ここでは実際に映画「ライト/オフ」を見ての評価と感想を書いています。
あらすじやネタばれもあるので下にスクロールする場合は注意してください。
ライト/オフの評価・・・3つ星
原 題: light out
製作年: 2016年
製作国: アメリカ
出演者: テリーサ・パーマー ガブリエル・ベイトマン ビリー・バーク
: マリア・ベロ アリシア・ヴェラ=ベイリー アレクサンダー・ディペルシア
: アミア・ミラー エヴァ・カントレル エミリー・アリン・リンド ロッタ・ロステン
監 督: デヴィッド・F・サンドバーグ
製 作: ジェームズ・ワン
脚 本: エリック・ハイセラー
『ソウ』の監督、ジェームズ・ワンが製作、テリーサ・パーマー主演によるホラー。電気が消え暗闇になると現れる、不気味な“何か”におびえる少年。その義弟を心を病んだ母に代わって守るため、レベッカ(パーマー)は実家に帰る。二人は多くのライトを用意し夜を迎えるが、明かりは次々と消え、“何か”が迫ってくる。光と闇を反復させ、人間の普遍的な暗闇への恐怖心を可視化した恐怖演出が絶大な効果を上げている。(TUTAYA Onlineより引用)
感想/レビュー
たまたま動画が目に入っておもしろそうだったのでレンタルしてみてみました。
作品を見ての率直な感想はまあまあと言ったところですね。
悪くはなかったんですけど、恐怖のもとになっているのがちょっとファンタジーよりもモンスターっぽかったのでそこで怖さが半減でしたね。
電気を消したら現れるってのはよっかったんですけどねぇ~。
ビビり度もこれまで見たホラーに比べると優しいものでした。
とはいっても怖いところは怖いので見る場合は心してみた方がいいと思いますよ。
ちなみにこの作品はもともと短編動画が元になっていて、それは1億5000万回再生されたほどの人気を誇っています。
探したら見つかったのでついでに掲載しておきますね。
Lights Out - Who’s There Film Challenge (2013)
出演者にはX-ミッションなどに出演しているテリーサ・パーマー、アナベル死霊館の人形などに出演しているガブリエル・ベイトマン、トワイライトシリーズなどに出演しているビリー・バーク、ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝などに出演しているマリア・ベロ、パージなどに出演しているアリシア・ヴェラ=ベイリー、アイ・アム・レジェンドなどに出演しているアレクサンダー・ディペルシアらが起用されていました。
ガブリエル・ベイトマンはこの年ですでに多くの作品に出演している子役なのでこの先も順調に活躍してほしいですね。
ライト/オフ予告編動画(これからみようと思っている方に)
以下からはネタばれになりますので注意してください。
マネキン製造工場で働くポール(ビリー・バーク)が夜遅くまで残業をしていると息子のマーティン(ガブリエル・ベイトマン)からテレビ電話がかかってくる。
どうやら母親のソフィー(マリア・ベロ)は病気を患っているらしく今日も独り言を言っていると父親に相談していたのだ。
ポールはあと1時間ぐらいしたら帰るといい電話を終了させた。
この時パートのエスター(ロッタ・ロステン)が工場の見回りを行っていたのだが電気を消すと何かがいるように見えた。
何度も電気をつけたり消したりしているとそれは近づいてくる。
恐怖におびえた様子でエスターはポールに相談するがまともに取り合ってもらえなかったため急いで帰った。
その後ポールが帰ろうとすると通路の陰に何かがいるように見える。
そしてそれはポールに襲い掛かってきて、部屋まで逃げ込んで明かりをつけて対応しようとするがすべての明かりを消されて無残に殺されてしまう。
その夜、マーティンは壁に向かって一人で話をしているソフィーに声をかけるが、私たちの声が大きくて起こしてしまった?と言われる。
家には母親と自分しかいないはずなのにと思うマーティンが再びベッドに入ると暗闇の中に何かがいる気配を感じる。
結局マーティンは一睡もできなかった。
一方、レベッカ(テリーサ・パーマー)は彼氏のブレット(アレクサンダー・ディペルシア)と夜を楽しんでいたが彼を家に泊めることはせず、浮気を疑われるがレベッカはそれを否定した。
翌日、マーティンは朝から学校で寝ていたとして児童福祉局の人と話をしていた。
どうやら母親のソフィーはうつ病と診断されているようで、マーティンには監察がついていたのである。
福祉局の人は家に電話しても母親は電話に出ないといい、そこで次に電話したのが異父姉弟であるレベッカだったのである。
レベッカはブレットと一緒にマーティンを迎えに行って家まで送り届けたが、家には母親とダイアナがいるといわれ驚きを隠せない。
