ソロは礼金を受けとってさっさとおさらばしようとしていた。
そんなハン・ソロを見てルークは失望した。
その後、30機の戦闘機で作戦が実行に移される。
だがこちらの動きを察知したダース・ベイダーもTIEファイターに乗り込み次々と仲間を撃墜していく。
そしてついに残りはルークだけになってしまう。
ルークは照準器を使って目標を爆撃しようとするが、ここで再びオビ=ワンの声が聞こえてくる。
ルークはオビ=ワンの言う通りフォースを信じることに。
だが敵機はどんどん迫ってくる。
そこへ帰ったはずのファルコン号が戻ってきてルークを助けてくれる。
ファルコン号により敵は一掃されるが、ダース・ベイダーの乗っていたTIEファイターは弾き飛ばされただけだった。
自由になったルークはフォースの感覚を信じミサイルを発射。
見事にデス・スターを破壊することに成功した。
その後、ルークとハン・ソロはレイア姫直々に表彰され、一躍英雄になるのだった。
・・・という感じです。
今作の最大の謎は斬られたオビ=ワンでしたね。
なぜ死体が残っていないのか?
これはどうやらエピソード3でヨーダがいっていた冥界との交信が関係しているようですね。
おそらくオビ=ワンも長年の修業によりフォースの神秘を体得し、冥界から交信ができるようになっているはず。
だからルークにはオビ=ワンの声が聞こえるんですね。
オビ=ワンが消えたのはフォースと一体となり意識のみの存在となったからと言ったところでしょうか。
シスに死を克服する方法があったように、暗黒面に頼らず死を克服する方法がこれだったのでしょう。
これはクワイ=ガンナイスだとしか言いようがないですね(笑)。
エピソード4ではオビ=ワンはR2D2を知らないことになっていましたけど、これには若干の矛盾がありましたね。
C3POはエピソード3の最後に記憶を消されたので仕方ないですけど(笑)。
次回はいよいよルークがジェダイに騎士になるための訓練を開始します。
スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲トレーラー
ダース・ベイダーとルークがどのように関わってくるのか楽しみですね。
以上がスター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望の感想とレビューでした。