誰にも言っていなかったがダイアナはレベッカが家を出ていくきっかけになったものの名前だったからである。
レベッカはダイアナなんて存在しないとマーティンに言い聞かせ久しぶりに会ったソフィーと話し合うことに。
ソフィーは長い間うつ病の薬を飲むのをやめているようで、レベッカがそれを問いただしてもはぐらかされる。
このまま不安定な母親のもとにマーティンを置いておくことはできないと悟ったレベッカは数日の間自分の家でマーティンを預かることに。
母親は泣いてレベッカを止めようとするが、マーティン自身もそうなることがわかっておりしっかりと荷物を詰めていた。
この時殺された父親の部屋には例のダイアナがいたようだ。
レベッカの行動に彼氏のブレットは非難するが、マーティンの安全を第一に考えたレベッカは聞く耳を持たない。
その夜、マーティンとレベッカは別々の部屋で休んでいたのだが、外の明かりが点滅し何かを削り取るような音でレベッカは目を覚ます。
最初はマーティンが何かをしていると思ったレベッカだったがよく見ると暗闇に何かがいるのが分かった。
そしてそれは明かりが消えた時にレベッカの方を向き襲い掛かってきたのである。
ギリギリのところで明かりがついたためレベッカは急いで部屋の電気をつけてことなきを得る。
この時マーティンは風呂の浴槽に布団を持ってはいり懐中電灯を持って眠っていた。
翌日、レベッカの家に児童福祉局の人間がやってきて母親から電話があったためマーティンを保護しに来たといわれる。
レベッカはあの家は危険だから自分が保護していると主張するが、レベッカは人を養えるようなまともな生活はしておらず保護者になりたいなら生活を改める必要があるといわれる。
結局マーティンは連れ戻されることになってしまうのだが、レベッカが昨夜暗がりに何かがいたところを見ると床にDIANAと彫ってあるのを目の当たりにする。
これによりかつて父親と母親と暮らしていた際に絵を描いていたレベッカがダイアナに遭遇していたことを思い出し、ダイアナは実在すると確信する。
その後レベッカはブレットを呼び出し実家に帰ると母親がいない隙を狙って家を探し始めた。
すると死んだ父親の部屋にソフィーの子供のころに通っていた精神病院の資料が見つかり、そこにはソフィーと一緒に写真に写るダイアナの姿もあった。
資料を見ながら医者によって録音されたテープを聞いて行くと、ダイアナは珍しい皮膚疾患を患っており光に過敏に反応する体質だったという。
更に凶暴性もあり、特殊な能力も備わっていたダイアナは地下室に閉じ込められていた。
だがある時光をあてる実験の際に事故が起きダイアナの体は消滅してしまったとのことだった。
レベッカが更に他の部屋を調べていくと何かの気配を感じ、突然電気が消えてしまう。
するとこれ以上ソフィーに関わるという声が聞こえ天井にいたダイアナに攻撃されてしまったのである。
この時はブレットが助けに来たことで事なきを得るが、家にいるのはダイアナであることを確信したレベッカは資料を持って帰ったのである。
一方、家に連れ戻されたマーティンは久しぶりに母親とまともに会話するが3人で楽しく過ごそうといわれ恐怖心が宿る。
その夜は2人で楽しく映画を見ていたのだが、突然母親が映画を止めてマーティンにまだ話してないことがあるといい電気を切ってしまう。
ソフィーは自分にはダイアナという友達がいてマーティンにも認めてほしいといいだし、ダイアナが背後から迫ってくる。
ダイアナはマーティンの髪をなでたがここでマーティンは家を飛び出して逃げ出してしまう。
そのころ、家で父親が集めた資料を見るとダイアナには他人の頭の中に入って操る能力があることが分かる。
するとここで扉をたたく音が聞こえ開けてみるとそこにはマーティンの姿が。
レベッカはフレッドに食べ物を買ってくるように頼み、自分たちしか知らないことを話し始める。
2人はお互いダイアナに遭遇していることを確認し、レベッカは父親が残した資料をマーティンにみせてダイアナは幼いころに病院でであったソフィーの頭を操り自分たちは友達だと錯覚させたと話す。
そしてダイアナをこの世につなぎとめているのはソフィーであるはずだといい、薬を飲んで病を治せばダイアナはいなくなるはずだと推測する。
するとここで戸をたたく音が聞こえブレッドが帰ってきたのだと思ったレベッカは何の警戒もなしにドアを開けてしまうがそこには誰もない。
ダイアナが来たのだと確信する2人は家の中から物音が聞こえる方へ行ってみるとダイアナが襲い掛かってくる。
ダイアナはレベッカを狙うがマーティンが懐中電灯で照らしてくれたためなんとかことなきを得る。
ダイアナを消滅させなければ自分たちの身が危ないと悟ったレベッカはマーティンとブレット共にソフィーのいる自宅へと向かった。
ソフィーはすでに自分の部屋で休んでおり、マーティンによると朝まで部屋からは出てこないということだった。
レベッカはありったけの電灯やろうそくを用意してダイアナに備え、その日は止まって行くことに。
ダイアナと遭遇していないブレットも一緒にとまってくれることになり、これまでどこか彼とは距離を置いていたレベッカはブレットに心を許すようになる。
レベッカは怖がるマーティンと一緒に寝ることにし、ブレットはリビングで一人寝ることに。
レベッカがソフィーにとまって行くことにしたと報告するとソフィーは自分の部屋から頭をのぞかせ喜んでいるようだった。
だがソフィーの体は震えており、レベッカにもう一度一からやり直したいといい彼女に何かを渡しハグをするとダイアナに引っ張られるように部屋に戻っていった。
ソフィーから渡されたメモには「助けて」と悲痛な叫びが書いてあった。
夜中、皆が寝静まったころ突然家じゅうの明かりが消えてしまう。
いち早く異変に気がついたレベッカは懐中電灯をもってブレットのいるはずのリビングに降りて行ったが彼の姿がない。
ブレットも電気が消えたことに気が付き外灯の様子を見に行って電源から切れていることを確認していたのである。
レベッカは一人で地下室のブレーカーを直しに行くが電気は付かない。
するとここでマーティンが目を覚ましレベッカがいないことに気が付く。
マーティンはろうそくを持ってレベッカを探すが案の定ダイアナに狙われてしまう。
ダイアナに襲われたマーティンは必死に抵抗し明かりをダイアナの方に向けて難を逃れる。
またソフィーも目覚めており子供たちを襲うダイアナに子供には手を出さない約束だろうと詰め寄るがダイアナに攻撃されて気を失ってしまう。
マーティンは地下室のレベッカのところへ行くがそれはダイアナの罠であり2人は地下室に閉じ込められてしまう。
ダイアナの次の標的はブレットであり、戻ってきたブレットが閉じ込められたレベッカ達を助けようとするがダイアナに襲われてしまう。
必死に抵抗するブレットは懐中電灯を破壊されると携帯電話の明かりで対抗するがそれも破壊されてしまう。
ブレットは外に逃げ出すが影にはいったところで再びダイアナに襲われ絶体絶命のピンチに陥るが、車のライトを起動させ難を逃れるとそのまま車で逃げてしまう。
レベッカは必ずブレットは戻ってくると信じ、地下室で役立つものを探し始めた。
炉に火をくんでおもちゃの中からブラックライトを見つけたレベッカはそれを持って地下室の探索を始めた。
奥に行くと手形のようなものが付いており、更にその横にはダイアナが書いたと思われる文字が浮かび上がっていた。
レベッカが更に奥を調べていくとそこには壊れたマネキンが置いてあったのだが、最後のはマネキンではなくダイアナだった。
ダイアナはレベッカに襲い掛かるがブラックライトでは姿が消えず見えることが分かる。
手をつかまれたレベッカは懐中電灯のライトを当てて攻撃しなんとかマーティンのところまで戻ることができた。
一方、逃げたブレットは警察を連れて戻って来てくれた。
2人の警察は家に入るとレベッカ達の声を聞いて地下室から出してくれたが、ダイアナを発見し無残にも殺されてしまう。
2人の警官を殺したダイナアは更にレベッカに襲い掛かるがそこへ目覚めたソフィーが警察の落した銃を持ってやってくる。
だが銃ではダイアナを殺すことなどできず、勝ち誇るダイアナだったがソフィーはダイアナとこの世をつないでいるのが自分だとわかっており自分に銃を向け自殺したのである。
これによりダイアナをつなぎとめるものが消滅し後には母親の遺体だけが残った。
母親が目の前で死んだことに悲しむレベッカは戻って来てくれたブレットに感謝しこれからマーティンは自分が面倒を見ていくことを決意するのだった。
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ダイアナめっちゃ強くて笑えましたねw
結局レベッカの父親もポールと同じようにダイアナに殺されていたってことで良いんですよね?
娘にも全く連絡がないのは珍しいってなっていましたし。
個人的には地下室の手形があったところに埋めてあるのではと思ったんですけど真相はわかりませんね。
最後の方でブラックライトを使ってレベッカの顔が見えるようになりましたけどアメリカホラーにありがちな化け物のような顔でしたね。
正直設定がいまいちだった感は否めませんが姉弟愛が感じられるいい作品だったと思います。
2018年には続編の制作も決定しているようなので楽しみですね。
そういえば彼氏役がけっこういいやつで頭もさえているキャラだったのが個人的にはかなり良かったです。
以上がライト/オフの感想とレビューでした。